気楽にとり(鳥&撮り)歩き

近場で身近な野鳥たちを観察しながら撮影しています。

マミチャジナイ 待ち人来たらず?

2024年05月19日 | ツグミの仲間

5月上旬に出逢ったマミチャジナイ (眉茶鶫)

草地で採食していたのですが、私の気配に気づいたのか枝に飛び移りました
そのまま姿を消してしまうのか~と思いつつ観察していると
奥のベンチに飛びのって なにやら思案気な顔つき
この公園でだれかと待ち合わせしているかのようでした






マミチャジナイは、夏に中国やロシアの東部で繁殖し、秋になると東南アジアへ南下し越冬するとのこと。
日本では主に渡りの途中に飛来する旅鳥ですが、西日本では少数の個体が越冬しています。
この写真のマミチャジナイ♂も
待ち合わせの相手とともに、無事に繁殖地へ辿り着いて子育てにいそしんでいることでしょう。










マミチャジナイ (眉茶鶫)全長31㎝ Eyebrowed thrush
スズメ目スズメ科ツグミ属

◆マミチャジナイ e-Bird
https://ebird.org/species/eyethr


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マミチャジナイ 旅の途中で

2024年05月12日 | ツグミの仲間

マミチャジナイ(眉茶鶫) 渡りの際に中継地として日本に立ち寄り旅鳥です
西日本では一部の個体が越冬することもあるそうですが、
マミチャジナイの多くは春と秋だけに、日本各地に姿を見せます

GW中の早朝に 近場の公園で探鳥してマミチャジナイに会うことができました
椿の花が散り落ちた地上や朝露の残る草地でひっそり採食していました












マミチャジナイ (眉茶鶫)全長31㎝ Eyebrowed thrush
スズメ目スズメ科ツグミ属



◆日本野鳥の会 BIRDFAN マミチャジナイ
https://www.birdfan.net/turdus_obscurus/

◆森と水のさと 秋田 マミチャジナイ
http://www.forest-akita.jp/data/bird/67-mami/mami.html


昨日5月11日は世界渡り鳥の日 
繁殖のため南から日本に渡ってくる「夏鳥」 
北方から越冬のため日本に渡ってくる「冬鳥」
5月10日から16日は愛鳥週間です。
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畑にツグミ

2024年05月03日 | ツグミの仲間

刈り入れの終わった畑に一羽のツグミ(鶇)
だるまさんがころんだ 
速足で数歩歩いて ピタッと立ち止まる独特な動き

キミも早く仲間と合流して繁殖地へ渡っていかないと











ツグミ(鶇)Dusky thrush 全長約24㎝ 
スズメ目ツグミ科ツグミ属


◆e-bird  ツグミ
https://ebird.org/species/dusthr2/


ヒバリもどこかの草陰に巣を構えているようでした。
ヒナが巣立つまで、耕運機が入らないことを願っています。





ヒバリ(雲雀) Skylark 全長約17㎝ 
スズメ目ヒバリ科ヒバリ属



今日も最後まで見て下さってありがとうございました。


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シロハラ クロツグミもいたけれど~

2024年04月26日 | ツグミの仲間

早起きして地元の公園へ探鳥に出かけました
クロツグミ(黒鶫)のさえずる声が早朝の林に響きます

声を頼りに探すのですが、その場にいるのはなぜかツグミ♂
「ツグミのさえずる声はクロツグミとそっくりなのだろうか?」
首を傾げながら探鳥を続けると、謎が解けました!
ツグミがクロツグミを威嚇して追いかけまわしていたのです
(冒頭の写真、手前にぼんやり写るもの、ツグミの翼だとおわかりいただけるでしょうか)
写真はダメダメでしたが、興味深い場面を観察できた朝でした


安定のシロハラ(白腹)





積もる落ち葉をひっくり返して虫を探して捕食します。



  

じっと佇んでいたので露出を変えて撮ってみました。
どちらの写真がよりシロハラらしく写っているでしょうか?




シロハラ(白腹) Pale Thrush  全長約24㎝ 
スズメ目ヒタキ科ツグミ属


◆e-bird シロハラ
https://ebird.org/species/palthr1?siteLanguage=ja



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ツグミ 旅立ち前に

2024年04月25日 | ツグミの仲間

背筋をピンと伸ばしてたたずむツグミ(鶇)を見つけました

ちょこちょこ歩いては立ち止まるユニークな動き方
ひとりで「だるまさんがころんだ」をしている子どものよう
すでに繁殖地へ向けて旅立った仲間が多い中
悠々自適にふるまうツグミにしばし見入った朝でした












ツグミ(鶇)Dusky thrush 全長約24㎝ 
スズメ目ツグミ科ツグミ属


◆e-bird  ツグミ
https://ebird.org/species/dusthr2/


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ツグミ・シロハラ 旅の途上か

2024年03月30日 | ツグミの仲間

ツグミ(鶇)シロハラ(白腹) ともに今季は数が少なく感じていましたが
繁殖地へ戻る春の渡りが始って ようやく姿を見る機会が増えました




レンジャクを探している時、クロガネモチの枝の奥に鳥影が・・・
じっと目を凝らすと一羽のツグミの姿が









薄暗い場所を好んで採食するシロハラ







シロハラ(白腹) Pale Thrush  全長約24㎝ 
スズメ目ヒタキ科ツグミ属


◆e-bird シロハラ
https://ebird.org/species/palthr1?siteLanguage=ja

ツグミ(鶇)Dusky thrush 全長約24㎝ 
スズメ目ツグミ科ツグミ属

◆e-bird  ツグミ
https://ebird.org/species/dusthr2/


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ツグミと落羽松の気根

2024年03月07日 | ツグミの仲間

ツグミ(鶇)がラクウショウ(落羽松)の根元で採食していました
ラクウショウは別名・沼杉とも呼ばれ 池や湖沼、湿地など水辺に林立します

茶色い竹の子のような不思議なものは、ラクウショウの気根(きこん)
湿地では根から地中の酸素を吸えないため、気根を地表に伸ばして呼吸するそうです






根元には赤茶色のラクウショウの落ち葉が積もっています。
ツグミの好物の虫も葉の中に隠れていそうですね。








ツグミ(鶇)Dusky thrush 全長約24㎝ 
スズメ目ツグミ科ツグミ属

◆e-bird  ツグミ
https://ebird.org/species/dusthr2/


◆ラクウショウ    森と水の郷 あきた 
http://www.forest-akita.jp/data/2017-jumoku/177-raku/raku.html



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木の実を食べるツグミ・シロハラ

2024年02月26日 | ツグミの仲間

ツグミ(鶇)がムクノキの実を食べていました。見上げるほどの高木です
ひょいひょいと黒い実をついばみ 次々と丸飲みにしていきます
今季はツグミの仲間が少ないシーズンでしたが
2月も半ばを過ぎるてようやく見られる数が増えてきました








ツグミ(鶇)Dusky thrush 全長約24㎝ 
スズメ目ツグミ科ツグミ属

◆e-bird  ツグミ
https://ebird.org/species/dusthr2/


同じくシロハラ(白腹)も今季は少なく、初めて写真を撮ることができました。


草の間から、小さな丸い種のようなものを見つけ出して食べていました。





シロハラ(白腹) Pale Thrush  全長約24㎝ 
スズメ目ヒタキ科ツグミ属


◆e-bird シロハラ
https://ebird.org/species/palthr1?siteLanguage=ja



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シロハラ 雌雄の違い

2023年05月03日 | ツグミの仲間

5月に入ってシロハラの姿が見られなくなりました。
いつの間にか、繁殖地へ向けて旅立っていったようです。

4月に撮影したこのシロハラは、椿の樹下の日陰でさえずっていました。
シロハラの歌は想像していたよりも ずっと明るく澄んだ歌声でした。

喉のあたりが白いので、この個体はメスのようです
「メスもこんな大きな声でさえずるのか」と意外に感じながらシャッターを切りました。




このブログではシロハラの雌雄について書くことは少ないのですが、この機会に。
シロハラは雌雄とも似ていていますが、↑上の写真のように メスは喉元が白いです。

いっぽう ↓ オスの喉元は黒っぽく、頭部も濃い黒灰色です。





上の二枚とは別個体ですが、こちらもオス


秋冬には、第一回冬羽の個体も混じっているので 
喉元が白と黒灰色の斑っぽい個体も見かけます。
そんなケースは「雌タイプ」とお茶を濁しておきます。

これも若鳥のように見えますが、
春先でここまで黒っぽくなっているとオスの可能性が高そうですね・・・?

シロハラ(白腹) Pale Thrush  全長約24㎝ 
スズメ目ヒタキ科ツグミ属


◆シロハラ バードリサーチさえずりナビ
https://db3.bird-research.jp/saezuri/birdsong/detail/87


◆e-bird シロハラ
https://ebird.org/species/palthr1?siteLanguage=ja


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シロハラ 大胆不敵?

2023年04月11日 | ツグミの仲間

そろそろ各地から夏鳥飛来の報も届きはじめましたが
冬鳥のシロハラは堂々と日本の春を闊歩しています。

ツグミやシメは、人目を避けるように行動していますが、
大胆なシロハラたちは、落ち葉を蹴散らして虫を捕食しています。
黄色い輪に縁どられた勝ち気そうな目でこちらを見返してきます。
















シロハラ(白腹) Pale Thrush  全長約24㎝ 
スズメ目ヒタキ科ツグミ属


◆ e-bird シロハラ
https://ebird.org/species/palthr1?siteLanguage=ja


明日は大規模な黄砂の飛来が予想されていますね。
コロナ禍で黄砂やPM2.5の健康被害の怖さが薄れた感がありますが、
出来れば屋内、体内に取り込みたくない有害物質です。
明日の洗濯物は室内干しになりそうです。

今日も最後まで見ていただきありがとうございました。
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止まった!走った!ツグミ!

2023年04月03日 | ツグミの仲間

「だるまさんがころんだ」
ピタッと立ち止まって走り出す~を繰り返すツグミ
背筋を伸ばして静止する瞬間を狙ってシャッターを切ります。






どれも似たような写真になってしまうので
走るツグミの撮影にもチャレンジしてみました。







いずれも同じツグミ♂なのですが、やはり動体撮影は難しいですね・・・





近所の川沿いで見かけたツグミ♀



ツグミ(鶇)Dusky thrush 全長約24㎝ 
スズメ目ツグミ科ツグミ属


午前中、郊外の公園へ名残りの桜を観に行きました。
ツグミの姿は開けた草地には一羽も見当たらず。
林の木々の上で「ツイ―ツイ―」と鳴き声がするばかり。

今日も最後まで見ていただきありがとうございました。
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トラツグミ 元気で暮らせよ

2023年03月29日 | ツグミの仲間

この冬、山間部の公園に警戒心の緩いトラツグミが越冬していました。

地面の中や落ち葉の下から次々とミミズを掘り当てます。
じっとしていると驚くほど近くまで寄ってくるトラツグミでした。

とはいえ、やはり野鳥なので人間とは安全な距離を常に保って行動しています。
その見えない防衛線を越えたり急接近すると飛んで逃げだします。

冒頭の二枚は、近寄りすぎた撮影者から逃れて
私の目前の樹上に飛んできたところです。
基本的に鳥は長い棒状の物が嫌いなので、三脚も例外ではないです。




クチバシのつけ根に立派なヒゲが生えています。


以下の写真はすべて木の幹に身を隠すようにして撮影しました。
とはいえ、トラツグミから見えなくなるほど細くも小さくもない私なのですが・・・
「どこまで近寄れるか」の判断は 主役のトラツグミに任せました。








みょーーん! ミミズと綱引き










ミミズ!獲ったで~!


トラツグミ(虎鶫)White's Thrush 全長約30㎝
スズメ目ツグミ科トラツグミ属


トラツグミも前回のルリビタキと同じく山地で繁殖している「漂鳥」です。
市街地の公園や神社の林などで姿を見られるのは冬季限定。
このトラツグミも、無事に子育てを果たして来年も元気な姿を見せて欲しいものです。
似たような写真ばかりですが、思い出深くてたくさん載せてしまいました。

いつも当ブログを閲覧して下さってありがとうございます。

生態図鑑(要約版)トラツグミ
https://db3.bird-research.jp/news/201510-no4/
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シロハラ・ツグミ

2023年03月21日 | ツグミの仲間

淡路島のおのころ島神社でシロハラに会いました。

落ち葉をかき分けて、クスノキの大木から落ちた黒い実を探して食べていました。
あまり人を恐れる様子はなかったので、神社の杜で一冬過ごしたのかもしれません。
黄色い輪に縁どられた黒く丸い目で、あまたの参拝客を見てきたのでしょうか。











シロハラ(白腹) Pale Thrush  全長約24㎝ 
スズメ目ヒタキ科ツグミ属



早春に樹上に止まるツグミは、渡りに向けて移動中のものが多いです。
旅の途中の身、慣れない場所で警戒心も高いです。





ツグミ(鶇)Dusky thrush 全長約24㎝ 
スズメ目ツグミ科ツグミ属


今日も最後まで見ていただきありがとうございました。

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ツグミ 春霞の空を見上げて

2023年03月10日 | ツグミの仲間

近所の小さな川沿いで何羽ものツグミを見かけました。
川岸は枯れた葛などがドーム状に延々と続いています。
ツグミたちは、実を隠しながら渡りに備えて移動中のようです。
川沿いなら水はもちろん食べ物も多くありそうです。




同一個体なのですが、首を縮める伸ばすとでは、シルエットがかなり変わりますね。






立ち止まってカメラを向けると、警戒心の強いツグミは草木の入り組んだ中に逃げ込みます。
こうして川沿いを上っていけば、安全に移動できそうですね。



地上には怖いイタチがいるのでご用心! 旅の無事を祈っています。



ツグミ(鶇)Dusky thrush 全長約24㎝ 
スズメ目ツグミ科ツグミ属



今日も最後まで見ていただきありがとうございました。
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トラツグミ 夜行性と言うけれど・・・

2023年02月24日 | ツグミの仲間

トラツグミは夜行性と言われていますが、
越冬のため標高の低い地域に移動してくるものは、昼間に行動することも多いです。

今回撮影したトラツグミも、午前中から正午にかけて活発に採食していました。
冷え込みの厳しい夜間より、餌となるミミズなどの動きも盛んになるのでしょうか?
トラツグミ自身も、寒さのゆるむ日中の方が体力の消耗も少なく動けるのかもしれませんね?








木の陰に隠れるようにカメラを構えて見守っていると
トラツグミの方からひょこひょこと近寄ってくることもたびたび。
動きの少ない人間に対しては、あまり警戒心を抱かない個体でした。

やはり野鳥の観察&撮影時には、追い回さず、じっくりと待つ方が得るものが大きいと感じます。






トラツグミは林の中の日陰を選んで歩きまわりますが、
時にはこうして日光の当たる所に立ち止まります。




トラツグミ(虎鶫)White's Thrush 全長約30㎝
スズメ目ツグミ科トラツグミ属


◆日中に鳴くトラツグミの声
https://www.youtube.com/watch?v=rn2uuHvuL84

◆雪の後は鵺(ヌエ)が出る  但馬情報特急
https://www.tajima.or.jp/nature/bird/184795/


今日も最後まで見ていただきありがとうございました。

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