不埒な天国 ~Il paradiso irragionevole

道理だけでは進めない世界で、じたばたした生き様を晒すのも一興

Flamenco

2004-07-02 14:08:08 | 日記・エッセイ・コラム
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フィレンツェでフラメンコを楽しむ友人。
彼女に誘われて
彼女の通うフラメンコ・クラブの発表会(?)に行ってきました。
毎年この時期にフィレンツェ市内のどこかの会場を借りて
華やかなステージを繰り広げている彼女たち。
年々上手になっていくのが見えるのも楽しみ。

今年は街外れのVilla Vogelという広い公園の一部に
屋外特設会場を設置してのフラメンコ。
当日の日中は恐ろしく気温が上がり、
暑さの記録更新したフィレンツェですが
スペッターコロは21:30開始で
結構涼しく楽しむことができました。

師匠はスペイン人で、
彼女が出てくると
周りの空気の温度が変わるかというくらい。
体つきも姿勢も、視線も、全てがやはり格上。
自信に満ちて力いっぱい、
そして情熱いっぱいに踊る姿は
ちょっと憧れてしまう。

お弟子さんたちは結構な数で
30人くらいはいるかと思われ
そのなかには初心者もいるし、
なかなかタイミングの合わない方もいらっしゃり
まぁ、アマチュアぶりも発揮されているのですが
長く続けている人はやっぱり一目見て
手の動き、目線の送り方なんかで
すぐにうまいのがわかるのですね。
因みに誘ってくれた私の友人は日本人の女の子ですが
イタリア人の情熱にも
彼らのボリュームたっぷりの体つきにも負けず
すばらしく熱のこもった踊りを披露してくれてました。
天性の勘っていうのはあるのでしょうねぇ。

全部で12曲目ぐらい(不確か)を披露して
終了は23:30。
入場料10ユーロ(750円くらい)でたっぷり楽しませてもらいました。
来年も彼女たちの成長を確認しにまた行っちゃおう。

見ていると自分もやりたくなるけれど
空手の演舞型さえ記憶することができなかった私には
到底あのステップを記憶する能力はなさそうです。

生演奏で演奏していたスパニッシュギターにも惚れ惚れ。
ギターが弾きたぁいとまた変な情熱に駆られている私。