薬屋のおやじのボヤキ

公的健康情報にはあまりにも嘘が多くて、それがためにストレスを抱え、ボヤキながら真の健康情報をつかみ取り、発信しています。

道徳批判 自己犠牲愛はダメ(三宅薬品・生涯現役新聞N0.243)

2015年04月25日 | 当店毎月発刊の三宅薬品:生涯現役新聞

当店(三宅薬品)発行の生涯現役新聞N0.243:2015年4月25日発行。
表題:
道徳批判 自己犠牲愛はダメ
副題:頑張り屋で自己犠牲愛の強い人は愛が空回りしちゃいますよ

(表面) ↓ 画面をクリック。読みにくければもう1回クリック。裏面も同様です。

(裏面)瓦版のボヤキ
2045年に来るであろう「技術的特異点」。そのとき人類はどうなるのでしょう?

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ピンピンコロリで逝きましょう!「ピンコロ音頭」の作曲者募集中

2015年04月21日 | よもやま話

 小生が敬愛する方(1931年生まれ)が、83歳になってもブログ発信なさっておられます。ブログタイトルは「お爺ちゃんの万華鏡」で、最初の投稿記事は次のとおり。

 元気で長寿をモチーフに83年の人生で得た事や、体験即を交えて発信してゆこうと思います。始めに 此の会則から発信します。「ピンコロ食 普及会」…

 さて、そのブログの最新記事で表題の歌を作詞され、“何方か曲をつけてくれる方居りませんか。”と呼びかけておられます。

 小生に作曲能力は全然なく、どなたか経験のある方、よろしくお願いします。

 ところで、ピンピンコロリとは、何でしょうか。
 小生のブログの過去記事で書いていますのでご覧ください。
 TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)とPPK(ピンピンコロリ)、無関係のようですが関連あり

 

 

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がんは転移するものではなく、仕掛けられた時限爆弾が時間差を置いて爆発するだけ

2015年04月04日 | 癌(がん・ガン)

がんは転移するものではなく、仕掛けられた時限爆弾が時間差を置いて爆発するだけ

 このブログの中でも、「がんは転移する」ことを前提に記事を書いてしまったことがありますが、このことについては常々疑問を感じていました。
 といいますのは、毎日、誰しも体のそこら中でがん細胞ができ、たいていは直ぐに“これは異常な細胞である”と免疫細胞が感知して破壊してしまうと言われているのですが、それが不完全にしか行われない場合には段々と腫瘍として塊が成長するのですから、その腫瘍は特定の臓器に限られたものではないでしょう。
 そして、がん体質といいますか、免疫細胞のがん破壊能力が落ちている場合には、あちこちで腫瘍ができ始めることでしょうが、それらが均等に生長するのはまれで、暴飲暴食であれば胃なり腸なりで真っ先に腫瘍が生長すると考えた方が素直な感じがします。
 さらには、胃でできたがん細胞は、胃という器官に特有の、消化機能を特化させた細胞の異常細胞ですから、それが剥がれ落ちて、例えば肺へ漂着して肺がんを作ろうとしても、そこは肺に特有の、呼吸機能を特化させた細胞群であり、これとは全く異質である胃の細胞を元にして腫瘍を作ることは不可能なのではないでしょうか。たとえ異常な細胞であったとしても、肺の一部を胃に変えるなんてことは神技すぎます。

 この疑問を解き明かしてくださったのが、このブログで最近何回か登場願っているい新谷弘実医師です。今回も氏の著「病気にならない生き方」から抜粋して、このことについて紹介することにします。
 なお、新谷氏は内視鏡外科の先駆者であり、たぶん世界一の臨床例(著書発刊時で日本人・米国人合計30万例)をお持ちで、胃がん、大腸がんを中心に豊富ながん治療経験をお持ちの方で、患者がどんな食事をしてきたか、その食歴をヒアリングし、それをがん治療後の食生活指導に生かされておられます。(以下、引用開始)

 異常な細胞が増殖して組織が塊になったものを「腫瘍」(しゅよう)といいます。さらに、腫瘍のなかでも、湿潤や転移をせず、成長に限界があるものを「良性腫瘍」といい、そうでないものを「悪性腫瘍」といいます。この悪性腫瘍を「ガン(癌)」と呼ぶのです。そして、最初に腫瘍ができた臓器や部位の名称を冠し、「大腸ガン」「肺ガン」「肝臓ガン」「乳ガン」というような病名がつけられます。
 ガンと診断されたとき、真っ先に心配するのは「転移」があるかどうかでしょう。転移があると、外科手術で病巣部をすべて取りきることがむずかしく、完治はむずかしいといわれているからです。
 転移というのは、最初にガンができたところとは別の場所に、ガンが現れることです。なぜガンが転移するかということについては、一般的にはリンパ腺や血管を通してガン細胞が他の臓器に運ばれ、そこで増殖するからだといわれています。でも私の考えは少し違います。私は、最初にどこか1か所にできたガン細胞が増殖する過程で他の臓器に飛び火するとは考えていません。
 通常、ガンが発見されるのは、小さくても直径1センチ程度の腫瘍に成長してからです。ガンの腫瘍は、1つのガン細胞が増殖してできたものです。わずか1センチの腫瘍でも、それを形成する細胞の数は何億にもおよびます。
 ですから、そこまで増殖するのに要する時間はけっして短いものではありません。ガンが生活習慣病である以上、どこかでガンができたということは、そのあいだに、腫瘍にまで成長していないガン細胞がすでに全身で生まれていると考えられます。目に見えないからといって、ガンがないと考えるのは危険です。
 日々の生活によって体内に蓄積された「毒」は、まるで時限爆弾のように全身の細胞に仕掛けられているのです。その無数にある爆弾のどれが最初に爆発するかは、その人の遺伝的要因や、生活環境などによって違います。食品添加物や農薬を使って育てたものばかり食べていた人は、解毒をつかさどる肝臓に仕掛けられた爆弾が最初に爆発するでしょう。食事時間が不規則で、お茶や胃薬をよく飲んでいた人は、胃の爆弾が破裂するかもしれません。でも同じような生活をしていても、遺伝的要素が違えば、爆弾の破裂する箇所は違うかもしれません。つまりガンは、どこか一部だけが侵される「局所病」ではなく、体全体が侵される「全身病」だということです。
 それが体のあちこちに「転移」したように見えるのは、全身に仕掛けられた爆弾が、時間差で次々と爆発していくからでしょう。
 そう考えると、現在の原発病巣をリンパ管や血管まで含めて広範囲に切除するという、一般的な手術方法が本当に正しいのかどうか、という疑問が生じます。
 ガンは、転移を見逃して原発病巣を切除してしまうと、転移部分のガンが急成長を始めるので危険だといわれます。しかしこれも、ガンが全身病だと考えれば、当然のことといえるでしょう。ただでさえ、生命エネルギーの低下している肉体から、リンパ腺や血管まで含む臓器を大幅に取り除いてしまったら、体の免疫機能がより急激に低下するのは当たり前だからです。
 ですから私は、大腸ガンの場合、リンパ腺への転移を防ぐため、または目に見えないガンのために高範囲にわたって腸間膜を切り取るということはしません。ガンを残すことよりもリンパ腺をなくすことによるダメージのほうが大きいと考えるからです。
 今の医学では、ガンは切除しないかぎり自然には治癒しないとされていますが、それは違います。人間の免疫力、自然治癒力というのは、本来はもっと強いものなのです。私の患者さんたちが、リンパ腺に少しガンが残っていても、その後の食事療法で再発もせず健康を保っているのが何よりの証拠です。
 新谷食事健康法に即した食事改善をすると、生命エネルギーそのものである「ミラクル・エンザイム(“原”酵素とでもいうべきもの=その存在は新谷氏の仮説)」が大量に補われます。そして同時にミラクル・エンザイムを消耗する生活習慣を改めていただくので、その効果は倍増します。こうしてミラクル・エンザイムの量が充分に回復するので、その人本来の免疫力が高まり、活性化した免疫細胞の働きによってガンを抑え込んでくれるのだと、私は考えています。…
 ガン患者の食歴を調べていくと、動物食(肉や魚、卵や牛乳など動物性の食物)をたくさんとっていたことがわかりました。しかも、早い年齢で発病している人ほど、早くから動物食(とくに肉、乳製品)を多く、そしてひんぱんにとっていたことがわかったのです。乳ガン、大腸ガン、前立腺ガン、肺ガンなど、発病したガンの種類はさまざまですが、この傾向だけは同じでした。
 そして、どんなガンを発病した人も例外なく腸相が悪かったです。そのため、私は体のどこかにガンができた人には、大腸ポリープや大腸ガンができている可能性が高いので、必ずコロノスコープ(大腸内視鏡)の検査を受けるよう、いいつづけてきました。
 …結果は予想どおりでした。なかでも女性なら乳ガン、男性なら前立腺ガンを発病した人の大腸に異常が発見される確率は、とても高いという臨床結果が出ています。…
…私は、抗ガン剤は猛毒以外の何ものでもないと思っているので、よほどのことがないかぎり使用しません。たとえば、大腸の外側のリンパ腺にガンが見つかったような場合でも、私は抗ガン剤は使いません。私の治療法は、まずガンに侵された部分を切除し、目に見えるガンが一応取り除けたら、あとはその患者さんがガンになった原因と思われるものを排除していきます。まずたばこやアルコールの習慣を断つことはもちろん、肉類、牛乳、乳製品も4、5年は完全にやめてもらいます。そして動物食を少量に抑えた新谷食事健康法を実践していただくとともに、こうしてガンが再発しないように体の免疫力を高めていくのが、私の治療法です。…
(以上、「新谷食事健康法でガンが再発しない理由」、「あなたはあなたが何を食べているかで決まる」の項ほかから抜粋)

 さて、新谷食事健康法とはどんなものか、以下、再び引用します。

 私が提唱している食事法では、基本的には、エンザイム(酵素)を多く含む食物をよい食物、エンザイムが少ない、またはなくなってしまっている食物を悪い食物と考えます。
 よい胃相・腸相の人たちに共通していたのは、エンザイムをたくさん含むフレッシュな食物を多くとっていたことでした。そしてこのことは、…腸内細菌が活発に働くような腸内環境をつくるのにも役立っていました。
 一方、胃相・腸相の悪い人たちに共通していたのは、エンザイムを消耗する生活習慣でした。お酒やたばこの常用、大食、食品添加物を含んだ食事、ストレスの多い生活習慣、医薬品の使用、これらはすべてエンザイムを消費する行為です。…
 このことからわかるのは、健康を維持するためには、体内のエンザイムを増やす食生活をするとともに、体内のエンザイムを消耗する生活習慣を改める必要があるということです。そしてこのことこそが、私が提唱する「新谷食事健康法」の根幹となっているものなのです。…
 そのためもっともよいのは、ミネラルをたくさん含んだ肥えた土地で、化学肥料や農薬を使わずに育てられたものを、収穫してすぐに食べるということになります。
 野菜でも果物でも肉でも魚でも、新鮮であれば新鮮であるほどエンザイムの量は多いと思って間違いありません。私たちが新鮮なものを食べたときに「おいしい」と感じるのは、エンザイムがいっぱい詰まっているからなのです。
 しかし人間は、他の動物と違って食材を調理して食べます。煮たり焼いたり、ときには油で揚げたりもします。エンザイムは熱に弱いので、調理すればするほど失われていくことになります。かといって、何もかも「生」で食べることもできません。
…食材の選び方、調理の仕方、そして食べ方というものがとても大切になってくるのです。
…健康によい食事を研究している人のなかには、人間も…(野生の動物のように)…すべて生の状態で食べるべきだという人もいます。
 でも私はそうは思いません。なぜなら、健康に生きるためには人が「幸福」であることがとても大切だからです。食事は人間にとってもっとも大きな喜びをもたらすものです。ムリしてまずいものを食べていたのでは健康にはなれないのです。 
 ですから新谷食事健康法では、自然に学びながらも、楽しみながらそれを続けることが何よりも大切だと考えています。
…新谷食事健康法を実践していただくと、約半年ほどでみごとなまでに胃相・腸相が改善され、ガスや便のいやな臭いも軽減されます。
 そのためのポイントは、…
・植物食と動物食のバランスは、85(~90)対(10~)15とすること
・全体としては、穀物(雑穀、豆類を含む)を50%、野菜や果物を35~40%、動物食は 10~15%とすること
・全体の50%を占める穀物は、精製していないものを選ぶこと
・動物食は、できるだけ人間よりも体温が低い動物である魚でとるようにすること
・食物はどれも精製していないフレッシュなものを、なるべく自然な形のままとるようにすること
・牛乳・乳製品はできるだけとらないこと(乳糖不耐性やアレルギー体質の人、牛乳・乳製品が嫌いな人は、いっさいとらないようにする)
・マーガリンや揚げ物は避けること
・よくかんで少食を心がけること
 自然の摂理と人間の体の仕組みを知って、これらのポイントを守れば、健康に良い食事を楽しみながら続けることはそれほどむずかしいことではありません。…
 …分厚いステーキやチーズやお酒も、たまになら食べても飲んでも大丈夫です。…大切なのは、楽しみながら、正しい食事を長く続けていくことです。
(以上、「とにかくエンザイムの多い食べ物を食べなさい」「まずいものを食べていては健康になれない」の項などから抜粋)

 新谷食事健康法はポイントが8項目あげられていますが、その詳細は省略します。なお、リンクが貼ってある箇所は別記事で解説していますので参照なさってください。
 ところで、「たまになら食べても飲んでも大丈夫です」とありますが、その頻度はといいますと、引用を割愛しましたが「ほかの95%が健康に留意した食事をしていれば」と表現されていることから推測するに20日に1回といった程度になるかと思われます。
 
次に、新谷氏は、がん患者に対して「毎日の生活に幸福感をもっていただけるよう精神面でのフォローもしていきます。」とおっしゃっておられますが、その重要性について、以下、引用します。

 「人はパンのみにて生きるのではない」というのはキリスト教の教えですが、これも自然の摂理の一つだったのだということを、私は多くの患者さんから教えてもらいました。
 病気の人が、何か目標を得たとき、奇跡的に病気が回復することが実際にあります。ガンでとても苦しんでいた人が、苦しんだあげくに、何かをきっかけに感謝の気持ちをもてるようになり、そこから病が回復していったという事例は世界中にたくさんあります。
 人間は誰しも無限の可能性を秘めています。その可能性が開かれたときには、体中のエンザイムが活性化し、そのエネルギーは死の淵からその人を連れ戻してくれることさえあるのです。
 逆に、どれほど体が健康であっても、毎日ネガティブなことを考え、毎日不幸だと思いながら一人寂しい人生を送っていたら、エンザイムはどんどん力を失っていきます。
 ですから私は、ガンを治すというのはじつはそれほどむずかしいことではないと思っているのです。その人が心から自分は治ると信じ、自分が誰かを心から愛していることを悟ることができたら、その人は病を克服することができるのではないかと思います。
 愛する孫が学校を卒業して、結婚して、子供をもつまで自分はどうしても生きていたいと心の底から強く思えば、その人はそこまで生きるのです。どれだけ強いモチベーションをもつことができるか、それによって無限の可能性が開くのです。
 病気を癒すというのは、単に悪いところを切り取ったり、薬を与えたりすることではありません。その人が心からハッピーになれるようなモチベーションをもたせてあげることです。
 ですから本当によい医者というのは、そういうモチベーションを患者に上手に与えることのできる医者なのだと思います。だから、私はそういう医者になりたいと思っているのです。(以上、「愛」は免疫力を活性化させる の項から抜粋)

 ここまで新谷弘実著「病気にならない生き方」から随分と多く引用をしてまいりましたが、ガンを患っておられる方、ガンが心配な方、ガンを予防したい方には必読の書です。2005年発刊と少々古い本ですが、中身は新鮮なまま保たれています。

(参考)
 別立てホームページに、がん対策全般についてまとめたページがあります。併せてご覧になってください。
  生涯現役をサポート:三宅薬品のHP 健康情報 がん

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