蘇州虎丘です。虎丘は蘇州城外西北方向にあります。
蘇州は春秋戦国時代の呉の国があったところですが、呉王夫差(ふさ)が父、闔閭(こうりょ)をこの地に葬ったところ、白い虎が現れ墓を護ったことから虎丘の地名がついたというのが、一つの説だそうです。その後仏教寺になったりしたそうですが、今は塔が残っていますが、寺の面影は塔以外は全くありません。虎丘の中央、一番高い所に仏塔が残っており、斜めに傾いています。虎丘は海抜34.3メートルですが、蘇州で一番高い土地にあり、塔は蘇州のランドマーク的存在です。
ここは、海抜34.3メートルの高さの丘です。上海の揚子江河口から100キロ近くはあると思いますが、如何に平坦な土地が続いているかということです。因みに江蘇省の南京は揚子江河口から300キロと言われますが、ここまで行って、平地がようやく海抜30メートル程度だそうです。如何に広大な沖積平野かということです。
今朝の上海はアパートから見る北東、北、北西の方角に限っては快晴です。朝晩は大分涼しくなりましたが、日中はエアコンは切れません。
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蘇州は春秋戦国時代の呉の国があったところですが、呉王夫差(ふさ)が父、闔閭(こうりょ)をこの地に葬ったところ、白い虎が現れ墓を護ったことから虎丘の地名がついたというのが、一つの説だそうです。その後仏教寺になったりしたそうですが、今は塔が残っていますが、寺の面影は塔以外は全くありません。虎丘の中央、一番高い所に仏塔が残っており、斜めに傾いています。虎丘は海抜34.3メートルですが、蘇州で一番高い土地にあり、塔は蘇州のランドマーク的存在です。
ここは、海抜34.3メートルの高さの丘です。上海の揚子江河口から100キロ近くはあると思いますが、如何に平坦な土地が続いているかということです。因みに江蘇省の南京は揚子江河口から300キロと言われますが、ここまで行って、平地がようやく海抜30メートル程度だそうです。如何に広大な沖積平野かということです。
今朝の上海はアパートから見る北東、北、北西の方角に限っては快晴です。朝晩は大分涼しくなりましたが、日中はエアコンは切れません。
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蘇州寒山寺(そしゅうかんざんじ)です。寒山寺は蘇州城外西側にあります。ここも私が案内する時の必見コースです。写真は、楓橋夜泊の碑です。縦長の写真になりました。
月落烏鳴霜満天 月落ち烏(からす)鳴き、霜(しも)天に満つ
江風漁火対愁眠 江風の漁火、愁岷(しゅうみん)に対す
姑蘇城外寒山寺 姑蘇城外寒山寺(こそじょうがいかんざんじ)
夜半鐘声到客船 夜半の鐘、客船に至るを声(き)く
唐の詩人張継の作です。彼はこの詩一首で有名になりました。唐詩選に張継の作で収録されているのはこの一首だけだそうです。碑文の書は兪樾と書かれていますが、清道光帝時代の進士で、退官後蘇州に住んだとのこと。章大炎の老師だったそうです。
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月落烏鳴霜満天 月落ち烏(からす)鳴き、霜(しも)天に満つ
江風漁火対愁眠 江風の漁火、愁岷(しゅうみん)に対す
姑蘇城外寒山寺 姑蘇城外寒山寺(こそじょうがいかんざんじ)
夜半鐘声到客船 夜半の鐘、客船に至るを声(き)く
唐の詩人張継の作です。彼はこの詩一首で有名になりました。唐詩選に張継の作で収録されているのはこの一首だけだそうです。碑文の書は兪樾と書かれていますが、清道光帝時代の進士で、退官後蘇州に住んだとのこと。章大炎の老師だったそうです。
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滋賀の私の生地では、この花を「死人花(シビトバナ)」と呼んで忌み嫌っていました。もっともな理由もあったわけです。葉がなく花だけで咲き、墓地にはなぜか多く咲いていて、毒もあるということです。
今住むところではそういうこともあまりなさそうです。あちこち畑の横や土手に炎のように咲き誇っています。曼珠沙華、天上に咲く花と言い、見る者の心を柔軟にするともいいます。かつては晒して救荒食物ともしたようです。
死人花にて ひとつだに うつむかず 金谷信夫
曼珠沙華 咲く野に出でよ 観世音 橋本鶏二
ここ安房の 海へ火走れ 曼珠沙華 佐川広治
火をつけて 廻る阿蘇野の 曼珠沙華 伊藤通明
火のイメージがありますが、ただの火ではなく、なにかあの世で燃えている情念の火のような感じですね。今では不吉などとは思いませんが、不思議な気持ちにさせる花ではあります。散歩道のあちこちに、火のように咲き始めています。
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今住むところではそういうこともあまりなさそうです。あちこち畑の横や土手に炎のように咲き誇っています。曼珠沙華、天上に咲く花と言い、見る者の心を柔軟にするともいいます。かつては晒して救荒食物ともしたようです。
死人花にて ひとつだに うつむかず 金谷信夫
曼珠沙華 咲く野に出でよ 観世音 橋本鶏二
ここ安房の 海へ火走れ 曼珠沙華 佐川広治
火をつけて 廻る阿蘇野の 曼珠沙華 伊藤通明
火のイメージがありますが、ただの火ではなく、なにかあの世で燃えている情念の火のような感じですね。今では不吉などとは思いませんが、不思議な気持ちにさせる花ではあります。散歩道のあちこちに、火のように咲き始めています。
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