薬屋のおやじのボヤキ

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「春眠暁を覚えず」は注意信号(三宅薬品・生涯現役新聞 No.230)

2014年03月26日 | 当店毎月発刊の三宅薬品:生涯現役新聞

当店のお客様に、なるべく分かりやすいようにコンパクトにまとめたつもりの「当店(三宅薬品)発行の生涯現役新聞」。ブログ記事とかぶったりしますが、今後、毎月紹介させていただきます。
ご愛読いただけると幸いです。

当店(三宅薬品)発行の生涯現役新聞No.230:2014年3月25日発行。
表題:「春眠暁を覚えず」は注意信号
副題:誰しも、沈黙の臓器「肝臓」が悲鳴を上げているのです

飽食時代の今日、誰しも脂肪肝の傾向にあり、体が重だるくなりがちです。小食に心がけ、肝臓が喜ぶ食品を取りたいものです。
詳細は、「春は肝の季節、肝臓は少食と運動を願っています。食味は酸味主体の三味で。」をご覧ください。

(表 面) ↓ 画面をクリック。読みにくければもう1回クリック。裏面も同様です。


(裏 面) 瓦版スタイルのボヤキ
表題:体重が3kgアップ!
こちらの方がお客様の受けがよく、うれしいやら困ったような気分にさせられます。

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心に安らぎを。「なんでも仙人」さんという“お助けマン”の声に耳を傾けませんか。ゆるみます!

2014年03月01日 | 心に安らぎを

心に安らぎを。「なんでも仙人」さんという“お助けマン”の声に耳を傾けませんか。ゆるみます!

  「なんでも仙人」さんという素晴らしい方がみえます。みえると言っても実在する人物ではなく、ある女性の心の中に宿っている“お助けマン”といった存在です。
 この“お助けマン”のお陰で、心の悩みが随分と軽くなり、肩の力が抜けますし、ときにはスカッとした晴れやかな気分にさせてもらえます。
 ことのほか張り詰めた精神がゆるみます。
 これは、「なんでも仙人」さんの語り口が実に面白いからでしょうね。そうしたことから、どんな悩みも笑い話に変えてしまわれます。
 また、アドバイスの「呪文(じゅもん)」がツボを得たもので、“なるほど!”と腑に落ち、思わずその気になってしまい、立ち向かう勇気さえ湧いてきます。
 こうして、小生は「なんでも仙人」さんの虜になってしまいました。

 小生が最も影響を受けている心理カウンセラーは、故・小林正観さんで、その著書を幾冊か持っており、このブログでも何度か紹介させていただきました。
 それと通ずるところが「なんでも仙人」さんにもあります。アドバイスの内容としては、ほぼ同じと言ってもかまわないでしょう。
 ですが、「なんでも仙人」さんは、具体的に、これでもか、これでもか、と悩みの対処法を示していただけることが多く、とても役に立ちます。
 小生が、「なんでも仙人」さんに惚れ込んだ理由は、ここら辺りにあります。
 本稿において、のちほどその一端を紹介することにしますが、その前に、今と大昔の人が持つ「苦や悩み」の違いを押さえておきたいと思います。

 今の世の中、夢も希望も持ちようがなく、長く長く続く閉塞感にすっぽり包まれ、お先真っ暗といった情勢にあります。皆、そのような受け止め方になっています。というか、そう思い込まされてしまっている、と言った方がいいでしょう。
 と言いますのは、冷静になって、今と大昔とを客観的に比較してみますと、今の世の中ほど平和で豊かな時代はない、と言えるからです。
 これは、過去記事でも書いたのですが、紀元前5世紀に登場した釈迦の時代は、どういう状況にあって、皆がどのような思いで暮らしていたのか、それを踏まえて、今を見なきゃいかんと、小生は思っています。
 それをここで概説しましょう。紀元前5世紀は地球が寒冷化していた時期で、西北インドは乾燥して旱魃となり、ひどい飢饉が長期化していたようです。
 その時代には、既に輪廻転生(りんねてんしょう)の世界観が定着していて、人は死んでも直ぐに何かに生まれ変わると信じられていました。
 従って、「四苦=生(うまれる)・老・病・死」という言葉が皆の心に深く刻み込まれていました。人は老い、病になり、そして死ぬ、という苦しみ(「苦」には「思いどおりにはならない」という意味合いが濃いようです)があると同時に、生まれ出ること自体も苦である、という「楽しいことは何もない」世界観がそこにはあったのです。
 死んで楽になるかと思いきや、直ぐにまた生まれ出るのですから、またまたずっと飢餓に苦しめられる、ということになってしまい、必然的にそうなりましょう。
 さて、今の日本社会を冷静に客観的に見てみますと、全く正反対です。飢餓には全く無縁で、逆に飽食・過食によるメタボ・生活習慣病で苦しんでいるくらいですからね。
 お釈迦様がタイムマシーンで現世にやって来られたら、「何も修行しなくても解脱し、涅槃に入れる極楽がここにあった!」とビックリされるでしょう。
 よって、我々は、平和で豊かな日本に生まれて、感謝、感謝、感謝。まずもって、この気持ちを忘れてはならないと思うのです。 
 ところで、仏教には「四苦八苦」という言葉があります。
 「四苦」の他に次の4つの苦があるというのです。
  5 愛する人との別離の苦
  6 怨念や憎しみを抱いた人とも会わなければならない苦
  7 求めても得られない苦
  8 もって、生きていること自体が苦
 これは、現代にもズバリ当てはまるものです。その中で、6と7を強く感じさせられてしまい、つまるところ、8「生きていること自体が苦」となってしまうのでしょう。
 でも、大昔は1~4の「四苦」がメインであって、5~7は付け足しであり、もって8番目の苦を感じていたでしょうから、我々が強く感じている6と7の苦の受け止め方は、今とは随分と違って、かなり軽いものであったことでしょう。
 極論すれば、お釈迦様に言わせれば、“現世の人間どもは、なんと、ど贅沢な! ひ弱な精神の持ち主ばかりだ。シャンとせえ!
”ということになるのではないでしょうか。
 そうは言っても、現代人は、6の「人間関系」で大いに苦しまされますし、7の「夢や希望」が叶わない苦しみに落とし込まされています。
 しかし、ここは冷静になって考えてみましょう。
 四苦(現代では1番目の生を除く三苦)と5番目の苦は、自分ではどうしようもない面がありますが、しかし、社会福祉制度が発達した今日にあっては、それらの苦は随分と軽減されています。加えて、6番目と7番目の苦は、心の持ちようで解消され得る性質のもので、8番目は「もって、生きていること自体が楽(らく)で楽しい(たのしい)」と逆転してしまう世の中なのです。

 「自分の人生を楽で楽しいものにする」ことが可能になった現代社会ではないでしょうか。それを実現するためには、6番目と7番目の苦、つまり、いやーな人間関係をどのようにして霧散させ得るか、叶いそうにない夢や希望にどうやってワクワク感を持って向かっていけるか、これの道しるべが発見できれば良いわけでして、これは、心の持ち方で、いかようにもなり、実に簡単なことなのです。
 これらに関する心の持ち方についてのカウンセリングは、21世紀になってから盛んになってきたように見受けられます。
 これは、本来は宗教の役割になるのですが、現在の宗教界の体たらく、それによる既存宗教離れによって、どれだけも成果を挙げていませんし、新興宗教とて歪んだ道へ導くことが往々にしてあり、とても期待できそうにありません。
 そうしたこともあってでしょうが、思想家とでも言うべき方々が何人も登場し、現代人の悩みに対して適切なカウンセリングが行われるようになった感がします。
 もっとも、中には宗教じみた方もみえますが、“私は教祖だ。私の言うことを信じなさい。会員になりなさい。”と受け止められるような方でなければ、単なる思想家と考えて、素直に耳を傾ければよいのではないでしょうか。
 小生は、若かりし頃、もう少しで新興宗教に引きずり込まされそうになったことがあり、その苦い経験から、宗教じみたことをおっしゃる方には今でも強い抵抗感があります。
 先に紹介した小林正観さんだって、“宇宙の提示”“宇宙の意思”など所々で“宇宙なになに”が出てきて、そのたびに引っ掛かるのですが、その部分を別の言葉に置き直したりして読み込めば宗教性が消えますから、安心してその思想を学び取っています。
 また、本稿で取り上げる「なんでも仙人」さんだって、平凡な主婦・宮川美智子さんが、セルフコーチング(答えは全て自分の中にあるということを基本として、自分で自分に問いかけをしていき問題を解決していく手法)を何年も続けている中から、“ある日突然、心の中から、普段自分が使わない古風な言葉が聞こえてきて、いろいろな悩みをその声の主が解決してくれました”と言っておられますから、これはまさに天の声であり、新興宗教まがいと受け止められもしましょう。
 でも、小生には、これは自問自答の究極な姿ではないかと思われ、抵抗感は生じません。しかしながら、小林正観さん同様に“宇宙のしくみ”といった言葉が所々で登場しますし、また、“人は必ず生まれ変わる”という輪廻転生感が伴った部分がありますので、これも同様にして自分なりに読み込んで宗教性を消し、安心してその思想を学び取ることにしています。
 少々神経質すぎる読み込み方をしていますが、いまだ新興宗教アレルギーのある小生ですから、ご勘弁ください。

 ついでながら、最近よく使われる「スピリチュアル」というものがありますので、これについても触れておくことにします。この言葉そのものは「霊歌」であって、本来なら「スピリチュアリティ」(ウイキぺディアの解説:霊魂など超自然的存在との見えない繋がりを信ずる、または感ずることに基づく思想や実践の総称。必ずしも特定の宗教に根ざすものではなく、普遍性、共通性を志向する概念)と言うべきです。
 この霊魂なるものについては、紀元前7、8世紀に西北インドで「梵我一如(ぼんがいちにょ)」を追い求める中で、インド哲学(論理学)上の結論が出ており、その後さらにインド哲学が論理的発展することによって紀元7、8世紀にダメ押しの結論が出ています。
 梵我の我(アートマン)は、輪廻転生の世界観から生じたもので、それは「個人個人を支配する原理=真の自己=個人個人の身体の中にある不変の実態=霊魂」と言えるのですが、その存在について論理を展開していくと、「真の自己(霊魂)は決して知りえない。知りえないことこそ真の自己(霊魂)の本質的特性であり、我々が知りうる全ての外にあるもの、つまり、世界の外にあるもの」となってしまうのです。その論理展開はかなり複雑なものとなり、機会があれば紹介したいと思っていますが、結論的には、「霊魂なるものは、あったとしても我々はそれを全く認識しようがなく、“これは霊魂から発せられた言葉だ、霊魂のなせる業だ。”と認識した瞬間、それは霊魂ではなくなる」というものです。
(2014.3.15追記:インド哲学で否定される霊魂ですが、生命体に渦巻いているエネルギーと霊魂が有する“超力”は、物質とエネルギーが相対であるように両者は相対であっていいはずとも言え、相互作用が働くこともありうるんじゃないか、などど小生は勝手に想像しています。)

 随分と前置きが長くなってしまいましたが、宮川美智子さんが著されている本「なんでも仙人シリーズ」の中から、そのさわりの部分を紹介することにしましょう。

「きたきたきた~!」
「きましたよ!きましたよ!(笑い)」
         by なんでも仙人

 これは、「なんでも仙人の 人生がどんどん楽しくなるシンプルな教え2 Q&A編」の中で掲げられている“心が軽くなる呪文”の一つです。
 夫婦間でイライラすることがあった場合に、どう対処するか、その処方箋の中で出てくるものですが、呪文の前後を下記に引用します。

夫や子ごものことが気になりだしたら、この言葉をつこうてみよ。」
「どんな言葉ですか。 」
なんでも仙人がパチンと指をはじく。
天井からハラハラ……と落ちてくる半紙。
(ここに、上に掲げた呪文)
これを声に出して言うてみよ。」
「なんか笑えますね(笑)。」
そう、笑ってしまうことが大事。深刻に考えない。いかに悩みを面白くしてしまうか?これが大事なポイントじゃ。」

 いかがでしたでしょうか。この呪文は何も夫婦間や親子間に止まらず、様々な悩みが浮かんできたとき、どんなときにも使えますよね。
 とってもいい呪文ですよね。皆さん、そう思われません?
 もう一つご紹介しましょう。これは本ではなく、宮川さんのブログ記事からです。

壁にぶつかるのは、それだけ前に進んだから。
怖くて足がすくむのは、それだけ高くのぼったから。
すべては証(あかし)。
成長した。

いい言葉でしょ~。
わたし、この言葉大好きなんです。
自分にOKを出せない人、とっても多いです。
自分はまだまだ…とか、
自分なんて…と思ってしまうことがあると思います。
でもね、この言葉を聴くと腑に落ちるんですよね~。
勇気をもらえるっていうか…。
この言葉のように、
現実は同じでも、見え方を変えることで
自分を認めることや、幸福感を感じることってできるんですよね~。

 いかがでしたでしょうか。
 なお、この言葉は、10年ほど前に、宮川さんの息子さん(当時小学生)がどこかで見つけてきて教えてくれたそうです。
 小生も、これはいい言葉だなあ、と感じました。
 小生、壁にぶち当たっていることが幾つもあるのですが、この言葉のお陰で、もう一歩前に進めるぞ、もう少し高く登れるぞ、という勇気が湧いてきましたからね。
 「楽に楽しく生きる」いい言葉を発見!
 そして、この語りかけるような文章が魅力的で、より納得させられます。このことは、全著書に共通しています。
 最後に、再び著書から呪文を引用。

『やった~っ! もっともっと楽になれるんだ~!』
                 by なんでも仙人
(仙人の声)
 わしの言う「楽に生きる」とはな、怠(なま)けることではないのじゃ。楽に生きるとは、「自分も相手も楽になれる」生き方のことじゃ。つまり、「こだわりをなくす」ということじゃな。

(2014.8.24追記)
「なんでも仙人」に興味がお有りの方は、先月の終わりにサイトが開設されましたので、下記をご覧ください。

 心が軽くなるヒントがいっぱい!「なんでも仙人」サイトへようこそ!
   http://www.th-d.co.jp/nandemosennin/

 なお、これにアクセスすれば、下記の注文サイト及びブログにもアクセスできます。
(追記ここまで)

 

(翌々日追記)
 本稿を投稿した翌日、この「なんでも仙人のメッセージ」のブログに、またまたいい記事がでていました。表題は「ハードルを下げれば、突き抜けるんです」。ご覧になってください。

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