音楽の喜び フルートとともに

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マティエガってどんな人?

2021-06-06 20:30:39 | ロマン派
花苗とだけ書いてあった苗に実がついてきました。
やっぱり、カボチャかなぁ?
鉢が小さすぎたか…。

シューベルトのカルテットD96 フルート、ビオラ、チェロ、ギターと言うのは、
Vaclav Tomas Matejaka
またはWenzel Tomas Matiegka または、
Wenzeslaus Matiegka のノットルノNotturno op21の編曲、改作です。

マティエガ(1773-1830年)ボヘミアの辺境にあるホツェニの町で生まれました。
当時はハプスブルクオーストリア帝国の一部でヨーゼフ2世の支配下にありました。

初等教育を終えると、アベジェリネクの下で音楽教育を
続け、プラハ大学で法律を学びながらピアノを修得しました。

ベートーベンのスポンサーのキンスキー伯爵の元で雇われた後、1800年頃、ウィーンに移動し
ギタリスト、ギターとピアノの教師、作曲家としてすぐに有名になります

ここで室内楽作品のいくつかを書いています。
元々は音楽の重要なパトロンのヨハン カール エステルハージ伯爵。熱心なチェリストのために捧げられています。

マティエガはレオポルドスタッドで結婚し、カペルマイスターになり亡くなりました。

6人の子どもがいましたが、誰も音楽家としてのキャリアを残していません。

独奏曲、編曲、室内楽、歌曲含む33のギター作品、小さなオーケストラ、オルガンのための12の典礼作品を残しています。