クーたんとココ君のお家

燕尾服を着た女の子クーたんと神戸から来たやんちゃ坊主ココ君の小さなドラマ。

植物公園のネコ

2009-12-03 06:42:19 | ネコ
小春日和の昨日の午後、バスで10分程の都立神代植物公園に、夫婦で出掛けた。僕がこの公園に入ったのは、30年ぶり位だ。地元に住みながら、直ぐそばにあるから、何時でも来られると思っていて中々行かない。
深大寺門前の蕎麦屋で、蕎麦を食す。我家で昼食に食べている蕎麦より美味しい。深大寺は東京では2番目位の古刹であり、今は紅葉の見頃。その脇の急坂の小道を抜けて、植物公園・深大寺門から入園する。門の前は公園に続く森で、落ち葉の絨毯が敷かれていた。森を抜けるとバラ園に出たが、生憎と工事中で来年3月迄は立ち入りが出来ない。その奥には、大温室が建っていたが、僕は初めて入った。それだけ来ていないのだ。公園のほぼ中央には大芝生が。芝生の中に入る事が出来る。この大芝生は、植物公園として整備される前からあった。僕は小学2年生の春の遠足で来ている。平日の深大寺や植物公園は、ジジ・ババカップルが断然多い。我々もその1組。
正門近くの背の低い茂みで、若い女性がしゃがんで携帯を構えていた。良く見ると、まだ成ネコにならない位のネコさんが顔を出していた。暫らくするともう一匹も出て来た。兄弟のようである。毛色はココに良く似ている。痩せてはいないので、食事は必ず食べているようだ。その奥の池の渕にも茶トラのネコが、日向ぼっこをしていた。
公園の正門近くには、苗木を売る売店があり、レモンやみかん、金柑の苗が2千円前後で売られていた。来春、下の孫が歩くようになったら、巻き寿司とお稲荷さんのお弁当を持って、息子一家と散歩にこようと、家内と話しながら公園を出たのである。家内は途中のスーパーに寄ると言い、歩いて帰ったが、僕は無理をせずバスに乗った。