クーたんとココ君のお家

燕尾服を着た女の子クーたんと神戸から来たやんちゃ坊主ココ君の小さなドラマ。

ココの日課

2010-01-15 06:07:50 | ネコ
今日の写真とこれから書く話しは無関係である。
ネコはイヌと違って、人が感じられない程度の体臭しか持っていない。ところが、3年前引取った後で毎日一緒に寝てみると、体臭が強くて気になった。匂いの元をたどると、口臭である事が分かった。口を大きく開けさせてみると、奥歯の歯茎が熟した林檎のように、真っ赤であった。ほっておいたら歯が抜けてしまう。そこで歯磨きをするように決めた。ただ、この真っ赤な状態では、ブラシで磨くとココは痛がり、長続き出来ないと思われた。近くのドラッグストアーに行くと、数滴口の中にたらすだけで、歯磨きと同じ効果がある薬品を家内は見付けて購入した。夕食が終わり、寝室に連れて行く前にたらす。これだとココも嫌がらない。はっきりと憶えていないが、1ヶ月もしない内に、歯茎の赤みは消え、口臭も臭わなくなった。この口臭の原因は、拾われる前に引いた猫風邪だろう。人間でも発熱すると、口が臭くなるがネコも同じだろう。ましてや生後2週間のオチビの事、風邪は身体中に影響する。生後間もない仔猫や仔犬ならば、命さえ危うくなる。捨てた人間はそんな様子を見ていないし、知らないだろうが、惨いの一言である。
ココはこれ以来、毎日の日課として、夜寝る前には家内に抱かれて、この水歯磨きで口の中を綺麗にしているのである。これはココだけの特別な日課である。遊びたくて逃げ出しても、家内に御用にされてしまう。