クーたんとココ君のお家

燕尾服を着た女の子クーたんと神戸から来たやんちゃ坊主ココ君の小さなドラマ。

今日も今日とて

2008-03-22 05:02:12 | Weblog
我家は何時もと変わらぬ朝を迎えた。平和である。クーの食欲も普段と変わらず、背中の黒い毛は、艶々と電灯に照らされ、光っている。
やんちゃ息子のココは、お姉ちゃんが残していった、ご飯をお腹に処分し、茶碗も綺麗にした。居間と台所をうろうろし「何かニャイカなー」と玩具になりそうな物を探し回る。無ければ何時ものように、電話機の置いてある棚に飛び乗り、メモ用紙をチャチャイしたり、ボールペンを咥えて取ろうとする。取れなければ、ペン差しごと床に、ドズーンと落とす。隣の部屋で寝ているクーと家内が起き出して「何時だと思っているの。いい加減にして頂戴」と文句を言われないかと、僕はハラハラ・ドキドキである。4時半を回れば、腹っ減らしココ君は、ブログを書き始めた、モニターの前に座り込み「ミャー、ゴアーン」と叫び始める。僕が一服しに台所に行けば、ココも付いて来て、クーたんの椅子に座り「ゴアーン」を連発し「ご飯をくれなければ、また邪魔をするぞ」と言う顔をしている。今日も今日とて平和な我家の朝の景色である。
今日から8日間連続勤務。年度末に大量の機械移動が発生した。監督さん最後の仕事である。私物の整理など全く手付かずである。そして、同年輩の同僚S君の妻君が亡くなり、今日の夜通夜が営まれる。以前会社の球技会で、家族どおし弁当を広げた中であり、列席する事にした。若い方の訃報に接するのは、心が痛む。心から天国での魂の平安を祈る事にしよう。