音楽の喜び フルートとともに

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レッスン

2010-12-01 20:31:02 | レクチャー、マスタークラス

今日は梅田でレッスン。高音のF#が鳴りにくい、高音ががんばらないと出ないので、またまた調整してもらいました。
ついでに、パウエルの新しいモデル、ソナーレを試奏させてもらいまいました。頭部管銀、管体溶銀の40万円代のモデルと、それに金メッキを施した50万円代のモデルを試奏させてもらいました。銀の方は明るい音色でとにかく鳴らしやすい。重量も軽くてもちやすかったです。金メッキは金と銀の間のような音がします。吹き込めばいい音がします。マウスピースのカットが少し違います。銀は空気が集めやすいようにサイドカットされています。

先生曰く。「世界では、最近は銀の音が求められているような気がする。受験生も今年は2人しか金を持っていなかったよ。」そうかもしれない。

エラートの20番、この曲は全音階でできています。使用頻度が少ないので、指がつい、Emとか、Amを探してしまいます。先生にはちゃんと見抜いていて、「調整を勉強した方が良いよ。「ジャンジャンのエチュード」をしよう。」
「骨格となる音を探してそれを演奏しなくちゃ。」
21番は、ワルツ。ワルツのリズムと、2拍子の形になるような所をきちんとふきわけること。

テレマンのファンタジー6番は、やはり骨となる音を、聴いて音楽にしなくては。
と言うことで、もう一回。

最後は「ジャン ド ニヴェル」
この曲は初めてレッスンに持って行きました。
「いいじゃない。」珍しく褒めてもらいました。
「テーマを明るい音色で演奏する。」始めのテーマが低音域で、油断するとどんどんもぐりこんでしまいます。なるほど。

やっぱりまだまだ言ってもらわないと。

ランチを先生と取るのも楽しみの一つ。
同じビルの地下にある同じ店に通い詰めています。
先生はにこやかに毎回「おいしかったなあ。でもちょっと油がきついかな?」とか「惣菜はぬくいのが食べたいな。」と店の人に言い置いて行きます。
すると、店の人はどんどんそこを改善してきます。どんどんおいしくなって、お客さんも増えてきました。

先生もすごいですが、嫌な顔せずに受け止められるお店の人もすごい。

「人の言葉を、どれだけ、前向きに受け取れるか?」ということが成長の秘訣ですね。
レッスンも同じ。先生の教えを、受け止め損なっていることがないか?点検しようっと。