「家」 @ 鎌倉七里ガ浜 + 時々八ヶ岳

湘南七里ガ浜(七里ヶ浜とも)から発信。自分の生活をダラダラと書きとめるブログ。食べ物、飲み物、犬の話題が多い。

犬の精神的成長と窓ガラスの関係

2010-08-20 02:04:59 | 内装・インテリア
ビリビリ。ビリビリ。



犬の落ち着きの無さとの戦いの日々は犬の精神的成長とともに終わり、当方は安心するとともに、寂しくもあり。
こんな気分(↓)


(ドヴォルザーク「新世界より」第二楽章 帝王が指揮するBPOの演奏)

「ん? とーちゃん、何やってるんですか?」と茶々之介。



サッシに貼られた目隠しシートを剥がしているのだ。我が家の米国社製木製サッシにはくもりガラスなんて選択はなく、それがしたければ、工事完了後サッシの上に目隠しシートを貼るしかなかった。

自宅が建築中だった2006年のこと。2歳になったばかりのガン・ドッグ、茶々之介はまだ精神的に幼かった。動くもの、近づくもの、逃げて行くものに対する警戒や興味は異常に強く、その興味は郵便配達の人等にも及んだ。茶々之介は家の中から見ていて、いきなり近づき去って行く彼等をそのままでは許せないらしい。彼らを見た時の興奮の度合いは、我々が簡単には抑えられないものだった。



当時お世話になっていた犬のトレーナーさんに相談すると「窓にシートを貼って隠してしまえ」と言われた。「窓を見る都度、必ずそうした人々がやって来る、と覚え込んでしまうとやっかいだ。窓の外に人を見かけても興奮しなくなるまでは、シートを貼っておきなさい」ということだった。それで茶々之介の視線が届くところはそのようにしたのだ。

茶々之介も6歳。大型犬の成長は早く、人間でいえば40代半ばである。いくら興奮しやすいと言われるアイリッシュ・セターでも、もはや瞬発的で異常な興奮もほとんどなくなった。そういうわけで、竣工より3年半経過して、茶々之介興奮防止用シートを一部はがしてみたのだ。



少し明るくなった。ネギトロ丼もちょっとはよく見える。



「それ下さい」と茶々之介が言う。

コメント (6)
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