ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2011.7.5 これ以上何を削れるか・・・節電を考える

2011-07-05 20:38:35 | 日記
 昨日、玄関に6月分の電気使用量のお知らせ伝票が入っていた。昨年同月と比べ使用期間が2日ほど長いので、若干増加している。要するに全然節電が出来ていない、ということだ。どうしたものか・・・と溜息をついた。

 震災後1ケ月ほどは、息子が登校できず自宅待機だったので、この間の電気代が前年同月を上回ってしまったことは致し方ない。だが、我が家には平日の日中は誰もいないのだ。電気を使うのは朝のせいぜい2時間と、夕方以降の6時間程度に限られる。だから、土日を除けば、一番ピークになる時間帯にはもともと電気は使っていないわけで、節電といってもこれ以上どこの何を減らせば良いのだろう、と考え込んでしまう。
 やはり、不在時にパソコンや電気器具のコンセントを抜いていないことが大きいのだろうか・・・。

 大震災以降、気付けば家の中の要らない電気を全て消して回っている。炊飯器でご飯を炊いて保温しておくことはない。朝のお弁当と夕食用には、その都度必要な分だけ電子レンジで10分ほどで炊く。電気ポットも使っていない。お茶を飲む都度お湯を沸かしている。食洗機も朝使った食器だけでは回さずに、帰宅後夕食前までに使ったものを追加して、まとめて1回回す。乾燥機のついた洗濯機ではないので、あくまで外干ししている。夏場はこまめに洗濯したいのだけれど、なるべく貯めてから回している。

 このところの猛暑で暑がりの夫と息子は、息子の部屋にエアコンをつけて緊急避難をしているけれど、23℃(!)とか低い温度設定をしているのを見つければ、すかさず28℃に設定し直している。そもそも、私はエアコンの風も扇風機の風も好きではないので、真夏の暑い盛り、どうしても眠れない時に2時間程度エアコンをつける程度である。

 昨夜、NHKテレビを何気なしにつけていたら、日中働いている人たちは、節電のため職場のエアコンが十分に効いていない中で仕事をしているので、休まらない。夜はせめて電力を気にしないで涼しくしてぐっすり寝て、しっかり休養をとらないと体が持たない、熱中症になりますよ、という話をしていた。

 確かにそうだ。常に30度を超えている事務室では、座っているだけでぐったりする。もちろんガンガンに冷房が効いた中で丸一日過ごすと、帰宅する頃には体が冷えて肌はかさかさになるし足がむくんで、カーディガンにひざ掛けが必需品だった。それはそれで辛かったのだけれど・・・。

 昨日は帰宅後、火を使いながら夕食の支度をしていると、頭が重くなってふらふらしてきた。食事を済ませ、片づけて・・・という最低限の家事をしてから、冷房に頼らずぐっすり眠れるよう、いつもよりぬるめのお風呂にゆっくり入って、夫と息子にもかまわずにさっさと寝てしまった。

 1日の疲れをためたまま、眠れないで翌朝を迎える、というのでは本当に悪循環だ。この夏を乗り切れなくなってしまう。職場は暑いだけでなくとても暗いので、目がとても疲れてショボショボする。帰宅後テレビを見たり、読書をしたりする余力がない。結果として、夜も無駄な電気を使わずに寝てしまうのは節電なのかどうか・・・。
 今週は休薬でまだよいのだけれど、来週以降、治療後の体調管理がちょっと心配である。
コメント
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