TOTOからはじまったイモづる式音楽日記

旧タイトル:TOTOからはじまるLA FUSION CONNECTION~ネタはフュージョンやらAORやら。

15年、20年

2011-06-29 23:40:01 | Weblog
こないだ、SING LIKE TALKINGのライブビデオ、「AMUSEMENT POCKET BUDOKAN 4・1・1996」のVHSビデオをDVDに焼き移した。
このビデオ買ったのはまだ大阪に住んでいた頃…上の子供が生まれたかどうか…というような時だったけど、つい最近のように思えるな…。元々聴いていたSLTに加えて13CATSとかDIMENSIONとかも聴き始めた頃だったところに、この豪勢なメンツでのライブビデオ…繰り返し見たものです。
そう、もう15年前の作品なんだよな。
15年というと、今思えばつい最近のことのようにも思うんだけど、よくよく考えてみると、小生が音楽を聴き始めた1970年代の終盤当時から15年前というと…まさにBEATLESの全盛期になるんだよな。当時はBEATLESなんてもうすんごい過去のものだと思っていたけど…。今現在から見た15年前と当時の15年前とは全く時代も違ったんだろうな。

ちなみに先日ちょこっと書いた「ターミネーター2」の話…、この映画は1991年の作品ですから、もう既に20年前のモノ。ああ、もう20年も経っているのか。で、20年という時の流れを鑑みると…小生の生まれた年から20年前といえばまさに終戦直後。同じ20年という時の流れを比較してみると、その中身の密度は全然違うよね。同じ15年、20年でありながらその尺度は、同じように見えて全く違う、逆に言えば小生の人生における15年、20年なんて、自分が経験してきているだけに、当たり前に過ごしてきた時代であって、気持ち的にはどうということのない、至って普通のこと。だけど、BEATLESの時代、終戦直後の時代なんて、小生にとっては江戸時代とかと同じレベルの歴史の1ページ。実感として全然違うよね。

ふとそんなことに気が付いて、やっぱり人生って長いものだと改めて実感した次第なのです。

AMUSEMENT POCKET BUDOKAN 4・1・1996 / SING LIKE TALKING
CHIKUZEN SATO(vo,keys)CHIAKI FUJITA(keys,vo)TOMOHIKO NISHIMURA(g,vo)TAKASHI NUMAZAWA(ds)HIDEKI MATSUBARA(b)MICHIAKI TANAKA(perc)YOSHIYUKI ASANO(g,perc,vo)SATORU SHIONOYA(keys,perc)AKIRA ONOZUKA(keys)MASAHIRO KOBAYASHI/MASAHIKO SUGASAKA(tp)OSAMU MATASUMOTO(tb)KAZUKI KATSUTA/OSAMU KOIKE(sax)HARUMI TSUYUZAKI/KEIJI KIMURA(vo)ASKA STRINGS(strings)
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映画

2011-06-28 23:27:37 | Weblog
数週間前だったかな、テレビで映画ターミネーター2を見た。
懐かしさもありつつもやはりターミネーターシリーズは面白いと実感したものです。
で、その数日後たまたま中古屋でえらい安くでターミネーター3のDVDを見かけてしまい、なんの迷いもなく即購入。若干ストーリー的に無理があるというかどうも難しくはなってるけど、それはそれで楽しめた。ちなみにSTAR WARSは一応全作品のDVDがウチにあるんです…。
昔…90年代前半頃だったか、はよく洋画をレンタルとかテレビとか、もちろん映画館でも時々映画を見たものだ。やっぱりそれは当時はスピルバーグだのジョン・ランディスだの…という流行りがあったからなのか…ともかくなんだかんだとそれなりに映画は見ていたものだったけど…。
最近の映画ってめっきり見なくなってしまったな。大体この3D流行りのご時世にもかかわらず、3D映画なんて見たことがない。いや、この10年で数えるほどではあるけど、たまには映画も見てたな、ナショナルトレジャーとか、パイレーツオフカリビアンとか…でもこれ見たからといってシリーズの他の作品を見たい…という気にはならなかったんだよな。映画というものに対する興味が薄らいでしまっているのか…シリーズモノに飽きてしまったのか…それとも洋楽と同じで、過去に捉われてしまって昔は良かった的思考に陥ってしまってるのか…。少なくとも邦画よりも見たいという欲求が薄くなってるのは確かなんだな。よくよく考えてみれば音楽はながらでも電車の中でも聴けるけど、生活に追われて?2時間もの時間をかけて腰を据えてゆっくりと映画を見る、ということがなかなかできなくなってるせいなのかも知れないね。そう思うとほぼ半分は超えてしまっているだろう小生の人生、もう少し余裕が欲しいな…ということで。
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WHICH ONE OF US IS ME / JAY GRUSKA

2011-06-26 22:10:48 | TOTO&FUSION
JOSEPH WILLIAMS絡みでの1枚。
最近リイシューされたJAY GRUSKAの1984年のアルバム、「WHICH ONE OF US IS ME」。
ある意味かなり日本向け?なAORです。

1曲目からして80年代前半のJ-POP路線を彷彿とさせるシモンズドラムと無機質なシンセによるバッキングに載せた哀愁漂うボーカル。えぇ~何コレェ、と思わせつつも、2曲目はこれぞAOR!というような落差。続く3曲目は思いっきり打ち込みドラムとシンセベースによるエレクトリックな作品。4曲目と言えば、YMO的なテクノサウンドにSTEVE LUKATHERの重厚なギターが載るという絶妙なミスマッチ感覚。…まま、てな具合で聴いてるとなんか河合奈保子の一連のL.A.シリーズを思い出します。当時のL.A.サウンドを日本的に解釈するとこんなんなるのかな、という若干実験も入ってるのかもしれない1枚なのです。

で、もちろんCHICAGO16の1曲目「WHAT YOU'RE MISSING」の共作メンバーであるJAYとJOSEPH WILLIAMS、なんでも当時は義兄弟だったとかで、当然のことながらJOSEPHが全面バックアップ…と思いながら聴いてるんだけど、これぞというようなJOSEPHの声が全然聴こえてこないのがちと残念。JOSEPHのBGVっていつも結構主張するからよく聴こえてくるもんなんだけどね。JOSEPHの歌声を期待する人には物足りないところ。とはいえ、STEVE LUKATHERとMICHAEL LANDAUの悪童コンビがフィーチャーされた曲も数曲あるし、MIKE PORCAROにNATHAN EASTも数曲に参加と、とどのつまりはやっぱりTOTO系のまさに商業ロック・AORなアルバムなわけで、突出した素晴らしさは感じないけど、及第点以上の聴き応えはあるのです。

WHICH ONE OF US IS ME / JAY GRUSKA
JAY GRUSKA(vo,keys)JOHN ROBINSON/CARLOS VEGA/CHAZ LOVE/VINNIE COLAIUTA/DOANE PERRY(ds)NATHAN EAST/MIKE PORCARO/ABRAHAM LABORIEL/NEAL STUBENHAUS/JOHN PIERCE(b)MICHAEL LANDAU/TONY BERG/STEVE LUKATHER(g)GARY CHANG/MICAHEL OMARTIAN/RANDY KERBER/CRAIG SEIGEL/JOHN GILSTON/SCHTEINMAN/STEVE WILLIAMS(keys)MICHAEL FISHER(perc)JERMAINE JACKSON/BROCK WALSH/JOSEPH WILLIAMS/NICK UHRIG/PAUL GORDON/MICHELE GRUSKA/DEBBIE SHAPIRO/JENNIE GRUSKA/BILL MUMY/JANIT BALDWIN/TANYA WOLF/BARBARA GRUSKA (vo)
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WILLIAMS FRIESTEDT

2011-06-25 23:07:18 | TOTO&FUSION
JOSEPH WILLIAMSと、THE L.A.PROJECTのPETER FRIESTEDTのコラボアルバム。
根強く残る典型的な商業ロック・AOR系のアルバムですね。
収録は9曲。全て新曲かと思いきや、うち2曲はPETERのTHE L.A.PROJECT Ⅱから、1曲はTHE L.A.PROJECTからの再録。そして1曲はインストなんでJOSEPHのボーカルは無し、という構成になってます。
とはいえ、VIRTIGOに続くJOSEPHの新ユニットでのニューアルバムという位置づけと考えてもおかしくはない、存分にJOSEPHらしいボーカルが楽しめるアルバムですね。
ちなみにインストナンバーのタイトルは「GOING HOME」。TOTOとJOSEPHのソロアルバムにも収録されてる「GOIN' HOME」と思わせつつも全然関係ない曲なのがちと微妙。でもTOTOのサントラ曲、「DUNE」を思わせる雰囲気で、やっぱりTOTOを意識してるんだろうな~と。

ちなみにこのアルバムと一緒にiPodに放り込んだのが、JAY GRAYDONの「AIRPLAY FOR THE PLANET」。元々iPodにはJOSEPHのソロアルバム「3」も入れていたんですが、我がiPod、よくわかってるものでアルバムシャッフルで偶然にもこの3枚のアルバムを連続して聴かせてくれたのです。こうして聴くことで気が付いてしまったのが…「AIRPLAY FOR THE PLANET」の頃のJOSEPH、かなり声がハスキーになっていて、あまり美しくないのがわかります。おそらくこのレコーディングはTOTOを脱退してそれほど時が経っていなかった頃。TOTOを辞めるきっかけが不摂生による喉の不調だったと言われるJOSEPHですが、なんとなくそれが頷けてしまった次第。
もちろん「3」(1997年リリース)の頃にはちゃんと復活してますし、このFRIESTEDTとのアルバムでも昔と変わらない美声を聴かせてくれています。9月のTOTO公演でも当時のままの素敵な歌声を聴かせてくれることでしょう。

WILLIAMS FRIESTEDT
JOSEPH WILLIAMS(vo)PETER FRIESTEDT/INGEMAR ABERG/ROBERT SALL(g,keys)TOMMY DENANDER(g,b)BILL CANTOS/STEFAN GUNNARSSON(keys,vo)ANTON MALMBERG/RANDY GOODRUM/JANNE PELTONIEMI(keys)JOHAN GRANSTROM(b)JOHN ROBINSON/RASMUS KIHLBERG(ds)TOBIAS MARBERGER(perc)LARS SAFSUND/BILL CHAMPLIN/HENRIK RONGEDAL/ANDERS OJEBO(vo)
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あらら?

2011-06-22 23:23:45 | その他の音楽
早々に10月のNOTHING BUT THE FUNKライブのメンバーが変わっちゃってますね。
もちろんTOSHI=森俊之だとは思ってましたけど、STEVE BAXTERが来ないのは…。いわばNBTFのフロントマンでしたからね…。SING LIKE TALKINGに13CATSのアルバム、佐藤竹善に沼澤尚のソロアルバム、更には13CATSとも関わりの深いAL McKAY ALL STARS、関係ないけどCRUSADERSやS.M.V.にも参加していた重要人物だっただけに、これはちと残念だな…。
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BEST HITS 100 FUSION

2011-06-21 23:29:32 | TOTO&FUSION
http://www.hmv.co.jp/product/detail/4036806/track/1
こんなアルバムがリリースされているようで。
う~んこん中で曲名にピンとくるのは…残念ながら数えるほどしかない。
小生もまだまだな…。
というわけでこれは聴いてみたい。なんか聴いたら絶対ハマりそうな気がする、てか聴いちゃったら絶対ハマるんだろうな。
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UNITY / 市原ひかりグループ

2011-06-20 23:47:38 | J-FUSION
http://www.hmv.co.jp/news/article/1106010026/

ほ~強力プッシュされてますね、市原ひかり嬢の新作。
小生も早速聴いておりますが、前作に引き続きジャズだけどどこかフュージョンしていて、ジャズの割には聴きやすいアルバムです。2~3枚目はあんまりなジャズジャズスタイルで売ってたんだけど、やはりそれなりの時を経て、本当にやりたい音楽に向かって舵を切り、定着してきたという感じでしょうか。
でもな~しつこいようだけど、デビューアルバムが一番良かったし、HIPCHICKの方がやっぱり小生的にはハマる。この人の、ホントに聴きたいと思う音楽活動を最新のCDで聴くことができないジレンマって、むず痒いものです。
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THIS IS

2011-06-19 22:02:05 | ウイスキー
これも東北応援キャンペーンの一環なんでしょうか。今日立ち寄ったやまやに置いてありましたウィスキー、「THIS IS」。郡山にある笹の川酒造のウィスキーです。初めて見たな、これ置いてる店。
もちろんこれだけじゃなくて、笹の川酒造のウィスキーは他に2種類置いてありました。
実は小生夏休みにでも乗り鉄ついでに郡山に行って買ってこようかな~なんて思ってたところ。とはいえせっかく売ってたんで、今回買ったのがこの「THIS IS」。これ、中身はケンタッキー生まれのバーボンなんです。それを郡山に持ってきて笹の川ブランドとして販売しているんで、そういう意味ではやや中途半端な地ウィスキーなのかな。本物の地ウィスキーはあえて現地で買おうということで、楽しみは後にとっておくことにするとしよう。
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NOTHING BUT THE FUNKが帰ってくる

2011-06-18 02:04:28 | その他の音楽
末期13CATS系ユニット「NOTHNG BUT THE FUNK」
13CATSのライブメンバーからCAT GRAYだけが抜けて代わりに森俊之が入り、21世紀初頭のほんの一時期に深夜のライブハウスとかで活躍していたユニットです。
さすがに13CATSの再来はないのか…と思いつつも、13CATSのライブで活躍した面々がまた帰ってくる…これは見逃せないステージになりそうです。

http://www.billboard-live.com/pg/shop/show/index.php?mode=detail2&event=7763&shop=1
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節電の目的

2011-06-16 23:45:59 | Weblog
ご多聞に漏れず小生の勤務先でも省エネ議論が活発になっている今日この頃。
だけどどうなんでしょう。基本省エネに反対するつもりはないけど、例えばサマータイム導入。本来の節電の目的って、現時点においてはピークカットであって、総量規制ではないはず。もちろん使用電力総量を減らすべきなのはわかるけど、サマータイムってどれほどの効果があるのだろうか…。規制の範囲からは1時間ほど外れるのかも知れんけど、結局午後1~3時あたりの電力使用ピーク時にとってはサマータイムだろうが通常勤務であろうが何ら変わることはない。休日のシフトならば、丸一日電力消費を休日にシフトできるわけだからそれなりに効果あるんだろうけど(かといってみんながみんな土曜日出勤になったら何の意味もないんだけど)サマータイムやったからと言って、ピークカットにはなんの役にもたたない。にも関わらずいろんな大企業がサマータイムを導入するとか。例えば遠距離通勤者や、子供を預けなければならないような人にとっては当然抵抗があるはずだろうけど、どのような効果をうたってそこを説得するのだろうか。聞いてみたいものである。
なんかみんながやるからウチも、みたいな感覚だったら全く意味がないよね。その意味では午後の時間帯の電車間引き運転とかは効果あうものだと思うけど。それなら平日を休み、とまではしなくとも半ドンにするだけでもサマータイムよりよっぽど効果あると思うんだけどな。

それに加えて空調冷房を使用禁止にして窓を開けましょうみたいなこと言いだす輩もいる。そりゃこのところ涼しいからそういう発想になったのかもしれないけど、それこそ猛暑の日にそんなことした日には…下手すりゃ救急車沙汰になるよね。そこまで考えて言ってるのか甚だ疑問だけど。節電はしなきゃならないのは当然としても、ヒステリックに節電節電といってなんでもかんでも禁止するのではなく、節電にもそれなりの節度が必要と思うんだけどな。これって間違ってるんだろうか。空調入れるのが罪悪、みたいな世の中が望まれているのだろうか。こういうのが右へ倣えを美徳とする日本人ならではの良くない習慣なんだろうな。本当に意味があって、実効性のある節電を考えましょうよ。節電ファッショみたいになってしまったら何のことやら、ですからね。
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