クーたんとココ君のお家

燕尾服を着た女の子クーたんと神戸から来たやんちゃ坊主ココ君の小さなドラマ。

三角おにぎり

2007-10-26 05:11:37 | Weblog
今日は昨日の続き、ココ編です。ココの顔は、どちらかと言うと三角です。家内が上手な、三角おにぎりを握ってもらう事にしました。
お米は米国・カルホルニァの農場で実ったササニシキにしましょうか。アメリカ産のお米も、味は宮城産のササニシキと変わらないと言われております。日本から種籾を持ち込み、アメリカの風土に合わせて、広大な農場で栽培されております。このササニシキを、昨日と同じように、釜で炊きましょう。出来る事なら、バーベキュー炉で薪を使って焚くと、より一層お米の味が引き立ちます。僕は小学校5年生の夏、課外活動で裏高尾にキャンプに行きました。ご飯は近くの農家の方が、釜戸で炊いて下さったのを戴きました。そのご飯の美味しかった事は、50年近く経った今も忘れません。
おにぎりの中には、神戸・垂水の漁港に上がった、明石海峡で獲れた、穴子を押し寿司に使う時と同じように焼き、少し甘い爪をたっぷり塗り、4~5cm角に切った物を入れましょう。穴子は、江戸前では羽田で獲れた物、関西では、明石海峡で獲れ、垂水か明石の魚の棚で売られている物が最高ですよね。神戸に帰ると、垂水の駅前のお寿司屋さんで、穴子の押し寿司を食べる事にしています。
それを赤穂の天塩で握ってもらいましょうか。この塩もほど良くにがりの味も入っている、昔の塩の味です。
おにぎりが出来たら、大阪小倉屋の手漉きの、おぼろ昆布で巻きましょう。酢の味が何ともいえません。おにぎりには、丹波の黒豆を左右に、下には、小さなうずら豆で、ココの目と鼻を付けると、ココ君三角おにぎりが完成です。
クータン丸おにぎりと、ココ君三角おにぎりが並んだ時、僕はどちらを先に食べるか迷います。