電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

鼻水の成分と役割は〜正しい鼻のかみ方を初めて知る

2023年01月18日 06時00分15秒 | 健康
ひどい鼻づまりで何日も眠れず悩んだ年末年始でしたが、1月も半ばを過ぎ、ようやく鼻呼吸ができるようになってきました。睡眠時間も4〜6時間は連続して眠れるようになり、運転時に意識が途切れるような危険からは脱することができたようです。そこであらためて感じたのは、らくに呼吸できることの価値と、もう一つ、これまで正しい鼻のかみ方を習ったことがない、ということでした。今はネットにさまざまな情報がありますので、「正しい鼻のかみ方」等で検索してみました。信頼できる情報としては、主として耳鼻科のお医者さんのページを参考にし、関連の知識にも興味津々です。

例えばこのページ。動画で説明してくれます。後半は医院の宣伝が入りますが、前半の「正しい鼻のかみ方」はとてもわかりやすいです。主な内容は次のとおり。

  1. 片方ずつ鼻をかむ  片方の小鼻を押さえて開いている方で鼻をかむ。
  2. ゆっくりかむ    口から大きく息を吸って、少しずつ息を出して鼻をかむ。
  3. 少しずつかむ    ゆっくり、少しずつ、優しくかむ。
  4. 最後までかみきる  途中で残さず最後までかむ。

一方で、悪いかみ方はこんなふうだそうで、心当たりがある(^o^;)>poripori

  • 両方の鼻を一緒にかむ  左右の鼻を一度にかむと、細菌やウイルスが含まれている鼻汁が鼻の奥に追い込まれ、副鼻腔炎(いわゆる蓄膿症)になることがある。
  • カまかせにかむ  鼻の中が傷ついて鼻血が出たり、耳が痛くなることがある。
  • 中途半端にかむ  鼻汁が残ると、その中で細菌やウイルスが増えてしまう。
  • 鼻をほる   鼻くそを無理に指やティッシュでかきだすと、粘膜を傷つけて鼻血をだしたり、傷から細菌が入って感染してしまうことがある。
  • 鼻をすする  鼻汁をすすると、細菌やウイルスが含まれている鼻汁が鼻の奥に入ってしまったり、耳にまで達して中耳炎の原因になることもある。


また、このページは「鼻水」の役割や成分などを説明したものです。24時間に鼻腔粘膜から分泌される鼻水は約1Lだそうで、うち7割が吸気時の加湿に使われ、30℃、湿度70%の空気となって肺に達するのだそうです。

鼻水の成分としては、水はもちろんですが、その他に高分子糖タンパク質のムチン、これは鼻汁の粘性を決めるものでしょう。分泌型IgA、これは外界と接する粘膜組織に特有の免疫抗体の一種で、体内ではIgGの次に多いはず。リゾチーム、これは細菌の細胞壁を分解する力のある酵素だな。ラクトフェリン、これはウィルスや細菌の感染を防ぐ糖タンパク質の一種で、要するに鼻水とは感染防御の力のあるネバネバした液体、ということ。誰だ、鼻水はキタナイなどと言ったのは!

今さらながらに、鼻水の役割、正しい鼻のかみ方の重要性を認識しました。今まで、悪いかみ方をときどきやらかしていました。鼻を悪くするのもある意味で当然なことだったのかもしれません(^o^;)>poripori

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