雑感日記

思ったこと、感じたことを、想い出を交えて書きたいと思います。

テレビを観てのの雑感

2011-01-27 05:36:34 | 発想$感想

★最近はテレビを長時間観ることが少なくなった。

テレビを見ている時間よりは圧倒的にパソコンに向かっている時間の方が長い。 

仮に観ることがあっても、パソコンに向かっていながら同時に「テレビを聞いている」そんな観方が多いのである。

 

★一昨日の晩から、テレビをちゃんと長時間、確りと観ていた。

一つは、サッカーのアジアカップ、日本―韓国戦である。

もう一つは、昨日の午後の、国会の代表質問である。

 

★スポーツの世界と政治、ではあるがどちらも国の単位である。

サッカーは素直に、みんなが協力一致して、日本という国を応援する。

日本に勝ってほしいと言う気持ちが前面に出る。チームも一丸になって、国のために?頑張るのである。

いい試合であった。気力もあったし、韓国も強かった。

結果はPK戦で韓国が意外と思うほどあっけなく勝負がついたが、3時間近くテレビを確りと観続けていた。

 

★昨日の午後の国会の代表質問、これもいつになくちゃんと観た。

自民党の谷垣さんも、小池百合子さんの質問もどちらも迫力があってよかった。

こんな鋭い質問に、菅さんはどう答えるのだろうと思うのだが、何となく上手く答えてしまうのである。

いつものことだが、質問する方は一生懸命だが、答える方は無難に短くなってしまう。

これは、自民党時代もそうであった。

 

これも、考えてみれば、日本をよくするための議論のはずだが、どうもサッカーの様に一致協力してというわけにはいかない。

『国のために』も勿論あるのだろうが、『政党のために』という観点の方が強いのかもしれない。

だから、今の自民党の目標は、『解散に追い込む』のが一番であって、今の体制で『お国のために』という超党派の考え方はない。

 

昨日の代表質問で、一番まともだったのは、民主党の城島光力氏の質問だった。

名前も聞いたこともないし、初めて知った人で、間違いなく菅さん擁護派ではあると思うが、質問の中で喋ったことを聞いていると民主党もいろいろやっているんだなとは思った。

だが、多分マスコミは取り上げないだろうし、政治的な話題ばかりが世間の目を捉えるのだろう。

テレビも新聞も、谷垣さんしか報道しない。小池さんすら出てこないのである。

 

★それこそ、たまたまだが、今朝ブログをチェックしていたら、NPO The Good Times の会員さんで、潮流発電なども応援してくれている民主党代議士の高橋昭一さんが、

昨日の国会の代表質問について、ブログで詳しく取り上げていて、なかなか面白い。是非ご一読を

高橋昭一さんは、息子と同じ小野高校、息子の1年下、娘の1年上である。子供と同じ年代だが、やはり確りされているのは当然なのだが、そんなこともあってNPOの会員さんでもある。

 

★これは、今の議院内閣制が続く限り、こうなってしまうのではと思ってしまう。

政治に詳しくはないが、今のシステムはあまり好きになれないし、そのことが中央の政治に無関心になってしまう原因にもなっている。

 

一度どこかの政党が政権に就くと、一国の総理大臣もその党の中でのたらい回しになってしまう。

1年ぐらいの短命内閣が多いので、リーダーらしくない人でも、順次総理大臣になったりするのである。

 

★地方の首長でも1期4年では短いと言う人がいぱいいるのだから、

一国の総理に1年で何かちゃんとやれと言うのも無理だなと思う。

だから日本の場合は、霞が関の官僚が、ちゃんとやっているので、政治家がぼんやりしていても、日本は世界第2位の経済大国にまで発展したのだと思う。

だが、今からの世界は、単に経済大国になればいいというような単純なものではなくなってきている。

それこそ政治家の理念やリーダーシップが求められる時代になりつつあるのではないだろうか?

 

官僚ができる管理システムだけの、護送船団方式だけでは、世界が日本を認めないのではなかろうか?

『世界に認められる国』になるためには、一国の総理の果たす役割は大きいと思う。

 

★だが、国民は地域の代議士しか選べない。

総理大臣は、どうしようもないのである。

菅さんがいいや悪いやと言うことはできても、誰かを選ぶことはできない。

こんなシステムを直すのは、不可能なのだろうか?

大阪の府と市の統合でも難しそうだから、大変だとは思うが、大阪はチャレンジしているのがいい。

 

久しぶりに、長時間テレビを観ての雑感である。

 

★今日の午後から、有馬温泉に行く。

NPO法人 The Good Times の新年会を1泊でやる。

理事さんも、一般の会員さんも来られるが10人ほどの小規模の懇親会である。

昨年は国会議員の高橋昭一さんが突如顔を見せられたが、今年は県会議員さんも市会議員候補者も、メンバーに入っている異種、異質の人たちが横一線に集まっているので、たまたまそんなことになってしまうのである。

設立当初、『ボランティア活動をするNPOではなくて、ボランタリー活動をするNPOはできないのか?』という課題にチャレンジして創ったNPOだから、『新しい公共』を今年の目標にするのも、議員さんや、官のひと、役所の人などがメンバーにいるのも、当然なのである。

発足以来1年半、設立に動いてからちょうど2年である。

 

若し挨拶をするとすれば、多分こんなことを、喋るであろう

 

 

 

 

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