今日が一番素敵

丁寧な暮らしを心がけながら、日々、折々のの心模様を素直に語ります。
今が一番素敵との思いを込めて。

一筋の光明が輝きを増す事を信じて・・・・・・・

2012-09-30 06:42:53 | 暮らし

一昨年から、、我が家は夫の病気だけでなく、実にいろいろなトラブルや心配事に見舞われてきました。

妹、夢路が、昨年の夏でしたか、「一体お姉さまの家は、どうなってしまったの?」と、悲痛な問いかけをする程だったのです。

ここでは触れませんでしたが、夫の手術、数日前、次女の子に突然、心配な病が襲いかかたりもしたものですから。

心配は、取り越し苦労だったようで、すっかり元気になったK君です。

 

          

 

その後も、不運続きで、すべてが思い出せないほど・・・・・・

台風15号に因る、我が家を見舞った初めての自然災害。

そして年末には、おふろの給湯機が突然故障。

新品に取り換えざるを得ず、その価格が、台風の被害とほぼ同様の、数10万。

その額を聞き、台風による損失に追い打ちをかけられたようなショックで、一時的に落ち込んだものです。

ところが、年が明けて間もなく、更に白アリ騒動が勃発。

そして、夏には30年近く全くの不具合がなかった居間のアンダーセンの窓が突然開閉しなくなったりと・・・・・・

まぁ~よくもここまで、と我ながら呆れるほど。

妹の、「お姉さまの家は、いったいどうなっちゃったの?」の言葉が、自らの言葉となって、脳内で反響するほど、情けない思いに浸りました。

こんな我が家でしたから、私が体調不全になっても当たり前と言えば当たり前。

正にストレスいっぱいの暮らしを絶え間なく送ってきたと言っていいでしょう。

 

          

                                  コリウス

 

でも、我ながら、私は非常に気丈な人間かもしれない、と改めて思ったりもしますなぁ~て。

自画自賛で、お聞き苦しかったら、ごめんなさい。

寝込むこともなく、淡々といつもと変わりない日常生活を送りながら、夫の大手術、その他のトラブルを着実に乗り越えてきたからです。

恐らく、私はいかなる時も、自分を追い込まないように、我が道と心の軌道修正するかじ取りが、上手な方かもしれない、と。

体力がない私は、常に暗部には蓋をして、明るい方に目を向けないと、体が持ちませんから。

私の生きる知恵と言えるかもしれません。

 

娘達は、フルタイムで働き、家事と仕事の両立で大変多忙な暮らし。

ですから、多くの協力は、若夫婦には期待できません。

それに夫も家のことはすべて私任せで、相談しても、どこか他人事。

ですから、私一人で頑張るしかない我が家です。

 

しかし、若夫婦の幸せな暮らしが、いかなる時も、私が頑張れる原動力であることは確かです。

徒な心配をしないで、我が家のことに集中できるからです。

要所要所では、手を差し伸べ、優しい声もかけてくれる娘達の思いやりが、私の心の支えでもあります。

それに何と言っても、可愛い4人の孫達の健やかな成長が私の力の源。

 

          

                                  コバナランタナ

 

こんな我が家でしたが、そんな辛い出来事やハプニングを吹き飛ばすような良いことも、いくつかありました。

長女家の長男R君の、志望中学無事合格です。

かなり背伸びをした、難関中学への挑戦でした。

ですから、、まさかの合格に、それまでの私の苦労も吹っ飛ぶほど、娘と共に喜んだものです。

他に、次女の長男K君の小学校入学。

最近では、次女の昇進。

そして何よりも、私を安堵させ喜ばせてくれたのは、夫の順調な回復です。

 

この数年間の山谷越えを、老体鞭打って、何とか頑張り通してきました。

掲げる目標や理想は高いけれど、小さな人間に過ぎない私

自分の暮らしを守るのが精いっぱいの日々です。

 

ですから、きれい事を述べるのは、何だか偽善者のようで恥ずかしいのですが、

東日本大震災の被災者の方々に思いを馳せる時、私の苦労なんて、本当に取るに足らない、と思うことがあります。

いつ何時、我が身にも同じような災害が襲てこないとも限らない、と。

ですから、その痛ましい出来事を乗り越え、逞しく生きようと励まれる被災者のみなさまの姿は、私の鏡です。

もっともっと強くならなければ、と励まされます。

私が思うに、日本人は、この未曽有の災害を通して、それまでより、一層心優しい強い人間になれたのではないでしょうか。

 

          

 

ですからお話しが随分飛躍しますが、領土問題も、暴力的言論や行為で解決するなんて、あり得ないことでしょう。

私達国民は、日本人の誇りを持ち、今後の政権に期待していくしかありませんね~

選挙でひと波乱あれば、政情が多少落ち付いてこないか、と。

文句ばかり言っても始まらない。

そんな気がしてきました。

一筋の光明に目を凝らし、その光が次第に輝きを増す。

そんな日本の将来に私は期待を寄せています

常に夢を忘れないで、倹しくも素敵な暮らしが日々できますように、と祈りながら・・・・・

 

今日は本当は、ハウスクリニングの業者への文句をタラタラ語るつもりでしたのに、なんだか全く異なる感慨に浸ってしまった私です。

今日は、一旦、これで終わりにします。

身の程知らずのきれいごとばかり綴ってしまいましたが、次回は、文句ばかりで別人のかれん桜になりそう・・・・・・

何とも、矛盾だらけの私。

これも私の一面と思い、笑って聞き流して下さいね。

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大切な優先順位

2012-09-28 06:39:13 | 暮らし

数日前の日記に、一気に晩秋となり、よい季節が今春同様、短いのではとの私の懸念を綴りましたが、

まさにそれが現実となりそうな急激な気温の下がりようです。

時に、肌寒く感じるほど。、

このような時は、体調を崩しやすいので、気を付けなければなりませんね~

私の場合、もう健康を損ない、長い日が経過。

今さらそんなに注意しても始まらない、といった感じなんですけれど。(笑)

でも、風邪には要注意です。

 

         

                                先日載せたハナミズキの葉が、ますます美しく色付いてきました。

ところが、最近の私は割と元気♪

ここ4、5日息苦しさをほとんど感じないために、とても助かっています。

そのお陰でいつになく多忙な日々を、無事にやり過ごす事ができました。

 

数日前は、夕食の準備をすっかり済ませ、日も暮れた6時頃、隣町までバスでお買い物に出かけてきました。

目的は、日常の食料品と翌日のハウスクリングをして下さるダスキンさんのお茶菓子です。

小一時間といったところでしたが、夕刻に外出することなど、今の私の体調では、想像がつかないことだっただけに、自分でも驚き。

 

夫に、夕食時に話しました。

「なんだか、今日は、私とても元気。何故かしら???

いつもこんな感じだと、もっともっと色々な事に取り組めて、本当に嬉しいのだけれど。

優先順位を決め、1番から順次に、着々と家事をこなしたのが、よかったのかしら。

生活のリズムが、とても快調だったから、それが元気でいられた原因かもしれないわ」

 

     

           元気になってきた私は、久しぶりに土を掘り起こし、自分で草花を移植。
           根付いてくれますように。
           レックスベコニア・日々草・サルビアボルドーその他。

 

         

 

最近は、とにかく、業者さんの出入りが多く、落ち着かない日々が続いています。

日記は、何とか1日おきののペースで綴れていますが、この多忙さは、まだしばらく続きそう。

料理ブログも、書き留めたいのは山々ですけれど、ここ数日間、そんな時間はとても取れなくて・・・・・・

最近新しくこしらえた、レシピ付き献立のカテゴリ―は、私の夢実現の一歩なのですけれどね~

その夢とは、そのカテゴリーに記載されたものをすべてまとめて、gooさんに依頼し、将来は製本化して貰いたいと。

その本を、娘達と孫達に贈りたい、と。

私がいなくなっても、その料理ブックを若夫婦家族達に役立ててもらえれば、これほど嬉しい事はありませんから。

ゆえに、料理ブログ綴りにも、もっと心を込めたいのですけれどね~

日課の優先順位の上の方に置くには、他ににこなさなければならない家事が多過ぎて、ままなりません。

後回しにすると、書けないままで、終わってしまいます。

 

何事も優先順位を決めて取り組むことは、家事に限らず会社の業務でも、恐らく大切な事でしょう。

皆さまの、日々の日課の優先順位は、如何なものか、と覗いてみたい気が致しますけれど。

私の場合を例にとって、その順位をざっと羅列してみましょう。

 

早朝から取り掛かることですが、まずは当然身支度ですね~

母がそうだったように、お化粧もして、いつどなたにあっても恥ずかしくない装いをするのが私の願いですが、これは最近実にいい加減。

お化粧に取り掛かるのも、日がすっかり昇り、整理整頓が一段落付いてからのことが多いです。

でも素顔で、1日いることは、まずありません。

 

お化粧をしないと、心になんだか元気が出てこない私です。

お化粧は、ボケ防止の予防には大変よいと言われているようですね~

そのものが、よいわけではなく、美しくありたい、との自意識が、女性の心を前向きにしてくれるということでしょうか。

 

あら!優先順位のお話しをしているのに、また脱線。

こういう調子だから、私の日記は、いつも長文に・・・・・・・

反省して、軌道修正です。

 

     

                 見えない箇所ですが、こちらも整理した植木鉢の日々草を移植
                 既に数カ月、いつまでも健気に咲き続けてくれています

 

身支度の後は、先ずは、とにもかくにも、朝食を取りながら、日記を綴り始めます。

投稿日の前日の日は、適当なところで止めにします。

打ち切りの理想の時刻は、7時ですけれど。

朝寝坊をすると、この時間が投稿日には延長せざるを得ず、生活のリズムが狂う大きな要因に。

 

その後先に、整理整頓があります。

余り散らかっているとブログ綴りの前に、こちらを先に済ませたりもして、どちらが優先かは、その日の様子で随時変更。

 

まずは各部屋をきれいに整頓し、すっきりした状態となった時はじめて、新しい日のスタート台に立てた気分になれる私です。

本来なら、前夜に済ます方がいいに決まっていますが、朝型で、夜はもっぱら弱い私。

お片付けすることなく、入浴後ベッドに直行することが多いものですから。

 

次は、日が余り高く昇らない涼しいうちに、夏はガーデニングでした。

それからお洗濯日は、それを干し・・・・・古い乾燥機はとっくに壊れたまま。(笑)

その後は、早々と、夕食の準備にボツボツ、とりかかり始めます。

お料理を、早めに下ごしらえしておくだけで、主婦はその日一日、心にゆとりを持てる効果大ですものね~

欠かす事の出来ない、時間制限のあるこの家事は、主婦の自由時間を拘束する一番の曲者です。

私は、料理は趣味といってもよいほど好きなことかもしれませんが、この仕事から解放されたなら、日々がどんない楽かしら、と考えることはしょっちゅう。

お料理の下ごしらえが一応終われば、本格的なお掃除、収納の整理など・・・・・・・

 

でもこのように順調にいくのは、まれな事。

その合間、合間に臨むデスクワークに思わぬ時間を取られ、肩も凝り、散々なことも。

たとえば、家計簿の収支が合わないときなど、数日前にさかのぼって計算したりして、あっという間に1時間以上経過してしまうことがあります。

その他、デスクワークは多種多様。

夢中になり過ぎると時間を忘れてしまいます。

恐らくこの作業が、私の体には、一番悪いのでしょう。

テレビはニュース以外ほとんど見ませんから、家事と諸々のデスクワークの繰り返しの日々です。

ここに散歩を入れたなら、健康的で理想的な暮らし。

デジカメもって、てくてく・・・・・・・

憧れはするものの、時間が取れなくて。

実行あるのみですね~

 

ざっと私の暮らしの優先順位を語りました。

常に優先順位を意識して暮らすと、自ずと快適な暮らしのリズムがとれ、効率的に働けるような気がします。

今日ものこ調子で、自然体で頑張らなくては。

 

     

 

もしかすると、私の息苦しさ、肩のこりの症状は、頑張りたいとの健気さが強過ぎるせいかも。(笑)

夫が肝臓がんを患ってから、その思いと緊張が増していたのかもしれない、と。

もっと肩の力を抜き、心の緊張をほぐし、体をいたわりながら家事に臨むといいのかもしれない、と思うこの頃です。

私自身、自分の緊張の潜在には、全く気が付いていなかったことですけれど。

 

事実、それを意識して暮らすようになってから、とても元気な私。

この歳になり、何かを悟とれたのかもしれません。

この点については、もう少しわたしの思いが整理されてから、さらに詳しくお伝えできれば、と思っています。

 

今日は予報では暑くなりそうですね~

昨日は、一昨日のダスキンさんのトラブルの後始末で、責任者の方と、また今後の打ち合わせ。

清掃員の虚言に、精神的にすっかり参ってしまい、早く床に就きましたので、今日は異常に早い目覚め。

 

私の悟りを生かし(笑)、二度と巡ってこない今日という日を、力むことなく自然体で、しかも有意義に暮らしたい、と願っています。

皆さまも、素敵な一日を、お過ごしくださいね。

 

追記

6時20分開始のテレビ体操を優先順位に入れるのを忘れていました。(笑)

今、終了したところですので、投稿し直しますね。

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ガーデナーさんに申し訳ない浮気

2012-09-26 07:01:26 | ガーデニング

秋の香りが、私達の心に、新たな生気と潤いを与えてくれるこの頃、さぁ~ガーデニングに力を入れなければ、と思いはするものの・・・・・・

色々迷いも出ている私です。

悩みも色々・・・・・・

        

 

首を痛めて、ガーデニングの作業が大層辛くなり始めたのは、去年の初夏のころ。

実は、その数カ月前に、もっと本格的にガーデニングに取り組みたい、と思い始めていました。

恐らくそのモチベーションを高めてくれたのは、ブログだったように思います。

 

日頃は、家庭でのんびりとマイペースで暮らす生活スタイルを、一番好む私です。

めったにお出かけはしません。

ブログを綴るには、あまりに書く材料が乏しく、不安に感じていました。

 

そんな心境でいる時に、もっとガーデニングに力を入れよう。

わが庭に美しい花が咲き乱れ、幾分でもイングリッシュガーデンの趣になれば、その植物たちや情景を文章にし、写真にも載せることができる。

そんな打算もあって、始めた私です。

少々不純な動機ですね~

             

 

ところが、今はそれが、私の老後の何物にも替え難い趣味となって、私の心を潤してくれています。

定期的にお庭の手入れに来て下さる、ガーデナーのHさんのお陰に因るところが、大きいのですが。

ガーデナーさんに、お庭の花壇の世話を依頼すること等、かっては考えもしなかった事でした。

細々なりに、自分でお花屋さんを巡り、草花を購入していました。

そして、カラーコーデイネイトやレイアウトを、あれやこれやと迷いあぐねながら、植え付けを楽しんでいたものです。

 

ところが、昨年の六月ごろ、突然襲った、頸椎のだるさと息苦しさ。

前かがみの姿勢が、体に一番悪いことが分かりました。

この体では、とてもガーデニングは無理、と悟り、私が抱くイングリッシュガーデンへの夢は、一気に萎んででしまったのです。

そして突然思いついたのが、ガーデナーさんを雇うこと。

            

        

 

我が家のお庭のハード面は大変充実しているため、このまま手をかけることなく放置するのはもったいない、といった思いもありました。

初孫のR君が誕生する前に、高島屋のガーデンアイランドで、とても雰囲気のある素敵なお庭を作って頂きました。

その後、かなり荒れ、当時の美しさからは程遠いい状態になり果てましたが、面影は、まだ十分残っています。

 

もう一度、あの美しさを再現したい、との思いから、三越のチェルシーガーデンに庭のメンテナンスの依頼をしました。

それから、一年半が経過しようとしています。

年四回で、作業代は、一回、二万四千円。

それにお花代を入れ、予算は一回につき五万円ということでお願いした私です。

ところが、去年は、台風15号の被害に遭ったりして、この予算が二倍以上と、大幅に上回る事に。

初期投資は増えても仕方がない、との思いは最初からありました。

次第に減額していけばよい、と。

そのために宿根草を多くもしました。

しかし、自然災害その他で、想定外の予算オーバーは、大変気になるところでした。

 

          

 

さて一年半が経過した我が家の庭。

もちろんガーデナーさんにお願いする前とは、まるで光景が違って見えるほどの素敵な変貌です。

お花畑といったイメージではなく、できるだけナチュラルな雰囲気にしてほしいとの私の願望も叶っています。

その上、我が家をお訪ね下さる度に、爽やかな風に乗って妖精が舞い降りてきたかのような嬉しさを、私に味あわせて下さったHさん。

娘に、その感想を述べると、「ママの言う意味は、よく分かるわ。今時珍しい清純な雰囲気のする素敵な方だもの」と、共感してくれます。

ですのに、私の心に、迷いが出てきてしまいました。

何故なら、作業代が、さらに値上がりしたからです。

 

              

 

その時点で、近所の私がよく立ち寄るお花屋さんで、お庭の手入れをして貰えるか尋ねたところ、二店ともOKでした。

何と一店は、作業代が、1日で5~6千円とのこと。

この安さには、いかんせん惹かれてしまった私です。

センスはお花屋さんの店頭の風景や、ネットのホームページである程度確認しています。

 

次女が、話してくれました。

花のアレンジやレイアウトは、アートの世界よ。

必ずしも、専門の方が上手とは限らない。

個人のセンスと才能に尽きるわね~

広報で働き、イベントの際などに、その業種の方とも時々接触があるらしく、その言葉に実感がこもっていました。

 

          

 

今までお願いしていたHさんは、私好みのセンスを身に付けられた方でした。

しかし、何かもう一つ物足りないものが・・・・・・

それは、作業代が私の予算の半分をしめ、回ごとに植え付ける草花の充実度にかけた面があったのでしょう。

けれど、これ以上予算を増やすことはできません。

ですのに、作業代が更に値上がり。

戸惑い、悩みました。

たとえ、値上がりしても、宿根草が多い我が庭です。

もう一周歳月が巡れば、お花にもっと経費をかけられるようになるのかもしれません。

ですのに、5~6千円の格安の作業代に目がくらんでしまった私です。

作業代が5分の1になれば・・・・・・草花やカラーリーフがもっと充実し、私の思い描く花壇が実現するかもしれない、との思いが抑えがたくなってしまったのです。

 

            

 

とにもかくにも、そのお花屋さんに一度我が家のお庭を見て頂き、お話しを伺ってみようと思いました。

一昨日、早速、お会いしたところ、玄関に見えた方が、独特の雰囲気で、一瞬びっくり。

まるで若いターシャー・テュダーさんが見えたかのよう。

ドレスエプロンをかけ、網の帽子で髪を束ねられた、その余りのカントリーぽさは、今どき見かけない女性の雰囲気です。

でもお話しさせて頂くと、自分のセンスに、とても自信を持っておられるようでした。。

渋めの草花がお好きとか・・・・・・・

私の話とも、植物の趣味が、よくかみ合います。

 

作業代は、私が期待したほどは安くないといった印象でしたが、お店が近いメリットは、はかり知れません。

お話しで、それがよく分かりました。

とにかく試しに、1年間新しいガーデナーさんにお願いしてみようか、と今は思っています。

 

最後となったお茶の時間に、Hさんに、結婚祝いをお渡しした私でしたが・・・・・・

若い方へのプレゼントは、本当に難しくて。

迷いに迷って、ドイツ製の実にシンプルな1枚ガラスのお皿、中皿と大皿を二枚、差し上げました。

 

とてもとても喜んで下さったHさん。

彼女の輝いたチャーミングなお顔が、今も思い出されて仕方がありません。

この時は、お断りのお話は一切していません。

そのつもりも、私にはありませんでした。

 

             

 

未だに、罪悪感にさいなまれ、申し訳ない気持ちでいっぱいの私。

我が家の庭は、どうも水はけがよくないらしく、カラミンサも他の草花も描いたイメージ通りには咲いてくれない、と首を傾げておられたHさん。

そのご苦労が、これから報われ、実ってくるところだったのかもしれませんのに・・・・・・

この浮気は、やはり、一度だけかもしれない、と思ったりもするかれん桜です。

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秋空の下、誠に徒然なるままに・・・・・・

2012-09-24 07:55:19 | 住まい インテリア

すっかり涼しくなり、一気に秋の気配が濃くなってきました。

改めて四季の移り変わりの醍醐味に浸る思いですが、余りに急激過ぎて、少々戸惑います。

衣替えをしなくては、その他、年末に向けての諸々の家事が気になり始めてきた私です。

手が早くなく、体調も万全でありませんから、何事も早めに、と自分言い聞かせているのですが・・・・・・

 

今年の秋も、例年通り、なんだか忙しそう。

いえいえ、例年より、一段と忙しくなりそうな状況です。

お友達との会食の予定が10月に二度あります。

今振り返ってもぞっとするのは、そのような友人との集いを二度もキャンセルしなければならなかった、春の我が家の事件。

白アリ騒動です。

高額の出費を余儀なくされての一件落着でしたが、今尚トラウマであることに変わりありません。

 

              

 

数日前、ガーデナーさんと打ち合わせしている最中に、テーブルの上で羽ありを発見。

白アリ駆除をして間もない我が家にもかかわらず、また白アリ?と思わずドキッとしました。

ビニール袋に入れ、よく観察すると、羽が付いているものの、体がくびれていました。

白アリと普通の羽ありを見分ける目の付けどころの一つが、この胴体のくびれだそうです。

そのため、ほっとしましたけれど、当分、このトラウマからは抜け出せそうにありません。

その位、ショックが大きかったですものね~

 

お友達との会食以外に、この白アリ騒動の延長上にあると言ってもいいような、ささやかな我が家のリニューアル工事が、今後に控えています。

そのための準備段階の打ち合わせが、すでに幾度もありました。

先週は、三度も。

午後の時間が瞬く間に過ぎてしまいます。

 

今週も、今日と、水曜日に予定が入っています。

水曜日は、ダスキンさんによる1日がかりの作業で、浴室とキッチン周り、換気扇、ファミリールームの床のクリニングをして頂きます。

今回のリニューアルに当たり、ついでにお願いすることに。

年末に行った方が大掃除が楽になり、よいとは感じましたが、思い立った時が、実行の時と感じ早目に済ませる事に。

 

業者さんにクリニングを依頼するのは、本当に久しぶり。

両親を介護していた頃に、幾度か頼みました。

それだけかしら、と思っていたところ、電話口に出られたダスキンさんが、

「お嬢さんがお嫁入り前に頼まれましたよ」と、おっしゃられ、びっくり。

私には全く覚えがありませんのに、よく記憶して下さっているものですね~(笑)

 

              

 

気になるところのクリニングが終了すれば、いよいよ改修工事が間もなく始まるでしょう。

とは言っても、手がける対象は、気持ちだけ。

できることなら、十年前のように、大掛かりなリニューアルに取り組みたいところですが、もうそんな贅沢は止して、目をつぶるところはつぶって倹約に努めます。

 

キッチンのあるファミリールームのクロスの張り替え、浴室の脱衣場の天井の張り替え、アプローチ周りの外壁の塗装のし直し等が今回予定しているところです

白アリ騒動のころは、屋根の張り替え、外壁の塗装と、大掛かりな工事を、いったんは覚悟した私でした。

ところが大変良心的な業者さんに当たり、まだ全く劣化していませんの一言で、大出費をしないで済みました。

居間のクロスの張り替えも、私は一度決めたことでしたが、「まだきれいじゃない、もう少し子供達が大きくなってから張りかえれば」との若夫婦達の忠告で、それも取りやめ。

業者さんや家族の適切な助言で、無駄なお金を支出しないで済むことに。

とかく年寄りは、もうけの対象にされやすいものですが、私は良心的な意見に随分助けられました。

 

余生をどのようにに過ごすかは、人それぞれですが、体力に自信がない私は、住空間を如何に居心地良くするかに、楽しみを見つけているのかもしれません。

半年くらい前、目にした記事だったと思いますが、この傾向は、今の社会風潮の一つだとか。

 

今後も、我が家が理想の住まいとなるように、心がける日々の暮らしが、私を何よりも幸せにしてくれそうです。

イングリッシュガーデンの実現も目指して・・・・・・

しかし、わが庭への取り組みは、思ったほど順調ではありませんが・・・・・・・

この苦労話は、またいつか。

  

 

一昨日のお彼岸の中日には、妹の夢路とお墓参りに出かけてきました。

二日前にお塔婆を申し込みにお寺には出かけていますので、私は二度目のお墓参りでした。

日頃、忙しさにまぎれ、熱心に供養しているとは言えない我が身ですので、墓前に立つと、なんだか申し訳ない気持ちになってしまいます。

けれど、最近病気がちながら、穏やかな日々を送っている私達夫婦。

娘達も、幸せな家庭を築き、元気に暮らしています。

それを報告できることが、何よりの供養と思いましょう。

 

お墓参りの後は、いつも通り、妹と、ファミレスで、簡単な昼食。

ダイエット中の妹が、カロリーを気にしているのがおかしくて・・・・・・・

私も妹も、ほぼ体重は同じです。

私達の年齢の平均体重よりは、恐らく痩せているとは思うのですが。

若かりし頃のスマートさへの憧れの幻想は、女性は一生消えないのでしょうね~(笑)

私も、あと3キロくらいは痩せたいな~

 

昨日は次女家族と、午後を共に楽しく。

           

婿のHさんに、パソコンへ写真が取り込めなくなった原因を究明してもらいました。

コードの接続不良で、修理不可能とのことで、新しい方法を教えてもらった私です。

そのついでに、私が使いこなせなかったPC機能の操作方法も、いろいろと。

一晩が明けた私は、果たして記憶にとどめているでしょうか。

メモはしたので、もう一度復習をしなくては・・・・・・

Mちゃんにも、クロスと、壁の塗装の色の選択で相談を。

 

さすがに夜は、多忙な一週間の疲れで、心身ともぐったりの感じでしたのに・・・・・・

夜遅く、NHKの特別番組に見入ってしまった私です。

番組名は、「対立を克服できるか」というもの。

 

桜井よし子さんは、私の若かりし頃からの憧れの女性の一人でしたが、その論客ぶりは、素晴らしいの一言。

涼しげな優しいお顔で、まことに論理明快に話されます。

私には、まるで母の心で、韓国の論客を悟し、言い聞かせているように映りました。

お話しの内容にも、心から納得できた私です。

各国とも、大人の振る舞いで冷静に話し合い、領土問題を、良い方向へと向かわせてほしいもの、と心から願っています。

 

疲労が抜けていない私の頭は、今朝はまだもうろうとしています。

でも息苦しさからは、ここ数日解放されていて、何よりもうれしい事。

今日は全くとりとめもなく、心に思いつくままを綴りました。

お読みぐるしいかと思いますが、私の気持ちを多少でも汲み取って頂ければ幸いです。

 

予報では、今日はまた、30度近くまで気温が上昇するようです。

季節の変わり目で、体調を崩しやすい時節がら、皆様には、くれぐれもご自愛くださいね。

今が一番素敵の思いで、今週も張り切ってまいりましょう。

 

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名医の条件

2012-09-23 07:16:22 | 

今日もまた、理想の家庭医を求めての続編です。

昨日の記事を書き終えて、良いお医者さんの条件についての一般の考えを知りたいと思い、ネットで検索しました。

すると、私が思い描く理想の姿とほぼ変わらない医師像を、本当のお医者さまが、名医の条件というタイトルで、ブログに綴っておられました。

その文を読み、大変感動した私です。

著作権云々で、そのまま転載することにはためらいがありますが、ブログのお名前もご紹介し、ここに、その文を引用せていただく失礼をお許し頂こうと思います。

          

           

                     相変わらず、写真がPCに取り込めまさせん。一昨年撮った写真です。
                     我が家の居間に飾られた私の好きな絵です。
                     もう一枚似た絵がありますので、またいつか、ご紹介させていただきますね。
                     晩秋の風景でしょうか。
                  
              

長女夫婦の長男のR君が、ひいおじいちゃま同様、お医者さんの道を歩むかどうか何て、まだ分ろうはずがありません。

父親のHさんは、それを望んでいるようですが、R君に押し付けるようなことでは全くありませんものね~

本人が決めればよいこと。

ですから、今のところ、私は期待など全くしていません。

                     

 

けれども、万一お医者さんになると決まった時には、これから載せる名医の条件にぜひ目を通してほしいな~

まだ何ぶんにも、中学生になったばかりのR君。少々気が早過ぎる私の思いですが……(笑)

忘れないために、ここに控えさせていただきます。

名医の条件に、ご興味のある方は、ぜひご一読下さいませ。

Dr.OHKADO's Blog より、引用させて頂きました。

 

「 「あの医者は名医だ」といった言葉をよく聞きますが、「名選手」「名指揮者」「名シェフ」など「名」のつく職業はなじみ深いものが他にもいくらでもあります.また最近は「カリスマ美容師」に代表されるように「名」のさらに上を行くものとして「カリスマ」なる言葉も流行っていて、「カリスマ主婦」などと、なんやそれ?と思うほど節操なく使われているようです.
 「名…」と呼ぶ基準については、例えば野球の「名選手」ならば、ホームラン数や防御率などの優れた選手を呼ぶようですし,「名指揮者」「名シェフ」などは客観的な指標がないとはいえ、演奏のすばらしさや料理の美味しさなど、大多数の人間に認められる何かがあるのでしょう.

 では「名医」とは、どんな医者を意味するのでしょうか.すぐ思い出すのは、例えば外科医ならば手塚治虫の漫画「ブラックジャック」のように,卓越した手術の腕前を持った医師でしょう.週刊誌などにはよく「日本の名医100人」といった記事が特集されていますが,こういった記事の多くは手術数などが基準になっているようです.外科手術や最近流行りのカテーテル治療などは,多分に医師の「腕」が結果を左右するので,優秀な医師を選ぶ基準として経験手術数や成績が重視されるのはある意味当然かもしれません.

 ところで一昔前の医学は経験や勘といった要素がかなりの部分を占めていましたが,昨今の著しい進歩により,多くの病気には理論的な治療法が開発されました.「胃潰瘍」という診断がいったんつけば、私のような平凡な医師でも、大学病院の教授先生でも治療方針にたいした違いはありません.また病気の診断も、聴診器しかなかった昔とは違い、あらゆる高度な診断機器がそろった現代では、通常の病気はどんな医師が診断してもほぼ同じような診断結果が得られます.

 またかつては、たとえば心臓の手術にしても、無事手術室から帰ってくるか否かさえ分からないというレベルでした.しかし今は,手術手技はもちろん麻酔や全身管理などの進歩により、非常に重症なケースは別としても、大半の手術はある一定レベル以上の外科医が行えば成功するようになりました.つまり、多少の巧拙の差はあるにしろ、手術は適切なトレーニングを受けた医師であれば誰でもほぼ問題なく施行できるようになったといえます.むしろ本来、誰もが平等に医療の恩恵に預かるためには、特殊な能力を持った人間だけが施す魔術や手品のようなものであってはならないはずです.マスコミは腕の立つ(これもある意味で語弊がありますが)と言われる外科医を「天才外科医」「ゴッドハンド」などと話題にしますが、「天才」でないと出来ないような手術では困りますし、実際そんな手術も滅多にあるものではありません.

 そう考えてくると、いったい名医とは何なのでしょうか?少なくとも人間を相手にする臨床医にとって、医療側やマスコミ側ではなく,患者側から「名医」だと認められる条件は、確かな知識や技術もさることながら、多くの人生経験とそれを自分の糧とする能力、そしてそれを彼らのために還元できる能力ではないかと私は思います.つまり、名選手がそのプレーを、名指揮者がその音楽を通じて人々を感動させるように、名医とは医療を通じて病める人々を感動させられる医師なのだと思います.

 患者さんが病気の治療を求めて医師にかかるとき、医師とは病気以外の様々な側面でも接点を持ちます.彼らは普段他人には見せない肉体のみならず、他人には言えないような弱い面、恥ずかしい面もさらけ出さなければならないこともあるからです.問診にしても、患者さん自身の訴えだけで簡単に診断をつけられることもありますが、より正確な診断のためには、その人の過去や、必要ならば親や子供のことについてさえ,さながら警察の取調べのように細々と聞き出さなくてはならないこともあります.

 当然ですがこんなことを可能たらしめているのは、両者の間に医師と患者という関係が成り立っているからです.しかもそれは医師がたとえほやほやの研修医であっても、何十年もやってきたベテランの医師であっても同じなのです.考えてみればこれは恐ろしいことで、「最近陰部にかゆみを感じることはありませんか?」なとどいった際どい質問を,普通の人がすれば「何でそないなこと、あんたに教えんとあきまへんのや?」とでもいわれそうですが、医師という肩書きだけで、「はあ、そういえば時々かゆくなりまんなあ」などと比較的ためらわずに答えてくれるのです。

 それでも一般的にあまりに若い医師に対しては患者さんが不安を隠せないことが多いのは、知識や技術もさることながら、彼らに対して安心感,信頼感や癒しを与えられる能力がまだ足りないからなのかもしれません.
 そういった意味では医師も様々な人生経験を積み、艱難辛苦をなめたような人の方がよいわけです.恋愛経験のひとつもない医師や,勉強ばかりでエリート街道まっしぐら、何の苦労もしたことのない医師に病人の苦しみや痛みがわかるでしょうか?

 私は勤務医時代,いつも研修医に「この患者さんが君の親だと思って治療をしなさい」と教えました.自分の親が病気になった時、いったいどんな医師に診てもらいたいかを考えればわかります.やはり、患者さんの病気を頑張って治療しようという一生懸命さ、真面目さなどが彼らや家族の心を打つのではないでしょうか.ある意味あまりにスマートな医師よりも、不器用(といっても程度がありますが)でも真摯な態度の医師のほうが安心感があるでしょう.そうであれば、万が一不幸にして治療がうまくいかず望まない結末になっても、家族は「ここまで一生懸命やってくれたのだから言うことはない.本当に良い先生に出会った」と言ってくれるかもしれません.

 私とてまだ医師になりたての頃は、プライドばかりが常に頭をもたげて,いかにして患者さんに馬鹿にされないかと思いがちでした.彼らの前で薬の名前が分からなくても、その場で本を見ることなどできなませんでした.けれどもある程度の人生経験を積み、身をもって分かったことは、医師は決して天才なんかでなくても良い、その前に正直であり、真摯であれということです.だから患者さんに薬を処方するとき、使用法がわからなければ遠慮なくその場で本を調べてもよいし,そんなことは何ら医師の評価を落とすものでもないと思っています.

 私は自分がマスコミの言う「名医」などになれるとはこれっぽっちも思っていません.しかし患者さんやその家族の人たちが「本当に先生に診てもらって良かった」と感じてくれるような医師になれれば医師冥利に尽きるというものです.

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続 理想の家庭医を求めて

2012-09-22 08:05:57 | 

最近、、何かと忙しいせいか、投稿意欲が減退してきた気がしています。

これではいけない、と、いつもは投稿後に、1日かけて少しずつ拝読している他の方々のブログを、早朝一気に読ませていただきました。

とても元気を貰えました。

それぞれの思いを抱えて、前向きに頑張っていらっしゃる皆さまの暮らしの様子が、綴られた生き生きした文章から読み取れます。

生活感の匂いがいっぱいするブログには、小説や、雑誌の読みものとは違う楽しさがありますね~

 

さて今日は、一昨日の続編を書かなくては・・・・・・

前回の記事の終わりに、続編は次回に、と書いた私ですが、それだけで、幾分のプレッシャーを感じてしまっています。

多少でも期待感を持たせるような思わせぶりな終わり方をしまった私。

ですが、いつも通り、今日も、私の感性の赴くままに、勝手に綴らせていただくだけです。

その点は、なにとぞご海容下さいませ。

 

タイトルは、理想の家庭医を求めて、でしたね。

最近、過去にお世話になったことがある医院に、また通い始めたところまで記述しました。

ここ、十数年来、たまに出かけ診察を受けていた内科医院の先生は、なかなかのハンサム。(笑)

感じも悪くはありませんでした。

駅の隣のビルの階上にあり、目の前はスーパー、階下にはコーヒーショップもあります。

 

ですけれど、今後私の家庭医として頼るには、今ひとつ何だか頼りない先生。

年齢は恐らく三十代の後半でしょうか。

まだお若いので、無理からぬことですが・・・・・

 

この先生の口癖といってもいいような話し方に、次のようなものがあります。

とは言え、2~3回耳にしただけですけれどね。

「私の専門ではありませんから、よくわかりません。それを専門とする医院で診てもらって下さい。」

 

私には、何とも情けなく響く言葉です。

頼りない先生、と感じ、一気に身が引いてしまいます。

老婆心から、

「先生、もっと自信を持った態度で接しないと、患者さんは逃げて行ってしまいますよ」と、

注意して差し上げたい気持ちに、いつも一瞬なります。

けれど、そんな言葉を吐く勇気は私にはありませんから、もちろん聞き流し、それで終わりですが。(笑)

 

恐らく良心的な先生なのでしょう。

治療方針がよくわからないまま、いつまでも患者を抱え込んでいる儲け主義のお医者さんよりは、遥かに増しかも知れません。

しかし、おっしゃるタイミングが、余りに早過ぎます。

専門の医師を紹介する時機を適切に判断するのも、優秀な先生の条件ではないでしょうか。
 
 
最近、思い直して、また通い始めた医院も、交通の便が悪い上に、待ち時間が非常に長い。
 
先生のお声が小さくて聞き取りにくい、など気になることはありますけれど、今のところ思い当たる良い先生が我が町には、他にいらっしゃいません。
 
親しくしている前のお宅のご夫婦も、つい最近まで、この医院に通っておられました。
 
我が家と同様に、ご夫婦そろって、何かとご病気がちでいらっしゃるようです。
 
 
 
先日、その奥様と立ち話をし、かかりつけ医のことが、やはり話題になりました。
 
そこのご夫婦は、駐車場がない不便さから、私が通うことを決めた医院を止め、他に移られたようでした。
 
お話しに寄ると、とても信頼のおける雰囲気の良い先生のようです。
 
しかし、車を手放した私には、通うのが無理な距離でした。
 
こんなことから、多少交通の便が悪くても、先日診察を受けた先生をお頼りするしかない、と、今のところ、思っている私。
 
医師にふさわしい温かな人間性と診療技術をを兼ね備えられた方だからです。
 
 
お医者さまのタイプも、人それぞれの好みがおありでしょう。
 
多少冷たい感じがしても、単刀直入な物言いをする先生が分かりやすくて良い、と感じる方もいらっしゃるかもしれません。
 
ですから、先生の良し悪しも、簡単には決められることではありませんね~
 
 
面白い具体例がありますので、私の経験をご紹介しましょう。
 
夫が通う都心の総合病院の外来病棟のお話です。
 
 
そこには、各科毎に、患者さんが出入りする診察室が五つくらいあります。
 
まるでホテルのような落ち着きを醸し出した、木製の扉。
 
その扉の横に、異なる医師の名札が、それぞれ掲げられています。
 
待ち時間の間、出入りする患者さんの様子が、自ずと目に入ってきます。
 
その患者さんの印象が、入り口で微妙に違って私の眼には映るのは、誠に面白い現象です。
 
 
私が去年の秋口に、数度通った整形外科の外来でのことですが。
 
先生の傲慢さが、どうにも我慢できなくて、途中で通うのを止めてしまった私でしたが。
 
その医師の診察室から出てくる患者さんのお顔が、皆さん暗く、まるで元気がなくて・・・・・・
 
さもありなん。あんな先生では、無理からぬこと、と思った私でした。
 
恐らく私の顔も、曇っていたに違いありません。(笑)
 
 
その点、夫がここ数年お世話になっている、担当医の外科外来の診察から出てこられる患者さんのお顔の表情は、まるで違います。
 
皆さん柔らかな明るい雰囲気で、出口までお見送りくださる先生と共鳴し、パットそこに小さな花が咲いたよう。
 
決して誇張ではありません。
 
私の心にも花がいつも咲き、元気いっぱいで診察室を後にできます。
 
 
いつも私の心を前向きにし、夫の病状の回復の様子を感動的に語って下さるK先生。
 
実にお話しも分かりやすくて明快。
 
内助の功を褒めることも忘れません。。
 
社交辞令と分かっていても、嬉しいものですね~
 
誠に爽やかな雰囲気で、眼差しの優しさに、いつも心が癒されます。
 
 
夫はこのような医師に巡り合え、本当に幸運な人だと、私は思っていますのに・・・・・・
 
賛同を求めたところ、とてもクールな旦那様は、いつかここにも記述したように、「手術をすぐ勧める」で終わりです。(笑)
 
数度の手術のお陰で、命拾いできたのに・・・・・・
 
呆れた人です。(笑)
 
 
手術の執刀をして下さった主治医は、大病院の院長先生で、めったいお目にかかれない、雲上のお方です。
 
この先生の神の手で、助けて頂いたのですから、担当医の先生とともに、いくら感謝してもし尽くし足りないほどです。
 
 
私にとって、良い先生とは、多少技術が未熟でも、人生を語れるような奥深い人間性を身に付け、真摯に患者さんの弱い心とも向き合える医師でしょうか。
 
もちろん、研鑽の努力を惜しまない、医療に熱心に取り組む方が、一番の条件ですが。
 
 
長女の婿のHさんは、長男のR君にお医者さんを目指してほしいと思っているようです。
 
彼の性格には、一番向いているとの思いからのようですが・・・・・・
 
開業できる場所は俺が確保してやる、なんて言っていますけれどね。
 
もし、本人もそれを望み、お医者になるとしても、十数年は病院勤めで、苦労を積まなくてはね~
 
 
苦労などしたことのないお医者さまでは、想像力に欠け、患者さんの立場に身を置いて、物事を考えることはできませんものね~
 
祖母の身の私は、いろいろ心配。
 
人間性を磨く努力を、今後しなければ・・・・・・
 
そして、志高いお医者さんを目指してほしい、と願っています。
 
実は、私の義理の父も、人間味あふれる開業医でした。
 
このお話は、またいつか・・・・・
 
 
明日は、R君が、本格的に医師コースをたどるようになった時には、ぜひ読んでほしい、素晴らしい文章に巡り合えたので、それを転載するつもりです。
 
感心のない方は、スル―して下さいね。
 
 
何故か、新しく撮った写真がパソコンに取り込めません。
 
朝の貴重な時間を、この為に苦労し、無駄に過して悲しい~
 
今日は妹と、お墓参りに行きますので、夢路に教えてもらいましょう。
 

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理想の家庭医を求めて・・・・・・

2012-09-20 07:04:35 | 健康

朝夕には、さすがに秋の気配を感じるこの頃。

心地よい風と柔らかな空気に、ほっとしますが、日中は、相変わらずの夏日が続き、湿度の高さには、ほとほと閉口してきました。

けれど、昨日は、前夜からの程よい雨量で、当地は1日、割と凌ぎやすい涼しい気候になりました。

陽が差し始めてからも、心配したほど気温が上がらず、秋の香りを胸いっぱい吸い込みたいような心境に。

庭の草花と同様に、生気が蘇ったような心持になれた私です。

暑さも寒さも彼岸まで、と申します。

さすがに、もうそろそろ、秋風が立つころでしょう

 

          

 

今年の春と同じように、良い季節がたちまち終わり、一足飛びに晩秋の到来何て事には、絶対になってほしくありませんね。

異常気象が影響し、日本特有の、繊細な季節の移ろいが消えていくのは、あまりに悲しいことですもの。

「そこはかと」は、私の好きな言葉の一つですが、微妙な気配を言い得て妙な表現と思います。

そこはかと、季節が移ろい、秋が深まっていってほしいものです。

 

今夏の体調の悪さには、かなり参りましたが、恐らく異常な暑さが、いっそう気分の悪さに拍車をかけたように思います。

でもお天気に文句を言っても始まりませんから・・・・・

ひたすら忍の字を心に浮かべて我慢し、いつもと変わりない暮らしをするように努めてきました。

 

妹、夢路に言われました。

「とても元気じゃない。遠出し、その足で展覧会に出かけられるんだから」と。(笑)

実は、入場の入り口まで来て気分が悪くなり、特別な計らいで、喫茶店で一休みさせてもらった、情けない私です

 

今夏の日々で、例年と異なったことは、仮眠を幾度もとったことでしょうか。

体の燃料が切れると、ただひたすら安物のアイスクリームと(子供みたい! 笑)、冷水を飲み、体を休めた私。

喉の渇きが余りに激しく、かってなかったことだけに、少々心配しています。

恐らく日々、1500㏄以上は飲んでいるでしょう。

これまでの私は、水分補給が少ないのが問題でしたから、この夏の、自分の変わりように驚き、不安にも・・・・・・

 

そのためか、食欲も減退。

展覧会に出かける前日の夕食も、全く喉を通らず、お豆腐半切れに、ご飯一膳だけでした。

嗜好が偏ってしまったようで、食べられるとき、食べられない時が、料理に左右されるようです。

 

まず、朝の食パンを美味しく感じなくなりました。

左端は、外出の前日、ほとんど箸がつけられなかった夕食。

 

あとの二通りの献立は、残さず口にできたお食事。

けれど、この写真は、お料理ブログ用。

実際は、私のプレートの量は、食べる時には、かなり減らしています。

夫は、日々食欲旺盛で、写真の料理はぺロり。

更に私の分も、取り分けて、載せてあげたりしています。

多少最近、食欲が戻ってきましたが、夏バテ?

或いは冷たいものの取り過ぎで、胃腸が弱っているのかもしれませんね~

 

喉が渇く。

異常に疲れる・・・・・・

甘いアイスクリームをひっきりなしに食べている私。

もしかして、糖尿病?

そうだと、体重が急激に減少するとのことでしたから、

早速ヘルスメーターに乗って計ったところ、いつもと変わりありません。

ただの水太りかな~(笑)

 

異常な疲労感が気になり、内科医院で診察を受けて、まだ数週間しかたっていない私です。

その時の血液検査結果は、心もち貧血気味で、あとはすべてど真ん中の正常値。

全く問題なしでした。

ですから、糖尿病を疑うのは、心配のし過ぎですね~

 

その診察時、先生から耳慣れないお話しを伺いました。

疲れやすい原因についてです。

もしかすると、ウイルスが、悪さしているのかもしれない、と。

最近、医学界でも、次第に認められている説とのこと。

そのウィルスが原因で、疲れはむろん、腰痛、頭痛、その他あらゆる症状が発症するとか。

そのウィルスの力を弱める抗生物質が開発されているようです。

しかし、その薬で、完全にウイルスを除去することはできないとのことでした。

 

数週間前の診察時に、、その抗生物質を処方して頂いたところ、確かにそれを服用中は、元気だったように思います。

しかし、私は暗示にかかりやすいほうかも。(笑)

その気になってしまっただけかもしれません。

 

妹曰く、「抗生物質の飲み過ぎは、良い菌まで殺すといった弊害があるそうよ」と。

確かに、私も承知していますし、先生もむろんご存じでしょう。

その辺りの詳細は、次回伺ったときに尋ねてみましょう。

 

実は、この医院で診察を受けたのは、本当に久しぶりのこと。

この地に転居し、前半の期間は、この先生のお世話になっていました。

とは言え、健康家族だったため、めったに伺いませんでしたが。

私もお医者さん嫌いでしたから、よほど悪い状態になりませんと、足が向きません。

 

先生は、信頼の大変おける誠実なお人柄。

研鑽と長年の臨床経験によられるのでしょう。

自信に満ちた落ち着いた口調と、思慮深い眼差しに、私の弱さをすべて受け入れて下さる包容力を感じ、患者として、とても安心できました。

 

そのように、とても頼りにしていた先生ながら、私は50代の中頃、通う医院を変えてしまいました。

その理由は、地理的条件が余りに恵まれていなかったからです。

周りに商店が一切なく、ついでに日常のお買いものとはいきません。

駐車場もありませんでした。

そんなことが理由で、駅の隣に建ったビル内に開業した新しい内科医院に変更。

 

この時から、私の家庭医が定まらず、放浪の身となり(笑)、病気の時は、通う医院が咄嗟に決められず、迷うことに。。

最近、とみに理想の家庭医に巡り合いたい、との願いが増しています。

 

まだまだ、この文章は続きそう。

長文になり過ぎない内に、本日は、いったんここで打ち切らせて頂きますね。

この後は、理想の家庭医を求めての続編とし、次回綴るつもりです。

宜しければ、またお訪ね下さいませ。

皆さまは、心から信頼できる家庭医をお持ちでいらっしゃいますか?

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二枚の絵画との至福の出逢い

2012-09-18 07:23:32 | 文化

一昨日は、、大きな荷物を携えて、銀座線の終着駅近くまで足を運んだことを綴りました。

実は、その大きな荷物とそれを収めた紙袋は、たどり着いたお店に預け、ほっとしたのも束の間、私にしては珍しく、さらに精力的に動きました。

もしかすると、こちらが第一目的だったのかもしれません。

 

稲荷町から上野は目と鼻の先。

徒歩で私の目的地に着くのも、十分可能です。

しかし、さすがに私の体力では無理と考え、タクシーに乗り込みました。

車内は、冷房がよく効いていて、ほっと一息。

 

私が目指すは、上野公園の中にある東京美術館で開催中のマウリッツハイス展です。

                    

フェルメールの代表作、真珠の耳飾りの少女など、17世紀オランダ・フランドル絵画の名品50点が紹介されています

夏の間、この展覧会のことが常に念頭にありながら、炎天下の日々のため、行動に移す気力が沸いてきませんでした。

都心には数度用事があり出向きましたのにね~

所用を済ますと、そのまま引き返してばかり。

 

いつも私はこう。

展覧会が開催されるたびに、出かけたい気持ちは人一倍あるのに、いつも見逃してきました。

情けないことに、行動が伴いません。

ここ数年で、是非見たいと思ったのは、

ユトリロ展、クレー展、ボストン美術館所蔵の浮世絵展、セザンヌ展、ほかにも挙げればたくさん。

クレーは、私が若い頃、大変惹かれた画家でした。

セザンヌ展は、就学時前、母に連れられて観た、初めての展覧会です。

 

目白押しと言ってもよいほど、どこかで素敵な展覧会が開かれている昨今ですのに。

その気になれば、いつでも優れた芸術品に出逢える環境で暮らしてはいるのですが・・・・・・

 

けれど、一旦出かけると、非日常の静謐な空間に身を置き、時の経つのも忘れ、鑑賞に没頭してしまう私です。

これほど心が満たされる時空間は、さほど多くありませんね。

日頃の雑念から解放され、優れた芸術品と対峙し、過ごせるひと時の素晴らしさ。

いつもその余韻に浸りながら家路に向かうのですが、出かけて良かった、との思いで一杯になります。

                        

 

しかし、今回も、予想通りの長蛇の列。50分待ちでした。

下の写真は、私が会場を後にする6時過ぎの館内の様子です。まだ相変わらず、大変な行列。

                                 

そして、並んだ甲斐あり、憧れの少女を、目前で観ることができました。

今年の春から夏にかけ、新聞で既に幾度も出会った、話題沸騰の、真珠の耳飾りの少女に。

 

                                   

 

しかし、感動しましたか、と尋ねられますと、ちょっと返答に困ってしまうかしら。

もちろん、やっと実物に逢えたといった喜びと感慨はひとしおでしたが、新鮮さには幾分欠けたようです

だって、新聞報道記事の写真で、何十回も既に目にしてきた絵画ですから。

 

その影響も多少あったのでしょうか。

今回は、真っ白な気持ちで臨むことができなくて、鑑賞の心構えが、まるでなっていませんでした。

私は、彼女の眼もとに、全神経が集中し、一体この瞳は、私達に何を語りかけているのかしら?と謎解きのような気分で観てしまったようです。

かの有名なウルトラマリンブルーや真珠の耳飾りが放つ繊細な光の美しさに心が向いていなかったようにも。

     

                    

                          

 

とは言え、私が受けた印象は、清冽そのもの。

ミステリアスな表情のため、親しみのもてる絵画とは言えませんけれど。

前回、渋谷のBunnkamuraのミュウジアムで観た時の印象も、似ていました。

香気漂う透明感と清冽さには、私達の心を洗い清めてくれるような清々しさがありますね~

心が、おのずと凛としてきます。

そこに、たとえようのない魅力を感じてしまう私です。

 

フェルメールの作品が、この展覧会の目玉であることは確かでしょうが、その陰に隠れて、渋い光彩を放っていたのが、レンブラントの自画像でしょうか。

 

                          

私には、甲乙つけがたく、感じました。

心からの深い感動を味わえたのは、もしかすると、この自画像だったかもしれません。

レンブラントは、自画像を百数点描いていて、今回の作品は亡くなる年に描かれたもののようです。

人生の年輪が刻まれ、

哀愁を帯びた奥深いまなざし。

その顔の表情は、観る者の心を打ちます。

包容力のある、どっしりした趣をたたえた、この絵画を見ていると、とても心安らぐ思いがしました。

正に、フェルメールの絵画とは、好対照。

 

歴史画、「シメオンの賛歌」の神々しい雰囲気にも、思わず息を飲みました。

                          

長い画家の間に、レンブラントは聖書の伝える「シメオンの賛歌」の物語を数多くの油彩画、素描、版画に表しているそうです。

描かれているのは、救世主を見ずに死を迎えることはない、と知らされたシメオンが、幼子キリストこそ待ち焦がれた救世主であると悟り、声を張り上げ賛歌を歌う感動的な場面。

 

同じ会場で、この三つの作品に出逢えただけでも、私は、本当に幸せ者、といった感じでしたが・・・・・・

しかし、何と間抜けな私は、上野まで足を運びながら、何とも悔いが残る行動を取ってしまったのです。

 

確かもう一作品、フェルメールの絵画が見られるはずでは、と、その会場でキョロキョロ見回してしまった私。

Bunnkamuraのミュージアムでは、三点の作品が飾られていました。

ところが、それは大勘違い。

その作品は、やはり同じ公園内で開催されている、別の会場だったのですね~

国立西洋美術館で催されている、ベルリン展での展示でした。

 

                  

公園内を家路に向かう途上で気が付き、しまった~、と慌てた私です。。

これを見落とす訳にはいかない、と一旦、国立西洋美術館のフロントヤードに入りかけましたが、時刻はすでに、6時をまわていました。

日はとっぷり暮れています。

又数十分待たされては、帰宅時間は一体何時になることでしょう。

体力的にも、もう限界。

後ろ髪を惹かれる思いを振り切り、その美術館に背を向け、家路を急ぎました。

この機会を見逃すと、もう二度と見られないかもしれません。

残念至極ですが、又出直してみることは、もう不可能。

両展覧会とも、昨日が最終日でした。

 

30数点しか現存しないと言われている、フェルメールの作品。

今後の余生で、後いくつ、私は巡り逢えるでしょうか。

人生の楽しみの一つに致しましょう。

 

我が家には、オランダのデルフトの陶器が幾つかありますので、それもこの際、写真を載せることに致します。

                   

私が一番好きなのは、一輪ざしの小さな花瓶です。

夫が、オランダに出張した時のお土産です。

夫が訪ねたことのある美術館は、アムステルダムの国立美術館とゴッホ美術館だと、言っていました。

そのころは、恐らくフェルメールのブームは、まだ到来していなかったのでしょうね。

芸術作品にも、ブームと流行があるのですね~

その時代に生きる人たちの心持を具現化しているようで、まことに面白い現象だと、私は思いました。

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大きな荷物を抱えてのお出かけ

2012-09-16 07:43:33 | 住まい インテリア

一昨日は、、まだ残暑厳しい中、とんでもなく大きな荷物を抱えて、我が家から遠く離れた都内の街まで出かけてきました。

何とか、それが収まる紙袋を見付けられた私ですが・・・・・・

人目が憚れ、少々恥ずかしい気持ちを我慢しての外出です。

 

ところがバスに乗るなり、通路を挟んで斜め向かいのシートに腰かけておられた、私と同年配くらいの女性の方から、早速声を掛けられました。

「大きなお荷物ですね~なんですか???」と。

随分フレンドリーなお方、と微笑ましく感じながら、私も気さくな心でお応えしました。

 

出かける前に玄関で撮った写真を、お見せしましょう。

皆さん覗いて、当てて下さい。(笑)

             

多分、お分かりと思います。

電気スタンドの笠?

その通り。当たりで~す。(笑)

 

修理前のスタンド笠二つ、全体像をお見せしたいところですが、その傷みようがあまりにひどく、恥ずかしいのでよしました。(笑)

日焼けして、傘のファブリックがボロボロになってしまい、見る影もありませんでしたから。

片方は外国サイズのとても大きなスタンド。

居間のサイドテーブルに置いていました。

            

 

ここ数年、修理を念頭に、お店を探していましたが、大手の家具屋さんやデパートの家具売り場で尋ねても、役立つようなお返事が頂けませんでした。

電灯笠の修理をする職人さんがいない、との返事。

京都に一件、そのようなお店があるらしいのですが・・・・・・

修理費は5万円位かかるとのこと。、

送り届ける手間など考えると、あまりに非合理的。

そこまでして修理するなら、新しいものに買い替えた方が得策ですものね~。

家具店で見る限り、高価なスタンドでも、10万円前後で購入できます。

新しいものに替えても良いのですが、とても愛着のあるスタンドで、手放すのが惜しまれてなりません

 

そのため、ボロボロになったスタンドを、日々横目に見ながら、どうしたら良いものか、と悩み続けて数年。

やっと、その対処策を見付けることができました。

とは言え、多少心配で、不安が拭えない解決法です。

 

何と、ネットでお店を、探し当てた私です。

電話でのお話しから受ける印象は、店主さんは、職人堅気の朴訥で誠実そうな方。

好感が持てました。

修理費の安さにも、驚き!

ホームページを見る限り、大使館のスタンドの張り替えなども手掛けておられるようです。

 

行きあたりばったりで多少不安でしたが、前もって電話で申し込み、そのお店まで一昨日、はるばる出かけてきました。

銀座線の終着駅にほど近い駅で降りた私です。

正に灼熱の太陽が照りつけ、我が家の街より、2~3度気温が高いといった感じでした。

駅前で昼食を取り、人に道を尋ねながら、何とかそのお店に辿り着きました。

 

私が心に描いた通りの、職人タイプの、愛想の余りよくない人でしたが、とても真面目そう・・・・・・

私の直感で、信頼のおける方と感じ、幾分ホッとしました。

ところが、張り替えのファブリックの種類の余りに少なさに、少々戸惑い、また不安に・・・・・・

でも、何とか満足できるものを選択。

 

しかし、修理代の安さに、またまた、ビックリ!でした。

破格の値段を聞き、かえってまた心配になってしまった私です。

何と大きなスタンドの張り替えが、5000円、小さい方は3000円とのこと。

チョット待って下さい。

それでは、おじさん、儲けが出ませんよ、と注意して差し上げたいくらいの心境でした。

だってファブリックの裁断、張り替え、その他もろもろの手数料だけでも、普通は1万円相当に値しますよね。

ですから、「そんなにお安くて、本当に宜しいんですか???」

と思わず問い直してしまった私です。

ところが、「構いませんよ」との一言。

 

さてさて、仕上がりは如何に、といったところですが・・・・・・

もし私の望みとは、あまりにイメージが異なる代物に仕上がったなら、今度こそ新品に取り換える決断をしましょう。

八千円でも、無駄にするのはもったいないけれど、許容範囲と言ったところでしょうか。

もし修復後のでき上がりが、満足のいくものでしたら、その時は皆様にも、お店の名前をご紹介させていただきますね。

 

電気スタンド以外にも、我が家の気になるところのリニューアルを、ぼつぼつ手掛け始めている昨今です。

あともう何年生きられるか分からない余生を、多少でも楽しく素敵に暮らしたい、との思いからですが・・・・・・

10年年前に、一度大がかりな内装修復工事を済ませています。

それ以来のこと。

今回は、その時とは比較にならないほどの、ささやかなもの。

でもやはり嬉しくて、ちょっぴりワクワクしています。

 

真夏に行ったことは、ファミリールームの4脚の椅子の張り替えでした。

商品はカサブランカの籐製の椅子です。

居間のソファーとパーソナルチェアー、ダイニングのチェアー6脚は、2年前に張り替えと、塗装のやり直しを依頼したばかりで、、新品同然に生まれ変わっています

 

 

私の長年の暮らし方の方針は、家具にしろ衣類にしろ、良質のものを求めて、それを長年愛用すること。

それを着実に実践している、といったところでしょうか。

 

今後も、次世代に引き渡せられる、我が家の思い出深い、価値あるものは、いつまでも大切にしましょう。

後は、思い切りのよい取捨選択をして、すっきりとしたシンプルな暮らしを心がけたい、と願っていますが・・・・・

言うは易く行うは難しで、なかなか捨てられません。

 

電気スタンドの笠の仕上がり日は、およそ10日後。

その日を、幾分心配しながら、待つことにします。

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私の願いが叶ったいじめ対策

2012-09-14 07:12:03 | 教育

政治を始め、その他さまざまな社会問題には、多様な意見があって当然、と言った思いでいつも暮らしています。

ですから、私も感じる事があれば、時に率直に、自分の意見もブログに語ってきました。

しかし、そのような事を話題にすると、なんだかブログの居心地が、1日悪くて仕方がありません。

生意気な事書いちゃったかしら?専業主婦の分際でなんて・・・・・・

分際は、批判されたこともある、問題ありの用語ですね~

謙遜のつもりですので、誤解なさらないで下さいね。

          

 

新聞で興味のある記事は、日々精読し、感性のアンテナが錆びないように努めてはいるつもりですが・・・・・・

自分の意見に、自信があるわけでは全くありません。

 

恐らく、一昨日の私の意見にも、異論を唱えたい方は大勢いらっしゃることでしょう。

当然ですね~

私は、そんな方々の厳しい視線が、少々気になり、1日中ドキドキでしたが・・・・・・(笑)

インポイント数は、私のおよその平均値より幾分多目で、ほっとしました。

コメントを受け付けていれば、多くのご意見を頂けたかもしれません。

しかし、私の今の暮らしのリズムと体力では、とてもそれにお応えするのは無理。

改めて、この非礼をお詫び申し上げます。

 

さて、こんな私ですが、社会問題について私が述べた提案に、思いがけない速やかな反応があり、大変嬉しかったことが、最近ありました。

大津のいじめ問題で世の中が騒然となった時、私がブログに綴ったいじめ対策への政府の反応です。

むろん、私の記事を読んでの回答ではないことは明らかですけれどね。(笑)

 

この時も、書き終えた後、当分ブログの居心地が悪くて仕方ありませんでした。

このような意見を書くべきでなかったかしら、と少々後悔もし、一時は削除も考えたほどでした。

インポイント数が少なかったので、ますます自信をなくしてしまったのかもしれません。(笑)

そんな安易な方法で解決できるような問題ではありませんよ、といった声が聞こえてくるような気がしてならなかった私です。

 

私が述べたいじめ対策は、7月13日、7月14日のブログ記事に載っています。

何と私のその願いを、政府が期待以上の内容で叶えて下さることと知った時は、少々驚きでした。

最近はすっかり信頼を失っている政府ですが・・・・・・

その迅速な対応が意外で、心から喜びました。

         

 

何とすべての、公立中にカウンセラーの設置を義務付け、その予算を組むとのこと。

政府が決めた、学校現場での具対策とは・・・・・・

 ①スクールカウンセラーの公立中への全校配置

 ②全国に約800人のいるソーシャルワーカーの倍増

 ③教員の研修の充実

 ④いじめ防止をテーマにした自動会、生徒会活動の促進

などが挙げられています。

他にも、総合的な方針として、命にかかわる恐れがある案件を国に報告させ、教育委員会を指導するなど、現場任せにせず、国が主導する姿勢を打ち出しています。

 

この記事に接し、よかったと思う一方、形式的なものにならなければよいが、、と幾分の不安も抱きました。

自発的に設けたものであるなら、学校は、その制度の生徒達への浸透と活用を、精一杯図ることでしょう。

しかし国の通達ですと、果たしてそれがどこまで生かされるか、多少心配です。

 

カウンセラーと言えば、私も妹の夢路と一緒に、一度だけ病院内で、利用したことがあります。

私の両親が揃っ入院している時のことでした。

その頃は、寝たきりの両親二人の自宅介護で、夜も熟睡できないほど大変でしたが。

苦労を感じる暇もないほど多忙な日々でした。

 

何故カウンセラーを訪ねたのか、今となってはその理由は思い出せません。

恐らく、何がしかの問題があり、その対処法を教えていただきたかったのでしょう。

日頃の疲れも、癒したかったのかもしれません。

お会いしたカウンセラーさんは、柔らかな雰囲気のする、とても素敵な女性でした。

しかし密室のような狭い部屋で話し合い後の、私の思いは、期待外れ。

その方は、意見は全くおっしゃらず、聞き役に徹しておられたからです。

 

それが、カウンセラーのマニュアルで、マニュアル通りに対応されたに過ぎない、と見抜いた私。

妹も、同様の感想でした。

相手が、自分よりはるかに年上の年配者だったため、遠慮もあったのかもしれませんが・・・・・・

虚しさだけが残り、二度と訪ねたい、と思いませんでした。

          

 

そんな経験があるため、今回の全校設置を心から嬉しく思う半面、きれいごとで終わってほしくないとの思いがあります。

真剣に取り組むと、カウンセラーの方にとっては、大変なお仕事と思います。

精神的負荷も、かなりのものとなられるに違いありません。

しかし、泥臭さを発揮する位の情熱でもって、この問題に取り組んでこそ、初めて効果が期待できるのではないでしょうか。

密室での話し合いだけでは、なかなか解決できる問題ではないように感じます。

友人関係、親子関係、本人の性格、その他実に多くの問題をはらんでいますもの。

 

生徒達に溶け込み、話しやすい親しみのもてるお姉さん、お兄さん、あるいはおじさん、おばさん、と言われるようになって頂きたいものです。

そして、日頃何かと雑ようにも追われ、生徒への目が行き届かない教師の補助役として、、子供達の指導に当たってほしい、と。

取り澄ました、存在感の薄いカウンセラーほど、役立たないもはありませんものね~

           

 

カウンセラーとして、これ以上の適役の方はいらっしゃらない、と思うブロガーさんのお名前を挙げましょう。

先日にも、失礼ながら勝手にご紹介させていただいた夢想花さんです。

今は、登下校の子供達のスクールガードをなさっておられます。

元教師でいらっしゃり、ブログで素晴らしい教育論をよく述べておられます。

 

他に思い浮かぶのは、正にそのお仕事に従事なさっておられる、ゴリさん。

私のブログのブックマークで夢想花さんとともに、ご紹介させて頂いています。

ブログ名は、「ワーキングマザーのシンプルライフ」です。

長女と同年代の方で、小さなお子様を抱えて、臨床心理士のお仕事に励んでおられます。

今後、ますます責任が重くなり、ご苦労が多くなられる事と思いますが、頑張って下さいね。

ネット上の娘のような思いで、日々陰ながら応援しています。

 

机上の話し合いで終わってほしくない、との願いを込めて・・・・・・・

この制度が今後生かされ、SOSを発信している子供達を支え、健全な精神の育成に大いに貢献することを期待して止みません。

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不安が尽きない日本の行く方

2012-09-12 07:15:33 | 社会 政治

爽やかな秋の訪れも目前ですね~

とはいうものの、相変わらず日中は30℃近い暑さで、秋がそこまでとの思いを裏切られる日々。

夏の疲れが、一番出る時期でもありますから、ほっとし過ぎるのも禁物かしら。

私の体には、何時になく辛い夏でしたから、、その嬉しさは、殊更です。

          

                            心なしか紅葉づいて見える、はなみずきの葉
                 構図は気に入っているのですけれど、夕刻のためか、透明感がまるでなくて・・・・

                  

                                      写真撮り直しました。明らかに、このほうがきれいに撮れていますね。
                               もう少し、下の緑を入れたかったのですが・・・・・・・
                                                       構図は、上の方が素敵(笑)

政治家のみなさんは、ほっとするどころか、これからが勝負の季節と言ったところでしょう。

政界では、総裁選に向け、動きが活発になってきました。

谷垣氏の総裁立候補断念は驚きでしたが、その潔さには、彼の人格を垣間見る思いがしました。

ご本人は、さぞ断腸の思いでいらっしたことでしょう。

私は、少々残念です。

幹事長として谷垣総裁を支える立場だった石原氏の言動は、人の道として、如何なものでしょうか?

総理の器にふさわしい方かどうか、ちょっと首をかしげたくなります。

 

私が、その実力をかっていた方々が、皆さん、十分能力を発揮されずに、身を引かれていくのはかえすがえす残念でなりません。

谷垣氏、与謝野氏、福田氏等です。

 

季節の移ろいに目を向ける心の余裕など、、恐らく、今は全くないでしょう、議員さん達。

如何に、この政局を乗り切って、得をするかで右往左往。

お世話になった所属政党に背を向け、維新の会に流れる人達の本音は如何に?

一方、私がここ数年支持してきたみんなの党は、窮地に。

維新に入るなら、党を解散するようにせがまれているようです。

私は、何故、独立独歩を貫き通さないのかと、以前から情けなく思っていましたが・・・・・・・

今は、ほらごらんなさい!と言いたい心境です。

もし、維新の会が政権を取ったなら、みんなの党の江田議員の総理も夢でなくなるかももしれない、と幾分期待もかけていましたが。

維新の会にとっては、渡辺氏と共に、煙たい存在だったのでしょうね~

これで、ますます橋下氏の独裁体制が濃厚になってきましたね。

一時、安倍氏との連携が噂されていた時期もありましたが、先行きは如何なる顛末になるのか。

政界大編成が起きると言われて、数年。

橋下氏が、その先頭に立つとは、少々驚きでですが、いよいよそれが実現しそうな雲行きです。

 

政治に詳しいわけではなく、日々興味本位で新聞報道を見ているに過ぎない私。

ですから、とやかく意見を申し上げても、あまり自信はありません。

主婦の気軽な雑感、と受け止めて頂けると幸いです。

このまま続けて、、私の思いを勝手に、綴らせていただきます。

          

                                                       コバノランタナ

 

良し悪しはともかく、野田総理には、私は一目置いてきました。

話がぶれない総理として、その堂々とした振る舞いは、見ていて安心できるものがありました。

原発の再稼働、消費税率のアップなど、強引に押し通した感がしないでもありませんが・・・・・・・

むろん彼が一人で決断したことではなく、政界、財界の方々や、あらゆる有識者の意見を参考にしたうえでの判断でしたでしょう。

彼も当然、社会の非難轟々にさらされ、泥をかぶることを覚悟の上で、臨まれたに違いありません。

将来、吉と出るか、凶と出るか、分かりませんが、前に進まないで右往左往していても始まりません。

そんな事をしていると、世界の厳しい目にさらされ、もっと大変な財政危機に日本が見舞われないとも限りません。

今の私には、何が正しいのか、よくわからなくなってきていますが。

とりあえず、野田総理の実行力を歓迎し、政治が前に進んでほしい、と願っています。

いざとなれば、途中で軌道修正も可能でしょうから。

 

一瞬、細野氏の立候補が噂されましたが、彼は辞退したようですね。

震災の復興政策の推進を途中で投げ出す事は出来ない、との弁でした。

これ以上、説得力のあるまともな理由はないでしょう。

まだ総理になるには、少々経験不足で頼りない印象を受けますが・・・・・・・

数ヶ月前のこと。

確か朝日新聞だったと思います。

彼との対談記事が、紙面両面にわたり、大きく載っていたことがありました。

それを読んだ時、なんて、わかりやすい説得力のある、誠実な物言いをする議員さんだろう、と好印象を受けた覚えがあります。

ルックスの良さで選ばれたのでは、とも評されてもいるようですが、私は若手の人達が支持する気持ちが、多少でも分かる気がしています。

このような有望な方は、焦らず、まずは適所で活躍し、もっともっと成長し、将来的には日本を支える大人物になって頂きたい、と願います。

 

それはともかく、今後の日本の行く方は?

本当に心配ですね。不安が尽きません。

ここまで、政界の体たらくを見せつけられてしまいますと、当分、政治家に期待できそうもなく・・・・・・

私はその期待はとっくに薄れ、企業の活力に望みをかけていたのですが、何だか、それも怪しくなってきました。

数年前までは、は、飛ぶ鳥も落とすと言われるほどの隆盛を誇ったシャープの今の落ちぶれた姿には、唖然とせざるを得ません。

 

そしてよく思うことは、なぜ日本人は、知的財産の基幹だけでも、守り通す事ができなかったのだろうか?と言ったことです。。

半導体を発端に、我が国が発明した最先端の技術が、ことごとく他の国に奪われ、利用されまくり。

為替相場でも、不利な円高の状況に甘んじて、どんどん国力を落としていくばかり。

その悔しさは、地団太踏みたいほど、やりきれないものがあります。

政府が、しっかりしていないことに、大きな原因があるのは間違いないでしょう。

民間企業の経営戦略がお粗末だったことにも、原因はむろんあるでしょう。

 

この歳になり、衰退する我が国を見つめるのは、余りに哀しく、忍びない。

政府は、もっと国と国民をしっかり守って下さい。

そのための政策論争をしてほしい。

政策より、政局を優先して右往左往する議員さん達の姿は、もう見たくありません。

 

日本が危機的状況にあるのに、、国の命運を、素人集団のような維新の会に、任せて本当にいいのでしょうか?

せめてみんなの党が睨みを聞かせ、リーダーシップの一翼をになってほしかったのですが・・・・

 

風の勢いに任せて、指導者の選択を間違えると、あっという間に我が国が傾いてしまわないとも限りません。

今は世界には、得体のしれない魔物(市場)が住んでいて、虎視眈々と、餌食にできる国を狙っているような恐ろしさを感じます。

それだけに、慎重を期して、私達も、次回の選挙には臨みたいものですが・・・・・・

どこも似たり寄ったりで、選ぶのが大変そう・・・・・・・

 

一方、私がなお期待を寄せる日本企業の今後は、如何に?

難局を幾度も乗り越え発展してきました。

その秀でた技術力は、よその国には真似できないものが、なおあるはず。

この際、発想の大転換を図り、新エネルギーの開発にも力を入れ、日本の再生の起爆剤になってくれないものか、と。

その英知に、なお期待している私です。

今度こそ、知的財産戦略を怠りなく、頑張ってほしいものですね~

 

ヱルピーダの二の舞に、シャープには、絶対なってほしくありません。

シャープ頑張れ、と私はいつになく、深い関心を寄せて、この会社の行く方を、見守っています。

台湾の会社から資金を借りないで、自力で再建することも検討中とのこと。

資金を貸す条件に、最先端の技術を相手側に提供するように要求されているようですが・・・・・

絶対そんな条件は受け入れてほしくないですね~

 

我が家の居間のテレビは、シャープ製です。

 

ファミリールームは、パナソニック。

                   

                            私は日馬富士のファンです。ブログを一時愛読していました。(笑)

一昔前でしたら、パナソニックが吸収合併なんて事も可能だったのかもしれませんが、今はいずこの会社も、我が身を守るのが精いっぱいなのでしょう。

 

居間のテレビは、家族が揃った時しか使用しないため、隅に追いやられていますが・・・・・・

シャープの応援とばかりに、居間の中央に鎮座させましょうかしら。(笑)

シャープ頑張れ、と私は心からの声援を送ります。

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恥ずかしい投稿

2012-09-10 06:24:21 | 暮らし

昨日の朝、自分のブログを開いてびっくり。

何と思い付くまま走り書きし、推敲など全くしていない文章が、載っているではありませんか。

タイトルもむろん書かれていません。

下書きの段階なのに、うっかり公開で投稿し、パソコンを閉じてしまったようです。

本当に恥ずかしくて、大慌てで、草稿に切り替えました。

でもすでに遅しですね~

私のその記事に目を通された方も、いらっしゃることでしょう。

 

          

                             プレクトランサスとメド―セージ

 

実は、私は日中に、日記ブログを綴ることは、ほとんどありません。

早朝に取り組む事が多いです。

けれど昨日は、なぜか体調がすこぶる良好で、家事が驚くほど順調に捗りました。

ガ―デニング、お洗濯、お掃除、炊事、それにデスクワークの料理ブログ記述、家計簿、新聞の切り抜きに目を通す、日々の献立のプラン作成、その他もろもろの作業をほとんど消化。

 

順調だった理由は、お昼寝をしなかったからかしら?

今夏は、悲しくなるほど、体の燃料切れが早く、たちまちエンスト。(笑)

日に数回仮眠を取っていた私です。

ところが、何故か昨日は、夕食の下ごしらえがすんだ夕刻になっても、体力が有り余っていました。

こんなこと、めったにありません。

本当に珍しいことです。

 

それで、余った時間に思い付き、気まぐれに取り掛かったことは。

朝、投稿したばかりでしたが、翌々日の記事の出だしだけでも、数行書いておこうということでした。

そうすれば、書く前から、文章の流れが想像できます。

宿題を気にかけなくて済む気楽さは捨てがたい、と思い、夕食前から、キーを打ちだしました。

ところが、打ち始めると、手が止まらなくなってしまった私です。

およその文章の全体像が出来上がってしまいました。

 

その嬉しさは、ひとしお。

投稿するのは、明後日の予定でしたから。

これからの二日間は、ブログのことは気にかけず、家事に思い切り集中できる、と喜びましたが・・・・・・

まさか、こんな恥ずかしい失敗をしでかしてしているなんて、朝起きるまで、つゆとも、知らなかった私です。

 

推敲など、まるでしていない走り書きの文章を目にした方は、さぞお読み苦しかったことでしょう。

誠に申し訳ありません。

今日はその言い訳で始まり、別の話題に終始しそうです。

その記事は、日を改めて投稿し直しますので、再度ご覧いただけると幸いです。

 

私は書きはじめると、意外にスムーズにキーを叩いて言葉を連ねることができるようですが、ブログに取り掛かるまでのストレスは、相当なものです。

題材がおぼろげながら決まっても、自分の筆力では、十分表現できない、といった思いで心が支配され・・・・・・

まして政治を話題にするとなると、ますます自信が持てません。

 

          

                                                         ベゴニア

私は、なぜ日々宿題を抱えているような気分になってしまうのでしょう。

もっと心から楽しめないものかしら、と、時折心を悩ませます。

ストレスを抱える本当の理由が、未だに、よく分かりません。

 

文章作法の基本をあまりに知らないで、自己流で書いているに過ぎないからでしょうか。

或いは、自意識過剰で、端正な美しい文章を書きたい、との思いが、身の程過ぎて、強過ぎるのでしょうか。

着眼点をとらえる自分の感性に、自信が持てないからでしょうか。

更に、一番の問題は、語彙不足と、知識の浅はかさです。

理由を挙げれば切りがありません。

 

とは言え、自信のなさを乗り越え、立ち向かうことは、程よい緊張感を伴い、頭の体操には最適ですものね。

何事も、向上心に支えられて初めて、頑張る気持ちも湧いてくるのでしょう。

 

           

                                   プレクトランサス

 

ここまで書いたところで、長女や、妹夢路の、率直な意見を思い出しました。

いつか、長女に、ブログに関してこのような感想を私が時々述べることを、批判されました。

「そんなに自信が持てず、ストレスになるのなら、ブログ書きを止めてしまえば、といいたくなるわよ。

そんな愚痴を並べたてると、読む人はあまり良い印象を受けない、と思うわ」と。

 

妹夢路には、多少ニュワンスは異なりますが、卑下し過ぎる、といったようなことを言われます。

「日々気軽に楽しく綴っている他のブロガーさん達が、、お姉さまの記事を読むと、どんな気持ちになるかしら」と。

 

誠に、その通りですね~

こんな愚痴を述べるのは、金輪際よしたいものです。

でも私の願いは、ブログ書きのストレスが全くなくなり、心から楽しめるようになること。

そんな日が、いつか訪れてくれるでしょうか。

多少苦労しても、自分の思いを整理、反省、そして確認もし、新しい日々への一歩を踏み出せるブログの効用は、捨てがたく、まだしばらくは書き続ける事と思います。

みなさんも、少なからず、ストレスを抱えておられませんか?

負担にならない程度に臨み、、元気な限り、自然体で細く長く楽しめるといいですね~♪

 

とはいったもの、明日はちょっと情けない日。

実は一週間前の今日、ブロガーになり新記録のインポイント数を頂けた日でした。

私は綴れば、ご苦労さまとのご褒美でしょうか。(笑)

毎回、身の程以上の応援を頂戴し、感謝の日々です。

しかし綴らなければ、ポイント数は激減します。

当たり前なことですね~(笑)

そしてたまに、みなさんが共感を覚えて下さる文章を綴りますと、思いがけないたくさんの応援があります。

実に変動が激しい、私のマイページの記録。

 

多少一喜一憂はしますが、私は、そのデータを、みなさんの共感の程を知るバロメーター、と捉えさせて頂いています。

上位の方にとっては当たり前の数字でも、新記録のポイント数なんて、私は、今後めったにとれません。

明日は、その数がごそっと消える日。

でも覚悟できていますから、大丈夫。(笑)

 

マジョリンさんの時と同様に、敬愛するバラさんが、ブログ村のランキングへの参加をお止めになられた事を知った日は、

私の心は、グラッ、と震度5程に動揺しました。

でも何とか持ち堪えた私です。(笑)

追記

今、文章の大改造をしました。(笑)

読み直すと、なんだか変。

同じ内容を二度も繰り返して言っている事に気が付きました。

それで一部を全部省きました。

多少すっきりした、と思うのですが、如何でしょう?(笑)

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感動的な来訪者

2012-09-08 07:32:57 | 

日中は、まだ残暑きびしい毎日ですが、朝の空気の感触は、、すっかり秋の気配。

季節の変わり目は、五感を澄まして暮らすと、一番楽しい時期かもしれませんね~

繊細な季節の移ろいを味わい楽しめるのは、まさに私達、日本人の特権。

もっともっと、享受しなければ、と思いつつ・・・・・・・

実際は、日常の家事のあわただしさに埋もれ、そんな情緒あふれる暮らしとは、少々かけ離れた生活を送っている私です。

 

心の持ち様一つで、変えられる日頃の暮らし方。

反省を生かし、自然にもっと親しんだ素敵な暮らしを心掛けたい、と願いますが。

散歩をほとんどしない私にとり、お庭が自然と馴染める掛け替えのない場所。

この癒しの場に、一層、力を注ぎたいものです。

しかし、料理にかなり時間を要する私。

料理、その他の家事、ブログ、ガーデニングと、すべてを満足にこなすには、時間が足りないのが現実です。

 

海を隔てた遠い国、イギリスで開かれているパラオリンピックも、残すところ数日になりましたね。

日本選手の活躍が、連日、新聞で報道されています。

オリンピック参加、という栄光を勝ち取るまでに、その方達が歩んだ苦難の道が紹介された記事が多いですが。

それを読む度に、胸迫る思いがし、自分の弱さを恥じ入らずにはおられません

 

徒然なるままの出だしの、今日の日記の記述となりましたが・・・・・・

さて、本日書きたいと思っていることは、先日お約束した次のお話の残り1件です。

 

「思わぬ救世主となるやもしれない、私の病の対処法を発見できた昨日。

もう一つ、我が家に思わぬ来訪者があり、私とK君の感動は、相当なものでした。

この、思いがけない二つの嬉しい出来事は、次回のお楽しみと、致しますね。」

 

私の病の対処法は、昨日ご紹介させていただきました。

今日は、その後の私と孫のK君が、感動してやまなかった思いがけない我が家への来訪者についてお話し致しましょう。

その来訪者とは、娘も驚いたほど、大きくて立派な体をしたカブトムシ。

残念ながら、すでに死んでいましたが、そのカブトムシを、夫とK君が、我が家のベランダで見付けました。

          

 

それを手にして、意気揚々と、階下にいた私に見せに来たK君。

それを目にした私の驚きと感動が、いかに大きかったかは、語るまでもありません。

まるで鎧をまとったような黒光りをした小さな物体。

美しい造形を見る思いがし、最初は、精巧なおもちゃに過ぎない、と思いました。

しかし、本物と聞き、またびっくり。

 

何故ベランダに?どうしてこんなに高いところに?(我が家の二階は、三階の位置に相当します)、と疑問が押し寄せ、私はK君に矢継ぎ早に質問しました。

その質問に、目をキラキラ輝かせ、実に丁寧に分かりやすくす答えてくれるくれK君。

私は、小1の孫のお話しに納得し、ただただ感心して聞き入るばかりでした。

 

カブトムシの足には、爪があり、そのつめを溝にひっかけながら、高いところに上ることができるそうです

私の家の壁は、でこぼこしているから、そこにつめをかけながら、登ってきたのかもしれない、と。

或いは4枚の羽根もあるので、飛んできたのかもしれないよ、と。

先につのがあるでしょ。

くわがたと闘う時には、この角で、クワガタを捉えて投げつけるんだよ。

「クワガタとカブトムシの、どちらが強いの?」との私の質問には、もちろんカブトムシだよ、と答えてくれました。

体には、前腹、中腹、後ろ腹の三つがあること、その他実に多くの知識を私に提供してくれたK君です。

 

 

 

「K君は凄いわね~カブトムシ博士になれるわね~」と、大いに褒め尽くしてあげました。

K君は、益々顔が輝いて、嬉しさいっぱいで、興奮気味。

 

最後に私は、次のように語りかけてやりました。

「なぜ、カブトムシは、おばあちゃんの家のベランダにいたのかしら。

それもK君が遊びに来た日に訪ねてきて、死んでしまうなんて。

何だか、とても不思議な偶然ね~」と。

K君も、分からない、といった表情で、じっとカブトムシを手にとって、見つめていました。

 

さらに続けて、私は話しました。

「ねぇ~K君、さっきK君は、~公園の森にカブトムシは棲んでいる、と言っていたでしょ。

そこから、飛んできて我が家の庭に下り、つめで壁をよじ登って、ベランダに辿り着いたのかもしれないわね~

きっとk君に会いたい一心で、頑張ったのではないかしら。

そしてたどり着いたと同時に、安心し、精根尽き果てて、死んでしまったのかもしれないわよ。

チョット可哀そうだけれど、でも、K君に会え、天国で喜んでいると思うわ。きっと」

と言いました。

 

それに対する、k君の返答が余りに可愛くて、私の胸が熱くなりました。

純真な心は、子供時代だけで終わらせたくないけれど、今の私の心は果たして?

長い人生にまみれて汚れ、悲しいかな、遠い記憶・・・・・・・

 

最後に、K君の言葉をご紹介し、今日の日記を終わることに致します。

「おばあちゃん、僕この間、その公園に行った時、カブトムシを捕まえたんだよ。でも、、逃がしてやたんだ~

そのカブトムシが、僕に会いに来たのかもしれないね♪」

 

我が家のお夕食

豚しゃぶと香味野菜のおろし和え・いり鶏・焼きなす・冷ややっこ・とうがんの吉野冷やし汁

 

            

           

豚しゃぶのポン酢おろし和えは、作り方がとても簡単で、大変美味しい夏向きのお料理です。

いり鶏は、少々手間がかかりますが、これ又美味しく、心からお薦めの1品です。

宜しければ、ぜひお試しくださいね。

            

おろし和えのレシピは、昨日の料理ブログに載せました。

いり鶏は、今日のページに掲載するつもりでいます。

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肩こりでお悩みの方への朗報

2012-09-06 07:15:15 | 健康

朗報、とタイトルに書きましたが、少々軽率かもしれません。

まだ、私が試し始めて、三日。

せめて一カ月くらいは、慎重に検証の上、効用を確信したならお伝えすべきことかもしれませんが。

しかし、私が思い付いた事ではなく、小冊子に紹介されていたことですから、まんざら嘘ではないでしょう。

嘘どころか、私に関しては、驚くほど頸椎、肩のこりと息苦しさが、緩和されています。

ですから、ぜひ皆様にも、お伝えしたい、と思いました。

 

肩こりなんて、病気とは言えないですね~

皆さん、日常茶飯事のごとく経験なさっている、慣れ親しんだ症状に違いありません。

国民病、といったところでしょうか。

ゴルフ、登山と、体を鍛える暮らしを楽しんでいる妹の夢路ですら、肩こりは、若い時から今日に至るまで万年症状とのこと。

「もうすっかり慣れっこになって、上手に付き合いながら暮らしているわよ」と、昨日の電話で話していました。

「お姉さまは、肩こりと腰痛は無縁の人と思っていたから、今回の事は意外だった」と。

 

私のこの重い症状は、昨年の梅雨時に、突然発症し、今日に至るまで、すでに一年半以上になります。

それ以前の身軽な身体が、今は本当に懐かしく、戻れるものなら戻りたい、と熱望して止みません。

恐らく首と肩の凝りだけでしたら、こんなに悩むことなく、夢路同様、私も上手に付き合いながら、楽しく通常の暮らしが送れたことでしょう。

問題は、息苦しさです。

これは本当に辛い。

人の生命線といっていい、呼吸機能が、スムーズに働いてくれない辛さは、とても言葉では表現できないほどです。

この夏は、その症状が結構ひどく、夫に度々、私は次のように言いました。

「徹底的に治療をして治るものなら、1~2週間入院してもいいわ。首の手術だけは、絶対御免こうむりたいけれど」と。

 

整形外科、整体、ブロック注射、むろん内科の診察も再三受けました。

去年の秋に、頚椎脊髄症などという病名まで頂戴しました。

しかし最近かかった整形外科の医師の診断では、「思ったほどひどい症状ではありませんね~通常の範囲内ですよ」とのお言葉。

息苦しさに至っては、精神的なことが要因、と誠につかみどころがない、お話し。

 

確かに、夫の病と私の発症が、重複するところはありますが、私は割とストレスには強い方です。

くよくよして落ち込だり、食欲がなくなることはめったにありません。

その上、その後の夫の病の回復は、順調そのもの。

周りにストレスになるような要因が見つかりません。

今の私には、自分の病が、最大のストレス、といったところでしょうか。

 

もう、すでに随分前に、私の自己診断で出した結論は、首のこりのストレスが息苦しさを引き起こしている、ということ。

ですから、凝りが治れば、息苦しさの症状も、解消すると信じて疑わないでいます。

 

さて前置きが大変長くなりましたが、お待たせしました。

いよいよ本論です。

肩凝りでお悩みの方への、素晴らしい朗報をお伝えしましょう。

私が、その裏技を目にした小冊子は、下に載せた写真の雑誌です。

 

                                                                       脇にご注目!腰ひもでタスキ掛けをしている私です。

何と刊行は、2003年。

私、この本をどこで見付けたのだったかしら。

その記憶が曖昧。

最近よく、収納の整理整頓を心掛けているので、その時目に留まったのかもしれません。

 

内容はすべて、日本テレビの番組、おもいきりテレビで放送されたものが取り上げられています。

この中ほどに、「肩こりがつらい・・・・・・」とのタイトルで、その症状の改善法の裏技が紹介されていました。

          

写真でご覧のとおりです。

タスキ掛け改善法

ページの写真を載せましたが、読みづらいようですので、ここに、その解説を書き記します。

タスキの効果で骨と筋肉を正常に
姿勢をよくして肩こりをやわらげる

いわゆる肩こりの原因は、長時間同じ姿勢や悪い姿勢を続けたことで、背中や肩の筋肉が血行不良を起こすため、そんな辛い悩みには、以前、「お身きりテレビ」の番組中でも紹介された、たすき掛けに因る改善法がおすすめです。針きゅう師の松永みち子先生の考案されたこの方法を続ければ、たすきに因って肩甲骨が内側の正しい位置に戻り、筋肉が正常な働きをするように。加えて姿勢がよくなることで、肺が取り入れる酸素の量も増え、血行が改善、肩コリが和らぐというわけです。ぜひお試しください。

 

実際に、この方法を試したところ、その効果は期待以上で、感激しています。

このお陰で、この三日間、8割方、息苦しさはなくなり、肩と首のこりも、余り意識しなくなりました。

でも、今のところ、そのたすきを外すと、良い状態は、1時間も持ちません。

また嫌な症状、息苦しさが復活したりするのですね~

そのようなときはまた、タスキを掛け直します。

するとたちまち緩和され、心身が楽になります。

 

こんな具合ですから、対処療法にはなっても、根本的治療にはならないのでは、との懸念もあります。

しかし、明らかにタスキを外した後の、良い状態の持続時間が長くなってきているように感じますから、治療効果を、十分期待して良いのではないでしょうか。

 

肩コリでお悩みの方は、ぜひお試しになって見て下さいね。

私のように深刻な症状でない人には、きっと効果てき面ではないかと。

或いは、肩凝りの予防対策としても、非常に良いと思いますよ。

デスクワークをなさる時だけ、たすき掛けをなさっては。

きっと体のためになること間違いなしです。

 

タスキ掛けと言えば、亡き母の働く立ち姿が思い出されます。

母は、私が嫁ぐ少し前まで、日常着は、着物でした。

ですから、お掃除の際など、タスキ掛けにほうかむり、といった、甲斐甲斐しい姿で、時に働いていました。

 

私が嫁ぐ前の頃のお話ですが、隔世の感がありますね~

そんな時代でしたから、私のお嫁入り衣装には、着物が一杯。

ほとんど袖を通すことなく、たんすの肥やしになってしまいました。

着物を着ると、姿勢がよくなり、肩こりが治ったりしないかしら?

 

妹曰く。去年の夏頃の私は、首がたれ、姿勢の異常な悪さに驚いたけれど、今はごく普通よ、でした。

昨年、息苦しい時、顎の下を胸に当てると、とても楽でした。

それを繰り返しているうちに、その姿勢が習性になってしまったようです。

習性って、怖いものですね~

 

今日も、たすきをかけ、凛とした立ち姿で、素敵な暮らしを心がけようと思います。

午後からはお出かけの用事もあり、忙しくなりそう・・・・・・

 

朝晩は凌ぎやすくなりましたが、まだ日中は、夏の名残で、暑苦しい日々が続いています。

夏のお疲れが出ませんように、皆様くれぐれもお体をおいといくださいますように。

 

追記

腰ひもですと、背中にまわすと、長さがぎりぎり。

ですから、私は背中で交差するだけにして、脇の下で結んでいます。

タスキがけって、慣れるまで上手くいかず、頭が混乱しますよ。

でも大丈夫。難しいことではありませんから。(笑)

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過去の二度の夏を振りかえって・・・・・・

2012-09-04 07:47:54 | 病気

昨日の朝の気温は、25.5℃。湿度は79%。

今朝は、26.9℃。湿度は79%。

私の生活の場、キッチン兼ファミリールームの気温と湿度です。

まだ湿度が高く、さわやかな気候とはまいりませんが。

秋に大きく一歩近づいた感じで、心からホッとした気分でいます。

          

                     お部屋の模様替えを、ささやかながら楽しんでいます。絵画の配置換えもしました。

 

秋の虫の弦弾きも、日増しに、大きくなっていくことでしょう。

炎暑の夏を毛嫌いしそうな気分にさえなりましたが、夏去って秋を迎えるこの時期になると、自然の移ろいに、感慨もひとしお。

去り行く夏に、一抹の寂しさも、覚えます。

 

昨年の猛暑は、頚椎の病の発症と夫の入院で、我が人生一番の難局と思われたのですが、今年はもっと辛かったですね~

恐らく、去年は、自分のことより夫のことが心配で、自身の辛さを乗り越える気丈さと気力が備わっていたのかもしれません。

しかし、いかに辛かったとはいえ、久方ぶりに穏やかに暮らせた夏でもありました。

この二年間、真夏は、夫の手術と入院で厳しい局面に向かわざるを得ませんでしたから。

今夏はその点が、大違いです。

 

私の病は、もう一年以上になりますが、相変わらず、一進一退。

それに比べ、夫は、肝臓がんで、数度にわたる大手術をしたにもかかわらず、回復はすこぶる順調。

今年の初め、新薬の投与で一週間ほど入院しましたが、その効果が絶大で、今はC型肝炎の菌はほとんど消えています。

肝臓も、もとの大きさに戻り、肝機能数値も、今では正常です。

あともう一歩で全快、といったところまでこぎつけることができました。

その喜びは、たとえようがなく、今では過去の苦労も、悪夢に過ぎなかったようにさえ感じられます。

 

思い起こすに、一昨年、インターフェロンの治療で、一度はC型肝炎の菌が消滅寸前でしたが、年末にがんの再発の告知を又受けた私達。

その治療のために、インターフェロンの投与は中断。

昨年は一昨年に引き続き、真夏の最中に、二度目、三度目と、二回も手術に臨みました。

執刀下さった医師は、名医との名声が高い先生。

工夫を凝らした独特の手術法により助けて頂き、そのご恩は、海より深く山より高し、といった思いでいます。。

若い担当医の「さすがM先生です。私には、とても思いつかない事でした」との言葉が、印象深く、心に刻まれています。

 

夫には、ときどき恩着せがましく、私は次のように言います。

「あなたの言う通りに、近所の総合病院で手術をしていたら、助かっていなかったかも知れないわね~

渋るあなたに、私が選んだ病院に、強引に転院してもらって本当によかった。

M先生とT先生のお陰で命拾いできた、としみじみ思うわ。

私の決断も良かったでしょう?」

 

そんな私の言葉にも、夫は全くのポーカーフェース。

こんな時、「お前に感謝しているよ」との一言があれば、私はどんなにか尽くしがいがあることでしょう。

照れ屋さんで、優しい言葉など、ほとんどかけてくれたことがない旦那様。

でも、心の中では、きっと感謝してくれているに違いない、と、勝手に思うことにしています。(笑)

 

執刀医ではなく、夫の日頃の担当医の青年医師のT先生も、私が理想とする医師像そのものです。

もし中1のR君が、パパの望み通り、お医者さんになるのなら、この先生のようなドクターになって欲しいと、心から願っています。

そんな素晴らしい先生にもかかわらず、口の悪い夫は、私が賛辞の同意を求めると、「すぐ手術を勧める」と言って、終わりでした。

そんな人ですから、私がいかに尽くそうと、ありがとう何て、言ってくれるわけがありません。(笑)

 

手術をしなければ、どうなっていたでしょう。

夫の、そんな物言いに、私の頭の中はクエっションマークが一杯??????

インターフェロンを中断し、ほとんど消滅しかけた菌が、一度、元の木阿弥になったことが、よほど口惜しかったのでしょうか。

夫のこのような物言いや態度は、もう慣れっこですから、傷つきもしませんけれどね。

私は余りに理解不能な夫の態度に面食らった時は、男性は、女性とは本質的に全く異なる生き者、と思うようにしています。(笑)

 

私は、努力し頑張るのは、他人のためではなく自分の心の充足と納得のため、といった思いが常にあります。

家族とて、同じです。

もちろん、娘や孫達は、大きな愛情に裏打ちはされていますけれど。

夫も・・・・・・付け足したみたいですね~(笑)

そう思えば、すべてが無償の愛となり、心も純粋でいられますもの。

他人のため、と思った途端に、見返りを期待したくなったりしますものね~

人の心には(私には)、そんな甘えと弱さがあります。

 

とは言っても、夫が感謝の言葉一つ述べてくれませんと、ストレス発散で、愚痴の一言二言を吐き出す事も、よくありますよ。

弱い心、そして私の場合は弱い体力との自分の闘いは、一生続く、と覚悟して生きていくしかありません。

ですからブログで、きれいごとばかり述べた後は、いつも後ろめたく気恥かしい気持ちにもなります。

 

さて、今日はこんなことを綴るつもりでは、全くありませんでした。

昨日の続編で、思いがけない嬉しい出来事をお知らせする予定だったのですが。

それなりに文章がまとまってしまいましたので、そのお話は次回に回させていただきます。

 

一昨日は、たくさんの応援を頂戴し、誠にありがとうございました。

恐らく、孫、かれんの写真に、応援のひと押しをして下さったのでしょう。

温かなお気持ちが嬉しく、心より感謝申し上げます。

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