TOTOからはじまったイモづる式音楽日記

旧タイトル:TOTOからはじまるLA FUSION CONNECTION~ネタはフュージョンやらAORやら。

「ART」な小ネタ

2006-07-31 03:07:13 | J-FUSION
突如我が家に現れた、TRIXの「ART」な販促ポスター。
よく見ると10曲目が載ってないのね。
やっぱり後から急遽入れることになったんでしょうか。
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O.C.O.E.

2006-07-30 03:03:51 | AORとか
一昨日の通勤で聴いていたのが、PAGESのアルバム「PAGES」。
80分のMD収録時間の残りには佐藤竹善の「CORNERSTONES」を入れてました。
理由は簡単、「CORNERSTONES」は佐藤竹善のカバーアルバムであり、この「PAGES」から2曲「YOU NEED A HERO」と「O.C.O.E.」が取り上げられているからに他ならない。
聴き比べてみると面白いのが「O.C.O.E.」のアレンジ。
オリジナルのPAGESのアレンジは非常にシンプル。あくまでもRICHARD PAGEとSTEVE GEROGEによるボーカル・コーラスが中心。サビのチョッパーベースのファンキーなノリにバスドラダブルストロークによる重厚なキメがカッコいいんですけどね、やっぱりコーラスアレンジのキャッチーさが際立つAORの重鎮的名曲。
一方、佐藤竹善バージョンは、若干テンポも早めでかなりJAZZ/FUSIONっぽい作りになっている。CHICK COREA風というか「SPAIN」っぽいアプローチのアレンジが加えられ、たたみかけるようなシャープなホーンセクションもプラス。原曲にはないジャジーなサックス、ピアノソロもフィーチャーされていてジャズファンも唸る見事な出来です。
とはいえ、忘れてはならないのはこの曲のリズム隊、沼澤尚と青木智仁です。叩きまくるTAKAさんの絶妙なハイハットワークが繰り出すグルーヴ。絶対打ち込みじゃ再現不可能ですよ。そしてこのグルーヴに絡みつく青木さんの凝りに凝ったベースのフレージング。これがまたとにかくカッコいい。今更ながら青木さんの名演の1曲に数えられるんじゃないかと思います。単にコピーする、というだけではなくて、こんな大胆にアレンジを変えてしまうというのもカバーアルバムならではの味わいですね。

そういや青木智仁さんの足跡ネタがFOKで中断してたのを思い出しました。

O.C.O.E/PAGES
RICHARD PAGE(vo)STEVE GERORGE(keys)CHARLES JOHNSON(g)NEIL STUBENHAUS(b)
VINNIE COLAIUTA(ds)

O.C.O.E./佐藤竹善
CHIKUZEN SATO(vo)MANABU OISHI(keys)TAKASHI NUMAZAWA(ds)TOMOHITO AOKI(b)
HIDEFUMI TOKI(sax)ERIC MIYASHIRO(tp)YOICHI MURATA(tb)HARUMI TSUYUZAKI(vo)
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BOTTOM OF YOUR SOUL-TOUR EDITION

2006-07-29 01:22:59 | TOTO&FUSION
TOTOのマキシシングル「BOTTOM OF YOUR SOUL-SUMMER 2006-TOUR EDITON」、何を期待するでもなく購入しました。
収録曲は
1.BOTTOM OF YOUR SOUL(RADIO EDIT)
...要は「BOTTOM~」のシングル向け(ラジオ放送用ということ?)短いバージョンでした。原曲が7分近いのに対し、ここでは4分弱にまでカットされてるだけ。昔は12inchシングルとかいって、完全なリミックスバージョンとかがめちゃくちゃ流行っていた時期がありました。TOTOも「STRANGER IN TOWN」の12inchバージョンなんてのがあって、結構気に入って聴いていたものです。
だけどこれは短いだけ。ただそんだけ。
2.GYPSY TRAIN(LIVE)
これは2004年にスイスで収録されたもののようです。どっからこんな音源拾ってきたんだろ。どうもテレビ放送が出処のようですが。このときのキーボードは誰だろ。DAVID PAICHかな。でも音の感じがちょっと違う気もする。
3.AFRICA/ROSANNA/BOTTOM OF YOUR SOUL(TV MIX MEDLEY)
これYOUTUBEでも出回っていたフランスでテレビ出演した時の音源です。3曲メドレーで5分くらい。とはいえGREGが歌うAFRICAの正式な音源は貴重かも。これだけでも買った価値あり?ROSANNAでSIMONのスネアのゴーストノーツがよ~く聴こえてそれもちと嬉しい。ホント細かいことやってるんですね。BOTTOM OF YOUR SOULではコーラスがJOSEPH WILLIAMSでなく、TONY SPINERバージョンなのが日本公演を思い起こします。
4.BOTTOM OF YOUR SOUL(ALBUM VERSION)
「FALLING IN BETWEEN」収録の曲そのまんま。

かなり営業臭いシングルですね。(そもそもシングルって営業用か...)寄せ集めの音源で茶を濁している感は否めません。「BOTTOM~」は好きな曲だからいいんだけど...。
う~ん、どうも消化不良。
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PYRAMID @ 音遊人

2006-07-28 00:48:15 | J-FUSION
テレビ東京の番組「音遊人」。
今週のゲストはPYRAMIDのお三方でありました。
案の定22日はすっかり見るのを忘れ、昨日の深夜にBSでの再放送を見たのであります。ぜんっぜん知らんかったんですけど、PYRAMIDでは神保さんのドラムセット、簡易版なのね。普段タムやらシンバルやら、更にはDTXやらに取り囲まれているセッティングに見慣れていると、ものすごい新鮮に感じます。PYRAMIDでは他のバンドで見られるバカテクぶりから一歩退いた感じですが、簡易セットであるが故、足技・左手技がよ~く観察できてこれまた良かったです。
でもあの練習技は...やっぱ真似できん。そもそも右手シャッフルが苦手なもので。しばらくこれ練習してみようかな。

ところで、HMV通販でこんなキャンペーン(一番下を参照)をやっていたようで。小生自身こんなキャンペーンをやってること自体全然知りませんでしたが、突然HMVから封書が届き、あけてみたら入ってました。PYRAMID3人のサイン入り生写真。いやびっくり~。なかなか神保さんのサインをもらえる機会ってないかも知れないンで、お宝がまた一つ増えました。

PYRAMIDとしての活動はしばらく休止するそうで。残念なことではありますが、それぞれのメンバー皆さんお忙しい方ばかりですからね。このユニット自体が幻といってもよさそうなメンツですからいたしかたないところでしょうか。
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TRIX@新潟のHATSUさんレポート(再掲)

2006-07-26 01:03:35 | J-FUSION
TRIX@新潟のエントリーではHATSUさんからの貴重な楽屋レポートをコメントとしていただいておりました。
レポートも完結しましたが、コメントだけに残しておくのも勿体無いんで、本文の方にもまとめて再掲させていただきたいと思います。
この場を借りてお礼申し上げます。HATSUさん、玉さん、そしてHATSUのメンバーの皆さん、ありがとうございました。そして今後もフュージョンを盛り上げていきましょう!

以下、HATSUさんのレポートです。

>リハーサルレポート
LIVE当日、メンバーはそれぞれどんな気持ちで朝を迎えたであろう?私自身も過去数百本こなしたLIVEとは全く違う胸の高鳴りを覚えずにはいられませんでした。
オープニングアクトの話をいただいたのは何と20日前!
「親が死んでもLIVEするぞ!」と気合い十分な私達を当日出迎えてくれたのは雨でした…
器材搬入でエレベーターを降りた私達の耳に、熊谷須藤両名の熱すぎるビートが襲い掛かってきました…わかっていたけど凄い!
緊張しながらも挨拶をかわし、心地良すぎるサウンドにうっとりしていました(^^)
共演の特権とでもいいましょうか、毛根のヅラやシンセドラムに関してはリハ中にお話させていただきました。
リハで入念だったのはヅラ装着時の照明とシンセドラムの音色設定!
あの40秒20秒が計画的だったかは定かではありません。
色々書きましたが、私の中ではこんなに重い「よろしくお願いします!」を言った事は無いとゆう事です。
我々がリハを終え楽屋に戻ると、そこにTRIXのメンバーの姿はありませんでした。
出迎えてくれたのは無言で仁王立ちしている平井サンのギターと、当たり前に脱いで放置してある熊谷サンの乱入用スペシャルシューズでした。

>楽屋レポート
本番10分前、客席の椅子は完座され既にスタンディングの方もいるようでした。
「今日のお客さんは耳ができてるから性根据えて行くぞ!」とメンバーに喝を入れ、出番を待っていると何と…須藤サン登場!
我々の中で何かが音をたてて壊れだしました(*_*)
TーSQUARE時代かなりLIVEを拝見したので、懐かしい話をしてしまいましたm(__)m
以前私の息子が則竹氏にスティックやタオルをステージからいただいた話や、新潟県民会館でLIVE中爆弾騒ぎがあった事など…足りなすぎる時間を満喫して須藤サンの「頑張ってよ!」の一言に押し出されHATSUはステージインしました。
ステージにこれといったミス等はなく無事終了(^^)
気分良く楽屋に戻るとTRIXが勢揃い!!!…この後、メンバーは私を含め壊れていくのでした…(;^_^A

>楽屋レポート続き
「今日のお客さんは耳ができてるぞ!性根すえてやるぞ!」と気合いを入れて始まった我々のステージもキッチリ終わり、楽屋一番乗りは私でした。
「お疲れさん!」須藤サン平井サン両名の出迎え…窪田サンはニッコリと「良かったよ」の一言、一番奥で熊サンはニヒルな笑みを浮かべ「いいねぇ…いいよ」と皆さんからありがたい言葉をかけていただきました(^-^)
そして間髪入れずに須藤サンから「あの後半のギターのハモりは一人でやってるの?」との質問、うわぁ~ちゃんと聴いてくれてたぁ…更に平井サンからエフェクトの設定等の質問まで…そこへ窪田サンまで加わり、私はTRIXのメンバー3人相手に自己の音楽について講釈してました…恥ずかしいm(__)m
ただ一人ニヒルな熊さんには私の息子が質問攻め!
冷静に考えれば本番前の貴重な時間をすみませんでしたm(__)m
そしてメンバーそれぞれ持参した物へのサインを依頼してステージへあがる彼らを見送りました。
そして本番、凄かった…感動しました♪ちなみに毛根ファンクで熊谷、須藤両名のヅラを操っていたのは私の息子でした(^^)

>楽屋レポート 最終回
いきなり余談ですが、アンコール!アルコール!と叫んでいたのはベースの玉チャンと息子でした(;^_^A
TRIXのLIVEも終わり我々も三度楽屋へ…そこはもう女人禁制状態!
我々も着替えをしたので、合計9人が裸!まるで野球部ですね(^^)
そんな中、私の連れ(女)がただ一人堂々と正視してましたp(^^)q
彼女は平井サンの腰の動きに魅せられたようで、握手とツーショット写真を熱望してました(ぬおぉぉ…私の立場は…)
そんな訳で、入れ替えの時とは全然違いフレンドリーな雰囲気になっていました(^^)その後は写真、サイン、握手等まるでミーハー状態…お疲れのとこ本当にありがとうございましたm(__)m
上階ホールでのサイン会を終えた後、合同打ち上げの話も出たんですが、平井サンがどうしても帰りたいらしく没でした(T_T)/~
最後は楽器のいじりっこ!須藤サンに「いい音してたねぇ、ちょっと貸して」と言われベースを差出し試奏してもらう…玉チャンは愛用ベースにまでサインもらってましたね(;^_^A
更に大変なのは息子でした…なんとニヒルな熊さん「僕のセット、大きな音出さなきゃ叩いていいよ」 これには息子も崩壊!
目をウルウルさせてチューニング等を確認してました。かなり企業秘密も教えていただきました…m(__)m
とゆう訳で我々のあまりに熱い一夜は終宴を迎えました。なぜかバラバラに一人づつ帰っていくTRIX。最後は須藤さん、とても丁寧で乱入時とは別人(^^)
てな感じで楽屋レポートも終わります。まだ微妙に興奮が残ってますが、我々もまだまだLIVEがあるので気持ちを切り替え頑張ります。
貴重なスペースありがとうございましたm(__)m
当方HPに全員写真をUPしてます、よろしければご覧になってください。
再会を祈ってます(^^)
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HATSUさんの楽屋レポートもクライマックス

2006-07-25 00:10:01 | J-FUSION
TRIX@新潟 CLUB JUNK BOX、オープニングアクトをつとめられた、HATSUさんの楽屋レポートがシリーズになって盛り上がってますね~。
コメントとして寄せていただいてますんで、この1週間位のエントリーからコメントを開いてみてくださいね~。
それではHATSUさん、よろしくお願いしま~す。
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JAZZ LIFEの熊さんインタビュー

2006-07-23 00:07:41 | J-FUSION
熊さんのHPにも載ってますが、今月のJAZZ LIFEに熊さんのインタビューが掲載されてます。
そこで話題にされてましたのが、例のCDジャケットの秘密の話。
そういや新潟でのライブの時は何のコメントもありませんでしたね。仕込まれているのがライブに行ったことのない人が見ても「???」なネタですから、しっかりライブでPRすればいいのにね。
で、そのインタビュー記事にそのタネ明かしがされてますんで、TRIX「ART」のCDをお持ちの方は立ち読みなりなんなりしていただいて、秘密の扉をこじ開けてみてください。
吹き出してしまうのと同時に、この熊谷さんの地道な作業が、TRIXライブの「笑い」の原動力であることに感心されることでしょう。
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TRIX@新潟CLUB JUNK BOX 最後です

2006-07-22 01:07:32 | J-FUSION
TRIX@新潟CLUB JUNK BOXのオープニングアクトをつとめられたHATSUさんの舞台裏レポートが一昨日のエントリーのコメントとして掲載開始しました!(これってもしかしてコラボレイト企画?)そちらもどうぞお読みになってくださいね~。

ということで、TRIX@新潟CLUB JUNK BOXのプッチレポート、続いてはアンコールの2曲です。
もちろん巷で噂のあのTシャツをお召しになったメンバー皆さんが登場、アンコール1曲目は「RECOLLECTION」です。あのスムーズィーなサビに合わせて皆さん左右に揺れています。ところでフロアタムとチャイナを同時に叩いて出す、「バシン!」というあの音。小生めちゃくちゃ好きなンですよ。この曲では小生の目は熊ちゃんのドラミングに釘付け。

そしてラストナンバー、まさにラストを飾るに相応しいこの曲、「SEE YOU」。CDではラストナンバーが「くりくり祭りのテーマ」でしたからね~本当のラストはこの曲です~なんて解説してる横でストさんが「くりくり祭りのテーマ」を始めちゃったりしてね。
演奏が始まるとさっきの曲と同様、左右に揺れる振りもあって、「ちゃ~んチャーン!」というあのキメに合わせて平井クンとストさんがジャンプ!MCの親子漫才のみならず、パフォーマンスでもいい感じのコンビネーションを見せてくれます。そしてベースソロのバックで決めるシンセとドラムのユニゾン(っていうのかな、あれ)では熊さんと窪田さんがアイコンタクトでニヤリ。今回あまりMCでは出番がなかった窪田さんですが、やっぱり演奏する姿はカッコイイ!
引きずりますよね~この曲。もっともっと聴きたいのに...という余韻を残して、凡そ2時間20分(案外サクサクいきましたね)のTRIXライブ、お開きとなりました。

もちろん今回もサイン会のオプション付きでした。21時頃には、エントランスホールにメンバー皆さんが現れて、CDやらTシャツやらにサインしてくれます。小生も「ART」を再購入して(ウチにあるCD、どうも最近音飛びするようになっちゃったんで...)子供に持たせてサインもらいに行かせました。ウチの子供、タモリ倶楽部の空耳にかぶれていて、どうもつまらんネタを言ったようで、皆さんの失笑をかって熊さんに諭されておりましたが...それも一つの余興ということで...ね、どうかご容赦を。メンバーの皆さんも楽屋に引っ込み、我ら親子は大満足で新潟駅に向かったのでありました。
(この後の様子はHATSUさんがレポートしてくれるかも)

...しっかし音でかかったな~。「SEE YOU」のサビの高音ギターで頭割れそうになって一瞬呆けてしまった。フュージョンはもっとナチュラルな音で楽しみましょうよ、PAさん。
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TRIX@新潟CLUB JUNK BOX その2

2006-07-21 00:48:22 | J-FUSION
TRIX@新潟CLUB JUNK BOX、プッチレポートの続きです。

「毛根ファンク」も終わり、さあこれから更に盛り上がるゾ!というところで、「残るは2曲となりました~」...エ~!まだ時間は19時40分頃だったでしょうか。
いやいやTRIXはこれからが長いんです。まず続いての1曲は「JUMPING FLASH」。「ドラムソロ、やっちゃっていいかな~」の一言に会場は大盛り上がり。続くラストナンバーは「AN INDEX」ではTRIXの考える「真の乱入」を見せてくれるそうです。それでは2曲続けてどうぞ~。

「JUMPING FLASH」の熊さんのドラムソロ、2万5千発というだけあっていやあもう叩きまくりです。熊さんの凄いところはあれだけシンバルの枚数多いのに、見かけだけじゃなくて全部を効果的に使うんですよね。特に3枚あるチャイナシンバルの使い方は絶品です。小生、ドラムに一番近いところで見てましたから、ツーバスペダルを踏むときの左足の運びから、シンバルを叩くときにパッと飛び散るスティックの破片までリアルに見ることができました。力強く且つ繊細でテクニカルなドラムソロ、堪能いたしました。

さて、お待ちかね「AN INDEX」ではお約束の客席乱入タイムです。トップを飾るのは窪田さん。キーワードはびん底メガネの変質者。KORGのMICRO KONTROLをジャストフィットのエフェクターケースに入れ、駅弁の立ち売りスタイルで客席乱入。1人のお客さんをいじる度に「ピーヒョロピーヒョロ...」という謎のジングルを流しながら客席を移動。絵筆で弾くわ、ほおっかむりして「母さんは~夜なべ~をして」なんて弾いたりね、しまいには縦笛をシンセに貼り付けて尺八に仕立てるわ、窪田さん、ちと壊れすぎ。ところで窪田さんばかりに気がいってると気がつかないんですが、他の3人が何気にバックで演奏している曲、めっちゃファンキーでカッコよかったです。
続いては平井クン。今回登場するはミニアンプならぬミニギターです。といってもアンプの裏に隠してあったはずが、須藤さんが見つけて勝手に弾いちゃうというネタ。なぜかここで「哀愁のヨーロッパ」と「くちなしの花」の違いの講義が始まっちゃったりして。そして秘密兵器、電動ドリルで盛り上がります。
平井クンが引っ込むと、何故か「すたーうぉーず」のテーマが流れ現れたのは「しー3ぴーO」のカブリモノをした須藤さん。あのでかい体でカブリモノは結構不気味。相変わらず椅子の上を闊歩して移動します。お気に入り?の女性の前ではベースで「冬のソナタ」を演っちゃったりするお茶目なロボットも最後には破壊王ストさんの面目躍如、客席後ろからステージまでパイプ椅子を蹴散らして強制移動。ほら言わんこっちゃない、飲み残しを床に置いといたりするから...床は水浸し。息子よ、お父さんは正しかった。しかし丁度小生の真正面に向かって突進してきたあの姿は...夢に出てきそう。
トリは熊さん、またまた最新兵器を携えての登場です。ストさんに続き「だあすべいだあ」のカブリモノをした熊さん、丁度股間からにょきっとそそり立つパイプの上にドラムパッドがうまいことセッティングされてます。更に...右足を踏み出すとバスドラ、左足にはカウベルが鳴るようにセンサーが仕込んであって、普通に歩くと「ドン・カン・ドン・カン」とまるでギャグ。その状態で客席を熊なくまわります。ちゃんとドラマーがドラマーとして客席乱入するのは...TRIX以外私は知らない。更に圧巻なのはステージに戻って「AN INDEX」が再開すると、ドラムパッドと右足バスドラでしっかり曲をプレイしてしまうこと。お見事でした。

長い長い「AN INDEX」が終わり「TRIXでした~ありがとうございました~」と言って楽屋に戻る熊さん、やっぱり「ドン・カン・ドン・カン」という音を残して去るのでありました。
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TRIX@新潟CLUB JUNKBOX その1

2006-07-20 01:15:58 | J-FUSION
TRIXライブに新潟遠征!ということでその続きでレポートを少々。まあ追加公演もあるので、あんまり書いては、とも思いますが、SET LISTは全く同じじゃないでしょうからそれはご容赦いただきたく。

「HATSU」のステージ終了後ステージのカーテンが閉められて、セッティングタイム。
どれだけ時間がかかるのか、アナウンスの一つもなかったけど早くても30分、場合によっちゃ1時間くらいかかるかな~と思いつつエントランスホールに行ってしばしドリンクタイム。バーボンをロックで頼んだら、ペプシコーラの紙コップに氷となみなみのバーボンが出てきました。これで500円は安い!と思いつつ、こりゃ入れすぎだわさ。やっぱチビチビ飲るのがロックってもので、こんだけ入ってると...紙コップがふやけて飲みにくいこと。

スタンディングエリアで一服してると18:25頃にはカーテンも開き、TRIXのセッティングが登場!。
上手にはドラムセット、となりのちょっと奥まったところにベースアンプ。ギターエフェクターがステージの一番前に置かれ、下手にはS90とMOTIF ES7にやたらちっこいKORGのMICRO 「K」ONTROLとやらがセッティングされてました。「あれ最初はモーティフって読んでいた」なんて話している周りの会話に思わず頷き。小生も全く同じであります。
そして早くも18:30にはメンバー皆さん入場。今回は「サムライ」をモチーフにした「オヌシ!オヌシ!」を連発するSEに載っての登場です。
平井クンが真っ赤なのは毎度のことですが、今回は熊谷サンも真っ赤っ赤。ストさんはなぜかHP(ホームページじゃなくてヒューレットパッカードでっせ)のTシャツです。(BAJではメグミルクだったという噂もあって、今回のツアーはタイアップ企画?)
「やるよ~」で始まったのが、「LUNA PARK」。平井クン、自分の曲がオープニングってのが気持ちいいんでしょうね。顔はニコニコ、腰はクネクネでホント嬉しそう。最初っから見ている方も幸せな気分です。
続いては「TURKEY」。窪田さんのオルガンがめちゃカッコイイ!平井クンのカッティングも冴えてますね~。

ここでMC、熊谷サンが「メンバー紹介しま~す。ドラムス、カマガイノリアキ!」なんていきなり自分から紹介するオチをつけてから、イベントタイム。これからの2曲はお客さんに選んでもらおうコーナーです。なんとも画期的な選曲マシーンBOXからまずは取り出されたボールには「PUNCH LINE」が。そしてもう1曲は...「ROSSO LIQUID」。この2曲に続いてはストさん曰く、「クラチック的な世界観とかいうのですか、あ~そうですか」...の「TRIP WONDERLAND」、この3曲続けてどうぞ~...です。
曲順を忘れないようにしたのかはわかりませんが、ストさんが曲名を書いたボールをエフェクターボードの片隅にちゃんとセッティング?したのがかわいかった。

続く3曲、熊谷サンの「過剰なまでにテクニックを重視した...」という言葉に過剰に反応したストさんが平井クンのおとーさんと化して親子漫才を繰り広げて始まったのは、「JUNGLE CIRCUIT」。超絶ユニゾンもケガ人なしでしっかりこなしてます。あったりまえですけどさすがプロですね~。見応えありました。続いては「エロい」「エロかっこいい」をステージで連発された窪田氏による「REDRESS」。正直、この曲はあまり好きではない部類に入っていたんですが、これライブで聴くとすっごい良かったです。S90の音もしびれる程美しかった...。ライブ向きの曲ってありますよね。見直しました。
ステージは暗転...というか真っ暗になって、どんちゃかどんちゃかと激しいリズムが聴こえると、待ってましたの「毛根ファンク」です。ステージがぱッと明るくなると、そこに出現したのは熊谷さんが3ヶ月かけて製作したというニュータイプ毛根カツラ...とそこでトラブル発生。イントロが始まっても熊谷さん、身動きが取れません。もちろん曲はそこでストップ。「だってホント真っ暗で何も見えないもんだからヘッドフォンがからまっちゃって...じゃあ40秒からスタートして!」・・・微妙なタイミングでやっぱり入れず。「20秒から!」でようやく「毛根ファンク」の始まりです。いや~こんなトラブルもTRIXだからこそ許されますよね...。カツラがパクパク動くもんだから気をとられて、肝心の演奏の記憶が...あまりない。なんと勿体無い。
「これ売ってるんですか?ってよく聞かれるんですけど、もちろん売ってるわけないけど買ってどうするつもりなんですかね~」とストさん。御意。

...ちとネタを書き過ぎたかも。後半はもっと端折ることにします。


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