雑感日記

思ったこと、感じたことを、想い出を交えて書きたいと思います。

カワサキの単車事業の歩みといま

2012-09-26 06:10:56 | カワサキワールド

★昨日のツイッターにこんなのがあった。

 小林ゆき@yukky_rt

オートバイ、二輪なのになぜ「単車」 呼び名の由来は?  :日本経済新聞

 

小林ゆきさんが呟かれている。

同じ質問を若い時、会社の先輩の岡田原介さんにしたことがある。

『それは側車に対して単車なのだ』と明確に答えて頂いたのをよく覚えている。日経の記事には書かれていないが、免許が側車と一般の単車とは別れていたのだと思われる。

記事には『単車』は昔の人たちがよく使う、とも書かれている

確かに、私がカワサキの二輪部門に異動されたころ、昭和で言えば昭和37年(1962)ころその職場の名称は『単車営業』だったのである。

 

当時はまだまだ、沢山の二輪メーカーがあった時代だが、その職制の名称に『単車』と明示していたのはカワサキだけだったかも知れない。

当時の事業部名も『単車事業部』としてスタートしていたのである。

単車事業部という名称はその後長く続いた。 

後、事業部でジェットスキーやアメリカでの3輪や4輪のバギー車などを扱うようになって、『Consumer Pruduct』の頭文字から『CP事業本部』と称するようになるまで長く続いた懐かしい名前なのである。

 

★今日はZ1会のゴルフコンペが三木である。

そのメンバー達は『単車事業部』時代の仲間たちである。

 

今年はそのZ1発売40周年になる。 40年間世界で売れ続けた名車Z1は、間違いなく単車事業部時代に開発販売されたものである。

昨日は、そんな時代のZ1の開発、生産、販売などに関係した人たちが集まって、

Z1発売40周年を期に、『世界の名車 カワサキZ1開発の源流(仮題)』という本を出版すべく検討会が行われた。

当時のアメリカ市場の責任者であった浜脇洋二さんやZ1の開発責任者であった大槻幸雄さんを中心に10人ほどのメンバーが集まったのである。

私自身は当時は国内大阪の所長時代でZ1の開発やアメリカ市場とは関係はなかったのだが、

翌年Z2が国内で販売されたこと、

ごく最近、KAWASAKI Z1 FAN CLUB の立ち上げなどに深く関係していることもあって、参加させて頂いているのである。

 

 

 

 

9月8日、アメリカではZ1販売40周年を記念して、Reunion 日本流に言えばOB会のような催しが開かれたのである。

ここに出席した人たちなどが中心になって、カワサキの単車事業部の歴史を深く刻んだ名車Z1物語は三樹書房から来春発売される予定である。

Z1やカワサキのファン達は是非ご期待願いたいと思っている。

 

 

 

KAWASAKI Z1 FAN CLUB では、9月に『Good Times Plaza』と銘打ってこんな本拠を立ち上げた。

世界に向けてのNPO The Good Times の情報発信基地として展開する。

Kawasaki に限らず全ての分野を包含するが、やはりKawasakiに関することが多くなるのかも知れない。

 

既にいろんなものが集まりかけている。

出来る限り『末端からの情報』を集めたいと思っている。

Facebook などで、どんどん情報が流れるものだから、大手新聞社の目にも止まって、取材申し込みがあったりする。

 

メーカーなどのミュージアムなどとは完全に差別化された『オモシロイもの』にしたいと思っている。

『世界の名車 カワサキZ1開発の源流』という本の発売についても大いにその広報の役割を果たしたいと思っている。

 

Kawasaki .  Let the good times roll  !!

このKawasaki のコンセプトは単車事業部時代ちょうど40年ぐらい前にアメリカで生まれて、今もなお生きている。

Kawasakiに限らず、すべての分野で『グッドタイム』になることを夢見て、NPO The Good Times の活動は展開されている。

 

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コメント
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