不埒な天国 ~Il paradiso irragionevole

道理だけでは進めない世界で、じたばたした生き様を晒すのも一興

Innocenza di una Bambina

2005-08-01 01:25:34 | 日記・エッセイ・コラム
隣のお嬢ちゃん。Giulia。
夏休みも40日以上経って飽きてきたらしい。

おじいちゃんたちと海で過ごして帰ってきた彼女は
綺麗に小麦色に焼けて、
体も締まって大人っぽくなっていた。
(といっても6歳だけど・・・)

そして、なにより、パワーアップしていた。

やんちゃでおませな彼女は
私のことをかなりの暇人だと思っている節があり
彼女が暇なときは私も暇なのだと信じて疑わない。
家が隣なだけに
簡単に遊びに来られるので
実際彼女は「手ごろな遊び相手」と重宝しているらしい。
そして彼女の母親もずいぶん重宝していると思われ。

ピンコーン。
彼女のお出ましだ。

私もそんなに暇じゃないので
最近は家にいないことも多かった。
そんな私を捕まえて開口一番彼女はこう言った。
「毎日遊びに来ているのに、ずっといないから、もう。」

そう、毎日ピンコーンしに来ていたらしい…。
ようやく捕まったわと言って、
すたすたと我が家に入ってきた。
かなわない。
子供好きだし、Giuliaはすごく頭のいい子だから
相手をしていても私も楽しいけれど、
迷惑を被るやつらが二匹。

ビリーの自動えさやり機をガチャガチャといじって
ドライフードを山盛り出してくれる。
ビリーのおやつ(ほねっこ)を取り上げて
私にもわからない場所に隠してくれる。
チッチーノを抱き上げてぶんぶん振り回す。
長いひも付きのチッチーノのおもちゃを
天井からぶら下がっているつるし雛にからませて大騒ぎする。

二匹は耐えに耐えている。
これはいつものことだし…。
しかし、今回は新たな犠牲者が!
ヴォカちゃん。

にょきにょき成長を続けるヴォカちゃん
6歳の彼女にとっては「変なもの」に映ったらしい。
いきなりにょきにょき伸びる茎の部分をつかんで
「ねぇ、これなぁに?おもちゃ?」
悲鳴を上げる私に
彼女も驚いたようですぐに水に戻したので
被害はなかったと思うのだけど・・・。
それも生き物であるということを説明して
今後、お手柔らかに扱うよう懇願。

すっかり一時間近くも
我が家で思う存分遊んでいった彼女。
なかなかお母さん迎えに来ないし…。(苦笑)
ジュリア台風の後は、常にくたくたの我が家。

お疲れ顔のビリー。
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夏ばての上にジュリアの攻撃でへとへとです。

次の台風に備えましょう…。



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