薬屋のおやじのボヤキ

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今がチャンス!始めましょう、冷水シャワー。万病に効果あり。ただし、夏を過ぎても毎日実行。

2011年05月23日 | 健康情報一般

今がチャンス!始めましょう、冷水シャワー。万病に効果あり。ただし、夏を過ぎても毎日実行。

 いきなり冷水シャワーを浴びると、“ヒャッ冷たぁ、心臓が止まる!”となって、大変なことになったり、体調を崩したりしますから、慎重に順次取り掛かってください。

  
 そこで、誰にでもできる方法で順々にご紹介します。

<入門コース>
 まずは湯船で充分に体を温めた後で、手首から先、足首から先だけに冷水シャワーをかけます。最初は微温湯で良いです。
 できれば1分間続けたいですが、短くても構いません。
 その後で、湯船に浸かり直します。出るときにもう1回、これを行ないます。だんだん慣れて、微温湯が冷水になれば、合格です。
 たった、これだけでも、「低血圧、冷え症」の方には、効果が期待できます。

  

 温・冷・温・冷と繰り返して行なえば、行なった回数だけ効果が2倍、3倍になります。理想は冷水を4回ですが、可能な回数で結構です。
 ここで、注意。
は必ず冷水で終えないと効果が期待できません。
 
以下、各コースとも同様で、時間・回数も同様です。

<初級コース>
 ひざ、ひじから指先まで、冷水シャワーします。これに慣れたら、太ももから下、肩から手先まで、冷水シャワーします。次に、お腹とお尻です。
 くれぐれも、胸には水がかからないよう慎重に。
 これができるようになると、「便秘、高血圧」にも効果が出てきます。

   

<中級コース>
 いよいよ心臓を冷水責めにする段階に来ました。胸は、必ず微温湯から始め、日を重ねるごとに冷たくしていきます。
 そして、それができるようになったら、全身に冷水をかけますが、手足から行い、胸は最後とし、かつ、短時間に止めます。慣れたら、胸にも充分に冷水をかけます。
 全身に冷水をかけること1分間。これで合格です。でも、初めは30秒で構いません。
 これができるようになると、「各種アレルギー疾患、糖尿病」に効果が出てきます。

  

<上級コース>
 中級までは、まず湯船に浸かって体が温まってから冷水シャワーするのでしたが、上級コースとなると、湯船に浸かる前にも冷水シャワーを全身に浴びます。
 
初めは部分的に冷水をかけ、また、短時間で良いです。これに慣れたら、全身冷水を1分間。でも、初めは30秒で構いません。冷・温・冷・温・冷が基本です。冷水をもう1回行なうと理想ですが、3回でも構いません。
 
これができるようになると、先に掲げました様々な症状や疾病の改善効果がうんと高まります。また、免疫力がアップし、風邪を引かないようになります。

<継続は力なり>
 今、始めれば、誰でも簡単に上級コースに到達できるでしょう。でも、“夏が終われば止め”では、不合格です。涼しくなった秋も、そして、寒くなった冬でも、欠かさず行なうことです。冬場の冷水には、とても我慢できないという方は、最初の冷水は微温湯にしても構いませんが、最後は、1分間も行なわなくて良いですから、冷水でしめてください。
 多くの方にお勧めしている冷水シャワーですが、晩秋には、冷水の冷たさで、止めてしまう方があまりにも多いです。これでは勿体無いです。
 各家庭で冷水の温度に差があるでしょうし、日ごとの体調の違いもありますから、冷たすぎると感じたら、最後のしめは、どれだけか微温湯にして構いません。何にしても、“継続は力なり”と申しますから、ぜひ毎日何らかの形で実行なさってください。

<無理は禁物>
 飲みすぎて、心臓があぶついている時は、胸に冷水をかけないでください。特に湯船に浸かる前はそうなさってください。
 また、体調が悪いと感じたときも自重なさってください。

<温泉入浴法>
 冷水シャワーに慣れた方は、温泉に水風呂があったら、これを大いに活用しましょう。
冷・温・冷・温・冷・温・冷と冷水浴を4回なさってください。
 
小生ときたら、この繰り返しが大好きになってしまい、10回も繰り返し、2時間浸かっていても飽きが来ないほどになっています。
 なお、温泉によっては、異常に冷たい水風呂の場合があります。その場合は、腰までとし、短時間に止めてください。また、初心者の方などは、足だけに止めてください。

  

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エアコンを使わない方法、それは冷水浴(冷水シャワー)です

2011年05月19日 | 健康情報一般

エアコンを使わない方法、それは冷水浴(冷水シャワー)です

 この記事は2011年3月の大地震による原発事故を踏まえて2か月後に記事にしたもですが、真夏にエアコンを使わずに済ませることができるのであれば、毎年、そうしたいものです。
 それによって、より健康になれるでしょうから、この記事を残すことにします。
[冒頭部分は2011年の特殊事情ですから削除しました。]
 …節電が求められ、エアコンの設定温度を高くせねばなりませんし、場合によっては扇風機に。これでは暑くてたまりませんが、もっと良い方法があります。
 それは、冷水浴です。
 
毎日お風呂に入るのですから、お昼に水を張り、たっぷり浴槽に浸かれば良いです。
体にこもった熱をきれいに取り去ってくれますから、扇風機もなしで済むかもしれません。夏の過ごし方はこれに限るでしょう。

 さて、この冷水浴は、夜の入浴時にも取り入れると、健康に最適なものとなります。
 まず、冷水シャワーをたっぷり浴びて、浴槽にゆっくり浸かり、しっとり汗をかいて、湯上りに、再び冷水シャワーをたっぷり浴びます。
 できれば、中間にも冷水シャワーを浴びて、冷・温・冷・温・冷とすると、より良いです。
効果が倍増することでしょう。
 なお、冷え性の方は避けねばならないと思われるでしょうが、決してそのようなことはなく、その改善効果が高いですから、ぜひ実行なさってください。この場合は、ぬるめの湯になるべく長く浸かって、よく発汗させた後、たっぷり冷水を浴びると良いです。熱い湯は、体表面にしか血液が流れず、体の芯が温まりませんから、避けましょう。
今の季節、暑いくらいになりましたから、早速この入浴法を取られることをお勧めします。

 皮膚への寒冷刺激は、何かと健康に良いです。
 まず、精神的ストレスを和らげてくれます。「 五月病と胃弱の治療には湯治が一番! 」で書きましたように、一般的に、心と体のストレスバランスを上手に取ってやると、精神的ストレスが和らぐのです。体つまり筋肉や皮膚へのストレスとは、運動と寒冷刺激です。これを適度にかけてやると、不思議なことに、体にかかったストレスに相当する分の精神的ストレスが抜けるのです。
 次に、アレルギー症の改善です。特にアトピー性皮膚炎に効果的です。
 アトピー性皮膚炎を一言で言うと、“ アイスクリームのてんぷら ”です。体の芯は冷えているのに、体表面は熱を持っている状態です。ですから、冷温交替浴(ただし、温は、先に言いましたように、ぬるめ)は、即効的に効き目が期待できる、お勧め法です。

 長期的には、毎日寒冷刺激を受けると、副腎の機能が順次改善されて、自前のステロイドホルモンの出が良くなり、これでもって内から炎症を鎮めてくれるようになります。
 肝臓病もアレルギー性の炎症ですから、「 肝臓病の元凶は飽食暖衣 」で書きましたように、効果がありますし、花粉症にも当然に効果があります。
 第3に、免疫力のアップです。寒冷刺激で皮膚を鍛錬すると、汗腺の開け閉めがスムーズになり、体温調節機能が高まりますから、めったに風邪を引かなくなります。寒風摩擦で風邪を引かなくなるのと同じで、これは、ご存知の方が多いでしょう。
 なお、今から冷水シャワーを始め、冬場も止めることなく続けられれば、暑さ・寒さに強い身体になり、冷暖房をあまり必要としない体質を獲得することができます。

 このように、いいことずくめの冷水浴であり、冷水シャワーです。
 
今から実行すれば、クーラーなしでこの真夏を乗り切れるかもしれませんし、秋そして冬と毎日続ければ、この上ない健康体になれることでしょう。
 小生、10年近くこれを実行していまして、自信をもってお勧めします。

<冷水シャワーを行うに当たっての注意>
 いきなり全身シャワーにすると、心臓麻痺を起こしかねません。手先、足先から進め、下半身へ、それから全身へと、だんだん慣らしていってください。
 また、最初は冷たすぎると感じたら、微温湯から始めましょう。順次、冷たくしていけばよいです。
また、体調が悪いときは、中止するなり、ぬるめのシャワーに止めてください。
 
小生も、深酒をしたときは、最初の冷水シャワーを止め、最後の冷水シャワーを簡単にするように気を付けています。
 なお、初めて冷水シャワーに取り組まれる方は、「 冷水シャワーのやり方 」をご覧になってください。」

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黄砂症(黄砂アレルギー)の発生&PM2.5

2011年05月06日 | 冷え・アレルギー

黄砂症(黄砂アレルギー)の発生&PM2.5

 今や公害物質となった黄砂。これによって、アレルギー症状が出る方が増えてきました。今年(2011年)は、ゴールデンウイークにかなり飛んできましたし、まだ続きそうです。
 特に、花粉症の方は、黄砂にも反応する傾向にありますし、中でもヒノキ花粉に反応する方は、ヒノキが終わるか終わらないかの時期に今年は黄砂がやって来て、症状を重くさせています。当店のお客様にも、そうした方がいらっしゃいますし、小生の女房と娘がそうです。
でも、こんなことは、ごく最近のことでして、女房と娘もこれは今年初めての経験ですし、せいぜい10年前からそうなったらしいということが、今、分かっただけです。

 そもそも、黄砂は、タクラマカン砂漠、ゴビ砂漠、黄土高原一帯から舞い上がった細かい土の粒子で、特別に害になるものではありません。ただし、細菌やカビの死骸がどれだけか付着していますので、ダニ・アレルギーの方などは、以前から反応したようです。
 それが今世紀に入ってからは、中国の急速な経済発展で、大気汚染が酷くなってきています。これに伴い、硫黄酸化物、窒素酸化物などの大気汚染物質、そして、水銀などの重金属が除去されることなく工場の煙突から撒き散らされ、それらが黄砂に付着して舞い上がり、朝鮮半島と日本列島に落ちてくるのです。
 これは、小生も実感しています。
 
うちでは、昔から、おふくろが、納屋の雨どいから落ちてきた雨水を桶に受けて、これを野菜苗や鉢植の草花の水やりに使っています。水道代が勿体無いということもありますが、幼い植物は水道水の塩素でダメージを受けますから、そうしているのです。
 そして、その昔は、黄砂が酷い時期に、しとしと降った雨の雨水は、桶を黄色く染めるのが普通でした。それが、10年ほど前、一時の小雨で溜まった桶を覗いてみると、どす黒い色になっていて、これを見たおふくろがビックリし、小生に報告してくれました。
 それ以降、しとしと雨のときは、桶に溜まった雨水を注意して見るようになり、やはり、その色は、以前の黄色っぽさは消えて、黒っぽさが目立つようになっています。
 そうした雨水の場合には、塩素より毒気が強いであろうからと、これを捨てることにしている、おふくろです。この黒っぽさの原因は、大気汚染物質以外に考えられません。

 大気汚染物質によるアレルギーは、過去の四日市ゼンソクが有名ですが、これに比べ、黄砂に付着した大気汚染物質の、その濃度は桁違いに低いです。
 動物実験でも、黄砂だけ、低濃度大気汚染物質だけでは、アレルギーを発症しません。しかし、大気汚染物質が付着した黄砂だと、アレルギー症状が出るのです。両方が重なり合うとアレルギーが出るという、たちの悪いものになるのです。

 こうして、黄砂によるアレルギーが発症するようになり、今や「黄砂症」という病名が登場することになったのです。
 この対処法は、花粉症と類似したものとなり、先ずはマスク着用となるのですが、粒子が花粉(スギ:30ミクロン)に比べて細かい(数ミクロン)ため、肌に付着しやすく、肌アレルギーを起こしますし、肺に入りやすく、ゼンソク症状を引き起こしやすく、厄介です。

 黄砂情報(現状と予測)は気象庁が出していますが、下記をクリックしていただければ、黄砂情報とともに、対策と治療法が詳細に解説されていますので、覗いて見てください。
 http://kobe-haricure.net/health/e114.htm
 この記事も、これを参考にさせていただきました。

(2014年4月追記)
 1年前(2013年)の1~2月のことですが、中国から流れてくるPM2.5(大きさが2.5ミクロン程度の大気汚染物質)が大きな話題になりました。PM2.5は、大気汚染物質で極小の粒子です。日本では「微小粒子状物質」と呼ばれています。これが九州北部で環境基準の3倍ほどになり、西日本一帯で一時的に高濃度になりました。
 黄砂に付着して飛んできたものではなく、大気汚染物質が単独で飛んできたものです。これは、当然に呼吸器疾患を引き起こすもので、注意が必要になってきます。
 その状況は、次のサイトでご覧いただけます。
 http://guide.tenki.jp/guide/particulate_matter/

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