TOTOからはじまったイモづる式音楽日記

旧タイトル:TOTOからはじまるLA FUSION CONNECTION~ネタはフュージョンやらAORやら。

LPレコードの時代 / ZZ TOP

2009-02-28 22:26:10 | その他の音楽
我ながら今思うと意外な趣味、一時期ZZ TOPにハマった時期もありました。

これはやはり「LEGS」の大ヒットによるものでしかないのですが、当時流行っていた何やらMIX(いわゆる12インチシングルバージョン)ってやつですね。原曲よりもこっちの方ばっかり聴いていた。今でも不思議なんですけど、FRANK BEARDのドラムって妙に打ち込みっぽいんですよね。であるが故、リミックスバージョンでも違和感がない。そこにシンセによるシーケンサーサウンドが乗っかったテクノ調に、更にあの泥臭いギターサウンド。なんていうか古いものと新しいものが混沌となった先進性みたいなのに注目してたものです。
その勢いで購入したLPがもちろん「ELIMINATOR」ZZ TOPとしても大ヒットしたアルバムです。

とはいえこれも若気の至り、「LEGS」はイイ!、ちなみに「GIMME ALL YOUR LOVIN’」「SHARP DRESSED MAN」あたりもイイ…んだけど後の曲は…う~ん。
あのまさにテキサス風な土を感じるギターサウンドは好きだったんですけどね、ま、正直なところ聴いてて飽きてしまったというところです。やっぱり趣味的にこういうストレートなロックンロールの応酬というのは性に合わなかったんでしょう。
結局ZZ TOPのアルバムはこれ1枚だけでした。

でも当時のPVやら「BACK TO THE FUTURE 3」で見せたギター1回転のようなああゆうコミカルな雰囲気は好きですね。最近リイシューされたデラックスエディションにはその時期のPVとかライブ映像が収録されたDVDがついているそうで。むしろ今ではCDで音楽聴くよりもこっちのおまけだけが欲しかったりしてね。
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これは行かねば

2009-02-27 22:23:18 | J-FUSION
http://www.bluesalley.co.jp/schedule/syousai.html?c_code=Schedule-20090202225805&status=ok

時期的に微妙なんだけど、小生的にこいつは行かなならんでしょ!
それにしてもこんな先のスケジュールも決まってるんだなあ。全くもって1年は短い。

今日はこんだけ。
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キングレコード標準仕様

2009-02-26 00:21:55 | J-FUSION
今日届いた神保さんの最新作「JIMBOMBA」。
CDを開けてみるとTRIXでお馴染みの何やら意味ありげなCDトレイ。
トレイを外すとありました。隠しデザイン!といってもTRIXのに比べたら別にどうということもないものなんですけどね。せっかくこういうことやるんだったら~と思わないでもないですけど。こういうお遊びって好きです。
カゲロウのCDにも仕込まれてましたから、キングレコードCDの標準仕様になりつつあるんでしょうか。
…ちなみに神保さんの前2作も同じトレイなんですけど…外してもさすがに何もありませぬ。
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LPレコードの時代 / ROD STEWART

2009-02-24 23:56:01 | その他の音楽
なんでしょうね、これも若気の至りだったんでしょうか。
小生が洋楽に興味を持ち、FM放送から曲を録音したお初がROD STEWARTの「DA YA THINK I'M SEXY?」だったのでありました。ベタベタで恐縮なんですけどね。もうステレオででっかい音で繰り返しこの曲ばっかりよ~聴いてたな。しかもAMラジオと違ってFMって音いいですからね。AMから歌謡曲を録音してたのとは雲泥の差の音質。家にあったステレオがその威力を発揮した瞬間でもありました。
何で知ったのか覚えてないけど、何故かROD STEWARTといえばドラマーはCARMINE APPICE~という刷り込みが当時からあって、1981年でしたかね、来日した武道館公演はこれまたNHKのヤングミュージックショーでも放映され、RODのステージアクションはともかくCARMINEのスティック回しながらのドラミングに痺れたもんですわ。「おぉ~これがロックか~」なんてちょっとオトナになった気分でね。その意味ではこれもバックのミュージシャンに興味を持ったというお初だったのかもしれん。

ということで、当時RODのLPを1枚だけ買いました。
それが「TONIGHT I'M YOURS」。
RODのアルバムを買ったのって、実は唯一これだけだったんですけどね、今思っても結構いいアルバムでした。ただCARMINEの参加が全曲じゃなかったんかな、そこがイッチョ前に残念に思ったものでした。
確かに良く聴きました。もう今はそのLPはどっか行ってしまったけど、曲名を見るとそのサビくらいは全曲今でも思い出せる。今じゃ正直TRIXくらいですよ、タイトルと曲が頭の中で一致するのは。「HOW LONG」とか「JEALOUS」とか「YOUNG TURKS」とかね、結構好きでした。
このあたりのアルバムも今月SHM-CDとやらでまた再発されたようで。
なんかこうして書いてたらまた改めて聴きたくなってしまうんだな…。

ちなみにこのアルバムのクレジットは当時来日したRODバンドの面々が中心になってます。
TONIGHT I'M YOURS / ROD STEWART
ROD STEWART(vo)CARMINE APPICE/TONY BLOCK(ds,vo)DANNY JOHNSON/JIM CREGAN/ROGIN LEMESURIER/JEFF BAXTER(g)DUANE HITCHINGS/KEVIN SAVIGAR(keys)JAY DAVIS(b)JIMMY ZAVALA(sax)PAULINHO DACOSTA/TOMMY VIG(perc)LINDA LEWIS/PENNY JONES(vo)BYRON BERLINE(fiddle)
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あっちこっち痛い

2009-02-23 23:32:21 | Weblog
昨日は息子の野球チーム卒団記念親子野球大会。
小生サードなんて守ったもんだから次々にボールが飛んでくること。ボールを足にぶつけるはポロポロ落とすわトンネルするわに加えて足つりそうになるわで、ヘロヘロのさんざんな目(?)に合いましたけど、まあそれはそれでたまに野球をするのも楽しいものであります。もうこれを最後に野球をすることももしかしたら一生ないのかな~と思うとそれはそれで寂しいものもあるわけで。
ただもう終わった直後、ていうか大会終盤の頃からもうあっちこっちが痛むこと痛いこと。この年になると筋肉痛は翌々日から出てくるなんてこともあろうとは思いますが、この痛み、筋肉痛といういうよりは、野球の守備ってなんだかんだと1球ごとに機敏に反応して動かなきゃならんもんだから、普段のんべんだらりと生活してたおかげで縮こまってたあっちこっちのスジをいきなり限界まで伸ばしまくってしまったようですわ。ちょっとした動きで膝の裏ッかわとか肩のうしろあたりに激痛が走り、思わずその場にへたり込んでしまうことも。たまに運動したらちったあ痛くなろうというのは織り込み済みなれども…この痛さは想定外なり。普通に歩けなくて腰を落としてひょこひょこしてた今日1日でした。

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是方SUPER JAM

2009-02-22 23:48:28 | J-FUSION
2/21の是方SUPER JAMに行ってまいりました。
なんといっても熊谷さんが是さんとのセッションに登場、でしかも三島AFTERBEATだけ、というレア感から即決で行くことに決定。なんせ熊谷さんは昔のCASIOPEA&TRIXでしか見たことなかったもので、セッションでの姿というのも一度拝見したかったから…。MCでも是さんにいじられてましたけど、もうセッションとかやらない人になっちゃってたかと思ってたから、これを逃す手はないぞ、と。

ということで目的かなって今回は熊谷さんのドラミングを堪能させていただきました。
ドラムセットは非常にシンプルなセッティング。お馴染みのTAMAの青いヤツなんですけど、タムは2つだけ。シンバルはちょこちょこありましたけど、TRIXの時の半分以下で(ご本人もいつもより客席がよく見えるんで緊張するとは言ってましたが)熊さんのドラミングをよ~っく観察させていただきました。でもやっぱりタムの数が少なすぎたのかな、ちょっと窮屈そうにも見受けられましたが。
開演前に1時間くらい合わせただけ、というセッションでしたから時に路に迷ってたりしてる姿なんか(チェックが厳しいな~おい)もあってそんあのもまたTRIXでは見られないレアシーンだったりします。とはいえ、1時間のリハでよくもまああれだけややこしいキメの部分をしっかり押さえられるものだと…改めてプロって凄いなぁ。ここぞ、というところをキメてストさんとニッコリコンタクトというシーンもいっぱいあってね、こういうのってセッションならではのいい感じですよね。

曲は主に是方さんのソロアルバム&KORENOSからのナンバーを中心にしつつ、意外なところで秀景満の「CONTRAIL」(って飛行機雲って意味だったんですか)をこのトリオで、ってのが新鮮でしたね。カバーも2曲で「GEORGIA ON MY MIND」にラテンの名曲「MANTECA」。(そういや森村献さんのソロアルバムでこの曲を神保さんが叩いてたのを思い出してちょっとニヤリ)「FISH DANCE」では終盤に何を思ったか熊さんがスラッシュメタルドラミングを始めて全員大笑いなんてのもありました。何と言っても圧巻だったのが「FU-RI-NI-GE」。超速シングルハンド16でハイハットを刻む熊さんに、まだ遅いとあおるストさん。もちろんストさんのベースソロも今まで見たこともないくらい超速で、終わった時はリズム隊は息切れ汗だくの状態。凄いものを見せていただきました。

もちろんMCも長いこと長いこと。前半戦の半分はMCだったんじゃないかな。是方の部屋に出演した熊谷さん、といった感じで。ネタはTRIXをいじくってみたり(現在新作の録音終わったばかりでその仕上げにスタジオに篭ってるそうな…)、曲のタイトルネタだったり(是さんの「哀愁のクジラ」に対抗してTRIXのとある曲の原題は「哀愁の相模原」だったなんてのも)熊さん出身の北海道ネタだったり(熊谷さんの実家は実は豪邸で自衛隊員が作ったから暖房が入れられない(笑)とか、横浜のHEY JOEに置いてあるジンギスカンキャラメルはストさんの食べ残しなんだとか)三島らしく富士山ネタだったり(是さんは富士山が見えると大吉を引いたような気分になるとか)是さんのお嬢さんネタだったり(お嬢さんのアマチュアライブに一緒に出たらPAの人に「ギターいい音してますね~」と褒められたとか)まあとにかくいろいろと。TRIXを離れた熊さんのべしゃりってのもなかなか聞けるものじゃないですしね。

とにかくいろんな意味で貴重なライブでしたね。ホント行けて良かったです。

ただ見込み違いだったのが、2部制だったこと。よくよく考えてみりゃ普通のことなんですけど、今まで三島はTRIXと野獣王国という一本勝負のライブでしか行ってなかったんで、今回も先入観でそうなるものと思い込んでました…。ていうかちょっと頭の隅っこにはあったんですが、勝手に楽観視してたもので。おかげでアンコール前にはタイムリミット。アンコール聴けなかったのも残念でしたし、やっぱり時間気にしながらのライブって身が入らなくなっちゃうんですよね。ちょっと勿体無かったなぁ…。もちろん今回に限らず東京でもそうなんで、もちっと終電遅くなって欲しいな…。切なる願いです。

是方SUPER JAM 2009/2/21 @三島AFTERBEAT
HIROKUNI KOREKATA(g)MITSURU SUTO(b)NORIAKI KUMAGAI(ds)
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ABACAB@YOUTUBE

2009-02-21 00:05:00 | その他の音楽
いや~今日はGENESISの「ABACAB」が一日中頭の中でグルグルしていました。
こないだGENESISのこと書いたついでで、昨日YOUTUBE漁ってたら「ABACAB」のライブ映像を見つけてしまい、このライブ演奏にめっちゃハマってしまったもので。
原曲の「ABACAB」はいかにもプログレ風な無機質サウンドで若干もっちゃりしてるんですが、このINVISIBLE TOUCHツアーの演奏はテンポも早めで、妙にグルーヴィでノリノリ。後半にはPHIL COLLINSがドラム参加するというお約束がありますが、PHILのドラミングって元々アクションが派手なところに音のバランス的にもドラムの音が目立っていて、PHILならではのタイトなドラミングが存分に楽しめますしね。やっぱこうして見るとPHILのドラミングって好きだな~。ベースのアレンジも元はシンセベースで単調なんですが、DARYL STUERMERのエレキベースもチョッパー入れたりとかしていろんなおかずが入れていてかなり凝ってるし…それがグルーヴィに感じる元なのかな。
とにかくカッコイイんです。
是非とも見てください!

http://www.youtube.com/watch?v=2G6KrQG7fOs
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LPレコードの時代 / STYX

2009-02-20 00:19:12 | その他の音楽
STYXも80年代初頭に大はやりでしたね。
小生もご多分にもれず大ヒットナンバー「BABE」からSTYXに入りました。やはりDENNIS DEYOUNGの少しの濁りも無いハイトーンボーカルと、やたらと甲高いコーラスに独特の個性があったのに加えて、次に出たアルバム「PARADISE THEATRE」はアルバム全体に物語性を持たせたいわゆるコンセプトアルバムになってたりして、こういうアルバムの作りって当時の小生にとってはもの凄い新鮮だったわけで、更にハマっていったわけです。今思えばあまりにもわかりやすい、深みのない子供だましなコンセプト(次の「KILROY WAS HERE」なんてもうやりすぎだったわけですが)だったんですけどね、若かったあの頃はそれを素直に受け入れていたわけです。
またそのタイミングで来日公演もあって、これまた当時いろいろお世話になったNHKヤングミュージックショーでライブ放映(確かFMでも同じ音源を放送してたような気も)もされたりして、日本での人気はうなぎのぼりになっていったSTYXでした。

そして極めつけだったのが続く1983年リリースの「KILROY WAS HERE~ミスター・ロボット」だったわけです。多分STYXを知らない人でもこの「ミスター・ロボット」は当時誰もが知っているであろうというところまで日本では話題になったアルバムでした。「ド・モ・アリガット・ミスター・ロボット~」なんて摩訶不思議な日本語の歌詞に、三味線の演奏も入ってたりして、かなりの日本びいきな内容だったことに加え、ドクターライチャス(JAMES YOUNG)とやらとその子分であるPANOZZO兄弟(確かああ見えて双子だった)と対決する正義の味方TOMMY SHAWとDENNIS DEYOUNG(この人がKILROYだったカ?)という物語構成で製作された、まるで映画のようなめちゃくちゃ凝ったPVには感動すら覚えたものです。まあ、よくよく見るとおかしな内容で、結構日本に対する誤解ってのがまだ残ってるのかな、というようなものなんですが。とはいえ、「アメリカの大物バンドが日本に対してこれだけ敬意を払ってくれてるんだ!」みたいな喜びがありましたね。ちなみに「PARADISE~」のジャケットもその表裏で栄枯盛衰を描いていてなかなか味のあるデザインでしたが、もう「KILROY~」なんかSF映画のサントラみたいなジャケットになっちゃっていて若者にはともかく、古くからのファンは顔をしかめたことでしょう。
その後このアルバムツアーを収録した「CAUGHT IN THE ACT」というライブビデオがリリースされます。これもまたライブというよりは、オペラ?みたいな感じでいろいろと小芝居を折り込みながらのライブコンサートだったわけで、それはそれでアイデアは面白いし見てて楽しいんですけど、本当に演奏が聴きたい、と思う人にとってはどうなんでしょうね~、的な内容でした。まさにポップロックの王道を行っていたSTYXでした。ちなみにあのビデオは音と映像が微妙にずれていて、見ていてすんごいストレスがあるんです。VHSを買ったんだけどおかげで1回くらいしか見ていない…。よくもまああんなもの売るよな。今売られているDVDはちゃんと直ってるんでしょうか…。

で、そのSTYXも「KILROY~」で絶頂を迎えながらもそのまま活動を停止してしまいます。これもまた急でしたね。なんだったんだろうあの熱狂は、てなもんで。
でもその後リリースされたDENNIS DEYOUNGのソロ「DESERT MOON」。これは名曲でしたし、まるで映画のワンシーンのようなPVもストーリーはよく理解できないながらも感動モノでした。あぁアメリカっていいな~、仲間っていいな~うらやましいな~なんて思っちゃったりして。これは是非とも見ていただきたい!

今調べたらSTYXって再結成されて未だに活動してるんですね。結局再結成後に再びDENNIS DEYOUNGが抜けてしまってゴタゴタしているようですが。ちなみにドラムのJOHN PANOZZOはオリジナルメンバーでの再結成を目前にアル中で亡くなってしまってしまったとか、ベースのCHUCK PANOZZOはメンバーではありつつもほぼ引退状態ということで、完全にTOMMY SHAWメインのバンドになってしまってSTYXを名乗りながらも全然違うバンドになってしまっているようですが。

蛇足ながら、先月にSTYX歴代のアルバムがSHM-CDで再発売されてます。
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LPレコードの時代 / EMERSON,LAKE&PALMER

2009-02-17 23:10:25 | その他の音楽
ELPも高校時代にハマったバンドの一つ。
小生がフュージョン好きになるきっかけであったとも言えるんですね。インストナンバーがメインだったので。

もちろん聴き始めは「PICTURES AT AN EXHIBITION」。シビれましたねぇ、クラシックの名曲をロックにアレンジして聴かせてくれるなんて。内容はもちろんそういう発想って凄いなと思ったものです。最後のナンバー「NUTROCKER」もまた最高。ロックなんだかジャズなんだかプログレなんだかよくわからんこういうインストナンバーを聴いてるとなんかオトナ~になったような気がしたものでした。
そして「TURKUS」を聴いてまたびっくり。KEITH EMERSONのバカテクも凄いし、組曲というスタイルがまた新鮮でもの凄い高尚なモノ聴いているような気がしたものです。今思えばYMO的なトリオ編成だったからですかね、YMOの元祖みたいなイメージがあってすんなり聴けていたのかも。
このあたりは図書館で借りて録音したものを聴いてたんですが、そうなるとなんかしらのLPが欲しくなるもの。そこで最初に買ったLPは確か「LADIES & GENTLEMEN」だったような。というのもFMでやっていた「HOEDOWN」という曲がまたカッコよさに加えて遊びもある楽しいナンバーだったもので当時の小生の琴線に触れまくりだったんですわ。そこで「TRILOGY」を買うのかと思いきや、何故かライブ盤を買ってしまった小生なのでありました。「LADIES~」の1曲目が「HOEDOWN」でしたからね。ただ、このライブ盤の「HOEDOWN」はちとガッカリでしたね。何故かめちゃくちゃテンポが速くって突っこみまくりのガチャガチャした演奏だったもので。

ELPに対する当時の記憶って実はそのくらいまでしかなかったりします。恐らくその後「BRAIN SALAD SURGELY」も買っていたはずなんですけどね。あのジャケット正面の観音扉を開いた記憶だけは残ってるもので。でもあんまり聴いた覚えがないんですよ。他にも「IN CONCERT」のジャケットがウチにあった記憶もあるんで、それも買っていたんでしょう。今改めて見てみたら「PETER GUN」が入ってるんで、それが目的だったんだろうな~と今更ながら自己分析。多分好きな曲ばかりを聴いてアルバムとして通しであまり聴いていなかったんだろうな。高校生の頃って少ない小遣いでやりくりして買ってたものですから、結構吟味して買っていたと思うんですけど、ことELPに関しては意外と衝動買いしてたのようで。おかげでせっかく買ったLPの印象がほとんど残ってないというのが我ながら不本意なんですけど。小生にとって熱しやすく冷めやすかった当時の若さを象徴するようなELPの存在でした。

それでもEMERSON,LAKE&POWELLはよく聴いたな~。あの押し付けがましいくらいのド派手さは今でも強烈に印象に残ってるものです…。
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LPレコードの時代 / PHIL COLLINS

2009-02-16 23:54:12 | その他の音楽
PHIL COLLINSもまた小生の好きなドラマーの1人なんです。
GENESISでももちろんそうですが、あの文字通りバケツの底をぶっ叩いているようなボトムレスタムの音がたまらんのですわ。そんなテクニカルなことやってるわけじゃないんだけど、なんかドラム叩いてるッ!という雰囲気が伝わってくるのがPHILのドラミングの好きなとこなんだろうな。
そんな意味でLPレコードの時代、小生にとっての3大ドラマーはDON HENLEY、ROGER TAYLOR、そしてこのPHIL COLLINSだったわけです。こうして見ると歌えるドラマーばっかり?なんですけどね。とはいえPHILのドラミング(特にオカズの付け方ね)って結構自分がドラム叩いている中でのネタとして使えたもので重宝するんです。

しかしソロ活動としてのPHILの楽曲って、これまた好き嫌いが分かれるんです。好きな曲を挙げると、「FACE VALUE」では「IN THE AIR TONIGHT」とか「I MISSED AGAIN」、「HELLO,I MUST BE GOING」では「I CANNOT BELIEVE IT'S TRUE」そしてインストの「WEST SIDE」なんかもメッチャカッコエエ。「NO JACKET REQUIRED」では「I DON’T WANNA KNOW」「TAKE ME HOME」あたり。ちなみにCD時代に入ってから唯一買ったのが「…BUT SERIOUSLY」なんですが、「ANOTHER DAY IN PARADISE」は名曲ですね。あ、そうそうもちろん「EASY LOVER」も曲もドラミングも文句なしの別格扱いなくらい大好きな曲なんですが。この曲は今でも聴きながらDTXを叩いているんです。時々しかし反面時々あるピアノポロポロ系の曲、例えば「AGAINST ALL ODDS」なんて大ヒットしましたけど、あんまりピンと来ない。モータウン系の曲もなんか飽きるかなって感じ。
そんな思いがちょっと出てきたところで前回書いたGENESISの傑作「WE CAN'T DANCE」がリリースされ、その深さに改めてはまってしまった小生、PHILのソロ作品の中途半端さに飽きてしまったのでしょうか、「SERIOUS HITS…LIVE!」のCDを買ったのを最後に、PHILのソロ作品とは決別してしまったのであります。結局GENESISとPHILのソロ作品を並行して聴いてましたけど、GENESISの本来の姿を取り戻したと勝手に思い入れているこの「WE CAN'T~」の前では、個々の曲の良し悪しはともかく、妙なポップさに違和感があって、PHILのソロってアルバムとしての全体的な緊張感に欠けるのかな~なんて。

ということで、小生PHILのソロ作品は「BOTH SIDES」以降全く聴いておりません。結構性格的に引きずるタイプなんですけどね、我ながらここまであっさりと聴かなくなるってのも珍しい。あ、でもGENESIS再結成ライブはしっかり聴いてます。もちろん今でもPHILのドラミングが好きなのは変わってませんから。
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