雑感日記

思ったこと、感じたことを、想い出を交えて書きたいと思います。

元気に生きたい

2012-03-29 05:14:43 | 発想$感想

 

昨日は、

Facebook に沢山のお見舞いのコメント頂き、有難うございました

 

★人の人生いろいろである。

誰でもいつかは死を迎える。それを解った上でみんな1日、1日を生きている。

今年になって、母がインフルエンザに罹ったり、突如意識がおかしくなって、入院したりしたものだから、

『生きる』ということを何となく考えている昨今なのである。

 

お陰さまで、母も4,5日の入院で退院して元の特別老人養護ホームに戻ったのである。

もう102歳だから、ほかの方たちは『お元気ですね』と言って下さるのだが、

一緒にずっと生きてきた母を見ていると、今の生き方はホントに幸せなのかと思ったりするのである。

 

★2年前の夏8月まで、ちょうど100歳を迎えた歳までは、確かに元気であった。

『介護1級』だったし、自分でちゃんと歩けたのである。

その級では、幾ら100歳と言っても特養には入れなくて、1ヶ月のうち24日はショートステイで、家にいる1週間ほども食事も入浴も全部自分でやっていたのである。

 

かって、母が60代のころは、逆にご隠居さんで、食事など全て家内が造っていた据え膳だったのだが、いつのころからか、食べる好みも孫たちの食べる時間も違うのだから、

『自分でやってみたら』ということで70歳代からは、買い物もその他のことも全て自分でこなしてきて、その延長線上のまま100歳までは来たのである。

100歳の誕生日までは至極元気であった。

 

6月末の100歳の誕生日は妹たち4人が明石で祝ってくれてそこまで出かけていたのだが、

そのころから少し目が見えにくいなどと言いだして、8月のお盆に足が痛いというので、お盆で仕方がないので救急車で山陽病院で診てもらったのである。

いろんな検査があって、足ではなくて肺炎の疑いありと入院して以来、母は元気ではなくなってしまったのである。

『病院に入院した』ということが精神的にショックだったのか、ホントにおかしくなってしまって、一挙に『介護5』の判定が出るまで衰えてしまったのである。

 

ただそのことが運が良くて、特養に入所の資格も出来て、その年の暮れからお世話になるようになったのだが、昨年の春ごろにはまた歩けるほどにも回復したのである。

 

★ただ、ヨコから母を見ていると、100年間自分の力で生きてきたのに、人に世話して貰わぬとダメというのが、堪えられぬようだし、視力がだんだんと弱くなって見えにくいようなのである。

今の心境が、どうなのか聞いてやることも出来ないし、口では『早く死にたい』と言ったりもする。

人間生きているというのは、どんな状態がいいのか?

母を見ていると、自分でやれなくなったら、『生き甲斐』は無くなってしまったのではと思うのである。

 

かく言う自分が、既に79歳である。

お陰さまで夫婦とも間違いなく元気だが、

今後、どのように生きるべきかとは、何となく考えるのだが、逆に『直ぐ死ぬ』とも思ってもいないのである。

これはひょっとすると、90になっても95になっても、そう思っているかも知れない。

母の95歳ぐらいは、そう思っていたに違いない。本当に未だ元気だったのである。

 

★長生きするとかどうかは別にして、

『自分の思う通りに動けて』人の手を借りずに』自立できる生き方がしたいなと思っている。

これは願ってもそうなるかどうかは解らぬが、

人間いろいろあるが、最後は健康、元気であることが一番のような気がする。

 

医学学会でもようやく、『生かすだけの器具』についての議論が起こっているが、

『生かすだけの器具』など使わぬ方がいい。

少なくとも母にもつけようとは思わないし、私自身もそんな器具はお断りである。

『元気に生きる』ことが出来て初めて、人間『生きている』と言えるのではと思うのだが、

それはそんな環境にあって恵まれているから言えることかも知れない。

私が未だ高校生の頃、父は2年ほど寝たきりだった。

あの時の父に、今のような医療器具が若しあったら、『それも使わない』と言い切る自信はないのである。

 

いろいろと難しい問題ではある。

少しでも、生きているうちは、人に迷惑をかけぬように、自分の力で生きれるように、

今まで、受けたこともない胃カメラや大腸の検査をやっているのかも知れない。

 

★昨日まで、大腸の検査を始めて受けた。

予想に反して、ポリーブが三つもあって除去して貰った。

1週間後には胃カメラの検査をする。

これが若し大丈夫なら、血液検査は大丈夫だし、大体OKである。

 

大体、こんな検査を受けたり、ブログを書くきっかけを造ってくれたのは、母の入院である。

そういいう意味では、そんな巡り合わせで、運がよかったのかも知れない。

ちょっとしたことで、そんな気になるものである。

 

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