大雪の空

46歳から始めて嵌ってしまった山歩きの記録と野球などの雑記帳。時々帰郷中の島暮らしの日常。

飯豊はやっぱり厳しいなあ

2011年05月09日 | 東北
いろいろ調べてみると予想通りの厳しさだなあ。

まず大熊小屋までのトラバース道が切れ落ちていて気が抜けず、
5時間強もの長い道だし、それからの登りがまた半端でない。
この登りはコースタイム4時間10分だが、多分7時間以上はかかるだろう。
7年前に梶川尾根を登った時にはCTの1.5倍かかって門内小屋に
辿り着いているから今回はもっとかかる筈だ。
稜線歩きはそれ程でもないが、川入への下山がまた長い。
これも前回に体験済みだから充分分っている。
剣ヶ峰先の樹林帯に入ってからが結構長くてまいったんだった。

山中四泊、降りて一泊の五泊の日程になるなあ。
幸い避難小屋が開放されているからテントを持たなくていいし、
水場もしっかりしているから荷物が軽くなる。
食料は極力フリーズドライに徹すれば10KGまでで収められる
可能性が高い。
還暦過ぎのオジンには6時間ほどの歩きがピッタリだろう。
休みをこまめにとって、行動時間は8時間以内にしよう。
そうすれば暑い最中に小屋のなかで昼寝ができる。

この飯豊や朝日は稜線が2,000M程だからメチャ暑いんだ。
10時から15時の強烈な暑さの中を歩くのは相当に疲れる。
この時間帯を小屋の中で涼みがてら昼寝して夕方歩けば体力を
温存できる。
そんなに上手くはいかないが大日岳をピストンする時には
やれるだろう。
それと朳差岳避難小屋で一休みの後に頼母木小屋まで歩く時に
使える。

民宿泊まりの時

一日目:大熊小屋まで CT4.50
二日目:朳差岳避難小屋まで CT4.10
三日目:梅花皮小屋まで CT5.15
四日目:本山小屋までCT7.25(大日岳往復含む)
五日目:川入まで CT6.55

民宿に泊まらぬ時

一日目:大熊小屋まで CT4.50
二日目:頼母木小屋まで CT6.10
三日目:御西小屋まで CT6.30
四日目:三国小屋まで CT7.20(大日岳往復含む)
五日目:川入まで CT3.45

以上2つの案が出来上がった。

上のは朳差岳への登りで完全消耗した場合。
下のはそれ程でもなく余力があった場合

どうも下の案になりそうだ。
4時に登り出したとして、朳差の小屋で15時近くまで
のんびり休めば3時間程度は行動できそうだから。
バスがないから温泉まで歩いて風呂に入ってからバスに乗り込もう。
上手くいけばヒッチハイクできるかもしれないから。
登山者は無理だが通りかかった車に手を挙げてみよう。
放射線騒ぎの最中だから案外親切に乗せてくれるかもしれないぞ。
民宿泊まりの時は稜線から予約の電話をすればよかろう。
ネットで調べたらAUでも稜線上はOKらしいから。

今年は雪が多そうだから6月中旬くらいがいいかもしれない。
7月3日から北海道だから6月13日辺りの入山になるかな。

しかし昨日は折角の晴天だったのに一昨日から本格の風邪で動けなかった。
三年ぶりくらいの風邪だが久し振りでまいったなあ。
今月で退職が決まって気が抜けたらしい。
早く遊びモードに切り替えてせっせと山歩きしないと危ない。

コメント
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