雑感日記

思ったこと、感じたことを、想い出を交えて書きたいと思います。

徳島県のIT戦略

2011-12-10 06:28:30 | 発想$感想

★NHKの番組で、過疎地の徳島にIT企業がやってきた。

という報道が流れた。

 

この写真は、NHKの松山放送局

「IT企業 農村へ向かう」

~「ひかり王国」徳島の実験~

過疎に悩む徳島県の山村が、東京のIT企業から注目を集めている。神山町には企業向けのシステム開発を行うIT企業が、サテライトオフィスを開設した。実は意外にも徳島県の山間部は、全国の中でも際立ってインターネット環境が充実しており、それを求めてわざわざ都心から企業がやってくるのだ。なぜ四国の山間部に充実したネット網が整備されているのか、さらにIT企業の進出によって地域はどう変わるのか、その展望を探る。

 

 川で仕事をする、神山町に進出した東京のIT企業社員

 

★この番組そのものではないのだが、この報道の延長を夜の9時台の全国放送で、取り上げたものだと思う。

昨日のの番組では、確かに川でパソコンを開いている写真もあったが、

古民家をオフイスにしてそこにいっぱい社員が仕事をしている姿が報道されていた。

検索の仕方が悪いのか?  

2011年11月4日(金) 19:30~(再)5日(土)10:05~

に放送された、このサイトはは見つかったのだが、昨日の番組の古民家がIT企業の事務所になっている記事や写真はみつからなかった。

 

ネットの世界は、どこにいても同じだというのは、実感としてよく解る。

東京の高いオフイスで仕事をするのも、徳島でやるのも同じだし、光のネット網が徳島県には張り巡らされていて、都会のように混まないのでスピードが断然速いなどとも言っていた。

調べてみたら、多分この記事の会社だろうと思う。

 

 

徳島県神山町とはこんな立地である。その位置から見ても間違いなく過疎だろう。

 

 三株式会社のサテライトオフィス「神山ラボ」

三三株式会社は“名刺から新たな価値を引き出し、働き方に革新を起こす”という理念を体現するべく新しい働き方への様々な取り組みを行っています。

その1つとして徳島県神山町の古民家を再利用したサテライトオフィス“神山ラボ”を開設。2011年8月より正式運用を開始しました。

2010年10月にスタートしたトライアル期間以降、エンジニアをはじめマーケティング部、管理部の社員等延べ20名以上が「イン神山」し、新しい働き方として注目を集め、町おこしに貢献しています。

■ 神山とは
徳島県の徳島市から西へ30Kmほど山に入ったところにある、すだちと梅が特産の町。四方は山々に囲まれ、おいしい空気と水、そして温泉のある町です。
徳島県屈指のパワー&ヒーリングスポットといわれており、とにかく空気と水がおいしい。徳島市内からもそんなに遠くなく(車で40分位)田舎暮らしビギナーにはもってこいの場所です。

と紹介されている。

 

★上の記事は、この会社の情報発信だから、よく書かれているのは当然だが、

過密と過疎の現状は、ちょっと行き過ぎているし、このような取り組みは、一つの解決の方向であることは確かである。

更に、日本のIT化戦略としてはベースがあって、徳島県はそれを一つの方向として取り組んできた成果のようではある。

IT化は、もはや避けては通れない世界の方向である。

ならば、全ての行政はより積極的なIT化を進めるべきではなかろうか?

 

佐賀県武雄市のようなところもあるが、一般に役所も、企業もIT化に及び腰である。

未だにFacebook すら見ることのできないオフイスがいっぱいある。

解放したら、従業員が仕事を放り出してそちらの方に行ってしまうという性悪説からなのだろう。

従業員も信頼できないようなトップの下では、例え優秀な従業員でも実力発揮など出来ないだろうと思う。

川の中がオフイスと言うのは、ちと極端かも知れぬが、どこにいてもちゃんとした仕事が出来る世の中に変わりつつあるのは確かである。

 

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