TOTOからはじまったイモづる式音楽日記

旧タイトル:TOTOからはじまるLA FUSION CONNECTION~ネタはフュージョンやらAORやら。

今年のベスト3

2006-12-30 00:01:20 | Weblog
さて、2006年も僅かとなりました。
今日は2006年リリースのCDで、小生にとってのベスト3を考えてみました。
あくまでも小生が何度でも聴きたくなる、そして何度も繰り返し聴いてしまう、というアルバムからのセレクションですのでご了承を。

No.1はやはりTOTOの「FALLING IN BETWEEN」であることは揺るぎません。
TOTOの最新作であるということもありますが、やはりその完成度の高さは小生にとって群を抜いてます。これはもう何も言わずして決定。

No.2もこれ以外考えられません。TRIXの「ART」。
さすがTRIX、安定したパワーを見せつけてくれました。
言うこと無しの素晴らしいアルバムでした。TOTOの完成度までは至らぬまでも、それに次ぐものとして印象に残っています。

さて、その次ですが…。これが難しい。
候補としては、VERTIGOの「VERTIGO-2」、市原ひかりの「SARA SMILE」、BRIAN BROMBERGの「DOWNRIGHT UPRIGHT」あたりが有力候補ですが、昨日買ってきた「PLAY JACO」も素晴らしい。日本を代表するベーシスト達がそれぞれ独自のアレンジで演っているのがとってもナイス!やはりこれも捨てがたい作品です。
まあ聴きこみはこれからですんで、No.3の決定は正月にいろいろと考えてからかな。正月って別にすることないし。
ベスト3とか言いながら尻切れトンボで恐縮ですが…。

というわけで日付が変わって今日から実家帰りなもので、年内の更新はこれにてお終いとさせていただきます。
今年1年いろいろとお世話になりました。
また来年もよろしくお願い申し上げます。
それでは皆さん、良いお年をお迎えください。
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年賀状は結局

2006-12-29 00:05:33 | Weblog
しごくオーソドックスなふっつ~のものになっちゃいました。
一応CDジャケットを寄せ集めたコラージュは作ってみたんですけどね、お蔵入りになりそうです。
とりあえずアップしておきます。それぞれのファンの方はもちろんすぐにおわかりいただけますよね。

今日は納会で酔っ払ったんでこんだけ。
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DX MEETS TRIUM VIRATE ...おまけ

2006-12-28 00:06:59 | TOTO&FUSION
カミさんの宝箱から発見された、DAVID PAICH、STEVE PORCARO & JAMES NEWTON HOWARDによるDX7のデモンストレーションソノシートに関するキーボードマガジンの記事がこれ。
うれしがってスキャンしちゃいました。20年以上も前の記事ですし画像も小っさいんで著作権関係はひとつお許しを...。

YOUTUBEで見る1982年頃のTOTOの武道館ライブ、STEVE PORCAROの操るシンセはどれもこれもやたらとでかく、後ろには要塞のようなパッチボードが見えていましたが、そのほんの1,2年後、このDXシリーズの登場で、パッチングなんか必要のない、小型シンセサイザー本体だけで対応できるようになる時代が来ようとは...。(現代のシンセだって、その外観はDX7を引きずってます)今ではあたりまえなスタイルですが、当時としてはまさに革命ですよね。

このページの裏面にはDXシリーズの広告も載ってました。
DX7て248,000円だったんですね。当時の物価水準にしても現代のシンセの値段とほとんど変わらない。シンセといえば100万円は下らなかったというその当時、DX1が1,950,000円だったことを思えばいかに高性能で低価格だったのかがわかります。このDX7、音楽に革命的な進化をもたらした楽器だったわけです。
JAMES BROWNかDX7か。今我々が聴いている音楽のほとんどはその影響下にあります。

それにしてもSTEVE PORCAROの顔のイラスト、あんまりです。
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DX MEETS TRIUM VIRATE

2006-12-27 01:41:07 | TOTO&FUSION
カミさんの宝箱からこんなものが発見されました。
キーボードマガジンの特別付録のソノシート。
DAVID PAICH、STEVE PORCARO & JAMES NEWTON HOWARDによるYAMAHA DX7のデモンストレーション演奏を収録したものです。

さすがカミさん当時のキーボードマガジンの記事まで一緒にとってありました。
この三人はTRIUM VIRATEというグループを結成して活動していたようです。
もちろん演奏はこの三人の他、ドラムスはJEFF PORCARO、パーカッションにJOE PORCAROが名を連ねています。(記事ではJOE PORCAROはPORCARO4兄弟の末弟となってましたが…そんなバカなと思いつつ、そういやDRUM BROTHER掲載のPORCARO家の家族写真には子供が4人写っている。DRUM BROTHER本文には3兄弟と記述されているんで真相はいかに…。)

実際に内容を聴くことができないので確認のしようがありませんが、おそらく以前ご紹介した「JAMES NEWTON HOWARD & FRIENDS」のアルバムからピックアップされた5曲が収録されているものであろうと思います。アルバム同様「THE SHEFFIELD LAB」のロゴも表示されてますしね。(ちなみにこのSHEFFIELD LAB、アルバムではカリフォルニアに在ることになってますが、このソノシートには東京都千代田区の住所表示が…謎です)

このジャケット写真にも見覚えがあり、当時の楽器フェアでデモ演奏したという噂だけは知ってましたが、こうして20数年ぶりに現物を見て、記事を読むことができるとは思ってもみませんでした。古いものでもとっておくと何かいいことあるものですね。
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年賀状

2006-12-26 00:38:33 | Weblog
この時期になるとやらなきゃならんと思いつつ、なかなか手が付けられないのがこれ、年賀状です。
小生この手のものがとにかく苦手で...毎年毎年頭を痛めております。一体誰じゃ年賀状なんつうもんを作り出したヤツは!と八つ当たりしたくなる今日この頃。とはいえ既に日付は12月26日いい加減やらんと間に合いません。でもアイデアが何も浮かばない…。
今年は苦し紛れで文面背景に昨年リリースされたCDジャケットをコラージュしたものを使ったりした(上の写真がそれ。皆さんなんのCDを使ったのかすぐわかりますよね~)のですが、今回もおんなじネタでいこうか...でも2年連続じゃ芸がないし...。
大掃除もせなならんし、正月なんて実家に帰るだけで何もできないから休んだ気がしないし...仕事始めには毎回の事ながら会社行事の司会もせんとならんし...。年末年始は憂鬱な小生であります。

…なんてブツクサ言ってたら、JAMES BROWNがお亡くなりになったというニュースが。
小生特に敬愛していたというわけではありませんが、小生の聴く現代の音楽の全てにおいては多かれ少なかれ何らかの影響を与えていたと言っても過言ではない、大巨匠でした。
ご冥福をお祈りいたします。

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TOTO LIVE 1979

2006-12-24 01:24:18 | TOTO&FUSION
YOUTUBEで最近拾ったのがこれ。
TOTOのデビュー当時のライブ映像です。
若いです、皆さん。しかも痩せていて身が軽いこと。(笑)
当時のTOTOメンバーに加えてパーカッションのLENNY CASTRO、そして初期TOTOを支えたTOM KELLYがサイドギタリスト、ボーカリストとして参加してます。
曲目のほとんどがファーストアルバムからですが、中には結構レアなものも。
「GEORGE PORGY」はSTEVE LUKATHERとTOM KELLYのファルセットによるツインボーカル。しかも意外なことにDAVID PAICHがソロを弾く横でBOBBY KIMBALLがハモンドを弾いてたりしてます。
「TALE OF A MAN」なんて後半の間奏部分に「GONNA HAVE FUN TONIGHT!」なんて歌詞が繰り返しで入ってたりしていて、HYDRAの持つおどろおどろしさとは若干印象の異なるノリがあります。
「HEY LITTLE GIRL」なんて聴いたこともないような曲もあるし。
日本語のナレーションがかぶってたり、日本語のタイトルが表示されてますんで日本で放送された番組を曲ごとに分割してアップしたもののようです。
にしても著作権でいろいろと問題になりつつあるYOUTUBEですが、金を払ったって見せてもらえないこんな映像を見られるんですからね、ありがたやありがたや。
とりあえず「HEY LITTLE GIRL」のアドレスだけ入れておきます。
あとはRELATEDでいろいろ見られますんで。
ちなみに「ALL US BOYS」のPVもありました。これも相当レアもののようですね。

http://www.youtube.com/watch?v=7UxRbP3KsjM
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TRAUMATIC・極東探偵団/高中正義

2006-12-22 00:12:43 | J-FUSION
芸能人の方の訃報が相次ぎましたが、今回は高中正義の1985年のアルバム「TRAUMATIC・極東探偵団」(東芝EMIリリース第一弾)をご紹介。何故かっていいますと、そうなんです、岸田今日子さんが参加されているんです。ミュージシャンでもないのに岸田今日子さんが参加?というのも意外ですが、ナレーションでの参加ということでしたら納得いくでしょう。

曲はタイトルチューン「TRAUMATIC」。副題「極東探偵団」とあるように、ハードボイルドな雰囲気が漂いつつもファンキーで東洋的なアレンジのナンバーです。この曲中の間奏部分で、岸田さんのナレーションが効果的に使われています。

「奴はもう、そこまで来ている。(荒い息使い)古いビルの扉を恐る恐る開ける。足音が聞こえた。おかしい、人はいないはずなのに。
…ひんやりした匂いが足音といっしょに...この匂いに覚えがある。誰だろう。
この匂い、覚えている。この匂い…」

いかにも岸田さん独特の語り口がぴったりはまるナレーションです。まさにこのアルバムのコンセプトを表した曲といえます。
...当時小生がゲーセンでハマった、物陰から黒服のギャングを撃ちまくるというシューティングゲームがありましたが、この曲はまさにそんな雰囲気にぴったり。聴きながらこんなことまで懐かしく思い出され、ちょっとしたノスタルジーに浸ってしまいました。...
他にも松任谷由実と矢野顕子のコーラスをフィーチャーしたタイトル通りのチャイニーズなナンバー「CHINA」、名曲「渚・モデラート」など、秀作のそろったアルバムです。この「TRAUMATIC・極東探偵団」、高中の作品の中では「ALONE」と並ぶ好きなアルバムです。

ちなみに小生このアルバムの発売ツアーコンサートにも行きました。「TRAUMATIC」も演奏しましたが、ナレーション部分ではナレーションの代わりに、会場の照明を落とし、ステージ上で懐中電灯のような光をあちこちで点滅させるなんていう、それらしい演出をしていたのを覚えています。
そう、小生の初ナルチョもこの時でした。

合掌。

TRAUMATIC・極東探偵団/高中正義
MASAYOSHI TAKANAKA(g,programming)HIROSHI SHINKAWA(keys)JUN AOYAMA(ds)NOBU SAITO/MOTOYA HAMAGUCHI(perc)JAKE H. CONCEPCION(sax)TOM BROWN(tp) YUMI MATSUTOYA/AKIKO YANO/EUNICE PETERSON/JAMILLAH MUHAMMAD/ROBYN SANSONE/EVE/FUMIKO HIRATSUKA (vo)BILLY T.SCOTT/RICKIE C.MANGUM(rap)TOSHIHIRO NAKANISHI(strings)
KYOKO KISHIDA(narration)
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チケットぴあにて~オヤジのぼやきシリーズ

2006-12-21 00:34:02 | Weblog
3月にあるCLUB IKSPIARIのNARUCHO-ICEのチケット、なんだかよくわからんけどCLUB IKSPIARIって直接予約を入れるよりも、ぴあのチケットを持っている人を優先的に入れるらしい。
まああらかじめチケット買ったほうがいいのかなと思い、どこに行けば買えるのかな~とチケットぴあのHPへ行ってみる。なんせチケットぴあを利用するなんて10年振りくらい。世の中変わってますからね。ローソンチケットはローソンに行けばその場で買えるけど、チケットぴあってファミリーマートに行きゃ買えるんだろうな~と思いつつぴあのHPを眺めてみたものの、HPにおいては、あくまでも予約したチケットの受け取りのことしか書いてない。え?予約無しじゃだめなの?...んなこたねぇだろと思いつつも、どうせ会社の近くにぴあスポットがあるからそこで買えばいいやと思いなおす。(予約なしでも買えるのが当たり前だとしてもやっぱり書いておいてもらわないとね…小生のようなオヤジはついていけないのです。)

小生が学生の頃はまだチケットは徹夜して並んで買うものでした。それがひたすら電話かけまくらなきゃならなくなったものの、徹夜する必要がなくなったのはチケットぴあの大きな功績ですよね。それが更に今や会員になればネットで手配もできる。いや~世の中進んでます。

…で、ネット予約とコンビニ端末でチケット購入が普通になっている現代社会においては、どうもぴあスポットって落ちぶれた感じが漂ってきます。小生が向かったぴあスポット、なんか隅っこの方のごちゃごちゃってした狭いところでまるで金券屋のような妖しい雰囲気につつまれてました。
既に先客のおばちゃんが自分の行きたいコンサートの日時場所すらわからずに、スポットのこれまたおばちゃん店員さんがまたご親切にキーワードの端々から二人がかりで端末を繰って調べてあげています。そっかぁ…ぴあスポットって今のネット予約の仕組みがよくわからんそれなりのお年の人が店員を頼って行く場所なのね。ということは小生もその仲間入りか…と妙に感心しつつ、結局そのおばちゃん、さんざん粘った挙句目的にたどり着くことができず退散。そして小生の番。一応コードを控えておいたので、発券はスムーズでした。
「え~と、”クラブいぴくすりあ~”の”なるちょおあいす”という公演、全席自由ですね。」
“なるちょおあいす”ってのも可笑しいですが、確かにそう読むしかない。実際チケットの控えを見たらしっかりカタカナで公演名「ナルチョ-アイス」って書いてありましたわ。昔ながらのぴあの青いチケッドで受け取ると、中には舟木一夫、小林旭、都はるみの新春コンサートのチラシが...ああやっぱりね。そうゆう年代の人向けの場所なんだここは。納得。

改めてチケットを眺めてみる。
CHOICE1×2DAYS’07 ~Narucho-ICE~
しかしNARUCHO-ICEってどうゆう意味なんだろ。ん?CHOICE?
…そっか、ホントはNARUCHOのCHOICEなんだ。だからナルチョアイスじゃなくてナルチョイスって読むんだこれは。膝を叩いて納得!…気付くの遅すぎ?
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世の中デジタルなんですな~

2006-12-20 00:06:12 | Weblog
HMVから「HMV デジタル ニュースレター配信スタート!」なるメールが届きました。
HMVのサイトでも10月からデジタルダウンロード販売が始まったということで、そのインフォメーションです。
確かに安い。例えば宇多田の「ぼくはくま」、シングル2曲で400円。CDだったら600円。(これも結構安いか)もちろん2曲目のカラオケなんざいらね~よ、って方には1曲200円なり。
アルバムだったら全曲2000円。でも1曲ごとのバラ売りもあってそれぞれはやっぱり1曲200円。欲しい曲だけセレクトすれば更に安上がりってなもんです。
プレーヤーまで売っていて、1万円ありゃそれなりのモノが買える。

…いや~時代に逆らう訳ではありませんが、電車の中では未だ小生MD派。理由は以前も書きましたが74~80分という時間が小生の通勤時間に丁度いいもので...というのもそうですが、やはりアルバムは通しで聴きたい、聴きたい曲ばっかりを何度も聴くのはアーティストに申し訳ないという思いも若干あります。なんかダウンロードでこれっちゅう曲だけを落とすのもどうなのかな~。アルバム制作にかけるアーティストの思い(アルバムに収録する曲を選んで~曲順はこういう風にして盛り上げて~なんてね)をそんな簡単にバラ売りしちゃっていいものなのかな~。それに音楽は芸術作品。収録される音楽だけではない、ジャケットのデザイン、プレーヤーのクレジット、それに歌詞やらSPECIAL THANKSやら...それが一体になって一枚のアルバムが構成されている。それらを無視してデジタルデータとしてプレーヤーに取り込むだけというのもどうなのかな~。その分コスト削減になっているのは確かなんだけど。

しかし、既にデジタルでしか聴けないコンテンツが当たり前のように存在していることもまた事実。CDというフォーマットがなくなっちゃったらどうしよう?なんて思ってたのも束の間、本格的なデジタル配信時代がひたひたと近づいてきてるんでしょうな。
時代に取り残されつつあるオヤジのたわ言かもしれませんが、音楽が使い捨てになってしまうようでちょっと寂しい気がするデジタル配信時代の到来を感じる今日この頃です。

・・・何だかんだ言いながらも今の携帯電話を買い換える時には音楽プレーヤー付のを買ってしまいそうな気がする。だって、今使ってるMD、買ってから1年も経ちませんが、調子がすこぶる悪くて...スイッチを何遍も押し続けないと立ち上がってくれないんだもん。頭痛い…。
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東芝EMI

2006-12-19 00:06:08 | Weblog
すでに数日前からニュースで報道されてますが、東芝の出資するレコード会社である東芝EMIから、東芝が手を引くそうで...。

小生若かりし頃は、レコード会社を挙げろと言われれば、真っ先に挙げられるのがCBSソニー、ワーナーパイオニア、そして東芝EMIでありました。
それが気がつくといつのまにやらCBSソニーはソニーミュージックエンタテインメントとしての一大グループとなりレーベルごとに会社が細分化、ワーナーパイオニアからはパイオニアが撤退し完全外資に。(終いにゃパイオニア自身も音楽産業から完全撤退)
唯一昔から変わらぬ姿を保っていたのが東芝EMIでした。東芝もパイオニア同様に音楽産業から完全撤退しちゃうんですな。当分はこの社名のまま継続するようですが、パイオニアLDC→ジェネオンみたいに社名が変わるのは時間の問題。
確かに電機メーカー名がレコード会社名の頭についてるっていうスタイルは、重厚な印象を与えつつも考えてみれば高度成長期の名残りみたいで古臭い気もします。でもビートルズやオフコースといえば東芝EMIという固定観念は染み付いてますからね、違うレコード会社名が表示されてるCDが再発されるのを見たら、やっぱり違和感あるんでしょうな...。(CASIOPEAがアルファからVILLAGE RECORDSになったみたいに?)

CD時代になり、そして今やメディアを介さずにデジタルで音楽が流通する現代においてはそもそもレコード会社という資本に頼らなくったって、自主制作的なレーベルからの音源も普通に購入することができます。音楽が流通する手段はそれこそいくらでもある世の中ですからね。流行り廃りの激しい音楽業界、旧来のメーカー的発想と組織観はいわば小回りの効かない軍艦みたいなもので、世の中の動きについていけないのかも知れません。この東芝EMIの件も、まさに遅れてきた時代の流れ、といったところでしょうか。

音楽を聴く方にとっては何も変わることはないことを願うし、そもそも何ら変わることはないでしょうけど、ちょっと考えさせられ、そして感慨深いニュースでした。
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