立山日和。

立山連峰の山々を眺め富山県内を徘徊する日々を綴ったフォト日記。2014.11.3.までは友人の中国旅を毎日掲載した。

気高くフヨウ(芙蓉)

2008年09月26日 | Zenblog
 コスモスとはまた対照的な花です。大きく華やかに開いて、一日で終わる花。まさに気品のかたまりといっても良いし、見ようによっては高慢なしかしあっという間に命を終える、貴婦人のような花ともいえます。ちょっと手の届かないような雰囲気がありますね。

 昨夜からかなりの雨、今日は一日雨が降りそうです。病後の体には、あまりよくありません。

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どこにもコスモス

2008年09月26日 | Zenblog
 どこにもここにもコスモスの花が咲き乱れています。おしげもなく、ばらまいたように咲き乱れています。いかにも大衆的な花ですが、秋のそこはかとない淋しさがどこかにあり、秋のもつ独特の透明感のようなものもあります。どこにもありながら、秋の気品のようなものを備えていて、不思議な魅力がありますね。嫌いじゃありません。

 テレビでは、来週にでも立山に初冠雪がありそう、と報じています。

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蘇州の雰囲気・・・JingShangの中国だより

2008年09月26日 | JingShang君からの上海レポート
 上海から鉄道で、新幹線型の動力車に乗って35分で蘇州駅到着。蘇州駅は、北側の城壁(全部残っている訳ではありませんが)の外の濠の北側にあります。蘇州駅から濠を渡りきり城壁跡に作られた道路を歩いていると何気ない小運河を見かけました。特段特徴は無いのですが、なんとなく蘇州らしい雰囲気です。

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海と立山と

2008年09月25日 | Zenblog
 家内が「初冠雪かも知れない」というので、車で常願寺川河口の海べりまで出ました。まちがいでした。空気が乾いていて山の頂上部の土の色まで見えたのです。濃紺の海と剱岳や立山連峰の山々がすっきりと見えます。夏では望めないことです。
 深さ1000㍍の海から高さ3000㍍の山まですっきりと見える、この季節そしてこの土地には捨てがたいものがあります。

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秋の海の深い色

2008年09月25日 | Zenblog
 久しぶりに海を見ました。常願寺川河口、富山湾の海の色はすっかり秋の色になっていました。色が黒っぽいぐらいの深い色になり、ずっと遠くまで見通せます。ずっと遠く魚津から黒部方面までの海岸線が、しっかりと見えました。もう夏の海ではありません。
 人影も海辺から遠ざかっているようです。「今はもう秋♪、だれもいない海♪」という歌のフレーズは、いかにもと思わせられます。

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蘇州虎丘・・・JingShangの中国だより

2008年09月25日 | JingShang君からの上海レポート
 蘇州虎丘です。虎丘は蘇州城外西北方向にあります。
 蘇州は春秋戦国時代の呉の国があったところですが、呉王夫差(ふさ)が父、闔閭(こうりょ)をこの地に葬ったところ、白い虎が現れ墓を護ったことから虎丘の地名がついたというのが、一つの説だそうです。その後仏教寺になったりしたそうですが、今は塔が残っていますが、寺の面影は塔以外は全くありません。虎丘の中央、一番高い所に仏塔が残っており、斜めに傾いています。虎丘は海抜34.3メートルですが、蘇州で一番高い土地にあり、塔は蘇州のランドマーク的存在です。

 ここは、海抜34.3メートルの高さの丘です。上海の揚子江河口から100キロ近くはあると思いますが、如何に平坦な土地が続いているかということです。因みに江蘇省の南京は揚子江河口から300キロと言われますが、ここまで行って、平地がようやく海抜30メートル程度だそうです。如何に広大な沖積平野かということです。

 今朝の上海はアパートから見る北東、北、北西の方角に限っては快晴です。朝晩は大分涼しくなりましたが、日中はエアコンは切れません。

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籾殻を焼く煙

2008年09月24日 | Zenblog
 籾摺りをしたあとの籾殻が田んぼに運ばれて、そこで焼かれています。長い時間をかけて燻らせているのです。ときには煙突様のものをつけている場合もあります。そこからたなびく煙は、いかにも秋の収穫が終わったという雰囲気をかもし出します。やっぱり、これもなつかしさにつながる風景ですね。当然匂いも伴っています。
 こういう風景の中で、この年令になって過ごせることは幸せだと感じています。

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ススキの群落

2008年09月24日 | Zenblog
 立山から日が昇り、ようやくススキの群落も明るくなり、水に影を映しています。まだ緑々していますが、やがてこのススキの群落も白く輝くようになるのでしょう。日が進みます。それが私の年令を進めることにもなっているのです。
 もう、そういう段階に入りつつあるような気がしてなりません。世に言う「カウントダウン」です。ススキの群落が白く輝き、やがて立山に雪が来て、そして平地にも、・・・そのようにカウントダウンが進むことを意識するようになっていますね。

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蘇州寒山寺・・・JingShangの中国だより

2008年09月24日 | JingShang君からの上海レポート
 蘇州寒山寺(そしゅうかんざんじ)です。寒山寺は蘇州城外西側にあります。ここも私が案内する時の必見コースです。写真は、楓橋夜泊の碑です。縦長の写真になりました。

月落烏鳴霜満天      月落ち烏(からす)鳴き、霜(しも)天に満つ
江風漁火対愁眠      江風の漁火、愁岷(しゅうみん)に対す
姑蘇城外寒山寺      姑蘇城外寒山寺(こそじょうがいかんざんじ)
夜半鐘声到客船      夜半の鐘、客船に至るを声(き)く

 唐の詩人張継の作です。彼はこの詩一首で有名になりました。唐詩選に張継の作で収録されているのはこの一首だけだそうです。碑文の書は兪樾と書かれていますが、清道光帝時代の進士で、退官後蘇州に住んだとのこと。章大炎の老師だったそうです。

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剱岳が朝日に浮かび上がる

2008年09月23日 | Zenblog
 剱岳の早月の尾根や大窓・小窓の大きな凹凸も細かなひだも全く分かりません。朝日の中に輪郭だけがくっきりと浮かび上がります。細部が分からないだけに、かえって2999㍍の剱岳とそれの周囲を取り囲む一群の山々を含めた山容の大きさを感じさせられます。こんな大きなシルエットはなかなか見られるものではないなあ!色づいた雲との対比も絶品です。秋分の日にふさわしい剱岳です。

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お彼岸、立山に日が昇る

2008年09月23日 | Zenblog
 彼岸の中日(秋分の日)です。少し早めに散歩に出ました。立山にちょうど日が昇るところです。立山から閃光が走り、雲は色づき世界が明るくなります。いかにも彼岸の中日の夜明けにふさわしく、季節を動かす力というか、自然の大きさを感じさせるうなりのようなものを聞いた気がしました。

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蘇州拙政園(盆栽)・・・JingShangの中国だより

2008年09月23日 | JingShang君からの上海レポート
 蘇州拙政園の西園の一番西側は庭園というより盆栽の展示場があります。初めてこの展示場を見た時には本当に喫驚しました。私は盆栽は門外漢ですが、これだけの大きな盆栽は相当な価値がすると思います。これが割合無造作に並べています。しかも、売り物ではありません。昔からの蓄積なのでしょうね。

 上海は大分涼しくなりましたが、まだ夏服の人が多いです。私も、ノーネクタイ、半袖で会社に出ております。

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アメンボのように

2008年09月22日 | Zenblog
 昨日の雨で、立山からもかなりの水が流れ出ているだろうと近くの白岩川まで見に行きましたが、大したことはありませんでした。山の雨は大したことはなかったようです。
 M高校のカヌー部の女子生徒が、カヌーの練習をしていました。動きを見ているとまるでアメンボでした。橋の上からのぞいていると、そのあたりで転回の練習をしたりいろいろと動き回って、まるでアメンボが水の上で一人戯れているように見えました。しばらく眺めていたい光景でした。

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蘇州拙政園の続き・・・JingShangの中国だより

2008年09月22日 | JingShang君からの上海レポート
 日本人客を案内する場合、ガイドを雇うと、一々故事由来を話してくれるのですが、私はそれを通訳できないので、ガイドを雇ったことはなく、従い、何も知りません。綺麗な庭を観賞下さい。中国の庭は、それぞれ局所、局所で一つの世界を表現しており、全体で何かを表現することはないというか、一覧して全体を把握できる仕組みにはなっていないようなので、写真一枚で全体をみることは出来ません。

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彼岸花

2008年09月21日 | Zenblog
 滋賀の私の生地では、この花を「死人花(シビトバナ)」と呼んで忌み嫌っていました。もっともな理由もあったわけです。葉がなく花だけで咲き、墓地にはなぜか多く咲いていて、毒もあるということです。
 今住むところではそういうこともあまりなさそうです。あちこち畑の横や土手に炎のように咲き誇っています。曼珠沙華、天上に咲く花と言い、見る者の心を柔軟にするともいいます。かつては晒して救荒食物ともしたようです。

 死人花にて ひとつだに うつむかず  金谷信夫
 曼珠沙華 咲く野に出でよ 観世音   橋本鶏二
 ここ安房の 海へ火走れ 曼珠沙華   佐川広治
 火をつけて 廻る阿蘇野の 曼珠沙華  伊藤通明

 火のイメージがありますが、ただの火ではなく、なにかあの世で燃えている情念の火のような感じですね。今では不吉などとは思いませんが、不思議な気持ちにさせる花ではあります。散歩道のあちこちに、火のように咲き始めています。

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