音楽の喜び フルートとともに

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梅田でレッスン

2011-03-23 21:39:03 | レクチャー、マスタークラス

オンシジューム アロハイワナガ。ハワイのイワナガさんが作った品種。元気のでる黄色は「アロハ」「こんにちわ」と挨拶してくれているようです。

今日午後は、梅田でレッスン。
ボザが終わったので、次のトリオコンサートの曲。
まずはクラーウのトリオop.119。
S先生が1stをふいて下さいました。
まずはゆっくりと。
始めの2音、G F#でもうストップ。
1stのH Dが鳴っていることを考えて、そのハーモニーに合う音をださないと。
ピアノなんかでとれるG F#を入れても合わない。
替わってご覧とパートを入れ替えて演奏すると、ハーモニーがちゃんと取れます。


一音ずつをあわそうとしても絶対合わない。Gからの全体の流れで演奏しなくてはならないよ。

次のEの音を鳴らすと、今度はタイで繋がった4拍目からの音は、同じEでも少し低めに吹かないと次の1stの音と溶けないからね。

2ndはむずかしいのよ。1stの次の音がこうなるだろうと言うのを予測して音をだすんだよ。普通の音のとり方ではだめなんだよ。
同じ曲でも、ソロの部分はキャラクターが全く変わるんだよ。

同じ音を吹くときは、1stが吹く音の幅の内側を吹くんだよ。同じにしたら合わないよ。内側を吹けば1本に聞こえる。

深すぎてまだわからないです。というと、「基本をじっくりさらうんだよ。」

帰ろうとすると「ボザ本当によかったよ。長いロングトーン、ビブラート無しで音も安定して良く吹いたね。帰り道ニコニコして帰れる演奏だったよ。」
「まあ、後半は気付いていると思うけど、基礎練習が必要だってね。」

フルートアンサンブルをされているスタッフのKさんも「あのピアノの楽譜見たら、これどうやってあわすんだろう?と思ったけど、ばっちりでしたね。」と言ってくれました。

久々にましな演奏だったのかな?うれしいな。張り切って練習できました。