クーたんとココ君のお家

燕尾服を着た女の子クーたんと神戸から来たやんちゃ坊主ココ君の小さなドラマ。

電子レンジ

2009-12-21 05:55:41 | ネコ
昨日も一寸書いたが、17年余使った我家の電子レンジがついに寿命となってしまった。クーと住むようになってから、レンジ本来の使い方以外に、ニャンズの手頃な踏み台と言う使命も出て来た。冷蔵庫から飛び降りる時のフーィルドとなり、凄い衝撃を受ける。特にクーとココがバトルをしている時には、立て続けに、4.4㎏と5.1㎏のものが、1m弱の高さから振って来る。どれ程のGが加わるのか。20年持つはずの物が、3年程度短くなっても仕方が無いだろう。
昨日は高校駅伝を見終わった後、夫婦で市役所近くの家電量販店に出掛けて、新しい物を買って来た。電子レンジも無い時は、さほど不便を感じなかったが、1度使ってしまうと、調理器具として必需品となってしまう。ボーナス後の日曜日、駐車場は入場待ちで、店内も買い物客が普段より多かった。
家に帰り梱包を開けると、クーとココが早速興味津々で覗きに来、ココは箱の上に乗ったまま動かない。包みを移動するため持ち上げても、踏ん張って乗ったままであった。新しいレンジをセットすると、2ニャンは交互に乗って座り心地を確かめていたのである。これじゃあこのレンジも、本来以外に使われる事になってしまうが、ネコと暮らす以上仕方のない事かニャー。

待っていたクーちゃん

2009-12-20 06:51:16 | ネコ
今朝も寒い。夜中に手洗いに起き、2度寝をしたら、何時もより1時間も遅い6時に目覚めた。腹っ減らしココも僕の足元で寝ていて、起さずに静かにしていた。居間に入り、玄関への扉を開けると、マットの上ではクーちゃんが体を丸めて待っていた。思わず「クーたんごめんね」と。お腹が空き、じっと待っていたのだろう。目覚めの珈琲を入れる前に、ニャンズの朝ご飯を用意した。だが、全部食べたのはココで、クーは数口食べると、家の中をパトロール。丁度起きて来た家内の足元に擦り寄り「撫ぜてよ」と。撫ぜられてまた数口食べた。オチビの頃からのダラ食いお嬢様。残したままだとココが盗み食いをしてしまう。直ぐに蝿帳に仕舞う。
ご飯を食べ終わったココは、クーを巻き込んで運動会を始めた。
そんな時、台所の家内が「電子レンジが動かない」と。珈琲を温められぬと。この電子レンジは我家に来てから17、8年。最近はニャンズが飛び乗り、余計な負荷も掛かる。良く持ったと思う。昼前に家電量販店に出掛けて買う事にしよう。頑丈な物を。

下手っぴココ

2009-12-19 05:10:56 | ネコ
昨夜から胃痛と吐き気に襲われて眠りも浅く、今朝は4時半頃布団を出た。居間に行くと兎に角寒い。室温は辛うじて12度台であった。インターネットの天気予報で、我が街と隣の街の最低気温の予想を見ると、何れも氷点下である。日の出過ぎにも0度にしかならない。勿体無いが温風器をONにする。痛めている膝も痛い。胃も膝も寒さの影響だろう。キーボードを打つ指も冷たい。目の前に座っているココのお腹に指を入れて、感覚を戻す。ココの毛の中は温かく、直ぐに感覚が戻る。クーにそんな事をしたら、絶対に怒って逃げられるだろうが、ココは全く平気で、数回舐めてくれた。
前置きだけで270字も書いてしまった。本題に入ろう。クーもココも電話機の前の狭い場所が大好きで、毎日必ず登る。時にはこの狭い場所でバトルをする事も。クーは電話機のボタンを押さずに登って正座をするが、ココはソファーの肘付きから飛び乗ると、勢い余って必ずといって良い程ボタンを押す。そして座ろうとしてまた押す。時には電話が掛かりそうになる。本を読んだり、昼寝をしている時には、甚だ煩い。一々立ち上がってリセットボタンを押さねばならぬ。本人はそんな煩わしい事は気にしていない。それを短い時間で繰り返す。ココに向って「下手っぴココ」と言っても、ネコの耳に念仏。今日も何回立ち上がるのだろうか。今日のように寒い日は、立ち上がる都度膝がギクリと痛むのである。

最初はクー

2009-12-18 06:21:32 | Weblog
最初はクー(グーにあらず)。何回も同じ事を書いて恐縮であるが、玄関の前で一番最初にクーを抱き上げた時、何て小さく、何て可愛いんだろうと思った。と書いている午前5時40分頃、やや大きくて長い地震があった。クーもココも一瞬きょとんとして座っていた。特にクーは居間の本箱の上で、マッタリと休んで居たが、体を持ち上げ、正座をして揺れの様子を見ていた。
本題に戻ろう。抱き上げた時クーは全く嫌がらなかった。その夜から夫婦は取り合うようにして、クーを抱き、遊ばせた。大きな僕の片手にスッポリと納まる程のチビさん。息子も含め家族で「クーちゃん可愛いよ」と言いながら撫ぜた。ココは成長しても、家族に懐き、愛した。返事も出来る子に。「クーたん行って来ます。良い子でネ」と言って出勤し、僕が帰宅すると、車庫に面した窓から「ミャー。お帰んなさい」と言った後玄関に回り、僕を出迎えた。
そんなクーで僕達はすっかりネコに魅せられてしまった。そんな時ブログで耳が大きいチビニャンの珈琲を見てしまい、東京と神戸の距離を無視して名乗りを挙げた。ココは最初に見た写真と変わらず、可愛いニャンに育ち、我が一家のやんちゃ息子となった。2ニャン共病気もせず、元気に暮らすのは神様に感謝である。僕のネコへの気持ちは、最初はクーで見事に変えられたのである。

眩しいクー

2009-12-17 06:22:16 | ネコ
冬の光が眩しく入る出窓に行くと、お嬢様のクーが喉を鳴らしながら甘えて来た。クーはココが見ている場所では、滅多に甘えない。姉としての威厳を保っている。
カメラを向けると、ストラップにじゃれ付き、僕の手を甘噛みして、本当に嬉しい表情を見せてくれる。そんな時は思いっ切り撫ぜたり遊ぶのである。お腹を擦っても怒らない。真にお子ちゃま返りである。
クーたんもココたんも我が子であり、これからも2ニャンの事を書き続けて行きたい。

私が主役よ (第1300話)

2009-12-16 06:34:55 | ネコ
我ブログもこの投稿で第1300話となった。3年8ヶ月も続けた。最初は可愛いクーの様子と自分の心の移りを記録して残す事が目的であった。クーが僕の前に現れた時、ホームページを作ることも考えたが、パソコン素人には少々無理がある。そんな時、インターネット上で、日記風に手軽に出来る道具(ツール)としてブログを見付け飛び付いた。最初の名前はクータンのお家。ブログの主役はお嬢様ネコのクーたん。人に見て頂く事よりも、自分の日記として書いている。だが、昨日のように、午前中gooが保守点検にも係らず、150名余の方に読んで頂けるのは嬉しい。他の方のブログに比べて漢字が多い。最近の新聞・雑誌は僕が学生の頃に比べて漢字が大変少ない。漢字は表意文字であり、一目で意味が分かる。それを僕は活用したい。僕自身はっきりと意味が出来ないカタカナ語も、それでしか表現出来ない場合以外、書かないようにしている。
さて、本題に入ろう。今朝の未明、夜食を食べ終えたクーとココは、突如お遊びモードに突入し、運動会を始めてしまった。ホームページやブログを楽しんでいる僕の目の前を全力で走り抜けたり、大きな音を発てて冷蔵庫から飛び降りたりと。ココだけでなく、クーも運動会モードに入った。息を切らしたクーが本棚の上で休むと、ココはその下のテレビの横からクーを見上げる。クーの顔は「私が主役よ。まだココ君には負けないから」と言う顔で、悔しそうにしているココを見ていたのである。欠伸の連発となった僕は、クーを抱いて家内のベッドに置き、ココを寝室につれて行こうとするが「ぼくまだ遊ぶ。こっちだよ~」と逃げ回り、おもちゃを咥えて一人遊びをしていたのだ。

=お知らせ=
この拙いブログをご覧戴いているみな様に、Eメール年賀状兼クリスマスカードを元旦に差し上げます。但し、エクセルで作成したので、エクセルを見られる方に限らせて戴きます。ご希望の方は下記のアドレスに“年賀状希望”と書かれ、メールアドレスも書いてお送り下さい。
Eメールアドレス。qootan@md.point.ne.jpです。アドレスは半角で入力して下さい。

?マーク

2009-12-15 05:36:33 | ネコ
?は正式には、クエッスチョンマーク、疑問符と呼ばれている。編集・構成者は耳や耳垂れと呼び、一般にはカギマークと言われることが多い。明治期算用数字と共に、?や!(感嘆符)も我が国に渡来して、新聞、書籍に使われるようになったと思われる。
この?を持つのが我家のココである。カギ尻尾ダ。ココが尻尾を垂直に立てて歩く姿を後ろから見ると、?マークが左右に揺れ、先端より一寸下の棒の部分が曲がり、真に?マークが進んでいるように見える。僕の目の前で寝転んでいる時、尻尾の曲がった部分の穴に、ペンや指を差し込んでも、それをギュつと握るようにする。ココは幼い頃から尻尾を握られても怒らないネコである。大体多くの動物は尻尾を触られるのを極端に嫌がり、それをされると攻撃をされたと思うようだ。それだけ神聖な器官と言えよう。しかしココは握られても、少々引っ張られても、全く気にしないし、時々振り向いて「ネェ何してんの。ぼくは構わないけど」と言う顔である。
今日も我家の?マークは飛び跳ねて楽しく遊ぶ事だろう。

垂直飛び

2009-12-14 05:55:57 | ネコ
毎日見慣れてしまって、当たり前のようになっているが、改めて良く見るとネコの運動能力は驚きである。特に垂直飛びである。食事の後クーもココも交代で流しの洗い桶で水を飲むが、調理台は床から1m程の高さがある。掛け声1発飛び上がり、5、6㎝の細い渕をスタスタと歩き、流しの渕で身を屈めて、洗い桶の水を美味しそうに飲んでいる。帰りは、クーは調理台を伝ってガス台横のネコ椅子に行く事が多いが、ココは調理台の途中で床に飛び降りる。
寒い季節、ニャンズは日中陽射しが入ると、温室状態になった廊下のベッドで昼寝を楽しむ。その場所も天井に近い所で、少々不安定な足場から、2段3段と飛び上がり、ベッドに入る。
ネコが高い所を好むのは、犬や狼に襲われないからだろう。高い所なら敵が来ないので安心していられる。今の我家で彼らの強敵は、孫達である。孫の姿が見えると、冷蔵庫やパソコンテーブルの最上段に非難する。ココなら孫も手が届かない。
そんな彼らでもたまに失敗する。今年の夏クーはココとバトルをしていて、カーテンレールに上がったが、床に下りられなくなり「クーちゃん下りられない」とSOSを出したり、ココは水を飲んだ帰り、僕がくしゃみをすると、流しに片足を落としてしまった。
本能とは言え、ネコの運動能力には感服している。

イヤダよー 仔犬の叫び

2009-12-13 05:56:12 | Weblog
今年も後2週間余りとなった。再来週の週末には、故郷でお正月を迎える人々で、高速道路も新幹線も人が溢れる事だろう。この季節になると僕はあの仔犬の叫びを思い出す。
3年前の12月30日、僕達夫婦はココを迎えに、神戸のビートさんのお宅に出掛けた。その1週間前、新幹線の指定席を買うため駅に出掛けたが、丁度良い時間は全て満席で、広島行きのぞみの新大阪迄のグリーン車の喫煙席をかろうじて確保出来た。朝8時東京駅は大勢の人で溢れ、グリーン車も満席。僕達が席に付いて間も無く、若いカップルがこの車輌に入って来た。女性は手にケージを提げていた。「仔犬か猫と一緒に帰省だろう。でもこんな煙たい所は可哀想だなー」と僕は思いながらも煙草をくゆらしていた。発車して暫らくすると仔犬の泣き声が聞こえて来た。振り向くと先程の若いカップルは、テーブルにケージを置き、2人揃って煙草を吸っていた。この煙がケージの中に入り、仔犬は煙くて「嫌だよー。煙草を吸わないでよ」と僕には聞こえた。家内と2人でなければ僕はカップルの席に行き、文句を言った事だろう。その後も京都で下車する迄この2人は、仔犬の叫びを無視して煙草を吸い続けた。あの時のチビワンちゃんは元気にしているだろうか。
ココを引取った帰りの新幹線では禁煙車に席を取り、煙草は隣の喫煙車で吸ったのである。東海道・山陽新幹線は、煙草を吸う者にとっては有り難く、一部の車輌では喫煙が出来、新型のN700型には喫煙室が作られている。今年もワン・ニャンや小さなお子さんと一緒に帰省される方も多いと思うが、愛煙家としてのマナーを持って欲しいと願うものだ。
今日の写真はココを引取った折、ビートさんのお宅で始めて家内が抱いたココである。片手サイズで900グラム程しかなかった。

雨の日の午後は

2009-12-12 05:54:58 | ネコ
昨日は終日雨が降り続き、気温が上がらず、温風器も付けたままであった。ガス代が掛かるが、寒さには逆らえぬ。
家内と2人の昼食は熱々の味噌ラーメン。それに七味と摩り下ろしニンニクを入れて食べた。食べ終われば体の芯迄ポッカポカ。その頃クーとココは温かな風が来るお気に入りの場所に陣取って熟睡中。一寸垂れたクーの尻尾に触っても、椅子で猫丸になっているココの頭を撫ぜても、起きる気配は全くなし。ニャンズにつられて夫婦もお昼寝となった。天下泰平の我家。
夕食を食べたココは、何時ものようにお遊びモードにスイッチが切り替わり、おもちゃで一人遊びをし、僕が風呂から出ると、台所のカラス戸を開けさせ、脱衣場の洗濯機の上に座り、石鹸の臭いのする僕の手を舐めていた。風呂上りの冷たいほうじ茶を飲みながら新聞を読んでいると、台所から家内が手招き。見れば、電子レンジの上で2ニャンが揃って座っていた。家内の話では、脱衣場から出たココは、居間にいたクーに「クーちゃん遊んでよ」と追いかけ始めたと言う。そしてレンジの上に登ったクーに追い付き、ココもレンジに上がったようだ。1回は「シッァー」と怒ったクーだが、ココが近寄るのを許したと言う。
他にも最近クーがココが近寄るのを許す事を目にする。昨日は午前中も、パソコンテーブルの上下に座って、互いに外を見ていた。ココが悪戯を仕掛けなければ、クーも側に座るのを許すようになったらしい。