TOTOからはじまったイモづる式音楽日記

旧タイトル:TOTOからはじまるLA FUSION CONNECTION~ネタはフュージョンやらAORやら。

MY RULE / DIMENSION

2007-05-31 00:13:25 | J-FUSION
改めて聴いてみると、やはり前作の延長上にありますね。正直、ジャケットデザインのポップさからして、もっとポップ&ファンキーなサウンドを期待したんですけど…。1曲目「NEVER」、2曲目「MESSAGE FROM YOU」や6曲目「MY RULE」あたりのノリと心地よさはDIMENSIONらしくっていいと思います。ただ、どうなんでしょう、以前のDIMENSIONにあったアグレッシヴさ、というものが前作といい、今作といい物足りない気がします。これだけ長くやってるバンドですし、年もそれなりになってきてますから、相応の落ち着きが出てくるのは当然なんでしょうけどね。

このサウンドの原点はやはり15TH「INTO A NEW WORLD」で、そこが転機だったんであろうとは思いますが、その文字通り新しい世界が、次作「MELODY」で全く異なる方向に行ってしまったものの、前作あたりからそれらをミックスして更にスムースジャズテイストを加えて複雑な作品に昇華されているような印象があります。そしてメロディ、リフよりもむしろメンバーそれぞれのアドリブソロを全面的にフィーチャーしてますよね。それが現在のDIMENSIONらしさでもあるということであるのは間違いないですが、その反面どうも曲それぞれの印象があまり残らないもので、曲の違いが相当聴き込まないと覚えらんないな~というのが正直なところです。

実のところMDにはこのアルバムの余った時間にAIR JAZZのKK JAMを入れて聴いてたりしてるんですが、並べて聴いてみるとむしろKK JAMのほうにDIMENSIONらしさを感じたりしてしまった次第です。

東京JAZZ2007にも出演が決まったそうで、今やT-SQUAREの向こうを張る日本の代表的フュージョンバンドなんですから、まだまだ落ち着いてもらっちゃ困りますよ!

MY RULE / DIMENSION
TAKASHI MASUZAKI(g,b)AKIRA ONOZUKA(keys,b)KAZUKI KATSUTA(sax)MASAHARU ISHIKAWA(ds)
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

GOOD-BYE MY LONELINESS

2007-05-30 00:20:07 | Weblog
ZARDのデビュー曲だったんですね。
DIMENSIONのアルバム「LONELINESS」のタイトルチューンでもあったこの曲。
小生原曲は聴いた覚えはないですが、今更ながらいい曲ですね。
ZARDのことって小生あんまり知りませんけどDIMENSIONもZARDの一員だったということなんでしょうかね。この曲をカバーして、更にアルバムのタイトルにまでしちゃうんですから。
それにしても人生って…無駄にしちゃいけないな。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ALWAYS’ MUSIC

2007-05-28 23:38:39 | Weblog
GROOVIN’JAZZ NIGHTを見る前に、何気なく見てしまうんです。
高橋克典と話題の丸川珠代元アナがMCをつとめていた音楽番組。

こないだもたまたま見てたんですけど、痛々しいですね。丸川氏が映るシーンをことごとくカット。番組上はとりあえず高橋克典とゲスト(こないだはKOKIAさんとやら。最近はこうゆう姓名でいうところの名だけのアーティストって多いですね…。芸名だから何だっていいのはわかるんですが、小生はあまり好きくないです、こういう名前。アイデンティティーや知性を感じません。)だけしか映らないんですけど、トーク番組なだけに丸川氏の声がどうしても入ってしまうし、顔は映らなくても瞬間的に頭だけ映ってたりしていて、不自然なこと極まりない。そもそも高橋克典ってトーク番組のホストとしてはどーなのよって感じだから、ちらちらと丸川氏の方に救いの眼差しを送ったりしてるのが画面ではただそっぽ向いて喋ってるようにしか見えず、これまた涙を誘います。
別にいいじゃん、やめた人だからといってそこまで意地になってカットせんでも…と思わないでもない。
とはいえ制作現場としてはいい迷惑なんでしょうな。恐らく出演シーンをカットするために再編集して余計な金もかかってるだろうし、しかも普通より気を使わなければならない作業でしょうから更に時間もかかるでしょう。見ていてディレクターさんの悲鳴が聞こえてきそうな苦し紛れの画面構成ではありました。そりゃテレ朝の社長がブーたれるのもわかります。

ブーたれついでにGROOVIN’ JAZZ NIGHTに一言だけ。
ホント、いい番組なんですけどね、ライブシーンのエンディングにスポンサーのナレーションをかぶせるのは止めて欲しいですね。視聴者に対してというよりも、演奏者に対して失礼な行為だと思います…。演奏者にとってエンディングって結構気を使うところだと思うんですよ。それを台無しにしちゃってはいませんか?ってことです…。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ベースニンジャの新聞記事

2007-05-27 00:17:48 | J-FUSION
今日(5/26)の日経新聞朝刊に、ベースニンジャこと今沢カゲロウ氏がカラー写真まで載っている特集記事が掲載されてました。

興味深かったのが、氏の高校時代の話。とにかく四六時中ベースをず~っと触っていて、物理的に触ることができないときは、電子メトロノームの音をテンポを替えながらいろんなパターンで聴いていたんだそうです。
そのおかげで今では絶対音階ならぬ絶対リズム感があるんだそうです。プレイにおけるタイム感・リズム感ならともかく、1テンポのずれを聞き分けることができるっていうんですからね~。ホントかな~。
そんな高校時代だったから友達はいなかったけど、メトロノームでリズムを体得しようとする姿が気味悪がられていじめられもしなかったそうな。確かに1歩間違えればかなり危ない人物にとられかねませんが、今や世界的なベーシストとして名を上げてるんですから、文字通り隙こそものの上手なれということなんですね。やっぱりプロはそれなりの下積みがあってこそのもの。いや~勉強になります…が、やっぱり真似はできるわけないな。

こんな音楽関係の興味深い記事を時折載せてくれる日経新聞、結構好きです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新しい書棚

2007-05-26 00:02:41 | Weblog
スライド式のでっかい書棚を買いました。以前のものもスライド式だったんですけど、阪神大震災の時にぶっ倒れたりしてスライド軸が折れたりしたものの、だましだまし使ってたらこないだスライド部分を動かしたら突如外れて崩壊したため、意を決して新しいの買った次第です。元々VHSテープ・CDを前後2列に入れるくらいの奥行きしかなかったんですけど、今回のは雑誌とDVDを前後に収納できちゃうほどの奥行きで相当な収納力が期待できそうです。
これを機会にまたVHSのDVD化を再開。(というかカミさんに無理やりやらされてる、更に言えばカミさんがやってるのを横で眺めてるだけですけど)昔なつかしのビデオをちょこちょこ見ております。
そのせいか、市原ひかりちゃんの「STARDUST」やKORENOSのライブ盤やらナニワの「30TH」やら、もっと言えば神保さんの新作、更にはDIMENSIONの「MY RULE」すらもまともに聴く暇がなくない。なもんで、なかなかこのBLOGでも取り上げられなくって、タイミングを逸してしまいそうですわ。
先日はSING LIKE TALKINGのライブ生中継(メタボリック竹善…もといMETABOLISMツアーの千秋楽)を録画したVHSを見てました…これも既に5年前だったのか…。頭の中ではせいぜい2~3年前に録画したように記録されてたんですが。う~むホント月日の経つのは早い。最近では1週間の速さに時々愕然としてしまいます。それにしてもSING LIKE TALKINGもどうしたんでしょうね、そういやもう4年近くアルバムが出ていない。佐藤竹善さんはソロが6月に出ますけど…。そのうちオフコースの小田さん状態になってしまうんでしょうか。

何はともあれ、この新しい書棚、VHSに代わり、DVDやらCD棚に入りきらなくなったCDやら「ドラムマガジン」やら「JAZZ LIFE」、更には鉄道ファンやら「旅と鉄道」だのがこれからも収納されていくことでしょう。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

“FORCE”解禁!!

2007-05-24 00:10:21 | J-FUSION
ということで、TRIXのニューアルバム「FORCE」のジャケットと曲目が出現しております。
TRIXのニューアルバム、曲名見るだけでもワクワクですね~。

お約束どおり1曲目は「PASSION」、そしてラストは「ADIOS」。
気になるのは2曲目「PUMA」。以前のライブMCでADIOS→ADIDAS…ADIDASとPUMAは創始者が兄弟だったみたいなネタがありましたが、なんかそれを連想させるようなタイトルです。
そして今回の変態系は2曲でしょうか?3曲目「パチンカーZ」!タイトルだけで笑えます。パチンコ好きなメンバーさんはどなた?そして8曲目「MA-TSU-TA-KE」…?う~む秋のツアーのタイトルは「秋のMA-TSU-TA-KE収穫祭!」で決まりかな。
相変わらずのシブシブでカッコエエジャケットの全9曲。期待は膨らむばかりです!!

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ぷっすま」見ながらどーでもいい話

2007-05-23 00:46:24 | Weblog
その1
さっきまで「ぷっすま」を見ておりました。ゲストは眞鍋かをりと山本モナ。
山本モナって今回初めてまともに見ました。今までの印象は、長谷川京子か香里奈か?ってな感じだったんですが、今日見たところの印象は…シガニー・ウィーバー。
(だって眞鍋かをりと並ぶと顔長いしでかいし外人みたいだし…)

その2
「ぷっすま」見ながらポテチをカリカリ。
大好物は?と聞かれたらやっぱり「ポテトチップス」と答えます。
小学生の頃から好きでした。
小遣いもらってポテチを一袋買って、それを1人で喰うことに幸せを感じていた「あの頃」から未だに全然進化していません。今まで生きてきた中でポテチをいったい何袋喰らっただろう…?
この1年くらいでしょうか、量が減った上に値段も高くなったのは。カルビーの陰謀を感じる今日この頃です。
ちなみにオススメは深川油脂の「くまちゃんポテト」。
決してTRIXの熊ちゃんではありませぬ。どっかのコンビニのプライベートブランドでもOEMしてるんで、実は結構喰らう機会はあるのかも。

収拾つかないけど今日はこんだけ。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

上原ひろみ@みゅーじん

2007-05-21 23:13:41 | J-FUSION
なかなか興味深い番組でした。彼女がステージに上がりピアノに手を置いた瞬間の表情の変化。まるでスイッチが入ったかのような強烈な個性がそこから叩き出されます。それに比べてオフ状態の時のあまりに普通なこと!ケータリングの食事の準備を覗き見しながらまだかまだかと見つめる彼女の目が、まあなんといたいけでかわいらしいことでしょうか。
やっぱりミュージシャンが主役の番組って、司会者とのトークもいいけど、こういうドキュメンタリーが一番その人を知るのに適してますね。いい番組でした。

今まで国内ではホールコンサートがほとんどだったかと思いますが、是非とも日本でもBLUENOTE公演を実現して欲しいものです。この番組見てたら行ってみたくなりますよね。

見逃した方は水曜日の深夜0時からBSジャパンでも放送するようなので、是非!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スターダストレビューの異色ライブ

2007-05-20 21:44:00 | Weblog
という記事が日経新聞の紙面!に載ってました。
撮影・録音すべて自由というライブ。著作権だの肖像権だのと消費者にとって必要以上にうるさい業界においては画期的なことですよね。それだけに、これを実現するにあたってはただの思いつきだけでじゃなくって、うるさ方のいるいろんな団体への根回しとか、ご苦労があったかと思います。
ライブって思い出の一つです。旅行に行ったり、パーティーでの一こまであったり、文字通り何かの記念写真であったり…記憶としてとどめたいものは何らかの記録を残したい、というのが人の自然な欲求。それを当たり前のように自然に受け止めてくれる、歓迎すべきイベントだと思います。これぞ究極のファンサービスですね。
もちろんファンを信じての厚意です。録った音源、撮った映像の流通はご法度なのは間違いないですから、こういったイベントに乗じて悪用するような輩が出てくると、後に続かなくなってしまいます。くれぐれもそんなことがないことを願いたいものです。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

MOYO / KEIKO MATSUI

2007-05-19 00:02:58 | J-FUSION
松居慶子としてのアルバムは今回初めて購入しました。
神保さんのラストソロアルバムだった「STONE BUTTERFLY」では大フィーチャーされていてなかなかの存在感が良かったんですが、なんとなく日本での売り出し方がKENNY Gとかみたいなスムースジャズの典型みたいな印象が先立ってしまい、どうも今まで手を出せなかったんです。そこで今回の新作では、神保さんも参加しているっていうんで、ちょいと一回まともに聴いてみよ~と思って購入した次第です。

う~んちょっとやられましたかね。神保さんの参加は最初の1曲だけ。全曲までは期待しないけど、せめて2~3曲は参加していて欲しかったな~。日本セールス向けのボーナストラックみたいなものなんでしょうか。
全体的な印象も想像していた通り。熱いものがこみ上げて来ない。確かに神保さんのソロアルバムもスムースジャズ系ではありましたが、そこは神保さんの曲ですからスムースジャズの一言では片付けられないものがありました。
つまりはこのアルバムもやっぱりスムースジャズの一言で片付く範疇を超えることはできないものだったということ。意外な発見にならなかったのがちと残念です。
ただ1曲だけ、「BLACK RIVER」という曲は結構気に入りました。理由はめちゃくちゃ神保さんのソロアルバムに入っていた曲っぽい雰囲気だったということなんですけどね。(SAXのPAUL TAYLORは神保さんのアルバムの常連でしたし)
とはいえ、BLUCE GAITCHのアルバムみたいに聴いているうちにハマってしまう可能性もまだありますんで、その時はその時ということで。

ところで、おしどり夫婦としてつとに有名であった旦那さん、松居和氏と離婚したなんて噂もありますが、真相はどうなんでしょうか。確かにアルバムのクレジットにはKAZ MATSUIの文字がどこにも見当たらない…。SPECIAL THANKSにもたいがい記載されるTO MY FAMILYも書いてないしね。

ちなみにタイトルの「MOYO」って、勝手に日本語の「模様」のことなんかな~と思い込んでましたが、スワヒリ語で「HEART & SOUL」という意味なんだそうな。

MOYO / KEIKO MATSUI
KEIKO MATSUI(p)RICHARD BONA(b,vo)AKIRA JIMBO/ROB WATSON(ds)TLALE MAKHENE(perc)DEREK NAKAMOTO(keys)GRECCO BURATTO/LAWRENCE MATSHIZA/KUNLE(g)LUCAS SENYATSO(b)GERALD ALBRIGHT/VIVIAN THULANE/PAUL TAYLOR(sax)HUGH MASAKELA/ADAM HOWARD(tp)BEZ ROBERTS(tb)WALDEMAR BASTOS(vo)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする