クーたんとココ君のお家

燕尾服を着た女の子クーたんと神戸から来たやんちゃ坊主ココ君の小さなドラマ。

子犬のように

2007-10-11 05:14:07 | Weblog
今日掲載した写真は、今年の正月2日に撮影したものである。我が家に引き取って3日目で、クシュンもよくしていたし、目も結膜炎が治らず、左右の開きぐわいが違っていた。しかし元気であった。良く食べ、ミルクも良く飲み、寝ているよりも、家の中を探検し、遊んでいる時間の方が長い程であった。そして、抱っこされたりすれば、口にチュチュを良くしていた。今はチュチュの変わりに良くなめる。僕の顔や、腕をていねいになめる。僕が寝ている時には、布団から出ている腕や足首をなめた後で、ガブリが来る事もある。「なめて消毒してあるから大丈夫だょ」と。
今朝もクーとガラス戸越のかくれんぼをしていたが、ココはガラスをたたくと、部屋の中を駆け足で1周する。クーは一寸後ろに下がり、食卓の下に隠れるだけだ。1周して戻ったココは、クーの見ている前でゴロンゴロンと転がった。クーはポカンとして見ていた。ココは僕やクーの予想外の事を平気でやるニャンコである。それはクーに対する親愛の情なのだろう。最近直接追いかけられている時意外は、シャーッを出さなくなった。
ココはまもなく1歳になるが、良く遊び、良く駆け回るニャンコである。家内など“子犬みたい"と言うが、真にしかりである。体重はこの一月ほど3.7kgで変わっていない。赤ニャンの頃と変わらず、元気で良く駆け回るニャン子さんである。
ココ君、今日は暖かなお廊下で、一杯遊べるね。

珈琲とケーキ

2007-10-10 05:09:36 | Weblog
神戸には美味しい珈琲とケーキのお店が沢山ある。三宮や元町を散策すれば、洒落た喫茶店で、美味しい珈琲とケーキを戴きながら、街並みを眺め、ゆったりとした一時を過ごせる。来春神戸を訪れた時には、家内と二人でそんなお店に行ってみようと思っている。
珈琲は少々粗引きで苦味もある物を、アイリッシュに仕立てれば、極上品となる。ケーキは、ブラックチョコとクリームが、幾層にも段重ねれば、甘味を抑えたシックで上品な一品が出来上がる。これはアイリッシュ・コーヒーとは良く似合いそうだ。僕の目の前には、ケーキと珈琲が並んでいる。大変に美味しそうで、思わずよだれが出て来そうだ。
丸いケーキの上には、金色の目を二つとブラック・チョコレートをで三角の耳を二つ付けたい。そして美味しい珈琲と一緒に並べて、クリスマスと僕の還暦をお祝いしたいのだが。
我が家の珈琲は、元気一杯に部屋の中を走り回り、ウエイトレスのクーが手に持ったケーキ皿を落としそうになっている。我が家のココマークの珈琲も、クータンケーキも大変に美味である。

食べても良いわよ

2007-10-09 05:16:17 | Weblog
今朝のココは、洋間に入ると、食事中のクーに「おはようクーちゃん」と何時ものように挨拶をした。何時もならば、部屋中を駆け回って、おもちゃを探す所だが、お母さんの椅子に、ピョンと上がると、箱座りをし目を閉じて休んでいた。僕がニャンコさんブログを見ている間居眠りをしていた。しかし、台所にコーヒーを取りに行くと、足音を忍ばせて、後ろに付いて来たようだ。ガラス戸を開けると、一緒に入り、クーの茶碗の前に座った。窓から外を見ていたクーに「クーちゃんご飯食べても良い」と聞く。クーも振り返って「ココ君食べても良いわよ」と返事を返した。ココはクーの食べ残したカリカリを、一気に食べてしまった。クーは怒らない。ココは食べ終えると、食卓の下で休んでいた。
クーが食卓の上に登ると、ココは椅子に上がり「クーちゃん遊ぼうよ」と手を出すが、クーにはその気はなく、ココを威嚇する。ココは椅子の上で、お腹を上にひっくり返って「ねえクーちゃんぼくと遊んでよ」とまた手を出す。ココの手がクーの尻尾を触ろうとした時、クーはココの手をパチンとたたいた。ココの顔は「つまんないの」と言う顔であった。
クーは自分の部屋に戻りたいと言う顔であった。ココを抱き上げ、廊下に入れると、クーは「お父さんご飯一口頂戴」と足元に擦り寄った。クーの茶碗にカリカリを入れると、ココの匂いも気にせずに、2,3口食べて、部屋に戻った。クーが戻ると、洋間に入ったココは何時ものように、お遊びモードにギアーを切り替えて、楽しいおイタを始めたのである。

秋の香りが

2007-10-08 11:56:12 | Weblog
今日は体育の日で休日だ。残念な事に、曇り空になってしまった。先程外に出てみると、街には金木犀の甘い香りが漂っていた。これは秋の香りだ。東京の街も秋が日に日に深まって行く。野良ニャン達にとっても、雨さえ降らなければ、とっても快適な季節だろう。昨年の今日の僕のブログには、クーが廊下で日向ぼっこをしている写真が載せてあった。ニャンコさんは日向ぼっこが大好きだ。オチビの頃から、外の空気を知っているクーは外に出たがる。
ココは外に出たがらない。リングちゃんに助けられる前に、外で怖い目にあったのかもしれない。内弁慶坊やである。でもその方が良い。部屋の中でも充分遊べるし、おイタの材料だって一杯ある。先程まで写真のように、ソファーで静かにしていたが、僕がブログを書き始めると、俄然元気になり、棚から綿のひもを持ち出し、僕に「お父さん遊んでよ」と。ひもを部屋の中にある物干し竿に結ぶと、立ち上がって楽しそうにじゃれていた。
今日はこれから、嫁の実家に、生まれたお世継ぎの赤ちゃんのお祝いを、夫婦で持って行く。ついでに、携帯でニャンコさんの写真も撮ろうと思っている。白黒ニャンコのクルミちゃんがいれば良いのだが。

授かった命

2007-10-07 13:30:32 | Weblog
我が家のニャンズ、クーとココは神様から授かったのだ。今の世の中、命があまりにも粗末にされすぎている。全く嘆かわしく、悲しい事である。10月4日付の、たれまよさんのお書きになっている、ゆがふ に、テレビ番組を紹介しながら、動物愛護センターに、ワン・ニャンを持ち込む人の意見が紹介させているが、読み進む内に憤りを覚え、昨日は仕事中もこの事が頭から離れなかった。簡単にその人々の意見を紹介すれば、年老いて病気になったから、夏休みの旅行と生後2ヶ月の子猫を飼い続ける事を選択させた母親。
何という人々なのだ。先年天に召された親友は、獣医師で東京都職員であった。彼は、世田谷・千歳台の東京都動物愛護センターに勤務していた事もある。数年前のクラス会の折り「俺達は心を殺して仕事をしている。可愛い子犬や子猫が沢山いるぞ。飼いたくなったら、俺に連絡してくれ」とみんなに語った。
猫の事を全く知らないぼく達夫婦の前に、神様はニャンコの何とも愛らしい姿を見せて下さった。ぼく一目で虜になった。家内も同じだった。ココ(珈琲)の里親募集の写真を見た時も同じであった。何回も何回も書くが、クーもココも捨てられた命である。従兄弟のÅ宅に居る7ニャンズも、我が家のニャンズと同じ境遇であった。今は幸せに暮らしている。
クーもココも神様から授かった命である。孫と同列だ。僕は昨年12月にみなさんに、ココを我が子として養育し、生涯命を見守る事を誓約した。その気持ちは今も変わらない。4年たったクーも可愛いし、ココも可愛いやんちゃ坊主である。生涯クーとココは我が子として、命を見守り続けて行く決意である。



午前3時

2007-10-06 05:09:20 | Weblog
僕と我が家のニャンコ、クーとココは早起きだ。9時頃布団に入るので、3時頃に目覚めてしまう。僕が目覚めのあくびをすると、隣で寝ているココも大きく口を開けてあくびをし、手足を思いっ切り延ばす。(本来は伸が正しいのだが、ココを見ていると“延ばす”と書きたくなる。)僕もココもエンジンスタート。始めはゆっくりとアイドル。一寸の間ココには部屋で一人遊びをしてもらう。洋間に入り、玄関の仕切り戸を開くと、クーが静々と台所へ入る。猫体操で身体をほぐした後は、「ごはーん」と一言。彼女が食べている間は、僕のタバコタイムだ。白い煙がポヨポヨと上がり、キュッーと換気扇に吸い込まれて行く。クーは煮干のトッピングを僕にねだり、美味しそうにカリカリも一皿食べてしまう。ココに比べれば、食べ方もいたって静かである。ココは、ガツ・モグモグと音をたてながら食べ、床にこぼれても平気だ。遊び終わった後で、それを拾って食べる。
クーが食べ終える頃、ココのエンジンは全開となり「ぼくもお部屋に行きたい」と要求する。襖を開けると、ココ君ロケットは発射され、洋間に飛んで来る。クーと朝の挨拶をし、部屋の中を1周して、おもちゃになりそうな物を探す。何もなければ、駆けっこの練習を始める。途中でクーが見ている。台所のガラス戸を、ポッンとたたき挨拶も忘れない。走った後は、お母さんの椅子に上がって、毛繕いを始めるが、途中でニャンコさんブログを見ているぼくの腕にじれつく事も良くある。
今朝は毛繕いを早々に切り上げ、モニターの前に立ちはだかり、悪戯を始めている。
朝はココと遊ぶ大切な一時である。ココは庭を静かに見ている。

美容体操

2007-10-05 05:08:46 | Weblog
おはようございます。クーちゃんです。今朝は雨が降っていて、少し寒いので、お母さんのベットの隣で、寝る事にしますワ。ココは元気に洋間で、お父さんと遊んでいますよ。そうでした、今日は寝る前に、昨日の事をお話しするように、お父さんから頼まれていたんです。
昨日の朝の事です。お父さんはブログを書き終わって、私の居る台所に来て、タバコを吸い始めました。「タバコ少し多いんじゃないの」って注意したんですけれど、全く無視されたんです。少し腹が立ちました。娘のが正しい事を言っているんですから、「減らすようにするよ。クータン」位の返事しても良いと思うんですけどネ。台所の中を良く見たら、洗面所のガラス戸が開いていました。“チャンス”です。私は入って、お母さんの鏡台の上に飛び上がりました。静かに上がったつもりが、鏡台の上に置いてあるビンがぶつかり、大きな音がしました。お父さんに見付かってしまいました。おもちゃになる物を、探していると、お父さんが来て、抱かれてしまいました。私は頭に来て「シャッー」と言いながら、怖い顔をしましたが、効き目はありません。ニャンコパンチを出そうにも、手を押さえられているので、出せません。逆に頭を撫ぜられてしまいました。洋間で放してもらいました。
今朝ココ君に「クーちゃんのシャッー怖いでしょう」と聞いたんです。「別に怖くないよ。慣れちゃったよ」ですって。「マー」。
洋間でココ君が遊んでいた、マタタビの粉の容器をお父さんは拾い、粉を調理台の下のマットに付けました。「クーお出で」と呼ばれて行くと、ニャンとも感とも良い匂いです。私はその上に転がり、手や足を伸ばしたり、曲げたり、ゴロン・ゴロンしました。それを見ていたお父さんは「クータン美容体操していますね」ですって。でも気持ち良いですよ。これは私達ニャンコしか分からないようですが。
今日はこれから、お日様も出るようです。私は出窓で、ココ君はお廊下で、日向ぼっこをする事にします。ご免下さい。

ぼくのストレス解消法

2007-10-04 05:03:33 | Weblog
おはようココだよ。元気だよ。今ぼくはお父さんと一緒に、広いお部屋で遊んでるよ。クーちゃんは何時ものように、冷蔵庫の上でお休みしてるよ。さっきぼくが、お台所に入ったけど怒らなかったんだ。ただね、お薬の置いてある棚に飛び乗ったら、お父さんったら、おっかない顔して、ぼくは抱っこされて、広いお部屋に強制連行されたんだ。お薬の入った袋を転がすの面白いんだけどニャン。ぼくのお部屋と広いお部屋を駆け回ったよ。これがぼくのストレス解消法だよ。クーちゃんも駆けっこすれば、スッキリすると思うんだけどニャン。
テーブルの上に登ったら、あったよマタタビの粉が入ったビンがあったよ。テーブルからキックして転がしたんだ。これはお父さんにも怒られなかったニャン。お父さんは拾って、おばあちゃんが作ったスツールの上に、粉を付けてくれたんだ。ぼくは直ぐに上がって、ゴロンゴロンしたよ。ただね、気を付けないと、床にゴロンと落ちるけどね。さっき落ちちゃった。ドスンと音がしたら、お父さん直ぐに見に来てくれたから「ぼくニャンコだよ。こんなの平気だよ」って言ったんだ。
お父さんお仕事のお写真印刷してたから、ぼくもお手伝いしようと上がったら「おじゃま虫、見えないからどけ」だって。つまんないの。
今日はお日様隠れちゃうらしいけど、ぼくはお廊下でトンネル作ったり、羽・羽持って来て遊ぼうかニャー。
神戸のお母さん元気してる。ブログか新しくならないって、お父さんもお母さんも心配しているよ。

子猫が結ぶ縁

2007-10-03 05:25:25 | Weblog
神戸と東京その距離は約600kmもある。僕が学生の頃、父の実家に帰省する時は、昼間の特別急行に乗っても、7時間位かかった。朝つつじヶ丘の家を出て、神戸・垂水の実家に着くのは夕方になっていた。旅が好きな僕にとっては、わくわくして、楽しい時間であった。今は新幹線のぞみに乗れば、家を出てから神戸に着く迄、当時に比べれば半分の3時間半となったが、仕事で大阪に出張する時は、心身共仕事モードで苦痛となった。去年の暮れ、新幹線の旅をわくわくしながら楽しんだ。ココを迎えに行く旅であった。こんな事は久しぶりだった。
去年の11月、にゃんぽち君のブログの下に、子猫の里親募集を見付け開くと、何とも可愛い子猫の写真が載っていた。「来て欲しい。家に来てくれないかと」と祈った。家内にも見せ、名乗りを挙げた。募集規定には、近畿圏に住む人とあり、だめ・もとの気持ちだった。ところが、神様は、テケトさんや、ビートさんの心を動かされ、僕の望みは適えられたのだ。そして、ビートさんご一家とは、親戚のようにひたしくお付き合いをさせて頂く事となった。手の平に乗る位の、子猫が結んでくれたご縁である。ビートさんとリングちゃんは、春と夏のお休みに来て下さり、ココと遊んで頂いた。来春は、永年勤続のご褒美の旅行が出来る。神戸に泊まり、ビートさんのお宅のニャンズとも再会し、ととらちゃんのお店をお尋ねし、ニャンコさんの展覧会も、幾つか見ようと、心待ちにしている。

だぁ~い好き お母さんのお膝

2007-10-02 05:13:59 | Weblog
クーがだぁ~い好きニャのは、お母さんのお膝だ。但し季節限定。今頃から4月半場迄である。暑い間は汗で湿った膝には、滅多に登らない。
クーを家に入れた最初の晩の事だ。僕達が食事を終えて、ソファーで休んでいると、クーがチョコチョコと歩いて来た。「ミャー」。家内は「クーちゃんいらっしゃい」と言って抱き上げて膝に乗せた。オチビのクーは心から安心し、目をつぶり丸くなった。自分の住む家が見つかり安堵したのだろう。それ以来クーが心底安らげる場所は、お母さんのお膝になったのである。
家内の座る椅子の下には、エァコンの温かな風が下りて来る。一昨日のような寒い日には、クーのお気に入りの場所となる。昼頃僕が帰宅すると、玄関で出迎えてくれたクーは、一緒に居間に入り、温風が出ているのを見つけた。早速お母さんの椅子に上がり、嬉しそうに、お腹を天井に向けて、ゴロゴロと。昼食後は、家内の側に来て「ミャー」と言う。この声はオチビの頃と変わらない。家内が膝をたたくと、飛び乗った。昨日も書いたように、丸くなり目を閉じていた。あまりにも愛らしい姿ゆえ、カメラを向けると、ものすごく怖い顔で睨まれてしまった。
これから寒くなると、クーは僕達の夕食後、側にやって来て「お母さん、お膝に乗っても良い?」と聞く。膝に乗ると「クーちゃんお母さん大好き」と喉を鳴らしながら、下りて来る温風で、充分に温まってから、自分のベットに入って眠るのである。
この場所はココも大好きで、朝はココも椅子の上に登り、休んだり、僕のブログを書く手にじゃれ付くのである。