当店(三宅薬品)発行の生涯現役新聞N0.295:2019年8月25日発行
表題:熱中症と夏ばての原因は一緒
副題:9月も熱中症に注意、涼しくなったら夏ばてにも注意しよう
熱中症は、体温と気温の関係を頭に置くことが基本中の基本であることを、武田邦彦(中部大学)教授がブログ(音声)で行っておられました。これについては初耳で、びっくりしたところです。考えてみると、なるほどと合点できます。
(引用ブログ)
武田邦彦(中部大学) 熱中症の防止
そして、筋肉を伸び縮みさせるエネルギーは、すべてが運動のエネルギーになるのではなく、75パーセントは熱エネルギーになってしまう、ということを「からだの雑学事典」(佐伯誠一)で最近知ったところです。
ところで、熱中症はなぜ起こるのかについては、このブログでは正面切って取り上げていません。そこで、簡潔にではありますが、上記2点をおりまぜながら、この新聞で説明することとしました。
なお、夏ばてについては過去に記事にしていますので、その一部を新聞記事に取り込んだところです。用語の正しい使い方は、「夏ばて」は涼しくなってから生ずるもの、暑い盛りは「夏負け」で、原因も症状もまるで違います。昔の人は、それを心得ていたのですが、説明を聞かないことには理解できず、最近は読んで字のごとしと理解しやすいように、「夏負け」を「夏ばて」と言い、「夏ばて」を「秋ばて」と言うことが多くなった気がします。
しかし、「秋ばて」という言葉は、いかがなものか…。あまり使いたくないですねえ。
(参考記事)
何でも“夏バテ”にされては困りもの。暑気当たり=“夏負け”とは区別して対処しましょう。
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(裏面)瓦版のボヤキ
長梅雨・猛暑・早々の秋雨前線