気楽にとり(鳥&撮り)歩き

近場で身近な野鳥たちを観察しながら撮影しています。

初コマドリに感激

2019年04月30日 | 小型ツグミの仲間

コマドリを探しに、渓谷沿いのハイキングコースへ出かけました。

最初は薄暗く遠い場所にいたので、写真を撮れる条件ではありませんでした。
遠目にずっと小さな姿は見えていたので、じっと動かずひとりで観察していました。

そのうちだんだん近くに寄ってきて、ついには足場のすぐ下の沢まで。
生まれて初めてのコマドリを至近距離から見られて、感動で胸が高鳴りました。
せっかく近くに来てくれたのに、感激のあまり、写真は手振れピンボケを連発でした。










コマドリ(駒鳥)Japanese robin 全長約14cm
スズメ目ツグミ科コマドリ属


繁殖のため日本や千島・樺太などに飛来する夏鳥。冬は中国南部で越冬するそうです。
日本三鳴鳥の一つコマドリ。
「ヒンカラカラカラ」と馬のいななきのようなさえずりをすることから「駒鳥」と和名がつけられたそうです。

◆コマドリのさえずり (バードリサーチ鳴き声図鑑)
https://db3.bird-research.jp/saezuri/birdsong/detail/75

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ハッカチョウ 今年も来ました!

2019年04月29日 | ハッカチョウ

今年も我が家の近所にハッカチョウのペアがやってきました。
三年連続で同じ建造物で営巣しています。
ハッカチョウのにぎやかな鳴き声が 早朝から聞えてきます。






こちらは川べりで見た別のカップル




ふたたび我が家の近所のハッカチョウ




ハッカチョウ(八哥鳥)全長約26㎝


ハッカチョウは、江戸時代前期から飼い鳥として輸入された記録が残っているそうです。
現在、本州各地で生息しているハッカチョウは、
元は飼い鳥だったものが、野生化したと考えられているようです。
「外来種」ですが環境に順応して、兵庫県南部で定着しつつあります。

◆ハッカチョウの鳴き声(バードリサーチ鳴き声図鑑)
https://db3.bird-research.jp/saezuri/birdsong/detail/651


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新緑にオオルリ

2019年04月27日 | ヒタキの仲間 2018~

渡り途中のオオルリたちが近くの都市公園に姿を見せました。
モミジの若葉が萌える中、瑠璃色の羽が映えていました。

オオルリのメスは、オスに比べて、ひっそり隠れるように枝の奥に止まることが多いです。
この日は、ほんの数秒、頭上の枝に止まってくれました。
艶のある栗色の羽、メスのオオルリをこんなに近くから観たのは初めてでした。













オオルリ(大瑠璃)Blue-and-White Flycatcher 全長約16㎝

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クロツラヘラサギ 飛来!

2019年04月26日 | トキの仲間

近場の池に一羽のクロツラヘラサギがやってきました。
しゃもじのような特殊な形のクチバシが目をひきます。

へら(篦)の形に似ていることから日本ではヘラサギ、
英名ではSpoonbill(スプーンのようなくちばし)と呼ばれるそうです。
「ヘラサギ」という名前ですが、サギではなくトキの仲間です。

浅瀬でクチバシを左右に振りながら歩き、手探りならぬ「ヘラ探り」で採食していました。
小魚やエビ、水生昆虫などを食べるそうです。


















クロツラヘラサギ(黒面箆鷺) Black-faced Spoonbill 全長約74㎝

後頭部の冠羽も伸びておらず、まだ若い個体のようです。
クチバシが完全に黒くなるには何年もかかるそうです。


↓クロツラヘラサギに関する詳しい情報はこちら!美しい成鳥の夏羽も見られます。
◆日本クロツラヘラサギネットワーク
http://kurotsura.ne.jp/index.html

◆クロツラヘラサギってどんな鳥?
http://kurotsura.ne.jp/jbn010.htm


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美しい歌声の主は…

2019年04月25日 | ホオジロの仲間 2018~

林の中から聞きなれないさえずり声が聞こえてきました。
控えめながらもとても美しい歌声です。
いったいどんな鳥が鳴いているのだろう?
じっと目を凝らして探すと、声の主はアオジでした。











アオジ(青鵐) Black-faced bunting 全長約16㎝

冬には地上で採食することの多いアオジ。
さえずる時には、樹上のステージにあがります。
私の暮らす地域では、アオジが見られるのは越冬期だけ。
夏鳥の訪れとともに姿が見られなくなっていきます。

●アオジさえずり
https://www.youtube.com/watch?v=CdoO08qEKmY


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紅いアオサギ 婚姻色

2019年04月24日 | アオサギ

婚姻色が美しいアオサギ成鳥にあいました。
目、くちばし、脚は、いつもの黄色から朱色へと、
目元は黄色から青紫色に変わっています。

このアオサギの婚姻色は、つがいが形成される時期がもっともあでやかで、
抱卵が始まる頃には、じょじょに薄くなっていくようです。











おでこに灰色が残っているのでまだ若く、子育ては今回が初めかもしれないそうです。
※「アオサギを議論するページ」の管理人さんのコメントで教えて頂きました。
まつさん、ありがとうございました。今後ともよろしくお願いします。



営巣地で見かけたアオサギ、巣材を集めていました。
クチバシも足も通常の色です。


おでこの色は白いので、すっかり成鳥になったアオサギのようです。



池のほとりで見かけたアオサギ

上の2枚と比べて、おでこが灰色なのでまだ若いアオサギのようです。


アオサギ(青鷺、蒼鷺)Grey heron 全長約95㎝


◆参考:「アオサギを議論するページ」
https://www.grey-heron.net/2011/04/14/breeding-color/
管理人・まつさんのアオサギの婚姻色の表現が繊細で素敵です。


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シメ すっかり鉛色

2019年04月23日 | アトリの仲間 2018~

シメのクチバシ、ほぼ繁殖期の鉛色に変わりました。
オオルリやキビタキはじめ夏鳥たちが次々と到着していますが、
越冬していたシメたちも まだ滞在中。よほど居心地が良いのでしょうか(^^)






山間部の公園で出会ったシメ、
鉛色のクチバシは、鈍く青く輝いてしました。










どこから見ても存在感のある立派なクチバシですね。


シメ(鴲) Hawfinch  全長約18cm


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そろそろお別れ?アトリ

2019年04月22日 | アトリの仲間 2018~

桜の花に虫が集まり、それを目当てにいろいろな野鳥たちもやってきます。
アトリの群も、桜並木を枝から枝へ飛び回っていました。

アトリはユーラシア大陸北部で繁殖するそうです。
そろそろ大群をつくって渡っていく頃でしょうか。
小さな体で長距離移動することに驚かされます。











アトリ(獦子鳥、花鶏)Brambling  全長約16㎝


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チューリップに魅せられて

2019年04月21日 | 鳥見ついでに花や昆虫

兵庫県立フラワーセンターで開催中の「チューリップまつり」
500品種、22万球のチューリップが展示されているそうです。
バラやボタン、ユリに勝るとも劣らない豪華なチューリップを満喫してきました。
特に珍しいと感じた花や 強く印象に残った花の写真を選んでみました。






























原種系のチューリップの中から2種






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青モミジにオオルリ

2019年04月20日 | ヒタキの仲間 2018~

山間のハイキングコースで、今季初のオオルリに会いました。
すがすがしい山の雰囲気の中で見るオオルリと青モミジ、
すーっと目の奥に染みいるような美しさでした。









オオルリ(大瑠璃)Blue-and-White Flycatcher 全長約16㎝



春なのに赤い春モミジ。若葉が緑ではなく赤い品種のようです。
出猩々(でしょうじょう)?


手前に咲くツツジ、満開でした。



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ヤマドリ♀ 野山にとけこむ

2019年04月19日 | キジ、ヤマドリ、コジュケイ

今シーズン、ヤマドリが数か所で出没しています。
それぞれ離れた場所ですが、一か所は以前から探鳥している公園でした。
まさか、こんな所にヤマドリがいるとは・・・!

オスは警戒心が強く早足で駆け抜けていくばかり。
いまだ木々の間にチラリ姿を見たのみです。 
採食中のメスは林縁部に出ることも多く、比較的ゆったりと動きます。
おかげで何度かじっくり姿を観ることができました










ヤマドリ(山鳥) 雌・全長約55cm Copper Pheasant


メスは見事な保護色になっていて、山中ではオスより見つかりにくいとも聞きます。
いつか美しい雄のヤマドリをはっきり観られる日が来るでしょうか。
諦めず気長に探していきたいと思います。



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名残り桜にヤマガラ

2019年04月18日 | ヤマガラ

散りゆく桜の中を ヤマガラが飛び回っていました。
小さな虫を探す姿は、桜に名残を惜しんでいるようにも見えてきます。

花びらが散った後に残る「がく」や「しべ」も紅くて美しいです。
つやつやの若葉が 日に日にのびていきますね。 












ヤマガラ(山雀)Varied tit 全長約14cm


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カリガネ 旅立つ

2019年04月17日 | ガン・ハクチョウの仲間

昨年の11月中旬から滞在していたカリガネの幼鳥、
先日、ついに近場の池から姿を消しました
遅ればせながら繁殖地に向けて旅立っていったのでしょう。

ほぼ5カ月の間、たくさんの方々がこの幼いカリガネを気にかけて、
折につけ安否確認に立ち寄っていらっしゃいました。

幼いカリガネが、無事に仲間たちと合流できるよう願っています。












カリガネとよく行動を共にしていたオオバンたち
この日もいっしょでした。

≪3月下旬撮影≫

私が遠目にカリガネを確認できたのは、4月7日が最後でした。
数人とお話しする中で、4月9日に姿を見たと記録している方がいらっしゃいました。

旅立ったと聞いた時、安堵と寂しさの入り混じった複雑な気持ちになりました。
どこか広々としたの空の下、きっと元気に過ごしていることでしょう。

いずれ未掲載の写真を整理して、カリガネの思い出を記事にしたいと思っています。



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春モミジに花鶏

2019年04月16日 | アトリの仲間 2018~

アトリの群が、ふくらみはじめた新芽をついばんでいました。

秋の紅葉だけでなく、春のモミジやカエデの芽はとても綺麗です。

野鳥の観察や撮影を通して、あらためて自然を新鮮な目で見られるようになりました。

 

 

 

 

 

 

 

  

アトリ(獦子鳥、花鶏)Brambling  全長約16㎝

 

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メジロの中に一羽だけ

2019年04月15日 | ムシクイ

 メジロにまじって一羽だけ飛んできたのは・・・

センダイムシクイのようです。

白いお腹を見せて 頭上の枝に止まってくれました。

繁殖地のお山へ行く途中で 都市公園に寄ったのでしょう。

 

 

週末に山で見かけたセンダイムシクイ。

♪チヨ チヨ ビィー♪というさえずりが、あちこちから聞こえてきました。

 

センダイムシクイ(仙台虫喰) Eastern crowned willow warbler  全長12cm

 

桜が散るのを一番惜しんでいるのは、メジロかもしれませんね。

 

 何の花でしょう?

ソメイヨシノと同じ時期に咲いていました。

  

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