今日が一番素敵

丁寧な暮らしを心がけながら、日々、折々のの心模様を素直に語ります。
今が一番素敵との思いを込めて。

私の人生の指針になってくれた愛読書 

2020-09-18 06:58:13 | 読書

私が、折々で開いて読んでいる本があります。

暮らしがマンネリ化、或いは気持ちが疲れてきた時などに読むと、元気が出る本と言えばいいでしょうか。

如何にも女性向きな書物。

文学書と言えるようなものでは全くないけれど、私は五十代の頃から、折に触れ、目をやり手に取り、枕元で読んできました。

実は、このブログのタイトルも、この方の著書の題から思い付いたものです

 

 

その作家の名前は、清川妙さん。

数年前に亡くなられ、それを知った時は、とても驚き残念で、寂しさひとしおでした。

清川妙さんの著書から、私は学ぶことがとても多くて。

私の心の成長の導き手になって下さった方、との思いでいます。

今更ながら、一度くらいお話を伺いに、清川妙さんのお教室を訪ねてみたかった、と。

残念でなりません。

 

 

清川妙さん以外で、私のものの考え方に大きな影響を与えたのは、下重尭子さんの著書です。

平凡とは言えない独特な人生観の持ち主、との印象をこの作家にお持ちの方が多いのではないでしょうか。

この方の著書が、数年前にもちょっとしたブームになりましたね。

新聞広告でよく見かけました。

その頃の著書はまだ読んでいませんが、50代のころ、私はとても心惹かれ、数冊一気に読んだ記憶があります。

自分が孤独に耐えられる性格に、もしなっているとしたら、それはこの方の影響が大きいでしょう。

 

他人に何かを期待しない。

何事も自分がそうしたいからする。

いつも自分が中心。

この心構えでいると、自分が頑張ったことが報われなくても、余りがっかりしないでいられます。

そういえば、若い頃は曽野綾子さんの書物も愛読していました。

 

今私が一人暮らしになっても、淡々と不満を抱くこともなく暮らせるのは、下重尭子さんの著書を幾冊か読んで、孤独に耐える逞しさを養ってもらえたからかもしれません。

他にも、色々な思いがあるのだけれど、今日は簡単なご紹介で終わらせていただきますね。

 

最近では内容と言うより文章、文体そのものに強く惹かれているのは村上春樹氏の書物です。

小説は単純な私には理解しがたいところがあるので数冊読んだだけですけれど、エッセイはとても好き。

とても分かりやすい、易しい文章で書かれたものばかりです。

「遠い太鼓」はまるで自分もイタリアの街で暮らしたり旅行をしているような臨場感に浸れました。

 

 

 

 

読書は私が心がけたい所作なのですが、何故か読む時間があまり取れない。

年寄りが管理するには家が広すぎて。

毎日決められた家事の日課をこなすだけで、一日の大半が過ぎてしまいます。

せめて新聞と、他の方のブログ記事はできるだけ読ませていただくように心がけているのですが。

後は家計簿を記帳し、自分のブログを書き、時々メールを打ち、手紙を認め、趣味の本を眺めているとたちまち一日が終わってしまいます。

もっと読書をしたい。

私の今の正直な気持ちです。

 

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最近の私の読書

2014-12-15 08:02:04 | 読書

ここ、しばらく読書が進み、誠に遅い速度ですが、数冊を読み上げました。

少し前の記事で、もう先も長くないでしょうから、できる限り良書を読みたい。

その読み方のスタンスは、古典と近年の新刊書を交互に読みたい、と綴りました。

今も、それを実践しています。

そして、新潮文庫百選の本を買うようにしています。

 

実は、新刊書では、他に読みたい書物があるのですよ。

娘と変わらない年齢のブロガーさん(臨床心理士さんです)の記事が大好きで、愛読している私ですが、その方の読後の書評が素晴らしくて・・・・・・

紹介された本は、すべて手にしたくなってしまいます。

 

 「星の王子さま」の挿絵

 

書店に行くと、書物の数は膨大で、棚には所狭しと並んでいます。

そこから選び、手に取り、カウンターまで持っていくには、小さな勇気を、私はチョッと必要とします。

おそらく文庫本なんて、1日であっという間に読み上げてしまう方もいらっしゃるでしょう。

しかし私には、今それだけ、一つのことに集中する時間的余裕は、なかなか取れません。

三度の食事の準備、お洗濯、庭の手入れ、お掃除、夫の介護、あげればきりがないほど気になる事があります。

その合間を縫っての読書です。

ほかのデスクワークもそう。

 

ですから、掛け替えのない、とてもとても貴重な時間に、私には感じられてきます。

できればその時間を無駄にしたくない。

心から読んで良かった、と思えるような素敵な本に巡り合いたい。

ゆえに、選ぶのにも、慎重さと勇気を必要とするのですね~

 

 

笑われそうですが、私は4冊の本を紐解き、今並行して、読書中です。

私は、このようなスタイルの読み方を、若い時から割と好んでしてきました。

けれど、読書家といえるほど、たくさんの本を手にしてきたわけではありません。

新聞が好きで、興味が少しでも湧くとその記事は必ず目を通さないと気が済まない性格の私。

どちらかといえば、こちらに膨大な時間を費やしてきました。

ですから読書に時間を取られ過ぎると、未読の新聞が積み上がり、気になって仕方ありません。

家事などほったらかして、自分が好きなデスクワークに打ち込みたいのですが、そうはいきませんものね~

 

さて先ほど記した4冊の本についてですが、

一冊は料理本、二冊は、40代の頃、読了したことがあるハウツー本。

傍線がいっぱい引いてあります。

ハウツー本は、ここでご紹介するのは、なんだかちょっとためらわれます。

でも、私の人生と文章に多大な影響を与えていることに、読み直し、改めて気付かされています。

いつか、またの機会に、題名と内容を詳しくお知らせするかもしれません。

 

文学書は最近、朝吹真理子著の「きことわ」を読み上げました。

新潮百選の四冊目。

堀辰夫著「風たちぬ」、角田光代著「さがしもの」、三島由紀夫著の「潮騒」、朝吹真理子著「きことわ」の順です。

「風たちぬ」と「潮騒」は、ところどころの情景が、まだ目に浮かんでくるほど、その余韻が心に残っています。

「さがしもの」は感動するほどの内容では全くなくて、荒筋さえも、あまり覚えていません。

読書が好きな若者たちの本との出会いと縁が、テーマだったようにも・・・・・・

「きことわ」も、文章は平易でも、非常に難解で、興味が余り湧かず、途中で幾度も投げ出したくなりました。

自分の読解力のなさが情けない。

最後の解説を読むのも好きな私ですが、これがまた難解。

終わりの2~3ページを読んで、やっと「きことわ」のテーマがおぼろげに解りましたました。

 

 

この後、読むつもりで購入した井伏鱒二の「黒い雨」はしばらく放置することに。

「風立ちぬ」「潮騒」と同様に、若い頃、一度目を通した書物ですが、再読したくなり、先日買ったばかりです。

が、年末年始にはふさわしくありませんものね。

それに代わって、今読書中なのが、サン=テクジュペリ作の「星の王子さま」。

私が大学生の頃の愛読書です。

新潮文庫の本は買わないで、我が家にある単行本を手にして読んでいます。

 

実は、この本には、忘れられない良き思い出があります。

大学二年の秋に早々と婚約した私ですが、三年生の頃だったと思います。

「星の王子さま」は、フィアンセだったYさんに私が贈った、最初の書物です。

Yさんは、若い頃から大変な読書家で、大江健三郎の書物を片手に提げて、デートをするような人でした、

 

その彼に、この書物をプレゼントするのは、相当の勇気を必要としたことでしょう。

でも私は、プレゼントしないではおられない程、内容に感動したのだと思います。

 

読み終えてYさんが、私への手紙に綴った感想の言葉を、今でも記憶しています。

うろ覚えで正確とは言い難いですが。

二日酔いの朝飲んだ、サイダーのような味わいだった、と。(レモンスカッシュだったかな~?或はお水だったかしら?)笑

 

今また読み始め、感銘の最中にあります。

挿絵も、本当に素敵で可愛い。

来年、この王子さまが、いつも私の心に住み着いて、いろいろ質問を投げかけてきたら、私はうろたえてしまうかもしれません。

年を重ねるごとに、純真な子供心を取り戻せたなら、本望ですけれど。

 

 

来る年は、せめて百選の50冊くらいは読み上げたいものです。

毎日、5~6ページの積み重ねで、車中などで、時に集中すれば、期待以上にたくさんの本が読破できそう。

来年は、どんな書物との出逢いがあることでしょう。

どうか、素敵な良書に巡り合うことができますように。

 

選挙が終わりましたね。

まだ今朝は新聞もテレビの報道もほとんど見ていないので、詳しいことを知りませんが、自民の大勝のようですね。

私は昨日、投票どころではありませんでした。

投票場に出かけようと思った、三時過ぎのこと。

旦那さまにまた異変があり、先生の指示に従い、救急車で病院に向かいました。

診断の結果は、抗がん剤の副作用で血小板が減少気味以外は異状なしで、ほっとしましたが・・・・・・

心配事の連続で、さすがに心が折れ、待合室で夫を待つ数時間の間、放心状態になりました。

でも今朝は意外にも爽やかな目覚めて、諦めていたブログの投稿ができることに。

 

やはり私の体調は明らかに変わっている。

腹式呼吸を、病院でも時々行って、心を落ち着けていました。

夫は入院はせず、帰りはタクシーで一緒に自宅に戻り、今は安らかな寝顔で眠っています。

 

 

         

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花のように泉のように

 


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「道を開く」の書物にまつわる想い出~著作権侵害についても

2014-08-24 07:10:07 | 読書

昨日の事、新規投稿画面に綴っていた文章を、久しぶりに消してしまうと言った情けない行為をしでかしてしまい、

ショックからしばらく立ち直れませんでした。

gooブログの場合、このような失敗を犯しても、大概の場合、復元できるのですが・・・・・・

投稿クリックを押さないまま、電源を切ると、それは無理のようですね~

もう一度書き直し。(涙)

 

いつも不思議に思う事ですが、筆者は同一人物であるにもかかわらず、数十分前に書き上げた文章をまた同じように書くことは絶対無理です。

ですから、前の文章にとらわれることなく、新たな気持ちで綴ることに致しますね。

無論、話題は先程まで書きかけていた松下幸之助著、「道は開く」についてです。

今日は、今までのように、その文章をご紹介するのではなく、この書物にまつわる思い出話をさせていただこうと思います。

 

 

私がこの本を手にするきっかけの出逢いが何であったかは、残念ながら全く今は記憶にありません。

けれど、恐らく40代の頃から、身近に置き、座右の銘の書として大切にしてきました。

そして長女が結婚式を挙げ、新婚旅行に出かける際に、若夫婦に一冊ずつ、この書物をプレゼントした私です。

けれど、両人が読んだ形跡は全くないですね~(笑)

 

今の若者は、こういった精神訓話の傾向が強い書物は敬遠する傾向がありますものね~

私はこの向きの本が大好きで、指針が欲しくて、子育ての最中には育児書を読み漁ったものでしたが・・・・・・

無論私は、押しつける気持ちはさらさらありませんでしたから、その後、読んだかどうか確認もしていません.

恐らく読んではいないでしょうね~(笑)

 

但し、結婚式場で、とても印象的な出来事がありました。

何と、主賓の方が、偶然にも、祝辞で「道を開く」の一節を引用なさったのです。

もちろん、とても嬉しくて、薦めた甲斐があったと思えた一瞬でした。

 

皆さまは、手にされたことがおありになりますか?

何はともあれ、日本の多くの国民に感銘を与えてきた良書であることは間違いないでしょう。

今もって、戦後ベストセラーの歴代三位を堅持している書物のようです。

1位は、黒柳徹子さんの窓際のトットチャン。

私ももちろん、愛読した本です。

ご高齢にもかかわらず、今でもトットちゃん時代が彷彿されるような雰囲気で輝いていらっしゃいますものね。

2位は、J・K・ローリングさんの「ハリー・ポッターと賢者の石」だそうです。

 

この良書を、心から噛みしめ、咀嚼できるのは、私が長い人生を歩んできたシニアー世代だからでしょうか。

いえいえ、若い人にこそ読んでもらい、今後の人生の指針にしてもらいたい、と私は思うのですが。

 

最近、世の中が混沌とし、価値観も多様化。

何が正しいのか、その基準が明確でなくなってきましたね~

こういう時には、「道を開く」のような書物が、心の支えになってくれそうな気がします。

文章が平易で分かりやすく、リズムも良いからでしょうか。

とても快く心に響き、染み入ります。

 

 

さて最後に、以前にも一度触れたことがある著作権侵害について、書きたいと思います。

著作権侵害の言葉を検索し、その認識を深めた時期が、数週間前にありました。

Wikipediaには下記のように記されています。

「著作権侵害(ちょさくけんしんがい)とは、著作権の目的となっている著作物を、著作権が 及ぶ範囲で利用する行為であって、その利用について正当な権原を有しない第三者 によって行われるものをいう。 」

 

私が、松下幸之助氏の言葉をブログ上で紹介を始めて間もない頃、あるブロガーさまが、「著作権の侵害の行為をしている方がいるようだ、気を付けないといけない」と書かれているのが目に留まりました。

実は、私も多少気になっている事でしたので、もしや私の記事を指して仰っているのでは、と胸がドキドキ。

何だか落ち着けなくなりました。

ネットで調べると、松下幸之助の語録について転載が著作権の侵害に当たるかどうか質問している事例がたくさん載っていました。

それを読む限り、侵害に当たるようです。

 

とてもとても残念だけれど、もう載せるのは止めようとさえ思いました。

法律に詳しい旦那さまに相談したところ、

「どこから引用したのか明記すれば、侵害には当たらないだろう」

と言いました。

でもその後も不安で、何度も似た質問をするので、

「そんなに心配なら、止めるのが無難だ」と、言うようになりました。

 

 

「確かに、あなたが言うとおりだわね~

でも、私は写経の心境で綴っていて、とても身のためになっていると思っているの。

娘達も、ブログに載せれば必ず目を通してくれるでしょう。

止めるのは残念で仕方ないわ」

と、私は応えました。

 

さてその後、私がしたことは・・・・・・

PHP出版社に直接電話をかけ、侵害の行為に当たるかどうか尋ねてしまいました。

「よくそこまでやるわね~」と呆れていらっしゃいませんか?(笑)

その通りですね~

でも、電話しちゃいました。

 

その返事は、実に嬉しいものでした。

私は、「道を開く」の文章を、どのような形で自分のブログに掲載しているか詳しくお伝えしました。

「載せておられるのはブログですよね。

全く問題はありません。

どうぞ、今まで通りに紹介して下さって結構です」

 

この言葉を伺い、私はどんなに安堵したことでしょう。

改めて、思ったことは、

「ブログですよね」

の問いかけの、深い意味です。

恐らく他愛ないブログだから許されるのでしょう。

 

もし、利潤目的の出版物や公共性を帯びた印刷物では、著作権の侵害に触れるのかもしれません。

よく判りませんが・・・・・・

とにもかくにも、よかったぁ~♪

もちろん、旦那さまにも報告しました。

 

これからも、我が身の成長のためにも、一字一句、心を込めて写したいと思っています。

松下氏の、我が国を思う篤い心も伝わってきます。

良い意味でのナショナリズムも感じられてきます。

その故でしょうか。

洋画より日本画がふさわしいと思え、今は東山魁夷の絵画の写真を載せています。

一通りのせたら、異なる画家のものを、と考えています。

 

私は、この種の記事はあくまで自分自身と家族用と思っていますので、ご了承くださいませ。

閲覧下さる方々に、ご紹介するようなおこがましいことは、身の程知らずの思いでいます。

でも、もし喜んで目を通し、お役に立てて頂ければ、この上ない幸せです。

 

       

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村上春樹の書物を久しぶりに読み終えて・・・・・・

2012-07-07 08:19:31 | 読書

村上春樹著書の本を一冊読み終えました。

上・下巻の分厚い単行本でしたから、二冊と言うべきでしょうか。

本の題名は、海辺のカフカ

          

 

たまたま次女の部屋の書棚にあり、手に取り読み始めた私です。

夫の話によると、次女がまだ娘の頃、長女婿のHさんから借り、それを夫が又借し、読んだとの事。

そのまま返しもせず、我が家の本棚に置きっ放しとは。

失礼なことをしてしまったようですね~

少し前、その話を彼にしたところ、「返してくれなくてもいいですよ。随分古い本だな~」と、言ってました。

 

ノーベル文学賞候補とまで言われ、作家としての才能を認められ、世界中の若者たちの心を掴んで離さない書物との私の印象。

ですのにまだ読んだのは、50代の頃、手にしたノルウェイの森一冊だけ。

授賞した川端康成と大江健三郎氏以外で、ノーベル賞候補に挙がった日本の作家と言えば、他に、遠藤周作氏、安達公房氏等が思い出されます。

安達公房著の砂の女の印象は強烈でした。

遠藤周作氏の書物は、それなりに若い時期、親しみましたが、なんといっても一番感動したのは、映画化もされた沈黙です。

私が大学生の頃、大変話題になりました。

共感を覚え、心惹かれた書物が多かったですね~

 

それに比べ、ノルウェィの森の読後感は、何とも形容しがたく、感動といった言葉からは、程遠いものだったような・・・・・・

粗筋は、ほとんど覚えていません。

ゆえに、まことにうろ覚えな感想ですが、、虚無感のようなものが漂っていて、書物から明るさは見いだせなかったような気がします。

私が好むタイプの書物ではないと感じ、50代の頃、読んで以来、この人の本は一度も手にしていません。

 

何を思いたってか、この歳になり、また急に読みたくなり、身近にあった海辺のカフカを読みはじめたという訳です。

その後も、ますますブームを巻き起こした世界的人気作家の思想と本の魅力を、何としても知りたいとの思いからだったような気がします。

 

さて読み終えた今、読後感を書きたいのですが、私は、まともなことを書く自信など全くありません。

この書物は、いったい読者に何を訴えたかったのだろう、と自問自答しても、混沌としており、何も答えが返ってこない。

所詮、私のように年を重ねた女性には、ふさわしくない本。

でも若者には、おそらく理解できるのでは。

ゼネレーションギャップに突き当たったような気分です。

いえいえ、私に読解力が欠けているだけでしょう。

私の年代でも、この書物の言わんとすることが分かる方は、大勢いらっしゃるのかもしれません。

 

夫に尋ねたところ、村上春樹の書物を嫌ってはいないようです。

でも特別好きっていうわけでもないらしく、一言漏らした感想が面白かったです。

彼の本には、

「僕の言うこと分かる?」

「わかるような気がする」

っていう会話がよく出てくると。

 

確かにそうなんですね~

海辺のカフカでも、この会話が幾度か出てきます。

会話を交わす二人には無論分っているのでしょうが、私には、今ひとつよく分からない。(笑)

若者たちには、分かるのでしょうか?

 

私の誠に未熟な独断で、勝手にお話を要約させて頂くなら、悩み多き15歳の少年の、心の成長物語、といったことになるのかしら???

おいたちの悩みを心の葛藤として抱く少年が、そこから脱皮していく姿を描いたお話しのようにも感じました。

人生にそれぞれ問題を抱えた個性的な登場人物たちが、少年を取り巻くように、何人も登場します。

同時並行で、別のお話しのように描かれますが、直接的、間接的に、主人公の少年の成長を助け導いていく。

そんな風にも受け止められましたね~

 

物語は大人のファンタジーといった方がいいのかしら。

現実にはあり得ないことがたくさん出てきて、その比喩が意味することとなると、とても難解です。

 

しかしストーリーそのものは、非常に明快で分かりやすく、文章も驚くほど平易。

そしてワンセンテンスが、非常に短いですね~

ですから、深い文脈は理解できていなくとも、読みやすく、肩の凝らないお話でした。

とは言いましたが、最初は混乱しますよ。

お話の設定が複雑だから・・・・・

読み進むうちに、混乱した紐がほどけていきます。

それなりに面白かったけれど、感動はしませんでした、と言ったところです。

 

村上春樹の文学的価値なんて、この本を読んだだけでは、私には、とんと分かりません。

何だか、あまりに情けないので、あと数冊読んでみようと思いました。

昨日の夕食の折、夫にお願いしました。

「あなたの書斎にある村上春樹の書物を数冊出しておいてくれない」と。

起床して階下に降りると、テーブルの上に三冊置いてくれていました。

すべて文庫本ですが、それで十分。

嬉しかったです。

          

 

さぁ~どの本から読みましょうか。

エッセイにしてみようかな~

何だかちょっと、少女のようにワクワクしてきました。

これって、私はやはり、この人の小説の面白さに、多少なりとも惹かれているのかしら。

何かが、あまりに違い過ぎる、といった気もするのだけれど。

あと数冊読めば、ノーベル文学賞候補とまで言われるこの作家の魅力が、幾分わかって来るのではないか、と期待しています。

 

日記を書き終えた今、恐る恐る海辺のカフカの書評を検索して、幾つか読んでみました。

先に読んでブログに読後感想を綴れば、上手にまとめられたかもしれませんが。

それでは、借りものになってしまいそう。

ですから、予備知識なく、まっさらな気持ちで私の感想を述べましたが・・・・・・

あぁ~やっぱり駄目。

深読みが全然できていません。

但し、この人の作品の中でも、海辺のカフカは、解釈が非常に難解な書物のようでした。

年取った私に限らず、一般の読者にも、そのような印象で受け留められているようです。

まだ二冊目ですから、もっと分かり易いお話しにすべきでしたね~

私の年齢には、相応しくない書物と思いつつ・・・・・・・

最後まで、よく読み通したものです。

自分の頑張りを、ちょっぴり褒めてあげたい気分で、今はいます。

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早朝の光を浴び、徒然なるままに

2012-06-04 06:15:14 | 読書

6月に入り、蒸し暑い気候を予想しましたが、意外にも、日々涼しいくらいのお天気です。

今朝も、セーターのカーデガンを背に軽くかけ、PCに向かっています。

晴れたり、曇ったりと、1日の間にも目まぐるしく天候が変わり、外出には、傘が手放せませんね~

相変わらず乱調なお天気ですが、今のほど良い気温が少しでも長く続いて、真夏への体力を温存させてもらいたいものです。

 

地球の温暖化が心配される昨今、と思いきや、最近読んだ新聞記事によると、太陽に異変が起きていて、地球の寒冷化が懸念されるとか・・・・・

日頃のお天気の移り気に惑わされる日々ですのに、これはまた何事、と思わず見入りました。

しかし、その変調の内容を、今ではもう思いだせません。

もう少し詳しく書きたかったのですが、残念です。

暑いのは辛いことだけれど、寒さにはそれ以上に弱い私には、寒冷化なんて聞くと、ぞっとします。(笑)

 

最近は、天体ショーで私達を楽しませてくれる太陽ですが、日ごろは当たり前の存在で、感謝することなど、ほとんどあり得ません。

しかし、思うに、このお日様が、万一、ご機嫌を壊し、最悪の事態になれば、氷河時代が地球を再度襲い、人類が全滅なんてあり得るのかも。

あぁ~怖い!朝っぱらから、こんな恐ろしい想像は辞めましょう。

 

如何なる優れた科学技術も、自然の脅威に立ち向かう術がない事を思い知らされた昨今。

人の説や情報も天候と同じように乱調気味で、錯綜することが多く、何が真実かわからなくなることがよくありますね~

人間の力には限界があることに改めて思いを致すと、とても謙虚な心境になったり致します。

 

謙虚さと言えば、昨日の日記のタイトルが、誤解を招きかねない生意気さで、少々恥ずかしくなりました。

注意と書くと、まるで皆さんにそれを喚起しているかのように見えますね~

実は、いつも甘い受け止め方をしがちな自分自身に、注意を呼び掛けたにすぎなかったのですが。

身内には、時に注意をしたり、意見も述べたりは致します。

けれど、他人さまには、余程の事がない限り、意見や忠告を述べるなんて、身の程知らずだと思っています。

そんなつもりではなかった事を、この場を借りてお断りさせていただきますね。

 

妹の夢路に、私のブログの書き出しが天候で始まる時は、書くことが思い付かなくて迷っている時、と話したことがあります。

一概に言い切れるものではありませんが、多分にその傾向があります。

きょうもそんな感じのようです。

思いがけない話題に話が展開してしまいました。

きょうは、これで日記を綴るのは終わりにしようかしら。

長文ばかり書いているせいか、息切れ寸前の私ですから。(笑)

 

一つ、昨夜私が犯した大失敗をご紹介して終わりにしましょう。

恥を忍んでの大サービスです。(笑)

入浴中に、私は時たま、読書をします。

娘の本棚にあった、村上春樹の単行本、「海辺のカフカ」を、浴槽に身を沈めて、読んでいました。

        

立派な装丁の、下巻です。

ところが、読書中にウトウト・・・・・・・

ハッと気が付くと、本の下端がお湯につかっていました。

慌てて引き上げましたが、すでに遅しで、書物は水を吸い込み膨らんで、何ともみじめな状況に。

この失敗は、幾度か繰り返してきた私ですのに、再度、それも雑誌ならともかく、単行本で、しでかしてしまいました。

今朝、枕元で読む時も、破れないように恐る恐るページをめくりながら、読む始末です。

 

「ノルウェーの森」以来、久しぶりに手にした村上春樹の書物ですが、やはり私には、この人の感性は理解し辛くて付いていけないかな~

文章は実に平易で、肩が凝らない文体ですね~

上巻は、あっという間に読み終えました。

下巻になると、内容も次第に濃くなり、登場人物が代弁する村上春樹の思想らしきものがふんだんに盛り込まれていて、読み応えがあるような、ないような。

あまりに哲学的、寓意的で、私の頭では、理解不能な難解な文章も随所に。

それに、お話しの内容も、非現実的な設定だったりよくします。

 

世界中の若者を引き付けて止まない書物の魅力を自分の目で確認したいとの動機で、久しぶりに手にしましたが、

やはり私には、易しそうで、難しい。

こういう本に惹かれる若者の心理に、多少不安を覚えたりもします。

 

こんな感想を述べると、娘達が眉をひそめるかしら。

まだ前巻を読んでいるころ、長女に感想を述べたところ、娘に言われました。

きょうの感想の内容とは、幾分異なることでしたが・・・・・・

「ママ、そんなこと、他人に絶対口外してはだめよ。ママの読解力のなさを暴露するようなものだからね」と。

ですから、この辺で止めます。

もうすでに、暴露しちゃいましたね~(笑)

 

きょうも、よいお天気のようです。

新しい日を、素敵に紡げるように、頑張ってまいりましょう♪

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爽やかな目覚めに、朝の読書は如何♪

2012-03-12 10:40:52 | 読書

テレビはほとんど見ない私ですが、昨日は釘付けになってしまうことが多く、心痛めたり、感動したりで、心揺さぶられる事ばかりでした。
特に九死に一生を得た方達の体験談には、、日本人の冷静さ、思慮深さ、優しさなどを改めて知ることとなり、感慨ひとしお。
私も、もっと強くなり、見習わなければ、としみじみ思った次第です。
地震が発生した時刻に合わせての一分間の黙祷では、こみ上げるものがあり、目頭が熱くなりました。

被爆者である私は、被爆した時刻、8時15分の黙祷を、幼い頃から嫁ぐあたりまで、母と共に欠かしたとがありません。
でも、実に淡々と行った、ある意味形式的行為に過ぎませんでしたが、今回の黙祷は、違います。
妻、母、祖母のそれぞれの立場の思いが溢れ、心迫るものがあり、一心にご冥福をお祈りしました。

さて、震災のお話は、これにてとどめます。
震災時、多くを語りすぎ、偽善めいた自分に自己嫌悪が差した事を思い出しました。
同じことは繰り返してはいけない、と自分を戒めています。

今日は、一転話題を変え、読書のお話しに触れたいと思います。
少し前のことになりますが、朝の読書について綴ったことがあります。
昨今、学校では、この読書タイムを実践し、読書好きの子供が増えてきているとのこと。
大変嬉しい事ことですね~
私の孫達も、本が大好きです。

これに見習い、私も寝起きの15分間、枕元で本を読み始めています。
この事は、以前お伝えしていますが、むろん皆様はお忘れでしょう。
心に誓っても、三日坊主になることが多い意志薄弱な私ながら、今回は珍しく、今なお継続中です。(笑)

読書のみならず、デスクワークの日課の1部も、1~2時間ほどの時間をかけて、こなす事が多いです。
異常に早く目が覚めることが多いため、階下の暖房の節約の意味もあります。
お布団のぬくぬく感が消えるまで・・・・・(笑)

疲れやすい体質の私の頭が、最高に冴えわたり、絶好調の時ですから、何事もはかどります。
枕元に置いたポットで、コーヒーを注ぎ、すすりながら・・・・・・

この読書を実践し始めてから、すでに三冊本を読みました。

一冊目は、女性のマナー本で、それなりに売れた様でしたが、私は、全くの期待はずれでしたので、前回と同様、書名は書きません。

二冊目に読んだのは、去年購入時に写真も載せご紹介した、曽野綾子著の「老いの才覚」です。

既に日々の暮らしに輝きを!のタイトルのブロガーさまが、的確な素晴らしい感想を述べておられます。
その通りだと私も思いましたので、それ以上私が述べることはないほどです。

高齢者にとり、かなり厳しい内容ですが、才覚を生かし、自立と自律の精神で、心豊かに老後を過ごすための処方膳が、親切に述べられていて、私は大変勉強になりました。
今後、私の人生の指標として、座右の書になることは確実です。

一人旅と料理を楽しむことが、自分の老後の愉しみとおっしゃる曽野綾子さん。
若い時、この方の書物が大好きで、よく読みましたが、歳を重ねた今、この言葉に、とても親近感を覚え、嬉しくなりました。

料理はすでに楽しんでいる私ですが、実は一人旅も、目論んでいる私。
夫が、旅行は好きでない、とはっきり宣言しましたから、遠慮なく。(笑)
でもそんな勇気と、実行力が、今の私にあるかしら?
それが、問題です。

三冊目に読んだのは、高田敏子著の詩集で、再読でした。
ブックカバーは変色しているほどの古本です。
恐らく数十年前に求めたものと思いますが、何故か身近に常に置いてありました。

この方の著で、「詩の世界」という割と分厚い子供向けの本を、ロス在住の頃、教会の牧師さんのお嬢さんに、何かのお祝いでお贈りし、大変喜んで頂いた事を思い出しました。
我が家には、見当たらなかったので、ネットで検索したところ、まだあり、ブックカバーの写真も当時のまま。
とても懐かしくなりました。

この詩集も読み上げ、今手にしているのは、今さらといった感じですが、これもむろん再読。

川端康成氏の「伊豆の踊子」です。

先日、歯の治療後、書店に寄った時、最初は村上春樹の書籍をかう予定でした。
世界を席巻しているこの方の本で私が読んだのは、ノルウェーの森だけだったからです。
50代の頃の話ですが、私の感性では、ちょっと理解に苦しむ内容でした。
ですが、もう一度チャレンジしてみようと、思ったのですが・・・・・・

急に気分が変わりました。

「そうだ!究極に美しい日本語の文章の本がいい」と。

そして選んだのが、新潮文庫の「伊豆の踊子」でした。
今読書中で、改めてセンテンスの短さに、驚かされているところです。

実は、川端康成にまつわる鮮烈で貴重な想い出が、私にはあります。
まだ十代の終わり頃、京都駅のホームでこの文豪にお会いしました。

有名人に出くわした方など、ざらにいらっしゃることでしょう。
私も他に、羽田空港で、映画監督の山田洋一氏、今テレビでも話題になっているコシノジュンコ氏にも会いました。
但し、この人たちは、ちらっと姿を見かけただけです。

ところが、川端氏の場合、出くわし方が、だいぶ異なります。
ホームでしたから、まさに至近距離。
その上、ぴったりと、お互いの視線が合いました。

大きな鋭い眼光で、一瞬ですが、睨まれた私です。
それゆえ、いっそう貴重な思い出となり、私の語り草の一つとなっています。

正に写真の通りの方でしたが、その後、荷物を赤帽に渡し、ゆっくりとした落ち着いた足取りで、歩んで行かれました。

何だか、話がそれてきたようですので、軌道修正しなければいけませんね。

川端康成の小説を読み上げたなら、いよいよ村上春樹?
浅田次郎もいいな~

気ままにのんびり、これからも読書を楽しみたいものです。

追記

老いの才覚の感想を述べておられる方のブログ名を間違えてしまいました。
今訂正させていただきました。
両ブロガーさまに大変失礼なことを致しまして、誠に申し訳ありません。
又私のブログをご覧下さる皆様にも、大変ご迷惑をおかけいたしました事、
心よりお詫び申し上げます。

軽率な過ちが、多くなってきたこの頃の自分には、黄信号がともっているように感じます。
他人さまに迷惑をかけるような不注意は、極力避けなければ、と猛省しております。

何卒、失礼の段、ご容赦くださいませ。

昨日の歩数 4365歩

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久しぶりの読書

2012-02-05 07:43:34 | 読書

久しぶりに、本を一冊読み上げました。
恥ずかしながら、本当に久しぶり。

毎日二部の新聞の切り抜きを読むことにのみ追われ、読書にまで手が回らなかった情けない現実。
この年代になり、今更後悔しても、すでに時機遅しの感が否めませんが、まだまだ先はある、と思い直し、読書に励みましょう。

こんな私ながら、学生時代は読書家で、文学書を読み漁ったものです。
その頃の思い出は、ブログにもかって綴りました。

しかし結婚後も読書はしたものの、育児や人生の指南といったハウツーものが多かった私です。
娘達は、私のそのような読書傾向を、面白おかしく感じているところがありました。

いつも自分に自信が持てず、何かにすがり、自分を高めたいとの思いは人一倍強い性格だったかもしれません。

しかし、ハウツーものは、文学書とは異なり、文章に格調など余りありません。
ですから、一瞬は心にとどまっても、すぐ内容を忘れてしまいます。

とは言え、人生の先達方の言葉が、幾分は血となり肉となり、私を高めてくれたことも確か。
子育てでも、私の指針となり、夢と理想に燃えて母親業に励む原動力になってくれたことも事実です。

ですから、このような本に頼らず、生きる暮らしは、私にはあり得なかった、とさえ思います。

人生の指南書として、別格の書物は、松下幸之助著の「道をひらく」
最近は、めったに紐解かなくなってしまった私ですが、今もなお、座右の銘の箴言あふれる書物であることに変わりありません。
この本については、すでにブログで幾度か触れましたので、ここでは省きます。

その読書傾向は、相変わらずなのか、久しぶりに読んだ本も女性のマナー本でした。
ベストセラーになた本とは言え、内容は期待はずれで、落胆極まりないものでしたので、ここでご紹介するのは控えます。

余りに当たり前のことが、もっともらしく書かれていて、少々がっかりでした。
しかし、当たり前のことが当たり前にできない若者が多い昨今。
若者に限らず、歳を重ねた私達も反省しなければならないことは多々ありましたが・・・・・・
若い年代の人達が読むと、役立つ意義ある内容なのかもしれません。

この本で、一番印象に残ったのは、武士道と紳士道の相違。

武士道は、江戸時代の武士たちの真面目で誇りを持ち、信義を重んじるところはとても素晴らしいが、気まじめすぎてユーモアに欠けるところがあるとのこと。
イギリスの紳士のたしなみは、自分を笑いものにするユーモアだそうです。

日本の江戸時代の町人の方がユーモアを解し、突き抜けた軽やかさがあったとのこと。
粋(息)とか色っぽいといった魅力があり、既成の価値観にがんじがらめにならなかったようです。

粋や色っぽさは、品格の対極にあるように思われるけれど、媚を売るのでなく、自分の心の主人公は自分という点で、共通することが多々あると言ったような内容でした。

読んだ著書では、この部分が一番新鮮で、私の心に残りました。

私は、ユーモアは、決して得意ではありません。
先日は、ジョークのつもりで平手打ちの表現を使用したところ、他人さまを傷つけてしまい、大失敗。
ユーモアを駆使するのも、それなりの才能とセンス、技術がいるようですね~。

さて次は、如何なる書物を紐解きましょうか。

私が、長年にわたって買い求めた未読の本が、ごろごろしている我が家。
改めて見ると、確かにやはり、ノウハウものが多いですね~(笑)
恐らくその書籍のほとんどは、夫が退職前に購入したものと思われます。

夫が現役の頃は、帰宅が夜遅いことがほとんどでした。
ですから私にも余裕の時間がふんだんにあり、日常のショッピングの際に、本屋に寄る事がしばしばでした。
しかし夫退職後は、三度の食事に追われ、その回数は格段に減りました。
日々家事に追われ、さらに孫可愛さから、自己犠牲も良いところというほど一時は孫に熱中し、まるで、読書と縁を絶ったかのような暮らしぶり。
読書をしない日々の暮らしへの負い目を、新聞を読むことで何とか埋め合わせ、自己満足してきた私です。

但し、新聞小説だけは、この二年間、継続して読み続けました。
日経に連載された、小池百合子著の無花果の果と、つい先日完となった、角田光代の空の拳です。

新聞小説の良いところは、約一年という長い時間をかけて付き合うからでしょうか。
登場人物の息遣いも感じられてくるような、リアリティーが味わえます。
特に主人公の性格は、とてもよく理解でき、その人の一挙手一投足が、この人ならと、次第に頷けてきます。

ですから、一昨年の物語の「無花果の果」の主人公の男女は、いまだに私の心の中で生きていて、かの地の片隅で密やかながら幸せな日々を紡いでいるような錯覚に陥るほどです。

つい先日終わった空の拳に代り始まった日経の連載小説のタイトルは、「ファミレス」。
場面設定は、就職後、仙台で一人暮らしをすることになった息子の引っ越しを手伝った帰りの新幹線の車中。
夫婦の対話で始まりました。

何だか最初から引きこまれ、今後に期待です。
私の予感は、今流の家族の絆がテーマなのでは、と思っていますが、これからの物語の展開が、とてもとても楽しみ。

さて、私の読書は、今後継続できるでしょうか?
読み続けるなら、いかなる本を手にするのでしょう?

夫の書斎は、天井までの書架に、書物が収まりきらず、床にも山積み。
地震が襲ったなら、その重量で、我家が倒壊するのでは、と心配になるほどです。
最近は、徐々に処分してくれてはいるようですが。
しかし、その本の趣向は、かなり私が読みたい本とは異なるようです。

私に残された余生は、決してもう長くはありません。

ですから、私は私で厳選し、本当に自分が読みたい本を読みたいと思いはするものの・・・・・・
書籍代もばかになりませんものね~

とりあえず、手元にある本から読んでいくことにいたしましょう。

私は、目が覚めた床の中、スタンドの明りの下で、約15分ほどかけ、毎朝、読書を楽しんでいます。
この時間帯は、体力にあまり恵まれない私には最適。

午後からの読書ですと、すぐ居眠り。
入浴中も全く同じで、本を湯船にドボン!何ていう失敗を幾度か犯しました。(笑)

学童の間でも、朝の読書が学校に根付き、読書好きの子が多くなってきているようです。
子供達に負けじと、私も朝の読書に励みます。

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私と読書

2011-09-02 10:44:20 | 読書

昨日は、皆様から信じられないようなたくさんの応援を頂戴し、わが目を疑ってしまいました。
本当にありがとうございます。
最近は、昨日に限らず、多くの方々から日々、励ましの応援をたくさん受け、感謝に堪えません。

政治に触れた二度の投稿でも、そうでした。
チョット、勇気のいる発言でしたが、共感して下さった方が多く、思いは皆様変わらない、との嬉しさが込み上げました。

疲れがひどく、時に、心も体も沈みがちになる私ですが・・・
ブロガーになり、今は家族だけでなく、多くの方が、私の生き方に関心を寄せ、温かなまなざしを向けていてくださると思うと、元気が
湧いてきます。
それが、生活の励みとなり、私の生活の質を上げる向上心を一層鼓舞してくれます。

ブログの素晴らしさを、今ほど噛みしめたことは、かってなかったかもしれません。

ただ一つ悩ましいことは、我が身の浅学、読書量の少なさ、そして何よりも文章力の拙さに、いつも思いが至り、そのストレスが常に、付き
まとって離れないこと。この悩みがなければ、もっともっとブログを楽しめることでしょう。
皆様にも、ためになる情報をお伝えできることでしょう。

それが、かえすがえす残念で、悔やまれますが、いくら努力しても、一朝一夕で身につくことではありません。

読書は今からでも遅くない、と思うのですが、日々家事に追われ、瑣事に心奪われる日々。
朝日と日経の記事を読むのが精いっぱい。

ブログを開設し、向上心は、一層強くなりましたが、理想の素敵な暮らしとは、なかなかならないのが現実。
理想とのギャップは相変わらずです。(笑)

本格的な読書から遠ざかって久しくなりますが、私も古典の名作に夢中になった時期がありました。
大学生の頃は、ロシア文学と英文学に強く惹かれ、よく読んだものです。
ドストエフスキーや、トルストイ、ブロンテ姉妹、その他日本の名作もいろいろ。

罪と罰、赤と黒、戦争と平和、、嵐が丘、ジェーン・エア、風と共に去りぬ、高慢と偏見、テス、こころ、友情、挙げればきりがありません。

ただの偶然に過ぎないのですが、新婚時代に夫の遅い帰宅を待ちわびて読みふけったのは、アンナカレーニナ。
新婚時代にふさわしくありませんね~(笑)
上下二巻、分厚い立派な装丁の本でした。
今でもその本のページをめくった感触が思い出されてきそうです。

日本ブログ村でつい目に止まってしまう、ある方のプロフィールの画像があります。
フラゴナールの本を読む少女。

実は、私が嫁ぎ、最初にお部屋ニ飾った額縁の絵が、この名画でした。
きっと読書へのあこがれが、まだ心に強くあり、結婚生活でも、本を読む憩いのひと時を大切にしたい、と思っていたのかもしれません。

しかし子供が生まれ、母親になってからは、私の読書への情熱は、育児書一辺倒になっていきました。
子育てに自信が持てなくて、育つ育てるの気概で、読み漁り、よい母親になりたい、との思いが人一倍強かったように思います。

そして読書からますます遠ざかる最後に読んだ大作が、何とも気まじめな本。

歴史解説の全集物。中央文庫の世界の歴史16巻と、日本の歴史24巻のうち、19巻まで。
主婦ながら、完読目指して数年かけて読みこんだのですが、日本の歴史19巻で意気が絶え、そのまま・・・
でも悲しいかな、何も覚えていない・・・・

天智天皇、持統天皇、アレキサンダー大王、ナポレオンに強く惹かれた印象くらいしか、心に残っていません。(笑)
歴史に深い関心があったわけではなく、意地でも読み通そうと、読む努力を、ひたすら続けただけだったからでしょう。

昨日、階段下の納戸の整理をしている時、段ボールに整然と並べられた、この本が目に入り、感慨に浸りました。
思わず手にとり、ページをめくると、傍線がそこらじゅうに引かれてています。
できることなら、この読書意欲をもう一度取り戻したい私ですが・・・・・

手が遅くなり、気力も減退した今、ちょっと叶わぬことのようです。

一時期の母のように、私も家政婦さんでも雇えれば、そんな時間も持てるかもしれないけれど、今の私は二人暮らしには広すぎる家の管理で
手いっぱい。家政婦さんを雇う経済力もありません。

つつましく、つましく、賢く時間とお金を使い、幸せな日々を編むことが、私に課せられた、今の務めと思っています。

そして読書をする努力を多少なりともしたいと・・・・・・

実は最近、リコーの携帯デジカメを、ブロガーにはお出かけの必需品と思い購入しました。キャノンの一眼レフは修理中。

歴史書、フラゴナールの本を読む女などの写真を撮りましたが、今朝インストールしようと思っても、やり方がよくわかりません。
機器音痴の私は、解説書読んでも、要領がわからない。
若夫婦に教わって、またいつかまとめて写真をアップさせていただきますね。

午後から荒れ模様との報道を耳にしましたが、皆様くれぐれもお気をつけてお暮らしになられますように。

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我が家で三世代読み継がれた雑誌

2011-03-08 06:32:55 | 読書

最近はメディアについて触れることが多い私ですが、本日もまた、雑誌のお話をさせていただきます。
メディアの勢いが失せ、今後のことが懸念される寂しい現況の中、とくにそれが顕著なのが、雑誌でしょう。
2008年は、雑誌崩壊元年と言われるほどに、有名雑誌の休刊が続き驚かされたことを、昨日のように思い出します。
歴史ある有名雑誌、主婦の友、論座、現代、その他が、続々と消え失せた年でした。

或る日、広報で働く次女が話した言葉が、今も印象に残っています。
我が社によく訪れていた編集部の人の姿が、いつの間にか消えていく、と。
雑誌は生き残りをかけてサバイバルな競争にさらされているのでしょうか。
私には、本当にさびしく嘆かわしい現象です。

このような現状ながら、今なお長い年月に渡って愛読されている雑誌があることも事実です。
その中の一つ。
学生のころから私の暮らしの傍らによくあり、親しんできた婦人雑誌。
それは、ミセスです。

私達の世代の女性の方であれば、どなたでも一度は手にされたことがおありなのでは・・・。
我家では、母、私、今は娘(特に長女)が愛読しています。
今の暮らしとカジュアルファッションの感覚を身に付けた長女が読み始めた時には、ちょっとした驚きでした。

古くからある雑誌です。私も一時は、この雑誌の旧態然とした内容で、魅力が薄れた時期もありました。
しかし5~6年くらい前でしたでしょうか。
急に雰囲気が変わりました。、垢ぬけた内容となり、透明感のある美しいグラビア写真やファッションが、私の心を、またとらえはじめました。
その印象と感想を、次女に話しました。
次女もうなずいて、同意してくれましたが、長女が読み始めたのも、その頃と重なります

次女曰く、編集者の人達は、ごくごく普通のおばさんよ、と。(笑)
縁のある雑誌なのでしょう。私のいとこが、一時期、この出版社に勤め、記事を書いていました。
高校生のころ、遊びに来た彼女の余りにファッショナブルな服装に、地方に住んでいた私は、羨望の眼差しを向けたものです。
雑誌でモデルさんが着用したものを安く買い取ったようでした。。

私は、いつも雑誌には、実用性よりも、夢を求める傾向がありますから、一層この雑誌に引かれるのかもしれません。
いつも美しく輝いていたいから、おしゃれも暮らしも、もっと素敵に、がこの雑誌のコンセプトのようです。
私の願いにぴったりです。
しかし、現実では思うようにかなえられないことゆえ、この雑誌を見ることで、私は、その欲求を満たしているのかもしれません。(笑)
その思いが、母、私、さらに娘へと受け継がれてきたのでしょうか。
とは言え、発売日に、本屋さんまで出かけて買うほどのまめさは私にはありません。よく買い忘れます。

それを知ってか、次女の昨年のクリスマスプレゼントが、ミセスの一年間の購読契約でした。
その意外性と、気の遣いように何だかとても感激してしまった私です。

今後も、素敵な夢を届けてくれる婦人雑誌、ミセスを、親子できっと、ずっと愛読し続けていくことでしょう。

雑誌も本も、紙の温かさに触れながらページをめくり、お気に入りの栞を挟み、時に傍線を引き、読んでこそ、心に染みるもの。
私は心からそう思います。
電子書籍が凌駕し、出版界が隅に追いやられるようでは、おそらく人間の心は荒廃してしまうのでは、と危惧して止みません。

  

 

 

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横浜は昨日、ぼたん雪が舞い、驚きでした。
は~るよ来い、は~やく来い!と口ずさみたくなりますね♪

 

 

 

 

 

 


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結婚式当日、長女夫婦に贈った書物

2011-02-28 07:39:55 | 読書

そとは久しぶりの雨。いつになく穏やかな雨音で、こんなことにさえ優しい春の訪れを感じてしまいます。
菜種梅雨には、まだ少々早すぎますでしょうか。
眠りから目覚め、活動を開始した草木には、まさに慈愛の雨。
今朝は割と暖かです。ひと雨ごとに、大地もよみがえり、春の匂いがたち込める季節ですね~

さて、今日は珍しく本について触れたいと思います。
学生時代は、それなりの読書家で、文学書をむさぼるように読んだ時期もありました。
母親になった頃は育児書、その他子育て関連の本も、夢中になって読み漁りました。
しかしその後、子育てと家事に益々追われる人生となり、、読書から次第に遠ざかってしまいました。
もしかすると、人生で一番後悔していることかもしれません。1番ではありません。2番でした。(笑)
1番についてはすでにお話していますから、ここでは省略です。
しかし、50代になった頃から、新聞を読む楽しさに目覚め(皮肉なことですが、一番目、投資の後悔の所作のお陰だったのです)、活字に
触れたい思いが、片手間でも読める新聞で十分満たされてきた私です。

そんな私ながら、十数年前、心から感動した書物が一冊あります。
今も、肩身離したくない心境から、すぐ手の届くシステムキッチンに据え付けられた小さな本棚に、常に置いています。

その本とは、松下幸之助著、「道を開く」。
表紙は真っ黒で、手に取ると、まるで讃美歌のような装丁。
その表紙の地味さが、この本の内容の崇高さを、かえって際立せているようにさえ感じます。

最近の新聞記事に、私が尊敬する京セラの創立者(日本航空の会長)稲森和夫氏が、まだ迷いの多い頃、松下さんの講演を聞き、
発奮されたとの記事を読み、なんだか急に、また読みたくなりました。
余談ですが、稲森氏の著書を数冊読み、いたく感動し、電話を5~6年前でしたか、NTTからKDDIに替えたほど。
お陰で通信料が2500円位安くなりましたよ。(笑)

「道を開く」は、いつ紐解いても、その度に新鮮に受け留められ、美しいリズムの文とともに、慈しみ深い言葉が心にしみこんでまいります。

実はこの書物を私は、長女が結婚式を挙げる日の朝、門出の二人に贈りました。今後の人生の座右の書物にしてほしいとの願いから
でした。
偶然にも、式の主賓者の方がスピーチで、この本の言葉を引用されました。私は、わが意を得たりと、とても嬉しく、ちょっと得意な気分に。(笑)
もちろん、若夫婦にその話を致しました。そして一層強く、この本を読むように薦めは致しましたが・・・
果たして読んでくれたでしょうか。
精神論を好まない若者には、敬遠されてしまったのかもしれませんね~

しかし、松下さんは、丁稚から身を起こし、並々ならぬ輝かしい実績を上げられた方。
その裏付けのもとに書かれた書物には、説得力があります
本の題にふさわしい最初の章の文をここに引用させていただきます。もし宜しければ、お読みください。
実際に手に取って読まれますと、それぞれの人生にあった金言にきっと巡り合えると思います。

                          

                                  道

自分には自分に与えられた道がある。天与の尊い道がある。どんな道かは知らないが、ほかの人には歩めない。自分だけしか歩めない、

二度と歩めぬかけがえのないこの道。広い時もある。せまい時もある。のぼりもあればくだりもある。坦々とした時もあれば、かきわけかきわけ

汗する時もある。

この道が果たして良いのか悪いのか、思案にあまる時もあろう。なぐさめを求めたくなる時もあろう。しかし、所詮はこの道しかないのではないか。

あきらめろと言うのではない。いま立っているこの道、いま歩んでいるこの道、ともかくこの道を休まず歩むことである。自分だけしか歩めない

大事な道ではないか。

他人の道に心うばわれ、思案にくれて立ちすくんでいても、道は少しもひらけない。道をひらくためには、まず歩まねばならぬ。心を定め懸命に

歩まばならぬ。

それがたとえ遠い道に思えても、休まず歩む姿からは必ず新たな道がひらけてくる。深い喜びも生まれてくる。

 

マジョリンさま

おはようございます♪
又末筆となり、失礼をお詫び申し上げます。
私の抱いてきたガーデニングヘノ悩みをこんなに的確に表現して下さるなんて、本当に感動でした。

> わたしも イングリッシュガーデンを目指している一人ですが、本を何冊か買って、かれん桜さんが行かれた、英国のコッツウォルズにも
    いきました。
  そしてそこで見た美しい佇まいや庭に一段と惹かれたのです。lovely
  でも、私は、性格が万事アバウト。そして思考回路がメチャクチャですから、何かに特化しようとしましても回路が枝分かれして整然とした
    形を作れ ないのです。
  目指す目標、コンセプトは、確立させてはいるのですが(大袈裟ですねぇ~)・・・・実行力が伴わないのです。(苦笑)coldsweats01

私も、マジョリンさんとそっくり同じ思考回路で~す。(笑) マジョリンさんは、謙遜していらっしゃるだけと思いますが。
私は、本当です。

ガーデニングは、本を見ていると夢は膨らむ一方ですが、イングリッシュガーデンの実現目指して具体的に行動を起こすとなると、本当に難しい
ですね~ 
植えた草花が年中咲き続けてくれたなら、どんなに楽かしら。でも、実際は四季の移ろいに対応して心細やかな作業を計画的にしませんと、夢の
実現など遠く、叶いそうにありません。私はその対応をこなすには、あまりに知識がなさすぎです。
結構頭を使い、心も潤うガーデニングは、ボケ防止には大変良いそうですね~
ボケ防止のためにも、細々とでも、イングリッシュガーデン目指してお互いに頑張りましょうね。(笑)

 実は一昨日、培養土25リットルの袋を6袋、楽天ポイントを使用し、とても安く購入しました。
そして昨日は花壇の一部を掘り起こしました。
我家の花壇は、ほかの樹木が植わっており、花が植えられるスペースは僅かですから、土壌改良なんて難しい作業は、今回は省略してしま
いました。古土は思い切って捨て、培養土と入れ替えると言った、いかにも私らしい横着ガーデニングの開始です。

先が思いやられますが、作業が進むたびに順次写真をアップしていきますね~

アバウトなかれん桜の園芸作業なんて、皆さま絶対期待しないでくださいね。(笑)

                      

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