クーたんとココ君のお家

燕尾服を着た女の子クーたんと神戸から来たやんちゃ坊主ココ君の小さなドラマ。

お話し

2008-03-12 04:51:30 | Weblog
僕は子供の頃からペットと良く話をしていた。小学3年生の頃我家に来た、お嬢さんスピッツのポッ子とは、学校から帰ると、ポッコの居る前に座り込み、嫌な事、嬉しかった事を話した。ポッ子はうなずくようにして良く聞いてくれた。僕にとっては、真に妹だった。会社に勤め酔っぱらって帰って来ると、100m以上手前から騒ぎ出した。門を入り、抱き上げると、顔を舐めながら「お兄ちゃんそんなにお酒を飲んじゃダメよ」と言われたものである。
そのポッ子が天国に召されてから、30年後に僕はクーと出会った。可愛い女の子。クーとも良く話をする。先程もご飯を少し食べると、台所のクーたんの椅子に正座して「お父さん来てよ」と呼ばれた。僕が行くと、蝿帳の前に立ち上がり「ねえ、ここの美味しいの頂戴」と可愛い・甘い声でささやく。ついついクーのねだる物を茶碗に入れてしまった。クーは物をねだる時は、物凄く甘い声で喋る。反対に怒る時は、仁王様のような顔をし、威嚇しながら「シッアー」と言う。大好きな家族だって無関係だ。それをなだめようとして「クーたん良い子だよ」と頭を撫ぜると、余計に炎は高くなり、ガブリかパンチが飛んで来る。
ココは少し太い声で話をする。「ぼくと遊んでよ」と今もモニターの前で伏せて、言い続けている。こんな時は、あいている左手で、撫ぜたり、手に触れば、直ぐに乗って来る。しかし、度が過ぎると、ココも悪乗りになり、ガブリが来る。我が家のニャンコさんとは、何時も楽しい話をしているのだ。