気楽にとり(鳥&撮り)歩き

近場で身近な野鳥たちを観察しながら撮影しています。

ゴイサギ ねぐら拝見

2023年02月13日 | サギの仲間

この数年、著しく個体数が減っていると言われるゴイサギ
私自身もゴイサギを見られる機会が激減したと実感しています。

そこで、毎年、冬にゴイサギのねぐらになる水辺の林を訪ねてみました。
ゴイサギは子育ての時期以外は、夜行性で、日中は人目につきにくい場所で眠っています。
ほぼ例年通り、枯れ木の間に白いゴイサギの姿がいくつも見え隠れしている光景に、ほっとしました。
成鳥やホシゴイと呼ばれる幼鳥を含めて、見える場所だけでも10羽を確認できました。












ゴイサギ(五位鷺)Black-crowned Night Heron  全長約58cm
ペリカン目サギ科ゴイサギ属



バードリサーチに「減っている身近な鳥」についての記事が載っていました。
 個体数の多い「普通種」に焦点をあてて,その増減を見ると 
減少の激しい順にゴイサギ、ドバト、スズメ、イワツバメ、ムクドリ、ツバメ、トビ、ハシボソガラスとのこと。
以外にも身近な野鳥の数が減っているようです。

◆日本の鳥の個体数は減っている? バードリサーチ
https://db3.bird-research.jp/news/201910-no1/




アオサギ



コサギ


ダイサギ


今日も最後まで見ていただきありがとうございました。
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ササゴイ成長アルバム

2019年08月15日 | サギの仲間
初夏にササゴイの繁殖を観察できました

ふ化後間もないヒナや親鳥からの給餌 
仲良く並ぶ巣立ち雛や兄弟ゲンカなど
貴重なシーンを見ることができました
数年来の念願が叶った夏でした







忍法隠れ身の術?


松の幹が保護色に 
松の木を選んで営巣する理由の一つでしょうか?







巣立ち後間もないヒナたち
松の枝をつたって移動します




巣の中のヒナたち
この頃から巣のまわりの枝に「お出かけ」がはじまりました


ササゴイの卵の殻 


ササゴイ(笹五位)Green-backed heron 全長約52cm
ペリカン目サギ科ササゴイ属





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ゴイサギとホシゴイ

2019年08月08日 | サギの仲間
ゴイサギの狩りは「待ち伏せ型」
獲物が射程距離内に来るのを水際でじっと待ちます

じっくり時間をかけて確実に獲物をしとめるのでしょう
残念ながら 私はゴイサギの狩りが成功するのを見たことがありません

手持ち撮影だし蚊は寄ってくるし他の鳥は気になるし
結局この日もゴイサギの忍耐強さにつきあいきれず



冠羽が2本 昆虫の触覚のよう






ホシゴイもじっと息を殺してがんばる


このゴイサギは冠羽が1本


波平さん?




ゴイサギ(五位鷺)Black-crowned Night Heron  全長約58cm
ペリカン目サギ科ゴイサギ属



同じ池にて
カイツブリの親子






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ヨシゴイ! 飛んだ!

2019年07月12日 | サギの仲間

突然、ヨシゴイが、葦原から飛び立ちました。
しかも、近い!

あわててシャッターを押して、かろうじて二枚だけ写っていました。

ヨシゴイは神出鬼没

日本で見られるサギの仲間では最も小さなヨシゴイ

今年は去年より出現ポイントが絞りにくいです。








そろーーっと首を伸ばして


何度も水面近くの小魚を捕まえました。
今回の獲物は、ドジョウに似て見えます。


さぁ、もう一度。
静かな腕利き漁師・ヨシゴイ


ヨシゴイ(葦五位)Yellow bittern 全長約36cm
ペリカン目サギ科ヨシゴイ属


前回登場したササゴイをカラス大に例えるなら、
ヨシゴイはキジバトくらいの大きさでしょうか。



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笹の葉を背負うサギ

2019年07月11日 | サギの仲間

ササゴイが松の樹上で翼のストレッチ

「白い縁取りのある羽が笹の葉のように見えるので笹五位と和名がつけられた」説が有力とのことですが

私には、背中の豊かな飾り羽も 笹の葉の束のように見えます。

ところで、背中のこの青い羽の束は繁殖期だけの特徴なのでしょうか?
ササゴイは日本では夏鳥なのでこの時期の姿しか見られません。
どなたかご存知の方はいらっしゃいますか?







どうでしょう?
青い笹の葉の束に見えないでしょうか?









コロッとした体型で、あまり飛ぶのは得意そうに見えませんが、
夏が終わると、大海原を超えて、温帯や熱帯の地域に渡っていくそうです。






ササゴイ(笹五位)Green-backed heron 全長約52cm
ペリカン目サギ科ササゴイ属



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アマサギ飛んだ

2019年07月10日 | サギの仲間
田園地帯を飛ぶアマサギ
 
お日さまに白い翼が透けて綺麗でした

前を行く一羽はチュウサギです

旋廻すると 背面が白く輝いて見えました







かろやかに跳んだ









アマサギ(猩々鷺、飴鷺) 全長約50cm Cattle egret
ペリカン目サギ科アマサギ属




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アマサギ色いろ

2019年06月19日 | サギの仲間

トラクターで代掻き中の田んぼにアマサギたちが集まっていました。 
土から出てくる昆虫を見つけだして次々と食べています。

オレンジ色の夏羽のアマサギの中に、純白のサギもまじっています。
体格からして同じアマサギですが、繁殖羽に変わっていません。
昨年生まれのまだ若い個体のようです。

前回登場したゴイサギも、幼鳥から成鳥の羽色に変わるまで4年ほどかかるそうです。
アマサギもすっかり大人になるまでに同じくらいの年月がいるのかもしれません。

そう思いながら改めてアマサギたちを見比べると
オレンジ色の羽の色や長さに個体差があるのに気づきます。





オレンジの羽も目元も、見事に美しい婚姻色です。














アマサギ(猩々鷺、飴鷺) 全長約50cm Cattle egret
ペリカン目サギ科アマサギ属



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ゴイサギ狩り・飛翔

2019年06月18日 | サギの仲間


ゴイサギの狩り、基本は「待ち伏せ型」

獲物が射程距離内に来るのを水際でじっと待ちます。

こういう場面で 手持ち撮影はつらいよ・・・

今度こそ!と何度も連写しましたが、なかなか上手くいきません。

結果、どれも似たような写真になってしまいましたが、よく見るとちょっとずつ違っています。

飛翔姿はピンボケになってしまったので、在庫から。


















ゴイサギ(五位鷺)Black-crowned Night Heron  全長約58cm

ペリカン目サギ科ゴイサギ属



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アマサギVSチュウサギ

2019年06月05日 | サギの仲間

夏鳥として日本にやってくるアマサギとチュウサギ

耕運機の入った田んぼでいっしょに食べ物探し。
時々、小競り合いも起こります。







大きなミミズ!ゲット!



チュウサギが先に見つけた大ミミズを、
ちゃっかりアマサギが横取りしたように見えました。
鳥の世界にも、目ざとくて要領のいいものがいるのですね。


アマサギ(猩々鷺、飴鷺) 全長約50cm Cattle egret
ペリカン目サギ科アマサギ属


チュウサギ(中鷺)全長約68cm Intermediate egret
ペリカン目サギ科コサギ属



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アマサギ オレンジ色の鬣

2019年05月21日 | サギの仲間

オレンジ色の鬣(たてがみ)をなびかせて田畑を闊歩するアマサギたち

夏鳥として渡ってくるアマサギの美しい繁殖羽も、
初夏の風物詩のひとつです。
繁殖期以外は、アマサギもほとんど白一色の羽色になります。
















アマサギ(猩々鷺、飴鷺)Cattle egret 全長約50cm
ペリカン目サギ科アマサギ属


アマサギの英名はCattle egret Cattle=牛 
アフリカの野生動物のテレビ番組で、アマサギが大きな草食獣につきまとう映像を見たことがあります。
ゾウやスイギュウ、シマウマなどについて歩き、驚いて飛び出すバッタなどの昆虫を捕食するそうです。

日本でも同じ目的で耕運機の後ろについて歩くアマサギの姿を見ることがあります。
むかし牛馬耕だった時代には、牛や馬について歩くアマサギをあちこちで見られたことでしょう。

▼アマサギはトラクターが大好き
https://blog.goo.ne.jp/romeo135bb/e/6f0c212814db5cef0b3419b3f7fdf9b3

▼アマサギは何色?
https://blog.goo.ne.jp/romeo135bb/e/58c741222d84f43c3f0b5472da1d7464


◆参考:岩合光昭さんの「野生動物図鑑」
https://www.olympus.co.jp/features/iwago/animals/zukan/tanzania.html



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頭に毛が3本? ゴイサギ

2019年03月13日 | サギの仲間
ゴイサギたちがねぐらに戻ってきたところに行き会いました。
昼間は木陰で眠っていることが多いので、姿がよく見られる好機でした。


後頭部の三本の冠羽。細長く不思議な形状の羽、
どう生えているのか、ずっと気になっていた部位を撮影できました。
前記事のコサギもこんな風にはえているのでしょうね。


こちらは別の一羽


この後、頭上の木陰に飛び移りました。

まだ若いゴイサギ
上の成鳥二羽と比べて頭部や背中の羽が短いです。
枝の間で見ずらいですが、後頭部に冠羽が生えています。

ゴイサギ成鳥は頭から背は暗い青色と言われますが、
光のあたるところでは、鮮やかな青色に見えました。


参考:ゴイサギ幼鳥 通称ホシゴイ


ホシゴイが成鳥の羽色になるまでに3年ほどかかり、目の色は黄色から次第に赤くなるそうです。



ゴイサギ(五位鷺)Black-crowned night heron・Night heron 全長約58cm

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翼に星 ゴイサギ幼鳥

2018年10月17日 | サギの仲間
早朝、郊外を車で走っていると、道路脇の駐車場にホシゴイを見つけました。
空き地に砂利を敷いたトラック用の駐車場、轍に水溜りができていました。
車を路肩に寄せて、カメラを持って忍び足の早歩きで近づいて撮りました。
ホシゴイは、水溜りの中から何かつまみとって食べている様子でした。

星五位(ホシゴイ)は五位鷺(ゴイサギ)の幼鳥時代の通り名です。
茶褐色の羽に白い斑模様が星のように見えることから ホシゴイと呼ばれるそうです。





猛スピードで走り去る荒い運転の車に驚いて、
ホシゴイは竹藪に飛び移りました。



立て続けに水溜りから拾い上げた「何か」を飲み込みました。


ホシゴイが成鳥の羽色になるまでに3年ほどかかり、目の色は黄色から次第に赤くなるそうです。
ゴイサギの成鳥は頭から背は暗い青色、翼は灰色です。
(飛翔姿は夏に撮った写真です)






ゴイサギ(五位鷺)Black-crowned night heron・Night heron 全長約58cm

ゴイサギは夜行性で、日中は草や木のしげみで休み、夕方から活動することが多いです。
撮影したのは、いずれも朝。夜通し食べ物を探して、ねぐらに戻るところだったのかもしれません。


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ササゴイ 八艘飛び 2

2018年08月20日 | サギの仲間
港に停泊中のボートや係留ブイを飛び回って、漁のポイントを探すササゴイです。
やはり魚を獲るにも場所選びが重要なのですね。
ジャンプや綱渡りなど、次々と技を披露してくれました。






















ササゴイは、ようやく狩りのできる場所を見つけました。
魚を獲る場面も見たかったのですが、炎天下の観察と撮影はこれが限界でした。
もはやこれ以上、粘れませんでした・・・


「ササゴイ八艘飛び」はこちら
https://blog.goo.ne.jp/romeo135bb/e/d5ac3ae52fd51795c2fa85b5099f71c1


ササゴイ(笹五位) 全長約52cm

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ヨシゴイ 脚線美

2018年08月18日 | サギの仲間
6月下旬に撮影した雄のヨシゴイです。
葦の茎や蓮の葉に乗れるほど体重の軽いヨシゴイですが、
足の筋肉はさすがに発達していますね。うらやましい脚線美です。

同じ池に少なくとも三羽のヨシゴイが滞在していて、営巣の可能性もささやかれていましたが、
残念ながら、7月上旬に揃って姿を消してしまいました。
葦原に隣接する空き地に草刈り機が入ったり、イタチが出没したり・・・
こんな危ない場所では子育てできない、とヨシゴイに見切りをつけられてしまったのでしょうか?

どこか安心できる葦原を見つけて、人目を忍んで繁殖に成功していると良いのですが…












ヴォ~ ヴォ~ ヴォ~ ヴォ~・・・


羽毛は鳥の命、どの鳥も羽の手入れに余念がありません。




ヨシゴイ(葦五位)全長 約36cm

2018年6月下旬撮影

真昼の猛暑を少しでも避けたくて、薄暗い時間に早起きして何度もヨシゴイを観に出かけました。

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きらめく海にササゴイ

2018年07月31日 | サギの仲間
繁殖のため南の国から日本に渡ってくる夏鳥のササゴイ。
子育てしやすいはずの故郷で、猛暑や豪雨に見舞われて戸惑っていることでしょう。

ササゴイのヒナも巣立って、そろそろ子育ても終わりです。

防波堤の上では一羽しか見えませんでしたが、消波ブロックの影からもう一羽飛び立ちました。
ぴったりの呼吸で飛ぶ2羽、つがいでしょうか?

白く縁どられた羽が笹の葉のように見えるのでササゴイの名がついた、という説もあるそうです。

















ササゴイ(笹五位) 全長約52cm

かなり距離があるので×1.4のテレコン機能を使ってみました。
夕方近くなら順光で撮影できるのでしょうが、暑さと道路の混雑に出かける気になれません。

反逆光のササゴイと朝日にきらめく海、自分ではけっこう気に入っているのですが・・・


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