気楽にとり(鳥&撮り)歩き

近場で身近な野鳥たちを観察しながら撮影しています。

お調子者のアマサギ?

2016年07月31日 | サギの仲間
念入りに羽をお手入れするアマサギを、隣のアマサギがじっと見ていました。


あまり好意的な目つきではないような・・・?


冷たい視線は気にせず、羽をブルブル。


朝から絶好調?


なんだか踊っているようにも見えました。


ちょっとバランスを崩しました。


ふー危ない、危ない。


あら。見てたのね?


おやおや?とうとう怒られた?


叱られて、しょんぼり。
少し調子に乗りすぎたかな? お隣さんはご機嫌斜めだったようですね^^;

アマサギ(猩々鷺、飴鷺)

7月の取りを務めたアマサギでした(^^)
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ホテイアオイの群生地

2016年07月29日 | 鳥見ついでに花や昆虫

野鳥を探していて思いがけずホテイアオイの群生する池を見つけました。


薄紫色の花が一面に咲き乱れています。


ホテイアオイは爆発的な繁殖力を持っているそうですが、ひとつの花が咲くのは一日だけとのこと。


一日花には次々と花を咲かせるたくましい植物も多いそうです。
実際、このホテイアオイも花が終わったかに見えた数日後、ふたたび満開の花を繰り返し咲かせています。


雨上がりに立ち寄ってみましたが、水滴が多すぎました。

ホテイアオイは、南アメリカ原産。
寒さに弱く、日本で野生化しても冬にはほとんどが枯れてしまうそうですが、この池では昨年の夏も薄紫色の花が見られました。
たまたま居合わせた年配の方のお話では「10年以上、もしくは20年くらい前から咲いていた」そうです。

ホテイアオイ(布袋葵)







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アマサギ、羽のお手入れ

2016年07月28日 | サギの仲間
鳥が羽繕いやストレッチをするのは寛いでいる時です。


オレンジ色の羽が美しいこのアマサギは、特に熱心に羽の手入れをしていました。


かなりのきれい好き?


風切り羽を一枚一枚ていねいに。


首回りや胸元も入念に。


近くでカメラを構えているのに無防備な表情。
警戒心を解いてくれたのかと嬉しくなります。


まるで櫛でといているような感じです。


このアマサギ、かなりオシャレなようですね。


一通り羽の手入れが終わったかに見えましたが、まだまだ続きが・・・

アマサギ(猩々鷺、飴鷺)
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アマサギ、宙に浮く?

2016年07月27日 | サギの仲間
遠目にはアマサギが池の上で宙に浮いているように見えましたが・・・。
少しずつ近づいてみると、池の上に組まれた細い鉄筋に止まっていました。


サギがこんな細いものに止まれるのかと感心しました。
止まるというより、指の付け根…人間でいうと足の裏?…で鉄筋に乗っているような感じです。


オレンジ色の飾り羽がタテガミのように美しく、まさにアマサギ。


こちらのアマサギはだいぶ白っぽくなりかけています。


こちらは白色タイプのアマサギ。


このアマサギは、頭部は白っぽくなっていますが、背や胸の飾り羽は色鮮やか。


まるでアマサギの色見本市のようでした。


絵になる場所ではありませんが、アマサギの姿や動きをじっくり観察できました。


旬のアマサギを近くから撮り放題でした。
警戒する様子もなく色々なポーズを見せてくれたので、アマサギ、もう一回続きます。

アマサギ(猩々鷺、飴鷺)



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トンボ獲りの名人

2016年07月26日 | セキレイの仲間
読者登録している方々のブログで、赤や黄色のイトトンボもいると知りました。
野鳥撮影の折りにそれとなく探していますが、普通のイトトンボさえ見つかりません。
ところが目の前に止まったハクセキレイにカメラを向けると…


2匹のイトトンボをしっかりくわえています。
連結しているトンボを上手く捕えたのでしょうか。


羽毛がかなり短くなっているように見えます。
ハクセキレイも換羽の時季を迎えているようですね。



親から独立した若いハクセキレイをあちこちで見かけます。


たいてい一羽か二羽で行動しています。
二羽揃っているのは兄弟でしょうか。


上半身も白っぽい子でしたが、これから親鳥のように黒々と変わっていくのでしょうか?

ハクセキレイ(白鶺鴒)




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オオバン、夏も食欲モリモリ?

2016年07月25日 | オオバン
週末に出かけた溜め池で、久しぶりにオオバンに遭遇しました。
冬にはあちこちの水場に団体で居座っていたオオバンですが、5月頃からパッタリ見かけなくなっていました。


パクパクとおいしそうに水草を食べています。


関西の猛暑の中でもオオバンは食欲モリモリ?


オオバンは関東以北など比較的涼しい場所で夏を過ごすと聞いたことがあります。
早くもシギやチドリの渡りが始まったという噂も耳にします。
この日は2羽の姿を確認しただけですが、繁殖を終えたオオバンも移動を始めたのでしょうか?

≪追記≫
8月上旬に再訪した際も2羽のオオバンを確認しました。

一羽が翼を傷めているようです。右翼がだらりと垂れ下がっていました。


でも食欲旺盛。元気そうです。


もう一羽のオオバンもすぐ近くに。つがいのようですね。
木の葉のような弁足がはっきり撮影できました。


怪我を負った相方に付き添って北へ移動せず留まったと思われます。
オオバン夫婦の絆の深さを感じます。

この池の畔には大木が何本もあるので木陰が多く、私が知る限り近隣で一番涼しい池です。
オオバン夫婦は、夏を越すのに最適な場所を見つけて秋の到来を待っているのかもしれませんね。

オオバン(大鷭)

近年、各地で数を増やしていると言われるオオバンですが、
「中国には住めない? 琵琶湖で水鳥オオバン爆増 国内で越冬の6割が集中、中国「移住組」で増加か」
 という興味深いタイトルの2015年6月の記事を見つけました。


http://www.sankei.com/west/news/150624/wst1506240060-n1.html
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嵐のあとで見かけた鳥は…?

2016年07月24日 | チドリの仲間
6月下旬、大きな低気圧が過ぎ去った朝、浜辺に行ってみました。


砂浜には海藻や貝殻や木片などがたくさん流れ着いています。


お馴染みのシロチドリ。


海面の空気が澄んでいたのか、目に光の粒が。
その後、同じ時間帯に行ってもなかなか同じように写せません。


このシロチドリはオスのようです。


波打ち際を歩いていた色の淡いのはメスかと思いましたが、シロチドリの幼鳥とのことです。
※通りすがりさん、ご指摘ありがとうございました。


そしてもう一羽。問題の鳥。足が黄色で胸の黒帯が前でつながっています。
イカルチドリかハジロコチドリの幼鳥でしょうか??


撮影した時は、てっきりシロチドリだと思い込んでいたので、
残念ながら遠くから適当に数枚撮っただけでした。


どの種類のチドリなのか、図鑑やネットで調べていましたが、いまだにはっきりしません。

※こーすけさん、ホロホロさんより「コチドリの若鳥では?」とのご意見を頂きました。
 私自身も特に最後の一枚などコチドリに似ているように思えます。

こーすけさん、ホロホロさん、いつもありがとうございます。
今後ともどうぞよろしくお願いします。










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揚羽蝶と柳花笠

2016年07月23日 | 鳥見ついでに花や昆虫
2頭のアゲハチョウがヤナギハナガサの蜜を吸っていました。







揚羽蝶(アゲハチョウ) 柳花笠(ヤナギハナガサ)

ヤナギハナガサは南アメリカ原産の外来植物。
道端や河原などで紫色の可憐な花を咲かせています。
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波間を漂うウミスズメ

2016年07月22日 | ウミスズメ
先週、冬鳥のウミスズメが真夏の神戸の港に泳いできたと話題を呼んでいました。


ふだんは洋上を泳ぐことの多いウミスズメが、こうして岸の近くまでやってくるのは珍しいようです。


大きな台風の時など、港に避難した珍鳥が観察されるケースもあるそうですが、このウミスズメはどうしたのでしょうか。


最初に見つけた時は、岸から離れた海面を漂うように泳いでいました。

ウミネコの体長は46㎝ほど。ウミスズメは25㎝ほどですが、ウミネコの半分以下の大きさに見えました。
近くの別の港にウミスズメが入っているという情報を知らなければ、存在に気づかなかったと思います。


出港していく漁船の波を上手に乗り越えて泳いでいるウミスズメ。
遠目には海の藻屑のように小さな鳥ですが、泳ぎは達者なのだと実感できました。

別の日に再び港を訪ねると、私のカメラとレンズでも写せるほど岸の近くに泳いできました。
暑さに弱いので両日とも短時間で発見&撮影できたのは幸運でした(^^)


『日本の野鳥650』(平凡社)によると…
ウミスズメ ~チドリ目 ウミスズメ科
北海道天売島、友知島、ハボマイモシリトウで少数が繁殖し、冬は全国の海上で見られる。九州以南では少ない。
雌雄同色。夏羽は頭部から喉が黒く、眼の上から後方に白い飾り羽がある。
上面は灰褐色で、上背は黒く、白色の細い班羽がある。体下面と下雨覆は白い。
嘴は太めで、淡いピンク色。足は青白色。…


いままでウミスズメと縁がなく、野鳥図鑑のウミスズメ科の項目を熱心に読んだことはありませんでしたが、
実際にこの目で近くから観察できたことで、ウミスズメに対する親しみと興味が湧いてきました。

天売島の魅力を発信するウェッブサイト=TEURI Island
では天売島に暮らすウミスズメたちの様子が紹介されています。
http://www.teuri.jp/seabird/umisuzume.html
「天売島では海岸線から数百メートルの沿岸で見られることが多い」そうです。

ウミスズメやウミガラスなど天売島で繁殖する8種類の海鳥の情報も紹介されています。
http://www.teuri.jp/seabird/index.html

さらに天売島は、日本海側の離島を結ぶ野鳥の渡りのコースにあるためこれまでに274種が観察されている野鳥の島とのこと。
渡りの季節に訪れてみたい憧れの島のひとつですね。
http://www.teuri.jp/nature.html

ざっと調べてみましたが、今の時季、神戸の海水温は26℃前後。
天売島のある北海道留萌地方の海水温は18~19℃でした。
どんな理由から冬鳥のウミスズメが夏の盛りに神戸の港に身を寄せたのか、理由は定かではありませんが、
数日間、港で羽を休めたウミスズメたちが、無事に大海原で生き抜いてくれることを願っています。

いつか海面近くを元気に飛翔するウミスズメの姿を見たいものです。


ウミスズメ(海雀)
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シジュウカラの一家

2016年07月21日 | シジュウカラの仲間
今年生まれのシジュウカラの幼鳥。


兄弟でしょうか。数羽いっしょに飛び回っていました。


表情にもまだ幼さが残っています。


黒いネクタイが太いのでオスでしょうか?


肩の緑色はまだうっすら。




首元の黒いラインはまだつながっていません。


こちらは親鳥。 黒い線がつながって頬が白く見えます。
赤い班のある黒いイモムシを捕食中。
どうやら家族で行動しているようです。


シジュウカラ(四十雀)
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公園のハッカチョウ

2016年07月19日 | ハッカチョウ
ムクドリの中にずいぶん黒いのがいるなぁ、とよく見たらハッカチョウでした。


信号待ちの交差点やよそのお宅の庭木に止まっているのを見かけますが、撮影できずにいました。


早朝の公園なら人目を気にせず写せます(^^)




ハッカチョウの鳴き声をまだ聞いたことがありません。


八哥鳥という字があてられるからには多彩できれいな鳴き声なのでしょうか。


警戒心の強いムクドリはさっさと飛び去ってしまい、ハッカチョウだけが残りました。


2羽いました。つがいでしょうか。
落ち葉の中から何か探しだして食べていました。

ハッカチョウ(八哥鳥)
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カイツブリの巣作り

2016年07月18日 | カイツブリの仲間
池の真ん中あたりにカイツブリが巣を作っていました。


巣材を探してきては・・・

何度も積み重ねていきます。


再び巣材を探しに。


少し離れた場所から、じっと私を警戒していたもう一羽のカイツブリ。
つがいの片割れでしょうか?
いつもならカメラを向けるとサッと潜水して隠れてしまうのに、親鳥は強し。

カイツブリの繁殖期間は長く春先から秋まで続くそうです。

今日、関西では梅雨明け宣言されました。
カイツブリの抱卵期間は20~25日ほどだそうです。
炎天下で卵を抱き続ける親鳥もたいへんです。
上手くヒナが誕生するといいのですが。


カイツブリ(鳰)
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夏の水鏡に金黒羽白

2016年07月17日 | カモ 2015秋~
風のない静かな朝、池の畔のアカマツやクヌギの木が水鏡に映っていました。


木々を映した水面に1羽のキンクロハジロが浮かんでいました。
まるで東山魁夷の絵のような幻想的な眺めでした。
私の写真ではその美しさを伝えきれませんが。


カモの動きに合わせて広がる波紋。
暑い夏の盛りに見るのは不思議な気分でした。


冬場は他のカモにかき消されてしまう波紋が、乱れることなく静かに広がっていきます。


1羽だけ居残ったキンクロハジロ、朝の時間をゆったり過ごしていました。

「くらべてわかる野鳥」(山と渓谷社)の観察時期のグラフによると、
 キンクロハジロは数は少ないですが夏場でも日本で見られるカモだそうです。

金黒羽白(キンクロハジロ)
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深緑に沈むアマサギ

2016年07月16日 | サギの仲間
朝露が残る早朝の田んぼでアマサギを見つけました。


伸びたイネの間に見え隠れしています。


葉先にたくさんの朝露が。


朝霧が立ちこめていたのでイネが暗い緑色に写っています。



同じイネなのに、前回のチュウサギがいた田んぼとあまりに色が違って見えるので驚きました。

アマサギ(飴鷺)
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田園のチュウサギ、ダイサギ

2016年07月15日 | 白い鷺たち
一面の緑の中で白い羽が目立ちます。


あ~飛んでしまった・・・


と思ったら・・・


少し先に着地。


野鳥の少ない夏場でもサギ類は豊富な地域。
真っ白な姿は遠目にも見つけやすいです。


こちらはダイサギ。チュウサギより首も足も長いです。


これくらい大きいとピントが合わせやすくて助かります。

昨年の8月に一眼レフを買ってから、晴れた朝には近場の田んぼでサギ類を写して回っていました。
当初はダイサギとチュウサギの区別がつかなかったのですが、今では何となくわかってきたように思います。

亜種のチュウダイサギというのが難物ですが(^_^;)

チュウサギ(中鷺) ダイサギ(大鷺)





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