TOTOからはじまったイモづる式音楽日記

旧タイトル:TOTOからはじまるLA FUSION CONNECTION~ネタはフュージョンやらAORやら。

AFROSICK / 宮沢和史

2005-08-29 23:45:07 | AORとか
THE WINGS OF TIME / 沼澤尚の3曲目、「TALISMA」を生み出したブラジルプロジェクトの発端は多分これでしょう、宮沢和史の「AFROSICK」。1998年リリース、宮沢のソロプロジェクトで、ブラジルのミュージシャンとのコラボレイトにより制作されたアルバムです。

で、この「AFROSICK」ライブの日本公演に沼澤尚は参加しているんですね。そのメンバーは...

TAKASHI NUMAZAWA(ds)RAY OHARA(b)KENJI OMURA(g)MASAKI TSURUGI/FERNANDO MOURA(keys)MARCOS SUZANO(perc)YUKO OTAKI/KUMI SAITO/PEDRO LUIS/PAULINHO MOSKA(vo)

この「AFROSICK」には公式HPもありますので、このアルバム、そして参加しているブラジルのミュージシャンのプロフィールとか掲載されてるんで、詳細を知りたい方は一度覗いて見てください。
また、ブラジル、そして日本でのライブと「AFROSICK」の制作過程を追ったドキュメンタリーが収録されたビデオも発売されています。SUZANOの超テクPANDEIROとTAKAの共演、そして在りし日の大村憲司氏(このツアーの後に急逝されました...詳細は後ほど)の姿も拝めますのでCDよりもむしろこっちの方がおススメですね...って宮沢和史のことは無視かいな。

もともとLENINE & SUZANOの東京公演で彼らブラジル勢と沼澤氏は知り合ったということですが、この「AFROSICK」ライブでの共演、意気投合がこのブラジルプロジェクトの発端になっているようです。どうせなら宮沢和史もこのアルバムに参加すりゃよかったのにね、残念です。(スケジュールの都合で参加できなかったという話もありますが)

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THE WINGS OF TIME / TALISMA

2005-08-29 01:32:44 | AORとか
THE WINGS OF TIME / 沼澤尚

3.TALISMA(LENINE)FEATURING LENINE & SUZANO

3曲目は沼澤尚ブラジルプロジェクトによる曲です。
なんかブラジル音楽というと、サンバだボサノバだのといったいわゆるラテン音楽的なイメージしかないんですけど、ここで出てくるのはロックミュージシャンばかり。そりゃそうですわ、ブラジル人だからといってみんなサンバやってるわけじゃない。日本人だってみんながみんな演歌やってるわけじゃないのと一緒です。ブラジルにだってAZYMUTHとかね、ジャズフュージョンバンドだってあるんですからブラジルのロックだってあるのは当たり前です。そんな当たり前ながらも気がついていないことを、改めて教えてくれる沼澤尚はやっぱり偉大です。
で、この曲はブラジルのスターLENINEとトップパーカッショニストのMARCOS SUZANOをフィーチャーしてます。もちろんいわゆるラテンミュージックではなく、アコースティックとエレクトリックが不思議な融合をしたロックミュージックとでも言うんでしょうか、アコギをベースにLENINEのボーカルとSUZANOのとにかく忙しいパーカッションに、やたら安っぽい感じのシンセが味を付けてます。またボーカルも普通に歌ってるだけでなく、アフリカの現地音楽のようなパーカッシブな掛け声?も多用されていて、無国籍感が一杯なサウンドになってます。
LENINEはともかくとして、MARCOS SUZANOと沼澤尚は関係も深く、その後もお互いの国を行ったりきたりして共演を重ねてますね。国内でもブルーノートやGROOVE DYNASTYを始めとした公演を数多くこなしています。

LENINE(g.vo)MARCOS SUZANO(perc)FERNANDO MOURA(keys)RAY OHARA(b)
TAKASHI NUMAZAWA(ds)

ちなみにこの曲、LENINEのアルバムにも収録されているようです...。というのが、CDショップの店頭でこの曲の別バージョンが流れているのを聴いただけですんで、確実な情報ではないんですけどね。当時はLENINEの「NA PRESSAO」がリリースされた時期なんで、恐らくこのアルバムに収録されているんだろうと思うんですが、曲名リストには同じタイトルの曲がないので、定かではありません。

ところで、沼澤尚とMARCOS SUZANOのCONNECTIONのきっかけというのがどうもよくわからない。ただTHE BOOMのボーカリスト、宮沢和史のソロプロジェクト「AFROSICK」あたりがポイントじゃないかと思ってます。


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THE WINGS OF TIME / LAKSHMI~REX MUNDI

2005-08-28 00:54:11 | AORとか
沼澤尚のソロアルバム「THE WINGS OF TIME」のご紹介、最初の2曲です。

1.LAKSHMI(CAT GRAY)FEATURING JANE CHILD
オープニングはJANE CHILDの多重コーラスとシンセによる幻想的な小品。「LAKSHMI」というタイトルからしてエギゾチックで不思議なコーラスの世界にTAKAのドラムソロがダイジェスト的にところどころで入ってきます。無国籍なこのアルバムを表すにふさわしいオープニングですね。

JANE CHILD(vo)TAKASHI NUMAZAWA(ds)

2.REX MUNDI(CAT GRAY)FEATURING AL MCKAY、VERDINE WHITE、SHEILA E.、EDDIE M.
「LAKSHMI」の曲のエンディングにシタール系のシンセが重なり、重厚なギターのカッティングが始まると2曲目「REX MUNDI」のオープニング。CAT GRAYの曲だけに13CATSっぽさありありのアジアンな香り漂うファンキーなインストです。
シンセのアレンジはモロCAT GRAYの世界ですが、この曲はFEATURING L.A.ALLSTARS。AL MCKAYの相変わらずのギターカッティングとVERDINE WHITEのファンキーベース、そしてEDDIE M.とSTEVE BAXTERのホーンセクションアレンジが聴き所でしょう。シンセによるメロがなんともCATらしいへなへなして線の細い音だけに、ホーンセクションのEW&Fばりのファンキーさが曲全体をしっかりとサポートしていてカッコいいです。
勿体無いのがSHEILA E.。せっかくのビッグネームの参加にもかかわらず、これといった目立つプレイもなく、一パーカッショニストとしての存在でしかありません。

AL MCKAY(g)VERDINE WHITE(b)SHEILA E.(perc)CAT GRAY(keys)EDDIE M.(sax)
STEVE BAXTER(tb)TAKASHI NUMAZAWA(ds)
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THE WINGS OF TIME / 沼澤尚

2005-08-26 00:24:11 | AORとか
またまた13CATSワークスの続きは...「THE WINGS OF TIME」沼澤尚のソロアルバムです。

1999年、沼澤氏の敬愛するJEFF PORCAROの享年38歳と同じ年齢のうちに出したいと言っていましたが、沼澤氏が39歳になる10日前、なんとか間に合わせるようにリリースされましたのがこのアルバムです。
もちろんタイトルの「THE WINGS OF TIME」、JEFF PORCAROの墓標に刻まれた言葉からとられたものであるのは言うまでもありません。
ライナーにはJEFFと肩を組んでニヤける沼澤氏の写真が...若い若い。

JEFFの父親であるJOE PORCAROに師事した沼澤氏、JEFFの話題には欠かせない人物であります。よくよく聞いてみるとそれほど親交が厚かったという訳でもないんですけどね...DRUM MAGAZINEのJEFFネタには必ずと言っていいほど出てきます。
もちろん沼澤氏がJEFFを敬愛していたのは間違いない訳で、ドラミングのスタイルそのものは全然違いますけどね、JEFFのスピリッツを引き継ぐ日本人ドラマーであることに異議はございません。(時々日本のJEFF PORCAROという表現をされることもあるようですが...、それとこれとは全然違うと思うのは小生だけではないでしょう)

アルバムについてちょこっと説明しますと、当時活動拠点としていたバンド、そして親交のあった(過去形なのがちと悲すいですが)さまざまなジャンルの豪華ミュージシャンを集めたセッションを収録したものです。DAVID GARFIELDの「TRIBUTE TO JEFF」みたいな作り方と思えばいいのかも。ちなみにしつこいようですが、小生こういうジャンルごった煮アルバムが好きなもので、もちろん愛聴盤の一枚に数えられます。

というわけで、このアルバムのネタをしばらく書いていきたいと思います。
~なんてこのエントリーを書いてる間に小生もいつのまにやら39歳...。
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TOTO GREATEST HITS LIVE...AND MORE

2005-08-25 00:43:04 | TOTO&FUSION
前に買うかどうかわからんなどととぬかしていたTOTOの「GREATEST HITS LIVE...AND MORE」のDVD、結局こないだ中古CD屋で新品を2割引で売ってたんで思わず買ってしまいました。そもそもなんで買うかどうか迷っていたかというと、TOTOとして最も不安定な時期、JEAN-MICHEL BYRONがメインボーカリストだったTOTOのライブって...なんか見てはいけないような...という迷いだったんですね。ところがそんな迷いも値段で吹っ飛んでしまう始末。でもやっぱりJEFF PORCAROが映像で見られる唯一の公式ライブビデオですから、これは押さえておかないと、ということで自己完結したのであります。

ところが...悪い悪いとは聞いていましたが、聞きしに勝る映像の悪さ、暗さ、コントラストバランスの悪さに加え、音が...でっかくなったりちっちゃくなったりしてこれまた聞き苦しい。内容はともかく、DVDソフトとしては最悪の代物でそれこそBOOTLEG並みですね。JEFF PORCARO唯一のライブ映像がこんなのしか残っていないなんて...。あまりに悲しすぎます。
その昔NHKのヤングミュージックショーでTOTOアットぶどうかん!!をテレビでやってくれたのが懐かしく思い出されます。曲の合間にスネアをチューニングするJEFFの姿は今でも目に焼き付いています...。ホントあの頃にビデオがあれば。

とはいえまだちゃんと目を凝らしてじっくりと見たわけでもないので、レビューするのはまだ先ということで。せっかくのJEFFの映像なんだからやっぱりちゃんと見とかないとね、怒られますわ。
ところで、アルバム「TAMBU」プロモーション用の舞台裏インタビュー?が特典映像で収録されてましたが、実はこっちの方が興味深かったですね。メンバーのユニークな人柄が表れていてどこまでホントでどこからがJOKEなのかわからんような、なかなか面白いというかふざけた作りになっています。JEFFのお姿と、こんなお宝映像見れただけでも買って良かった...かな。
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SHOWER OF LOVE / 岩崎宏美 まとめ

2005-08-24 00:49:52 | AORとか
SHOWER OF LOVE / 岩崎宏美のまとめ。

10.BELIEVIN'(ORIGINAL VERSION)
再び吉田美奈子プロデューサーの登場、そして幕引きはしっとりとしたバラード。
岩崎宏美の歌唱力が際立ちます。いかにも、といった感じの典型的なエンディングナンバーです。

HIROMI IWASAKI/MINAKO YOSHIDA(vo)AKIRA OKAZAWA(b)YASUHARU NAKANISHI(keys)
SHIGEO FUCHINO(sax)

前作は13CATSというコンセプトにまとまったアルバムでしたが、それが岩崎宏美にとってどれだけプラスに作用したかは若干疑問が残ります。そこでこのアルバムでは沼澤尚をキーマンに据えてその人脈に結集したプレーヤー、プロデューサーが岩崎宏美の魅力を引き出すように努力したんでしょう。岩崎宏美らしさ、という点では明らかにこちらのアルバムの方に軍配が上がります。とはいえ、小生のようにこの曲は誰、あの曲は誰というような聴き方をするのならともかく、普通に聴いてる一般の宏美ファンにとっては良く言えばサウンドのバリエーションの多様さ、言い方を変えれば統一感の無さ・ごちゃまぜサウンドに面食らうかも知れません。岩崎宏美としての再デビューにあたっての試行錯誤が続いているような要素を持ったアルバムでした。

でも面白いですよね、こういういろんなプロデューサーそれぞれのサウンドを1枚のアルバムにパッケージしているのは。1枚で何度も美味しいみたいなお買い得感があって、小生とっても好きであります。
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SHOWER OF LOVE / 岩崎宏美 13CATS編

2005-08-23 00:59:45 | AORとか
さて「SHOWER OF LOVE」、13CATSの登場は満を持しての7曲目からです。

7.「笑顔をみせて」
TAKAの乾いた破裂音スネアにCATのモヨ~ンとしたシンセとペキペキのギターが絡めばやっぱりそこは13CATSワールド。でも曲は塩谷哲の曲です。塩谷と聞けばまたピアノをバックに歌うのかと思いきや、あくまでも作曲だけの参加。だからサウンドは13CATSそのもの、だけど曲調は上品なポップスでなかなか素敵な仕上がりです。そのあたりは塩谷さんもうまいですね、岩崎宏美のイメージにぴったりとハマってます。このアルバムの中で最も印象に残ります。
8.「最後の愛で」
続いてはJANE CHILDの曲に角松敏生が詞を付けてます。このアルバムならではの組み合わせでしょうね。更に軽くなったTAKAのドラムと、JANE CHILDと岩崎宏美自身のコーラスワークが印象的です。前作は13CATSバリバリでゴリゴリきてましたが、やはり反省点でもあったんでしょう、サウンドは13CATSなのは変わりませんが、岩崎宏美のイメージ、良さを前面に押し出すような作り方に変化しているように思います。
9.「たったひとつだけ」
CAT GRAYの曲に藤田千章が詞を付けたこの曲、軽快なリズムにキャッチーでドラマチックなサビ、そして岩崎宏美の声も若々しく、まるでアイドルみたいで思わずカワイイ!と萌えちゃいそうです。CATの日本語コーラスも押し付けがましくなく好感が持てますね。エンディングは英詞になり、岩崎宏美とJANE CHILD、そしてCAT GRAYのコーラスの掛け合いがまたカッコいいです。13CATSプロデュースのこの3曲、こなれてきたせいか岩崎宏美も肩の力を抜いてノビノビと歌っている雰囲気が覗えます。

この3曲は
HIROMI IWASAKI(vo)CAT GRAY(keys,g,vo)TAKASHI NUMAZAWA(ds)
KARL PERAZZO(perc)RAYMOND MCKINLEY(b)JANE CHILD(vo)
でした。
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SHOWER OF LOVE / 岩崎宏美 沼澤尚P編

2005-08-22 00:14:57 | AORとか
SHOWER OF LOVE / 岩崎宏美 続いては沼澤尚プロデューサーコーナーです。

5曲目「PAIN」6曲目「RAIN~告白」はなんと!沼澤尚氏がプロデュースしてます。そしてコーラスアレンジは佐藤竹善。2人のコラボレイトによる作品といえるでしょう。
本来ならここで沼澤尚氏の曲と言いたいところですが、曲を作ることができない沼澤氏、「PAIN」は広瀬香美、「RAIN」は南佳孝の曲を採り上げています。
「PAIN」、演歌ですね、これ。広瀬香美の曲って一種独特の雰囲気、なんというか前向きな元気さがあって、いかにも演歌調ながらも広瀬香美っぽさが感じられるのが不思議です。しかし、演歌のドラムを叩く沼澤尚ってのも妙だし、岡沢章のベースの音が結構ベキベキしていて(ピック弾きか?)ハードロック調なのもよくよく聴いてみると変です。でもなぜか大村憲司の泣きのギターはマッチしてたりして。岩崎宏美として聴く分には普通なんですけど、演ってるプレーヤーの面子からすれば異色な曲かもしれません。
そして、「RAIN~告白」。これまた演歌調フォークですか。そりゃ南佳孝の曲ですから当然と言えば当然なんですけどね。佐藤竹善のエコーバリバリの囁くようなコーラスがちょっと気色悪いのが笑えます。
なんか他の曲に比べて正統派岩崎宏美に近い雰囲気を持ったこの2曲、そこが沼澤尚氏のプロデュース手腕?なんでしょうか。(って何したんだろ?)ついでにこの2曲の共通WORDは「痛み」「傷」です。「PAIN」は青木せい子、「RAIN」は岩崎宏美作詞ということで、違う人物の歌詞であるにもかかわらず、コンセプトが同じ歌詞が続くのはアルバム構成上の作為なんでしょうかね。「別れの痛みも私のものだよ きっときれいな傷にするよ」...FROM「RAIN」、「昔の話をしてもいいかな~あの日のあやまちは 私を責める 今なら 話せるわ~心に 刻まれた 傷あとだから」...FROM「PAIN」特に後者なんて本人の作詞ということを考えればなんと意味深な。語りかける相手は...誰?

TAKASHI NUMAZAWA(ds)AKIRA OKAZAWA(b)KENJI OMURA/YOSHIYUKI ASANO(g)
HIROSHI SATO/YOSHIHIRO TOMONARI(keys)MICHIAKI TANAKA(perc)
CHIKUZEN SATO/HIROMI IWASAKI(vo)

さて、次はようやく13CATSの登場です。

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SHOWER OF LOVE / 岩崎宏美 角松敏生P編

2005-08-20 00:06:09 | AORとか
13CATSワークス?SHOWER OF LOVE / 岩崎宏美 その2です。

で、吉田美奈子Pによる2曲に続く2曲は角松敏生プロデューサーコーナーです。これまた沼澤尚がちょうどAGHARTAや角松氏のプロジェクト"VOCALAND"に参加していた頃に重なります。13CATSの「ANOTHER SHINING DAY」のリリースも角松敏生のおかげでした。
3.「(I LOOK)IN YOUR EYES」曲もそうですが、歌詞がまた角松ワールドです。そして節回しも角松氏お得意のこぶし?が入ってます。もちろん角松敏生本人のコーラスもしつこいくらいです。
4.「時の向こうがわ」これまたイントロからして13CATSとは違う、角松的シンセの嵐にTAKAの乾いたドラミングがファンキーに絡みます。ボーカル曲には珍しくTAKAのドラムソロまでフィーチャーされてます。しかしプロデューサーが変わると最初の2曲とは全く違うイメージになりますね。「FULL CIRCLE」はある意味13CATSのコンセプトアルバムですが、このようにごちゃまぜイメージのアルバムの作りもこれまた冒険だったんでしょう。

で、この2曲は
HIROMI IWASAKI(vo)TOSHIKI KADOMATSU(vo、g、keys、programming)TAKASHI NUMAZAWA(ds)SHOJI HARUNA(sax)HIROSHI YAMADA(computer manipulator)
でした。

さてこの続きはプロデューサー沼澤尚の登場です。
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SHOWER OF LOVE / 岩崎宏美 吉田美奈子P編

2005-08-19 00:24:00 | AORとか
13CATSワークス、続いては「SHOWER OF LOVE」、岩崎宏美の1997年の作品です。

「FULL CIRCLE」で13CATSになってしまった岩崎宏美さん、次作となるこのアルバムもメインは13CATSプロデュースなんですが、実質沼澤尚プロデュースの作品となってしまいました。
13CATSプロデュースが評判だったとは思えませんが、その路線をキープしつつ、というより沼澤尚人脈を活かしたプロデューサーを(13CATSもその1人に過ぎないという位置づけですね)複数迎えて制作されています。

まずは最初の2曲、プロデュースは吉田美奈子です。1990年代半ば、沼澤尚氏が吉田美奈子バンドのメンバーとして活躍していた時期に重なりますね。ちなみに吉田美奈子の96年リリースのアルバム「KEY」ではこの2人がコーラス参加ということで仲良く並んでクレジットされてます。TAKAが彼女を連れて吉田美奈子のレコーディングに遊びに行ったついでにちょっとコーラス参加したって感じでしょうか。(TAKAがコーラスでクレジットされるなんて、こりゃ珍しい)この頃はTAKAの参加するセッションライブなんかにも岩崎宏美もちょくちょく顔を出していたようで...そんなこったからスポーツ新聞に慶応大学出身のジャズドラマーと云々と書かれるわけで。
1.「愛がいっぱい」アップテンポなポップスで、吉田美奈子の曲というイメージとはちょっと異なる雰囲気です。岩崎宏美のイメージに合ってますね。
2.「そっと愛して」これも結構普通の歌謡曲っぽいです。コーラスアレンジに吉田美奈子っぽさを残してますけど、あんまり曲調を自分色にしない吉田美奈子のうまさを感じます。

この2曲は
HIROMI IWASAKI/MINAKO YOSHIDA(vo)AKIRA OKAZAWA(b)YASUHARU NAKANISHI/HARUO TOGASHI(keys)SHIGEO FUCHINO(sax)
がお送りしました。

続いてはスーパープロデューサー角松敏生の登場です。
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