気楽にとり(鳥&撮り)歩き

近場で身近な野鳥たちを観察しながら撮影しています。

ツバメの4きょうだい 

2023年06月20日 | ツバメ

桜の枝に巣立ち後間もないツバメ(燕)のきょうだいが4羽
親ツバメが食べ物~虫を捕って運んで来るのを待っていました。

受け渡しは一瞬、親はホバリングしながら給餌して、すぐに飛び去っていきます。
再び親ツバメが戻ってくるまで幼いツバメたちは枝の上でじっと待ちます。














すぐ近くに池があるので、捕食されるのはトンボが多いようでした。
体の小さな子が多くもらっているようでしたが、
一番大きく見える左端のツバメっこも順番が回ってきました。




ツバメ(燕、玄鳥)Barn swallow 全長約17㎝ 翼開長:32cm
スズメ目ツバメ科ツバメ属



◆かわいらしいツバメの幼鳥 はれときどきカメラ
https://haretoki.net/swallow/


今日も最後まで見て下さってありがとうございました。
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ツバメの営巣 歓迎?迷惑?

2023年05月27日 | ツバメ

交通量の多い市街地の交差点近く
電線にツバメ(燕)が繰り返し止まります。

観察していると、ツバメは二羽、近くの商店裏の裏へ飛びました。
駐車場に面した軒下に巣を構えたい様子でした。








「ツバメが巣をかける家には幸福が来る」
子供時代、そんな言い伝えを聞きながら育ちました。
その影響でしょうか。すっかり大人になってからも
ツバメが巣をつくるお宅を見かけると羨ましい思いが先立ちます。
残念ながら、我が家を選んでくれるツバメは現れないままです。



ツバメ(燕、玄鳥)Barn swallow 全長約17㎝ 翼開長:32cm
スズメ目ツバメ科ツバメ属

◆ツバメの巣作りは歓迎されているの ?  環境省生物多様センター
https://www.biodic.go.jp/reports/5-4/p028.html


今日も最後まで見ていただきありがとうございました。

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コシアカツバメ 巣の争奪戦!

2022年05月26日 | ツバメ

コシアカツバメたちが巣を巡って小競り合いをしていました。
昨シーズンの巣の跡をリフォームするのが一番人気のようです。

すでに先住者がいる新しい巣を別のペアが狙っている様子

コシアカツバメの巣は出入り口が長く、とっくりのような形をしています。







外の騒ぎを聞きつけて 巣の中からもう一羽が顔を出しました。
すでに抱卵が始まっているようでした。




後から来たペアは、別の巣の跡を自分たちでリフォームすることになりそうです。
遅れてやってきて 他所の夫婦の苦労の成果を横取りするのはダメダメ!




コシアカツバメは名前のとおり腰が赤っぽい色をしています。
体の下面は淡い褐色 のどからお腹にかけて細い縦斑が多数あります。
目の後ろ辺りも赤い色をしていますね。








コシアカツバメ(腰赤燕) Red-rumped swallow 全長約18㎝ 翼開長 32㎝
スズメ目ツバメ科ツバメ属


◆サントリー愛鳥活動 コシアカツバメ
https://www.suntory.co.jp/eco/birds/encyclopedia/detail/4539.html


昨年、ブログを通じて知り合った方にコシアカツバメの営巣を教えて頂きました。
ようやく念願かなって初めてコシアカツバメの巣を見ることができました。
てっちゃんさん、ご親切にありがとうございます。

今日も最後まで見ていただきありがとうございました。

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ツバメ  せっせと巣材集め

2022年05月06日 | ツバメ

イワツバメと同じくツバメも巣材を求めて集まってきました。

イワツバメもツバメも三月から五月にかけて渡来し順次営巣します。
巣をつくるため小さなクチバシで何往復して巣材を運ぶのでしょう。
想像しただけで気が遠くなるような重労働です。



手前右側~喉から腹部も白いのはイワツバメ
他の二羽は喉元が赤いのでツバメです。



ツバメを絵に描くとき黒を使うことが多いですが羽には青い金属光沢があります。









イワツバメの羽は黒く腰回りの白が際立って見えます。




ツバメ(燕、玄鳥)Barn swallow 全長約17㎝ 翼開長:32cm
スズメ目ツバメ科ツバメ属

イワツバメ(岩燕) House martin 全長約14㎝ 翼開長:30cm
スズメ目ツバメ科ツバメ属


◆日本野鳥の会 「消えゆくツバメをまもろうキャンペーン」
https://www.wbsj.org/nature/research/tsubame/



今日も最後まで見ていただきありがとうございました。
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イワツバメ 子育て中

2022年05月05日 | ツバメ

郊外のとある場所にイワツバメの集団営巣地があります。

普通のツバメより尾が短くコロッと丸く小柄に見えます。
飛んでいる時 白い腰が目立つので見分けられます。

写真は飛びながら水面をかすめるように水を飲むところです。




白い羽毛におおわれた足も特徴の一つ。
指先まで羽毛が生えているそうです。





雨でぬかるんだ農耕地から土や茎のかけらを運んで巣材にします。
ツバメたちがわらわらと集まってきました。
この場所の泥んこ加減は巣作りに最適だったのでしょう。













イワツバメの巣

イワツバメの名前のとおり断崖の岩肌などに営巣しますが
近年では橋脚やビルなど巨大な人工物を利用するケースが増えているそうです。
先に到着したツバメの巣ではすでに雛が孵ってかわいい鳴き声が聞こえていました。

イワツバメ(岩燕) House martin 全長約14㎝
スズメ目ツバメ科ツバメ属


◆キャノン 野鳥写真図鑑
https://global.canon/ja/environment/bird-branch/photo-gallery/iwatsubame/index.html


祝日法の記載だと、こどもの日は「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」日として制定されたそうです。
お母さんたちも胸を張ってお子さんと一緒に 楽しい一日を過ごせる祝日なのですね。

今朝は朝ごはんの代わりに柏餅を食べました。
よもぎと粒あん、私の好きな組み合わせだったので。
スーパーの特売の品ですが、じゅうぶん美味しく頂きました。
そういえば、柏餅を食べたのは何十年ぶりでしょう?

今日も最後まで見ていただきありがとうございました。
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巣材を集めるツバメ

2020年05月11日 | ツバメ

池の岸辺でツバメが巣材を集めていました
つがいらしき二羽が繰り返し泥をくわえて運んでいきます

撮影は昨年の5月 今年は臨時休園期間が延長されて園内に立ち入ることができません

写真のツバメとは別の話になります。

ちょうど去年の今頃 思いがけず我が家にツバメの夫婦が舞い込んできました。
夕方になると窓の外から おしゃべりをするようなにぎやかな鳴き声が聞こえてきます。
陽が落ちて薄暗くなり、窓外が静まってから、二階のベランダからそうっと下をのぞいてみると
外壁に突き出た換気口の上で 寄り添い丸くなって眠るツバメの小さな姿が見えました。

ツバメの夫婦が我が家に「宿泊」したのは4~5日ほどだったでしょうか。
その間、ご近所の軒下や玄関ポーチを巡って、新居を構える場所を物色しているようでした。
結局、我が家をふくめご近所には 営巣に適した良い物件が見つからなかったのでしょう。
いつの間にか、ツバメ夫婦は姿を消しました。
あれ以来、窓の外からツバメのおしゃべりは聞こえてきません。














ツバメ(燕、玄鳥)Barn swallow 全長約17㎝
スズメ目ツバメ科ツバメ属


◆日本野鳥の会 「消えゆくツバメをまもろうキャンペーン」
https://www.wbsj.org/nature/research/tsubame/



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ツバメたちの安息

2018年08月27日 | ツバメ
郊外の農業地区、2羽のツバメがのんびり羽を休めていました。
子育てを終えたつがいでしょうか?

子育てや独り立ちをすませたツバメたちは、河川敷の葦原などに集まって「ねぐら」を作ります。
所によっては、何千、何万という大集団になるそうです。
現在の9月にあたる陰暦の8月は燕去月(つばめさりづき)とも呼ばれていました。
昔の人は、春に渡ってきたツバメが、繁殖を終えて再び南国に帰っていく時期を暦に記していたのですね。

実際には地域によって10月頃までとどまるツバメも観られますが。
いずれにしろ、越冬地への渡りに備えてたっぷり栄養をとって休養し、体力をつけるツバメたち。
台風を避けながら、好機を見極めて旅立っていくようです。






ツバメはオスの方が尾羽が長く、メスの方が短い、と本で読んだことがあります。
こちらの錆びたワイヤーに止まっている方が、尾羽が長く見えます。オスでしょうか?


喉元の赤が鮮やかなオスがモテる、という説もあるそうです。
本当だとしたら、このツバメ、かなりメスに人気がありそうですね。


見比べると、確かに上のツバメの方が尾羽が長く見えます。
それぞれ異なる質のワイヤーに止まってくれたので、個体識別が容易になりました。




こちらは、早朝、池の近くの電線に止まっていた若いツバメたち。
20~30羽ほどが電線に止まったり、水面をかすめるように飛んだりしていました。
池の畔に小さな葦原があるので、そこをねぐらにする小集団のようです。


喉元はまだ赤くありませんが、立派に育ちました。
初めての渡りに備えて、しっかり食べて体力をつけて!と心の中で声をかけました。

ツバメ(燕)Barn swallow 全長約17㎝

Barn ~納屋、物置、倉庫 車庫 家畜小屋 など、
    人家付近の建物に営巣する習性をあらわしているようですね。


日本野鳥の会が全国各地で観察会を開いているそうです。
▼全国「ツバメのねぐら入り観察会」のご案内
https://www.wbsj.org/activity/event/swallow-roost-observation/


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ツバメ親子 空中給餌

2018年07月27日 | ツバメ
日本に渡ってくるツバメは、ワンシーズンに2回繁殖することが多いそうです。
巣立ち=ひとり立ち ではなく、巣を離れてもしばらくの間は、親鳥から餌をもらっています。
その間に飛行や餌取りの修業を積んでいくようです。

この親鳥は4羽のヒナがいるので、休む間もなく虫を獲って子供たちに運びます。
枝に止まることなく、ホバリングしてヒナの口に虫を差し入れます。

8月には子育てが終わるそうなので、じきにこんな光景も見られなくなりますね。











別の枝にいたヒナが、親鳥が戻ってきたのを知って、あわてて飛び移ってきました。
この時季のヒナの飛翔はすでに安定しています。

このヒナたちも、カラスやヒヨドリが襲ってくると、素早く枝を飛び立って散開していました。



ツバメ(燕)全長約17 cm、翼開長約32cm

空中で飛んでいる虫を捕食するツバメ。
農薬のなかった昔、穀物を食べず害虫を食べてくれるツバメは益鳥とよばれ、稲作のさかんな日本で大切にされてきました。
小学生の頃「ツバメは益鳥。スズメは害鳥」と身近なお年寄りに教わった記憶があります。

日本野鳥の会
消えゆくツバメをまもろうキャンペーン ツバメブログ
https://www.wbsj.org/wbsj-blog/swallow/index.html

今回の写真は、今年の6月に撮影したものです。
凶暴な暑さは一段落したようですが、まだまだ厳しい暑さが続きます。
みなさまも熱中症にはくれぐれもご注意くださいね。

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兄弟もライバル!ツバメの巣立ち雛

2018年06月06日 | ツバメ
小鳥の巣立ち雛が、親鳥から給餌される場面は、ほほえましく心温まるイメージですが、
観察を続けると、兄弟のあいだの生存競争の激しさも見えてきます。

BIRDER(バーダー)2018年5月号 ツバメ特集によると、親鳥は一番早く鳴いたヒナに給餌するそうです。

親鳥が戻ってくるたびに、相手を押しのけ、我先に食べ物をもらおうとする子ツバメたち。
幼いながらも、その表情には鬼気迫るものがあります。

強いものが生き残る、厳しい自然の掟は、巣の中で親から給餌されている時からはじまっていたのでしょう。











幼いツバメたちの、たくましく生き抜こうとする小さな姿に胸を打たれます。

ツバメ(燕) 全長約17cm


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ツバメの巣立ち雛 餌をおねだり

2018年05月28日 | ツバメ
ざんねん!今回、親鳥は頭上を通過~
別の枝でおねだりしていた兄弟が先に鳴いて、親から食べ物をもらえたようです。

ツバメのヒナたちは、巣立った後も、しばらくは親鳥といっしょに行動し、給餌してもらいます。
BIRDER(バーダー)2018年5月号 ツバメ特集で、親鳥は一番早く鳴いたヒナに給餌する、と知りました。


次に親鳥が食べ物を運んでくるまでじっと待ちます。


猛烈アピールに備えてストレッチ


来ました!
大きな鳴き声がいち早く親ツバメにとどいたようです。


見事にアピール成功。
左下のヒナは、出遅れて途中であきらめてしまったようです。


チャンス到来!
今回は2羽で熱いアピール合戦。
どちらのヒナが おいしい虫をもらえたのでしょうか・・・?

ツバメ(燕)全長約17cm

ツバメの巣作りは歓迎されているの?
http://www.biodic.go.jp/reports/5-4/p028.html

環境省が5年に一度実施している「身近な生きもの調査」~緑の国勢調査の一環」~結果のようです。
http://www.biodic.go.jp/reports/5-4/p002.html

平成11年発行の小雑誌の内容で、日本に飛来するツバメの種類や生態など、とっても詳しく記載されています。


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