雑感日記

思ったこと、感じたことを、想い出を交えて書きたいと思います。

日本 と アメリカの就活事情 雑感

2018-02-22 07:31:29 | 発想$感想

★ もうすぐ就職活動がが解禁になるようで、

 『東大生1800人が選ぶ就職注目企業ランキング』というこんなニュースが流れていた。

  

  

 

東大生が選ぶのと、一般の学生が選ぶ企業は違うのだろうか?

東大の優秀な学生は、中央官庁を選ぶのかと思っていたが、こんなアンケートには『お国』は入っていないのかな?

カタカナの会社が多いということは外資系で、実力主義かなと思うが、そういう会社を選ぶようになったのかな? このような外資系企業はアメリカと同じように、実力主義で給与もいいのかも知れない。

世の中も豊かになってきたが、学生、東大生は何を基準に企業を選ぶのだろう? 

伊藤忠・三菱地所・トヨタ・東京海上・三菱商事・電通など昔からの優良企業の名前があるのは当然か? このような企業を撰ぶ人は終身雇用の安定を望んでいるのかも知れない。安定感はあるのだろうが、オモシロさは多分そんなにないと思う。

この1800人の中に川崎重工業を選んだ人は? とりわけ、カワサキの二輪部門を希望した人は果たしているのだろうか?

 

 などと思ったりしたのだが、

 

★今年は、娘の方の孫二人が 日本とアメリカで大学を卒業することにもなるので、何となく関心もあるのである。

多分長男は日本企業に、次男はアメリカで何とかするのだろうと思っているのだが、『サッカーのプロ希望』などとも言ってるが、若し失敗しても以下の紹介にあるように本人のいろんな経験によって就職ができるようなので、『日本語もラテン語も英語も喋れる・料理が作れる・サッカーもできる』などなども幾らかプラスになるのだろう。多分次男の方は就職はせずに『自分で何かやりたいことををやる』のだろう。もうすっかりアメリカ人的に育っている。

有名大学を卒業したと言うだけでは、なかなか就職はムツカシイようなのである。

日本は卒業すると一斉に同じ時期に就職だが、孫が通っている UC Berkeley では卒業時期が12月と5月にあって、『単位が取れたら12月には卒業する』などと言っていた。

そんなことなので日本で言う『就活』もないようだし、ちょっと気になったのでネットで探していたら、『日本からの質問に答えている』アメリカにいる日本人の方のこんな意見が載っていたので、その概略を紹介してみる。 

 

● アメリカ在住のソフトウェアエンジニアです。

アメリカに来るのが夢なら、がんばって実現すべきです。私も最初は就労ビザでアメリカに来ましたが、今では永住権を取っています。日本に帰る気はサラサラありません。誰がどう考えても、日本よりアメリカの方が、給与、ワーク&ライフバランス、年齢による就職差別、住宅環境、生活費、生活の質、気候のどれをとっても上です。・・・・

日本でソフトウェアエンジニアとして転職ができるのは、せいぜい40歳まで。現実的には35歳を過ぎたらかなり厳しくなります。でもアメリカでは面接の際に年齢を聞くのは違法ですから、年齢差別はありません。でも逆に言うと、年をとっても常に勉強していないと、首を切られる可能性は常にあります。・・・あなたが優秀な人材であれば、就職のオファーなんて何社からも来ます。・・・

・・・・アメリカの大学の学費は高いですが、就職後の年収も高いので総合的に考えると得です。アメリカでは昨今は学費が高騰し、年間5万ドル(500万円)なんていうのも珍しくありません。・・・・
例えば日本の大卒初任給は月々20万円程度(年収300万円程度)ですが、アメリカでソフトウェアエンジニアの初任給は7万~10万ドルが相場です。経験を積めば、アマゾンやマイクロソフトのように20万ドル以上の年収を得ることも可能です。日本では部長以上になってもこれ以下の年収ですから、夢がなさすぎます。・・・・
卒業するまでに3000万円かかると書いている人もいますが、生活費もいれれば、4年間でそのくらいかかるとこともあります。コミュニティーカレッジなどに行けばかなり学費を抑えることはできます。

・・・・・・つまり能力があれば学歴は関係ないのです。実際、大手ほど学歴を気にしません。マイクロソフト、アマゾンなどは学歴不問です。ビルゲイツだって大学中退です。ではどうやって能力があることを証明するのか?転職の人は履歴書を見ればだいたい分かりますが、新卒の人は学歴で証明するしかないのです。

でもアメリカ企業は経験もあることを重視します。なので未経験の新卒は取りたがりません。そのためアメリカでは高校生や大学生が、夏休みになると企業でインターンとして働き始めます。そうやって実務経験を積んで就職に有利になるようにするのです。

インターン先の企業が気に入ってくれれば、卒業後にそのまま就職することも可能ですし、他の企業を探すこともできます。また途中で就職し、学費をその企業に払ってもらうという手もあります。アメリカの大手企業は、たいていが社員の学費を払ってくれます。

・・・・アメリカで就職したいのなら、アメリカの大学に行くのがお勧めです。ちなみにわたしは日本の大学に行きました。それと英語力です。アメリカでは英語ができないのは人間扱いされないと思った方がいいです。どんなに仕事ができても、英語がダメだったら、一緒に仕事がやりにくいので、オファーをもらえる可能性が下がります。

 

●もしも、日本の大学の文系専攻から退学、コミカレに進学して2.3年後に州立大学のコンピューターサイエンス専攻に編入と言う進路をへて、アメリカで就職ということを考えているのであれば、いくつかの具体的な問題があります。他の方も仰るように大卒の留学生がこちらで就職できるのは、比率も少いので、相当優れた業績、成績をレベルの高い大学でのこしていなければなりません。

たとえば、この州の州立大学のなかでは、UC BerkeleyのEE/CSの専攻がこの分野では一番市場価値があるのですが、こちらにコミカレから編入することは、至難の業です。というのは、この専攻は、新入から在学する優等生で入学枠がすでに埋まっていて、編入生に与えられる入学枠が他の専攻とはちがい希少だからです。・・・・・

残念ですが、4大卒の日本人留学生が現地就職できるのは10%以下で、大半が日本へ帰国していると思われます。

アメリカのIT系はインド人で埋め尽くされています。インドの人材派遣会社がH-1bに大量の人材の応募を行って、勤め先の米企業に来た4大卒のインド人技術者と話をする機会がありましたが、何回か抽選に外れたので、アジアの会社へ派遣され、経験を積みながら当選するのを待っていたらしいです。ようやくアメリカへ来れたと言っていました。
そもそもアメリカは新卒が最も就職しにくいんですよ。大半の求人広告には「〇〇の学位、1~2年の経験」という条件がついています。 また、編入して2年くらいの英語力では、ネイティブや公用語が英語のインド人に太刀打ちできません。

 

 

 アメリカでは学歴などではなくて『何ができるのか=その経験』がウリで、履歴書にいろいろ書けたら大丈夫なようである。昨秋、娘婿に聞いた時も同じことを言っていた。『今は履歴書にいろいろ書ける経験があるから大丈夫だ』と。

上記の学生さんが書いてるように『英語が解る』が基本のようだが、日本語が喋れるのもウリの一つになるのだろう。日本の大学を卒業してアメリカで就職は、ムツカシイのだろう。アメリカの企業に就職するのならアメリカの大学に入学することだと思う。

日本とアメリカでは、基本的な発想が全然違っているようで、要は実力さえあれば、日本よりはアメリカの方が断然オモシロいように思います。

 

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 雑感日記のEnglish Version です。

 

 

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