クーたんとココ君のお家

燕尾服を着た女の子クーたんと神戸から来たやんちゃ坊主ココ君の小さなドラマ。

ごめんネクーたん

2009-12-24 06:07:52 | ネコ
クーは我家に来て3ヶ月程経つと発情した。あのモァモァとした声を出し、お尻を家具等に擦り付け、雄を求める動作を繰り返した。何ともやり切れなく、避妊手術を受けさせる事を決意したのである。手術当日の朝僕はクーに心底謝った。「ごめんネクーたん。子供を産めなくなる事を許してね」と。その声は涙声になっていた。本当はクーの赤ちゃんを見たかった。しかし、そのあとの事を考えると無理がある。6年前当時のインターネットには、ブログは一般的でなく、僕もその存在を知らなかった。繊細な心を持つクーならどんな子育てをしたのであろうか。今でも無念の思いに駆られる。
今日はクリスマスイブ。クリスマスは、救い主イエス・キリストの御降誕を祝うお祭り。どんなに貧しくとも、新たな命の誕生は、家族にとって大いなる喜びである。今年我家は二人目の孫が生まれ、11ヶ月になると、伝え歩きをし、壁越しに聞こえて来る声も、大きくなって来ている。
ところが、ワン・ニャンの中には、生まれた事を喜ばれず、人の身勝手で捨てられたり、命を絶たれたりする子供が少なくない。これは罪である。刑法云々と言う前に、心が痛む罪である。是非クリスマスの夕食時の感謝の手を合わせる時に、このようなワン・ニャンが少なくなるようにと祈って戴ければ、その心はクリスマスの心であり、祈りなのである。

お詫び
昨日私のメールアドレスを間違えて打ち込みました。大変失礼致しました。
正しくは qootan@md.point.ne.jpです。jpをpjとなっておりました。