雑感日記

思ったこと、感じたことを、想い出を交えて書きたいと思います。

阪神大震災から4年

2009-01-18 04:12:15 | 発想$感想
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あの阪神大震災から、14年の月日が流れた。
兵庫県各市が震災の影響を大きく受けたのだが、六甲山脈の裏手に当たる三木は殆ど被害がなかったと言っていい。

だが、当日の朝の揺れは流石に大きくて、何か爆発でもあったのではと思ったほどであった。
その朝の記憶は非常に鮮明である。
それだけ凄かったのだと思う。

阪神間は瓦礫になってしまったのに、14年経った今は、見事に復興したかに見える。
然し今朝の朝日の特集は、『自治体財政、危険水準に』と見出しで報じている。
昨年9月、総務省がはじめて発表した新財政指標の「将来負担比率」では兵庫県は地道府県のワースト1になったとか。
そこにこの不況での税収の減少が追い討ちをかけて、その財政は危険水準にあるというのである。

どんな比率でどんなことになるのかよく解らぬが、
全国の市区の平均が86.1%に対して、被災した12市は三木市を除いて軒並み高い率である。
11位の明石市が94.2%で、1位の淡路市に至っては371%である。

これが具体的にどんなことを意味するのかよく解らない。

苦しいのは、間違いないと思うが、大体マスコミは煽り過ぎる。
行政も、企業も『大変だ、大変だ』と言い過ぎる。

今の水準が、高すぎるのである。
終戦の焼け野原になったときと比べたら大したことではない。
どうなるかと思った震災直後の1,2年と比べて、大丈夫頑張れると思う。

ホントに、あの頃、こんなに立派に復興すると誰が想像できたであろうか?
何か『大げさに言うのが好きである』
12市で一番軽いとされているわが三木市は、昨年まだ100年に1度の危機が言われぬ時期に『財政危機宣言』を発表した。

これで、危機宣言なら、淡路市はどう宣言すればいいのだろうか?
こんな大変な状況でも、知恵を絞って切り抜けるために、行政のプロは給料を貰っているのだと思う。

もっとネアカに、前を向いて進む態度が欲しい。
『大変だ。大変だ。』と行政は言わずに、
マスコミも、普通の人は読んでも、見ても理解できないような専門家の数字を並べて、危機を煽ったりせずにして欲しいものだと思う。

こう言うと、不謹慎だと言われるかも知れぬが、
『大丈夫である。』
首長は自信を持って引っ張るべきである。
その『自信のないリーダー』は直ちに降りて欲しいものである。

いつの時代にも『賢い人』は、『大変だ』を連呼するのが好きなのである。
出来ないときの言い訳を、『先に連呼』しているように思える。


コメント
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