気楽にとり(鳥&撮り)歩き

近場で身近な野鳥たちを観察しながら撮影しています。

そろそろツツドリも

2020年08月30日 | カッコウの仲間

そろそろツツドリも見られる時期ですが
猛暑が続いているため探鳥はお休みです

昨年の秋に撮影したツツドリの幼鳥 未投稿のままでした
カッコウと同じく他の鳥の巣に「托卵」する夏鳥
本州ではセンダイムシクイの巣に卵を産むことが多いそうです










ツツドリ(筒鳥)Himalayan Cuckoo 全長約33㎝
カッコウ目カッコウ科カッコウ属


シーズン中に一度は見たい個性的な野鳥です。
例年通りなら秋まで出会うチャンスはあるので
探鳥しやすい気候になるまで焦らずに待ちたいです。
連日厳しい暑さが続きますが 皆様もお体を大切にお過ごしください。


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ツツドリ 渡りの前に

2019年10月22日 | カッコウの仲間

10月初旬 近郊の山でツツドリの幼鳥が見られました
食欲旺盛で 次々と大きな毛虫を捕食していました

カッコウと同じく他の鳥の巣に「托卵」する夏鳥
本州ではセンダイムシクイの巣に卵を産むことが多いそうです

13cmほどの小さなセンダイムシクイが 30㎝を超えるツツドリのヒナを育て上げるとは
にわかには信じがたい事です










じっとしていると 近くに飛んできてくれたツツドリ
撮影日の数日後に旅立ったようです


ツツドリ(筒鳥)Himalayan Cuckoo 全長約33㎝
カッコウ目カッコウ科カッコウ属


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カッコウの幼鳥? 

2018年10月31日 | カッコウの仲間
たびたび書きますが、カッコウ、ツツドリ、ホトトギスなど托卵する鳥の仲間は、
姿がどれもそっくりで、見分けるのが非常に難しいです。

観る角度によって、姿形や印象が違って見えることも、識別を難しくしているのでは?と
勝手に素人考えをめぐらせています。




虫を見つけました。


せっかく翼をひろげてくれたのに、枝被り~


小さな青虫でしたが、うれしそうに食べています。


じっと次の獲物を探します。


昇る朝陽を浴びて


逆光の中で

もう一度でいいから見ておきたくて、数日早朝に通いましたが会えず。
ふいに旅立ってしまったようです。


カッコウ(郭公)Common cuckoo 全長約35cm

後頭部の白斑。下尾筒の白さや細かい横斑などから、とりあえずカッコウ幼鳥ということで。
※未熟者の識別で違っている可能性もありますので、あしからずご了承ください。

それぞれ特徴ある鳴き声を聞かせてくれれば、すぐに違いがわかりますが、秋は鳴いてくれません。


▼ホトトギス成鳥?
https://blog.goo.ne.jp/romeo135bb/e/e16ca5863aaf86161bacd2a250646d95

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ホトトギス?トケンの成鳥 ・ 『ダーウィンが来た!』今夜の再放送情報

2018年10月15日 | カッコウの仲間
カッコウ、ツツドリ、ホトトギスなど托卵する鳥の仲間を「杜鵑(トケン)類」と呼ぶことがあります。
トケンは、杜鵑(ホトトギス)の音読みで、現在はカッコウ科と言われている鳥たちの古い呼び方だそうです。

トケンの仲間は、姿がどれもそっくりで、見分けるのが非常に難しいです。
カッコウカッコウ、トッキョキョカキョク=ホトトギス、ポポポポ=ツツドリ
春に特徴ある鳴き声を聞けばわかりますが、秋には鳴いてくれません。

いずれの種類にしろ、トケン類の成鳥を初めて近くから観察できました。
警戒心が薄い幼鳥は近くに来てくれることも多いですが、経験値を重ねた成鳥は用心深くなっています。






ホトトギスは、下尾筒には横斑がないか、斑があってもわずか、とのこと。
いくつかの特徴と合わせて、そこを識別の決め手にしました。どうでしょう?










下尾筒の黄白色、光彩や瞳孔の色はこんな感じです。


さかんに青虫をつかまて食べていました。



ホトトギス(不如帰、杜鵑) Lesser Cuckoo 全長約28cm 

「托卵」とは、自分では巣を作らず、他の種類の鳥の巣に卵を産んで育てさせるという習性です。
夏鳥として日本に渡ってくるホトトギスは、主にウグイスの巣に托卵するそうです。


昨夜のNHK『ダーウィンが来た!生きもの新伝説』はトケン類が主役でした。
「進化するだまし合い!鳥の托卵(たくらん)最前線」
http://cgi2.nhk.or.jp/darwin/articles/detail.cgi?p=p569
今日の夜、再放送があります。
10月16日(火)【15日深夜】 午前4時02分~4時30分


◆参考:山階鳥類研究所広報ブログ
http://yamashina.or.jp/blog/2015/09/migratory_cuckoos/

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カッコウ?ツツドリ? トケンの幼鳥2羽

2016年12月30日 | カッコウの仲間
2016年・強く印象に残った鳥たちシリーズ、本日はトケンの幼鳥2羽が登場です。

ホトトギスを漢字変換すると不如帰、時鳥、杜鵑と出てきます。
その中のひとつ『杜鵑』はトケンと読むので、ホトトギスの仲間をトケン類と呼ぶそうです。


いつも静かに座っていると近くに飛んできてくれました。


何度もストレッチ。こういう寛いだ姿を繰り返し見せてくれました。


カッコウなのかツツドリなのか?赤型なのでメスのようです。


女の子らしいしぐさと顔つきの可愛い子でした。


後頭部には白斑も見えますが・・・?


勝手に「トケンちゃん」と呼んで、会うたびに親しみを感じていました。





こちらはカッコウの幼鳥らしき一羽。


とても活発で、イモムシを何匹もつかまえて見せてくれました。


この子も静かに座っていると至近距離まで寄ってきてくれました。


何か話しかけられているような気がすることも度々でした。




普通のトケン類は、枝に隠れてなかなか撮らせてくれないようですが、
最初にこんな愛想の良い子達に出逢ってしまうと簡単に撮れると錯覚してしまいそうです。


何度も通って、顔なじみになった気分。すっかり情がうつってしまいました。



2羽とも無事に渡りを終えて、来年、立派な成鳥になって戻ってきてくれることを願っています。

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赤いあの子は大食漢

2016年10月28日 | カッコウの仲間
赤型のカッコウ?もしくはツツドリ?の幼鳥。
黒くて大きなイモムシを捕まえて枝に止まりました。


餌が豊富なこの林に10日以上滞在していたようです。


警戒心がほとんどなく、静かに座っているとすぐ近くまで飛んできてくれます。


それにしても大きなイモムシ。なんとか逃れようとくねくね動いていました。


グルグル首をまわしてイモムシを振り回します。
叩きつけるのではなく、遠心力で絶命させる作戦のようです。


やっとおとなしくなった♪ ニッコリ


食べる時は一飲みですが、さすがにちょっと喉につっかえ気味?^^;


あ~~♪おいしかった!


今度は毛虫を捕まえました。
渡りにそなえてたっぷり食べて体力をつけているのでしょう。


これくらいの毛虫はあっという間にペロッと一飲み。


直近の三度の探鳥では姿を見られませんでした。
おそらく渡りを再開して移動していったのでしょう。


後頭部に小さいけれど白斑があり、光彩は茶色っぽく、時々、暗い黄色にも見えて、
カッコウのようでもあり、前から見た模様はツツドリのようでもある・・・
バーダーさんの間でもどちらかはっきりしないね、と話していた赤型の幼鳥。
ツツドリやホトトギスなど、カッコウの仲間をトケン(杜鵑)というので
勝手に心の中で「トケンちゃん」と呼んでいました。
今ごろ、どのあたりを旅しているのか気になります。
無事に渡りを終えて、来シーズンは立派な成鳥になって戻ってきてくれることを願っています。

近くから撮らせてくれた写真がたくさんあるので、青い子ともども、またの機会に掲載したいと思っています。

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カッコウ、草上の昼食

2016年10月10日 | カッコウの仲間
カッコウの幼鳥、さらに近くの枝に飛び移ってきました。


草の上に着地。


なぜかこちらをじっと見つめて・・・


尾羽を上げて伏せ、のポーズ。


?なにをしているの??


うわぁ!でっかいイモムシ!黒い!


どや!!


すすす、すごいね~上手だね~、スズメガの幼虫かな~?(・・;)


わ~~!飛んだ!!
フレームアウトしてしまいました。もう少し引いて撮れば良かった?素人で面目ないです。


食べる時は、枝の間に隠れて。


「こんどは青虫獲ったで~」


「オバちゃんも食べ~、イモムシいっぱいおるで~」


「イモムシ、おいしいで~♪」


「いや、いいの、オバちゃん、いまお腹いっぱいだから・・・」
「ふ~ん?そうか?もうすぐお昼の時間やで~」
数十秒ほど、じっとこのポーズ。イモムシがお腹に落ち着くのを待っていたのでしょうか?


最後の一枚はキリッと決め顔で。

カッコウ(郭公)全長 約35cm

カッコウの草上の昼食、マネの名画「草上の昼食」にも劣らぬインパクトでした。

これほど近くから撮り放題の機会は、もう巡ってこないかもしれないのでたくさん撮りました。
いずれまた、カッコウ投稿するかもしれませんが、カッコウの幼鳥、ひとまずこれにて。

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カッコウとツツドリ、覚書き

2016年10月09日 | カッコウの仲間
昨日はカッコウの幼鳥をツツドリと間違えた記事でお騒がせしました。
今回は、判別の難しいカッコウとツツドリに関する覚書きを載せておきます。
上から4枚は、カッコウと識別した鳥の写真です。
ちょっと判別に悩みそうな画像を選んでみました。


『日本の野鳥 650』によると、
眼瞼輪は黄色で、虹彩も黄色であるため、他のカッコウ類の中でもより目が黄色く見える。
 ただし、虹彩がやや橙色みを帯びた個体もいる。…幼鳥は…虹彩は暗橙褐色。」



光彩が黄色いものはカッコウの可能性が大きいけれど、
幼鳥の中にはツツドリのように暗橙褐色の個体もいる、ということですね。
う~~~ん、紛らわしい^^;


それでも、前回にも投稿したこの幼鳥の光彩は黄色く見えます。
ソングバードさんのおかげで、間違いを訂正してカッコウと識別できました。
ソングバードさん、本当にありがとうございました。


2019年1月追記
トケン類幼鳥の後頭部の白斑については、
カッコウ以外の種でも見られる個体もいるので、この点だけを決め手にはできないと思います。
後頭部の白斑は、カッコウでは左右両側にふたつあるのが普通、と仰るプロカメラマンもいらっしゃいます。

腹部の横斑の太さと本数で見ると、
ホトトギスの横斑は、脛までで7本あることが多い。
ツツドリは9~11本、カッコウでは11~13本ほど。
(現実問題、素人目には、どこからが腹部なのか、喉や胸との境が判断できない姿勢も多々あります)

ハジロクロハラアジサシの時に学んだことですが、やはり野鳥の識別する際には、
ひとつの特徴のみに注目するのではなく、ほかの特徴も併せて判断する必要があるのでしょうね。

以上、野鳥観察ブログとして登録していることもあり、今後のためにもツツドリとカッコウについて覚書をまとめてみました。
今日も「気楽に鳥&撮り歩き」を見て頂いてありがとうございます。

撮り歩く時は気楽ですが、識別となると本当に難しくて頭を悩ませるばかりです・・・
毎回、みなさまのご助言をお待ちしております。どうぞよろしくお願いします。

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ツツドリではなくカッコウ!

2016年10月09日 | カッコウの仲間
梅の木にツツドリが止まっていました。
飛んで逃げてしまうのでは・・・とドキドキしながらシャッターを切りました。

※ソングバードさんからコメント欄で「カッコウの幼鳥では?」との示唆を頂きました。
≫光の具合で変化するので分かり難いのですが、光彩が黄色に見えます…
≫本来ツツドリの虹彩は淡い橙色(オレンジがかった黄色)
≫ただ、光の具合で黄色っぽく見える時もある…
≫腹の縞模様の具合はツツドリのように見えるのですが、
≫カッコウの幼鳥の後頭部には白斑がある…
   ・・・以上、ソングバードさんのコメントから抜粋させて頂きました。


今朝、さっそく撮影した画像を確認してみた所、ありました。
カッコウの幼鳥の特徴である後頭部の白斑の名残。小さな白斑ですが、何枚もの写真にくっきりと写っていました。
ツツドリではなくカッコウの若鳥のようです。
  
ソングバードさんいつもありがとうございます。
埼玉からの助け舟に何度救われたことか。感謝の言葉もありません。
今後ともどうぞよろしくお願いします。


タイトルと記事の一部を変更し、再投稿いたします。
ツツドリとムシクイに関しては次回の記事で改めて触れてみたいと思っています。

少しずつ近づきながら撮影しましたが、逃げも隠れもしません。


カッコウはマイペースで虫を探し続けています。
(この写真の後頭部にも白斑が写っていますね? てっきり光の加減かと思っていました(^^ゞ)


カメラを見つめ返してきます。
このカッコウは、あまり人間を怖がっていないようでした。

カッコウは、オオヨシキリ、ノビタキ、ホオジロ、モズ等の巣に托卵することが多いそうです。
東日本では、オナガへの托卵も確認されているとか。


お馴染みの野鳥たちを利用して子育てさせるカッコウ、恐るべし・・・。
育ての親となる鳥の大半は、全長がカッコウの半分くらいの小鳥です。
子どもの頃によく歌ったカッコウワルツののどかさとのギャップに、戸惑ってしまいます。


じっとカメラを見返してきます。
いま止まっているのは桜の木のようですね・


ツツドリカッコウ、なんだか不思議な目をしていますね。


この前日、別の場所で見つけたツツドリはカラスにモビングされて逃げ回るので、苦労したのにうまく撮影できませんでした。
その翌日、よく似た仲間の格好をこうして近くから楽々写すことができる・・・
つくづく野鳥の観察・撮影は運次第だなぁ、と感じます。


カッコウ(郭公) 全長約35cm
参考 ツツドリ(筒鳥)全長約33cm

さらに近くに飛んできて、大きなイモムシを捕食する場面なども撮れたので、また後日、掲載します。

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初ツツドリ、見つけた

2016年08月25日 | カッコウの仲間
いつもの公園で見慣れないシルエットの野鳥を見つけました。
「変わった形のキジバトだな?」と思いつつファインダーを覗くと、どうやらツツドリのようです。


カッコウの仲間はどれも色や形が似ていますが、光彩が橙色に見えたのでツツドリと判別しました。
枝の入り組んだ高い木の上に止まっていましたが、なんとか姿が見えるポイントを探し出せました。


警戒心が強いのか、さかんにあたりを見回しています。
(尾羽のあたりに白く細い線が入っているのは、どうやら左に見えるクモの糸のようです。)


初夏に山間部で「ポポ・ポポ・ポポ・・・」という独特の声を聞きましたが、姿は見えず。
秋の渡りの時季に、いつもの公園を中継地にしてくれたので運良く遭遇できました。
(ポポ・ポポ・ポポ・・・というオスの繁殖期の鳴き声が、筒を叩く音に似ていることからツツドリと呼ばれているそうですね。)


足場の良くない位置からの撮影でしたが、胸から腹部にかけての横縞模様も写せました。
なんとか正面から写せないものか・・・と回り込んだとたん、ツツドリに気づかれて飛び去ってしまいました。^^;


ツツドリ(筒鳥)

本州では、ツツドリはセンダイムシクイの巣に托卵することが多いそうです。
ツツドリの数日前に近くの公園で見つけたムシクイの小群は、センダイムシクイだったのかもしれません。
因縁の両者が同じ繁殖地で夏を過ごして移動してきたのでは・・・とあれこれ想像をめぐらせています。


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