立山日和。

立山連峰の山々を眺め富山県内を徘徊する日々を綴ったフォト日記。2014.11.3.までは友人の中国旅を毎日掲載した。

白いヤマボウシ(山法師)の花と白いシャクヤク(芍薬)の花・・・上市町

2015年05月22日 | Zenblog
 上市町の富山県薬用植物指導センターでシャクヤクの花が満開になっているというので出かけました。その途中で白い花を咲かせているヤマボウシの木に出会いました。

(1)ヤマボウシの木

 葉が茂っている上のほうが白く見えます。ヤマボウシの木に違いありません。

(2)ヤマボウシの枝に白い花

 枝の葉の上に白い花が一面に咲いています。みごとな花盛りです。

(3)白いのは苞(ほう)

 大形白色の総包片(苞)が4枚あり、花弁のように見えています。これは花を保護するるために花を包んでいるもので、そのなかに黄色い花があります。

(4)富山県薬用植物指導センターのシャクヤク園

 シャクヤクは本来薬用植物です。立山連峰を背後にするここでは、薬用と切り花用(観賞用)のシャクヤク230種余りを大規模に栽培しています。いま、花盛りの時期を迎えています。

(5)薬用のシャクヤク、白い「梵天」

 薬用の「梵天」という種類は、その他の切り花用とは別に奥に広い面積をとって栽培しています。

(6)シャクヤク梵天の栽培と利用

 4年かけて栽培、4年目の秋に収穫して根を乾燥し、漢方の重要生薬の一つとして多く利用されます。婦人薬や筋肉のケイレンによる痛み、腹痛、下痢などに用います。鑑賞にもたえる美しさですね。

 明日は薬用植物センターの主に観賞用のシャクヤクの花を見たいと思います。(明日に続きます)

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コメント (4)
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