雑感日記

思ったこと、感じたことを、想い出を交えて書きたいと思います。

カワサキワールド 雑感

2016-11-04 11:18:41 | カワサキワールド

★ Kawasaki 独特の『カワサキワールド』の世界を50年もかけて創り上げてきたのだが・・・

FacebooK にカワサキのOBで今は二輪業界の販売店を引っ張っている吉田純一さんが、今カワサキが展開しようとしている『新しいカワサキの販売網政策』について、こんな感想をアップされている。

 

   

   http://carview.yahoo.co.jp/news/market/20161103-10254560-carview/

 

 元々は、それこそ神戸の今回新装なった『カワサキワールド』の担当者の吉田高広さんがアップしたもので、今回のレセプションを見て「一夜限りか。」という単なる感想を述べているのだが、

吉田純一さんは、『ユーザーを無視した政策は間違いだ・・・・』と厳しく指摘しているのである。

私自身は、『カワサキの販売網』については 1973年の『特約店制度』発足の時点から直接関与しているので、それなりの関心を持ってみているのだが、今回の『新政策』には、『ユーザーへの視点』が全く抜け落ちてしまっているのが問題だと思っている。

『二輪のユーザー』やその周りにいる人たちが解っていないのでは? 

 

   

 

 これにコメントを寄せておられる方は、私も面識のある方たちが多いのだが、『カワサキ親派』の方ばかりなのである。

私も今でもカワサキの関係者とはいろいろと繋がっているので、末端のカワサキファンの方や販売店、さらにはカワサキモータースジャパンの人たちの本件に関するご意見も結構入ってくるのだが、『それらはみんな厳しい』ということを推進をされている方は解っておられるのであろうか?

ひょっとしたら『推進をされている中枢の方』も明確なご自身の意見を言えないような状況にあるのではないだろうか?

かってのカワサキの良さは、反対意見でもなんでも『思うことが自由に言えた』そんな雰囲気が『カワサキ独特のイメージ』に繋がったのだと思うが、何か今は違っているような気がしてならないのである。

 

★現在の消費者の消費行動が昔の店舗中心から全く変わってしまっている現在で、全国100店の店舗にわざわざ行かなければ「ものが買えない」そんな不便さを果たしてユーザーは喜ぶのだろうか?

オートバイ屋に限らず綺麗な店舗など、珍しくもない当たり前の現在、『綺麗な店で買ったから』ユーザーは喜ぶのだろうか?

私の周りにいるカワサキの大型のバイクのユーザーたちは、今の販売店に殆ど関心を示さないのを見てそれはなぜか?

それは『販売店から得られるものがない』と仰るのである。

この辺りはすべての販売店が一度よく『考えてみなくてはいけない』と思うのである。

 

1995年ごろ、もう20年も前の話だが、私がカワサキの国内販売網の再構築を目指してやりかけたのは『機能別ARK』という構想であった。 販売・部品・修理・レース・遊びその他いろいろ販売店に求められる機能はいろいろある。

その機能ごとに販売店はすべからくプロ=専門家であるべきだと思ったし、すべての機能は持っているがそのすべての機能でアマチュアのような販売店では、二輪のユーザーからは魅力がないのだと思う。

現在の二輪関係の色々なお店や、グループなどいろんな形があるのだが、プロとユーザーが認めるところは例え店舗などそんなに立派でなくてもどんどんユーザーは集まっているのである。

これだけネットの世界が発展して、ちょっとしたニュースが翌日にはこんな展開になるのである。

二輪の販売も『ネット販売』は十分考えられるし、『卸禁止=対面販売のみ』などという時代に即さない販売方法は、単なる販売元の上から目線の『自己満足』ではなかろうか?

今後、どのように進められるのかよく解らないが、

カワサキOBで、現在全国の販売店と関係のある吉田純一さんなどとは、ざっくばらんなご相談をされながら、進められることを切に願うものである。

カワサキのことをカワサキが好きな人たちから、このように云われているのを黙って見ているわけにもいかないのである。

 

 

 

 

  

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SPA 直入のこといろいろ

2016-11-04 07:09:24 | 発想$感想

★『カワサキの二輪事業と私』という自分史でSPA 直入のことを書いてきたが、ちょっと違った観点から、SPA 直入を眺めてみたい。

 昨日のブログでこんなリンクを貼ったが、そこをクリックされた方は少ないと思う。

SPA 直入と樋渡平雄さん』http://blog.goo.ne.jp/rfuruya1/e/4d89c51eeaf7864be64dce448948b2c0 

 

岩崎茂樹が造り樋渡平雄が育てた『SPA直入』と言ってもいいのである。

SPA直入が今でも順調に進んでいるのは、樋渡平雄さんの功績が大きいと思っている。彼がSPA直入に懸けた思いは、スタート以来ここにいた今の林 英治くんに引き継がれている。そんな樋渡さんも岩崎くんも先に逝ってしまったのである。

そこにはこんな風に書いている。

 

 こんなサーキットに仕上げていったのが、樋渡平雄さん と言っていい

彼がスタート以来、このサーキットに注いだ愛情は並大抵なものではない。彼と一緒に、直入で育った人も多い。

長いカワサキでの生活の中で、「一緒に仕事をした仲間」も多いのだが、私にとって「一緒に仕事をした最右翼」の一人に樋渡さんは上げたいのである

 毎年年賀状も、お便りも頂いていたのだが、つい最近 奥様から訃報の知らせを頂いたのである。彼は出身は佐賀なのに、引退してからも直入から離れずにずっと大分で過ごしたのである。若いころの営業時代、沖縄にいたころからのお付き合いである。営業時代と違って、樋渡さんにとっては直入は、天職であったような気がする

直入に来て、本当に生き返ったような樋渡さんを見たのである。

 

★そんな直入は、今 Facebook でも、I Love SPA直入倶楽部    https://www.facebook.com/groups/506183092728388/?fref=ts 

などもできていて、沢山の人たちに可愛がってもらっている。

 

     

 

  

★『SPA 直入』と深く関係のあったのは、一般ユーザーだけでなく、こんな有名人からも、故郷のように懐かしく思われているのである

 

  

 

SPA直入ができて、直入町も一変したといってもいい。

岩城滉一も、翡翠の庄のご主人首藤文彦さんも、、みんなスタートのころの仲間なのである。

1990年代、カワサキは7年間ほど岩城滉一さんと親しくお付き合いをした時期がある、二輪もJ/S も大好きだった岩城さんは、『直入』が大好きだったのである。幾度となく直入を訪れて泊まった旅館が翡翠の庄(かわせみ)だったのである。

直入町には私もホントによく通っていたのだが定宿にしていのが老舗の大丸旅館で首藤文彦さんはそこの次男坊なのである。SPA直入が建設中のころはまだ、翡翠の庄などはまだなくて、その頃首藤文彦さんが自らブルドーザーを運転して土地を開いていたのである。SPA直入が出来て、何年か後翡翠の庄はスタートして大丸旅館の女将さんから『あちらの方に泊まってやってほしい』と頼まれて泊まったそんな時代からのお付き合いなのである。

岩城滉一さんが直入に行った時の定宿で、いろんなことで仲もよかったのである。

 

★ そんな岩城滉一さんから突然電話があったのは、東北大震災のあった年の3月半ばのことだった。

東北の地震で青森で予定していたロケがダメになったので、『SPA直入』でロケをやりたいが頼んで頂けるか? と言う電話だったのである。

その『旅サラダ』が直入を舞台にABCテレビで放送されたのである。

http://blog.goo.ne.jp/rfuruya1/e/a3fc1753e222ab3429307cf1001a93df

 

 

     

 

岩城滉一 は約束通り、SPA直入のサーキットをKawasakiのバイクで走ってくれた。

 

★この番組、私にとっては最高のものとなった。

故岩崎茂樹君と二人で苦労して造り上げたサーキットが全国番組で画面に流れるのも、多分最初のことだろう。サーキットも、いろいろと画面に映ったし、Kawasaki も KAZE も画面に流れた。

それよりも、林くんが画面に登場してビックリしていたら、米村さんまで現れた。 それに当時のライバルのライダーの方も。みんな『しばらく』と言う挨拶も、交わす会話も、仲間そのもので、入れて欲しかったぐらいである。

 

そのあとが翡翠之庄、首藤文彦さんも髭を生やして現れた。岩城滉一 さんとも、こちらも旧知の中である。この画面には、懐かしい直入のまち、大丸旅館も、川の中の温泉も、さらには大丸旅館の大女将『ミドリさん』の写真なども出て、何か、私のために作ってくれた番組の様な気がして、特別の想いで見ていた30分であった。

 

 

★これはバイクには全然関係ない兵庫県赤穂の春田さんが、旅サラダを見てのブログである。

旅サラダのことなど書かれているので、そのままお借りしてご紹介する。春田さんNPO The Good Times の会員さんなのである。

 

あこうのお店・婦人服ハルタの店長日記

忠臣蔵のふるさと播州赤穂・息継ぎ井戸の前にあるお店で、神戸有名メーカーのお取り扱いしています。

今朝のテレビに俳優の岩城さんが出ていましたね。

今朝の旅サラダのテレビに俳優の岩城晃一さんが出ていましたね。



三木市のお友達であるNPO GOOD TIMES のrfuruyaさんのブログの中によく出てくるkawasakiの事、




SPA直入の事、




長湯温泉の翡翠の庄さんの事が



でるのではないかなと思い、ずっと見ていました。

あ~出た~ってカメラを持ち出し、必死で撮りました。



岩城さんのように、
若い頃からずっとバイクに乗っておられて、夢を追い続けるって事はとってもかっこいいですね。


私はバイクには乗らないのですが、、、
(ホンとは若いときに免許を取るつもりでいたのを周囲に反対されて(>_<)、、
今思えば強引にでも取っておけばよかった)
NPOグッドタイムのメンバーの多くがバイクに乗られる方で、
その方たちのいつもブログを見てはいいなぁ~って思ってる次第です。


rfuruyaさんからは、
『知り合いのお宿でとってもいい宿だから行ってごらんなさい』って
翡翠の庄さんにも行きたくて、ずっとHPは見てるのですが、
なかなかお休みが取れなくて、、まだ行けていません。














ほんとテレビで見ていてもとっても素敵なお宿みたいで、
3日間くらいのお休みがとれれば是非に行ってみたいと思います。


私もNPO GOOD TIMES に参加していますが、NPO GOOD TIMES の事は、
http://www.thegoodtimes.jp/
に詳しく書いていますので、興味のある方はご一緒しませんか?


 

 

★最後に、ご縁があって、今はカワサキの所有となっている『オートポリス』 http://www.autopolis.jp/ このオートポリスと SPA直入は同じ時期にその工事がスタートしたのである。

片やその工事費は500億円とも言われた本格的な4輪も走れるサーキットである。 3億円で造ったSPA 直入とはその規模などは比較の対象にはならないが、カワサキのSPA直入での運営ノウハウがあったから、川崎重工もそれを購入する気になったのだろう。

その購入金額は信じられないほど少額なのである。

今どのような運営になっているのか詳細は知らないが、このオートポリスの運営要綱を創り上げたのは、SPA直入スタート時点から密接に関係のあった渡部達也くんなのである。彼とはいろんなご縁があって、NPO The Good Times の副理事長としてずっと支えて貰ったのである。

こんなサーキット運営の『ノウハウ』や、それを愛すると宣言して集まってくれている二輪愛好家の人たちがいることは、カワサキにとってのだなと思っているのである。

こんなご縁で繋がっていく人たちに感謝して このシリーズを締めることにしたい。

 

 

★NPO  The Good Times のホ―ムページです

★三木 緑が丘 サンロードを愛する人のカイ!のホームページです

★燦々Sun Sun です。

★会員さんのブログです。更新されるとすぐ載ります。

★毎日発行される NPO The Good Times 新聞です。

★55万人フォロワーのいる公式ツイッターです。

 雑感日記のEnglish Version です。

 

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