大雪の空

46歳から始めて嵌ってしまった山歩きの記録と野球などの雑記帳。時々帰郷中の島暮らしの日常。

新緑のタワ尾根から酉谷山避難小屋

2011年05月22日 | 奥多摩
昨秋の紅葉の時にM氏と人形山先まで歩いて引き返したが、
次は新緑の時に全部歩き通そうと決めた。
一昨日の金曜日で勤めは終了して心置きなく楽しんだ。
予想と違っていたところもあったが、トータルでは
充分に満足できた山歩きだった。

去年は結構な人出だったが今回は至って静かな道で
初日に行き会ったのは11人だけだったが、金袋山の先までで
その後は全く人に会わなかった。



新緑のミズナラの巨樹

新緑は少し緑が濃くなってると感じたが瑞々しさは残っていて
充分楽しめた。
ウトウの頭手前のダケカンバはまだ芽吹きが始まったばかり。



ウトウの頭手前のダケカンバ

さてそのウトウの頭だが登り着いたらマスコット3点がお出迎え。







登り着いたらニセピ-クでもうちょっと歩いて、大岩を左からまいて辿り着いた。
案外と狭い頂上だった。樹林の中で眺望は無かった。

地形図ではさらっと書いてあるが岩っぽくて結構難しい。
まず急下降した後は下図の通りの所に出た。



ここは左に降りてから次のピークに登って行く。
この岩稜部分を通過したら全く無粋なモノレールの軌道が
突然現れる。
この横を延々と歩いて終わった後少しで長沢背稜の縦走路に
合流した。
しかし1,780Mもの長さだったが、一体何のためなんだろうか。



無粋なモノレールの軌道

縦走路から1時間10分もかかって小屋に辿り着いたが先客は一人で
静かな夜が約束された。
この人は松戸からの54歳の現役だったがあちこちのバリエーションを
楽しんでいる由で、鳥屋戸尾根から蕎麦粒山に登り4時前に着いて
一人宴会を楽しんでいた。

折角独占と思っていたのに申し訳ないが我々も早速夕飯にして、M氏が
担ぎ上げたチリのワインと懐かしい「髭のブラックニッカ」をお湯割で
飲んだが、後味が結構良い。
それにしてもM氏は両方ともビンごと持って来るんだから恐れ入る。
俺だったら当然ペットボトルに入れ替えて持参するがなあ。

小屋の土台は立派に補修というか新しく作り直されていた。
さすがに超金満自治体の東京都だけのことはある。
三人で山の話やら原発やらで時間を潰して8時頃には寝てしまった。

水場は結構出ていてワインも冷せたし、ビールも冷やせる。
土日を避ければほぼ独占だろうからノンビリ過ごすのにはもってこいだ。


コメント
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