一年で一番混む海の日にノンビリしたくてでかけた。
しらびそ小屋なら混まないとの情報だったが正解!
静かなテント場で最高だった。
2008年7月19日-21日(2泊3日、テント)(単独)
すぐ傍にあの有名な露天風呂付きの本沢温泉のテント場があるんだから混まないのは当然か。
近くに目立ったピークも無いし、小屋の条件としては厳しいなあ。
しかし静かな所が好きな山屋には貴重な小屋、テント場だぜ。
初日は稲子湯から小屋まで3時間もかかって辿り着いている。
小屋常連の山友達の車に松原湖から便乗して入山したが、体調はイマイチだったようだ。
さすがに歩く人間が多くて次々に追い抜かれる。それもグループが多くて、単独が殆どいない。
何処までかとの問いに判で押したように本沢温泉との返事が返ってくる。
これで今夜の静かなテント場は確定でルンルンだ。
着いた小屋には新しいトイレができていたが、このトイレで相当に金が掛かったらしい。
経営面からなら丸川峠の小屋みたいに微生物で分解するトイレの方が安上がりだろうが、
行政が首を振らなかったのかもしれないなあ。
昔次男坊と黒百合ヒュッテで幕営した帰りに寄った時に、息子が珍しいドッポントイレを写真に
撮ったのを思い出した。この頃は山のトイレもドンドン綺麗になっている。
夕食は小屋の飯にしたがイマイチだった。結構うまいという評判だったがそうでもなかった。
テントで寝て食事を小屋でするという手は案外といけるかも。
南アルプスの縦走の時は我々ロートル山屋は重宝する。一度試してみよう。
水と食料を担がなければ相当に軽量化できるから4泊5日くらいでも何とかなりそう。
二日目に中山峠に上がり天狗を周遊して白砂新道から本沢温泉に降りた。
本当は峠への途中から稲子岳方面へ行くつもりだったのだが入り口を見落とした。
後ろから男2人組が来たが何か様子が変だなあと良く観察すると、一人がどうも足が悪いみたいだった。
足が不自由でも山をやれるんだから人間たいしたもんだ。
目が見えない人でもやるんだから不思議じゃないか。
峠に飛び出るとさすがに気持ちがいい。にゅうやら稲子岳やら見えて気分がいい。
稜線は海の日の連休だけあって混みあっている。黒百合ヒュッテからの客が多い。
東天狗では随分と休んでおり、そのまま西天狗を目指した。
頂上で昼飯を食べてから戻り、白砂分岐まではすぐだった。
白砂新道から降りるのはさすがにいない。殆どが硫黄や中山峠への縦走だもんなあ。
ここの降りは楽勝だった。なにせトラバースが無いというのが素晴らしい。
飛竜分岐から将監小屋までとあの赤石のトラバースにはまいった。
ドンドン高度を下げて沢に出たところでラーメンにした。
歩き出したらすぐに本沢温泉だった。
クソ暑いのに露天風呂もなかろうと内湯に入ったが結構いいお湯だった。
しかしやっぱり途中の温泉はまずかったみたいで足が上がらない。
途中でクリンソウの咲いているところを通って小屋に戻ったような気がする。
花の記録が一切無いので自信はないが。
時間がたっぷりあったので休憩室の本を見たら面白いのがあった。
緑山岳会の寺田元会長の「山岳サルベージ繁盛記」というのだが、色々探してもみつけられなかったのだ。
まさかこんなところにあるとは思わず、一気に読んでしまった。
谷川岳の遺体収容の話なのだが、まあ古きよき時代だったのねといった感想だ。
翌日稲子湯で汗を流して帰ったが、ノンビリ、マッタリのテント泊での山を楽しんで満足だった。
しらびそ小屋なら混まないとの情報だったが正解!
静かなテント場で最高だった。
2008年7月19日-21日(2泊3日、テント)(単独)
すぐ傍にあの有名な露天風呂付きの本沢温泉のテント場があるんだから混まないのは当然か。
近くに目立ったピークも無いし、小屋の条件としては厳しいなあ。
しかし静かな所が好きな山屋には貴重な小屋、テント場だぜ。
初日は稲子湯から小屋まで3時間もかかって辿り着いている。
小屋常連の山友達の車に松原湖から便乗して入山したが、体調はイマイチだったようだ。
さすがに歩く人間が多くて次々に追い抜かれる。それもグループが多くて、単独が殆どいない。
何処までかとの問いに判で押したように本沢温泉との返事が返ってくる。
これで今夜の静かなテント場は確定でルンルンだ。
着いた小屋には新しいトイレができていたが、このトイレで相当に金が掛かったらしい。
経営面からなら丸川峠の小屋みたいに微生物で分解するトイレの方が安上がりだろうが、
行政が首を振らなかったのかもしれないなあ。
昔次男坊と黒百合ヒュッテで幕営した帰りに寄った時に、息子が珍しいドッポントイレを写真に
撮ったのを思い出した。この頃は山のトイレもドンドン綺麗になっている。
夕食は小屋の飯にしたがイマイチだった。結構うまいという評判だったがそうでもなかった。
テントで寝て食事を小屋でするという手は案外といけるかも。
南アルプスの縦走の時は我々ロートル山屋は重宝する。一度試してみよう。
水と食料を担がなければ相当に軽量化できるから4泊5日くらいでも何とかなりそう。
二日目に中山峠に上がり天狗を周遊して白砂新道から本沢温泉に降りた。
本当は峠への途中から稲子岳方面へ行くつもりだったのだが入り口を見落とした。
後ろから男2人組が来たが何か様子が変だなあと良く観察すると、一人がどうも足が悪いみたいだった。
足が不自由でも山をやれるんだから人間たいしたもんだ。
目が見えない人でもやるんだから不思議じゃないか。
峠に飛び出るとさすがに気持ちがいい。にゅうやら稲子岳やら見えて気分がいい。
稜線は海の日の連休だけあって混みあっている。黒百合ヒュッテからの客が多い。
東天狗では随分と休んでおり、そのまま西天狗を目指した。
頂上で昼飯を食べてから戻り、白砂分岐まではすぐだった。
白砂新道から降りるのはさすがにいない。殆どが硫黄や中山峠への縦走だもんなあ。
ここの降りは楽勝だった。なにせトラバースが無いというのが素晴らしい。
飛竜分岐から将監小屋までとあの赤石のトラバースにはまいった。
ドンドン高度を下げて沢に出たところでラーメンにした。
歩き出したらすぐに本沢温泉だった。
クソ暑いのに露天風呂もなかろうと内湯に入ったが結構いいお湯だった。
しかしやっぱり途中の温泉はまずかったみたいで足が上がらない。
途中でクリンソウの咲いているところを通って小屋に戻ったような気がする。
花の記録が一切無いので自信はないが。
時間がたっぷりあったので休憩室の本を見たら面白いのがあった。
緑山岳会の寺田元会長の「山岳サルベージ繁盛記」というのだが、色々探してもみつけられなかったのだ。
まさかこんなところにあるとは思わず、一気に読んでしまった。
谷川岳の遺体収容の話なのだが、まあ古きよき時代だったのねといった感想だ。
翌日稲子湯で汗を流して帰ったが、ノンビリ、マッタリのテント泊での山を楽しんで満足だった。