雑感日記

思ったこと、感じたことを、想い出を交えて書きたいと思います。

仕組みを創るオモシロさ

2012-05-18 04:40:43 | 私の生き方、考え方&意見

★『あなたはどんな仕事をしていたのですか?』と仮に質問されたら、

幾つかの返事のパターンがあると思うが、

『私はずっと「仕組みづくり」をしてきました』というのも、一つの答えになるだろう。

現役時代、殆ど『仕組みを創りながら』物事に当たってきたのである。二輪事業自体が創成期で引き継ぐ『前例』があっても不完全だったからかも知れない。

そして、現役を離れた今も尚『仕組み造り』を趣味のようにやっている。

 

 仕組みを造るのは、非常に高度な仕事である。仕組みを造らずに放たらかしの形にして、創意工夫してやりなさいというのは酷である。損なやり方である。

システムとは手続き通りに仕事を進めてゆけば、意図した目的が実現できる仕組みでなければならない。現在のシステムは単なるデーターのアウトプット体系に過ぎない。

 

これは私の現役後半に出会った、服部吉伸さんの本の中の言葉である。いろんな本も読んだが、共感してこのように書き残してあるのは、服部さんの本の言葉だけである。

自分がやってきた仕事のやり方と合致していて100%共感を覚えたからである。

 

★然し、世の中でこのような発想に共感する人は、多分少数派だと思う。

大体、『仕組み』など創る機会にも巡りあわないであろうし、人生で仕組みを創った経験のある人は極々少ないはずである。

それなのに、『システム』とか『仕組み』という言葉は、企画書、計画書の類にはしょっちゅう登場するのである。

昨今、市役所の事業計画など見る機会もあるのだが、『戦略』と同じように言葉としてはしょっちゅうお目にかかるのだが、現実にはどこにも『仕組み』など存在いしないし、『戦略』だと思ってやっておられるのは全て『戦術』だと思って間違いない。

役所の最初に意図した『高度な目的』など、予算だけは使うが、何年経っても実現などしていないのである

 

世の中に、専門家や実務家は、沢山いるのだが、『戦略家や仕組みが造れる人』はそんなに『いない』と思った方が当たっている。

別に『戦略的に』考えられたり、『仕組みが創れたり』するのも、ある種の特技だと思うが、そんな人種なのである。

ちょっと変わっていて、日本人の中では、珍しいと言った方がいい。

 

何度も取り上げている『橋下徹』さんは、典型的な『戦略家』であり、『仕組み屋』なのである。

私自身が『そのタイプ』だから、橋下さんに好感を持っているのである。

専門的に、現実的な発想しかできない、仕組みなど創った経験のいない、戦略的に物事を発想できない、学者先生や評論家は、橋下さんが思っていることを理解できないのだと思う。

必ず出てくるのが『具体性に欠ける』とか、個別事象を例に挙げての反論しか出来ないのである。

 

★昨日のニュースの中にも『大阪都構想の記事』が出ていて、橋下さんと議論が噛み合わないのである。

大阪市などの行政は、何十年間仕組みなど一切変えずに、『前例主義で』やってきたので、『前例のないもの』は想像すらできないのではと思ってしまうのである。

 「大阪都構想」の制度設計をする・・・・会合があり、・・・・ 橋下市長も「府市が連携できている今の状態は、僕と松井知事との属人的な関係によるものだ

この状態を安定したものにするには制度を変えるべきだ」と述べ、・・・広域行政を一元化する必要性を強調した。・・・・・・・橋下市長は「できるところから進めていくのが現実の政治だ」として、大阪市の再編を先行させて都構想の実現を図るべきだとした。

・・・・・・「府市再編には問題がある。デメリットもしっかり説明すべきだ」と指摘。橋下市長は「府市併存の今の体制の方がはるかにデメリットが大きい」と切り返した。・・・・・

 

 ★ 私には非常によく解る納得できる説明である。具体的なものがないと物事を想定出来ないタイプの人には、多分何かよく解らないのだと思う。

この3年間、私自身は、NPO 法人The Good Times という従来の世の中に存在しなかったようなNPO法人立ち上げて来た.

ちょうど3年が経過し、いまから4年目を迎えることになる。

やっと理事さんたちに、何とか理解していただけるところまで来たのである。

 

● 収入は年会費1回限り、その他一切収入なし。

● 行政や、企業からの支援や寄付など一切アテにしない

● ネットの諸システムを組み合わせた、『トータルの仕組みそのもの』というSNSのようなNPO

● ネット利用がベース、紙も、電話も、実質事務所もない法人だから、月の経費は5000円ボッきり。

● 3年間の会費収入は700百万円以上の実績、

● お金が余ってしまうので、会員を集めてくれた団体会員さんに3年間で500万円以上を『活動助成費』として支援した。

● 目指す目標は『新しい公共』

● 現在、会員さん世界に7000人、今年は1万人を超えるのは確実。

 

こんな仕組みのNPO法人で、

目指す目標、『異種、異質、異地域をみんな繋いで楽しくいい時を過ごそう』 は自然に実現している。

 

 

 

今度の日曜日三木総合防災公園で

『笑って遊ぼう三木ランド』  基本的には東日本支援のチャリテイイベントなのである。

 

三木市の広報がこんなブログで広報を手伝ってくれている。

兵庫県からも、三木市からも後援を頂いている。

 

やっている主体は、NPO The Good Times の三木を主体にしたNPOの会員さんなのである。

多分、日本で初めてのイベントになるだろう。

これまでの企画や当日の旗振りは、『さるとるさん』 

三木市の一職員さん、もう一つの肩書は、NPO The Good Times のアシスタントなのである。

3年間で創り上げた『仕組みの勝利』なのである。

 

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5月20日の日曜日、お子様にお勧めのイベントはこちら。      

『笑って遊ぼうミキランド』入場料、駐車料無料。三木総合防災公園。

 

こんなツイッターでも流れている。

 

 

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