クーたんとココ君のお家

燕尾服を着た女の子クーたんと神戸から来たやんちゃ坊主ココ君の小さなドラマ。

信頼の絆

2009-12-30 06:18:10 | ネコ
ネコは警戒心が強い生き物で、危害を受けそうな人には、非常に警戒して近付かないし、1度でも怖い目をさせられた者が傍に来ると威嚇する。先日も書いたように、我家では息子とクーの関係がそれに当てはまる。
人の家で生まれた仔猫は、人を信頼し余り警戒しない。丁度3年前の今日、ココを引取った際、ビートさんに抱かれたココを抱っこした時も、ココは全く警戒しなかったし、生後7ヶ月のユッキーも初対面の僕の足にじゃれ付いていた。しかし、成長するにつれ、人間への警戒心を持つようになる。特に小さい子供が苦手である。小さい子供は、大きな声で奇声を発したり、その行動が読めないからだろう。我家では孫が来ると、2ニャンは彼らが手の届かない高い場所や、家具の間に避難する。ココが1番警戒する時は、電子レンジを置いてあるワゴンの下に隠れてしまう。ただ最近は慣れて孫達が来ても、冷蔵庫の上等で見物するようになった。
クーもココも僕と家内への信頼は絶対である。写真のように僕の手に、自分の手を掛けてマッタリとしたり、僕が座っているソファーの奥で寝ていたりと。抱いても撫ぜても怒らない。信頼の絆で結ばれているからである。
このブログを書く前に、「捨て猫むっちゃんと私」を拝見したら、里親トライアルに出した、ふみちゃんが戻ったと言う。このふみちゃんとチコちゃん姉妹(?)は、野良さんの子供。生まれた直後から、人間は恐ろしくて警戒するようにと、母ネコから刷り込まれていたと考える。その仔猫の心を人は家族は信頼出来ると、心を開かせるのは大変な努力が必要であろう。有名な猫ブログ「ちゃとらとはちわれ」のご夫妻も拾い上げた仔猫に、人は信頼出来ると心を開かせるのに大変な労力を使っている。里親として可愛い仔猫に名乗りを挙げるのは簡単だが、仔猫と信頼の絆を結ぶのは、時間も努力の必要な事を、むっちゃんブログを拝見して感じた次第である。ルコママ様ガンバレ。ふみちゃんとチコちゃんには、良い里親に恵まれますよ。焦らずにゆっくりと。里親に名乗った方も。