気楽にとり(鳥&撮り)歩き

近場で身近な野鳥たちを観察しながら撮影しています。

キンクロハジロ ふさふさ冠羽

2024年02月29日 | カモ 2023年秋~

キンクロハジロ(金黒羽白) 名前の通り白と黒の羽衣 金色の目
一見地味ですが動きや表情が個性的でひょうきん
「キンちゃん」という愛称でカモ好きから親しまれています

オスの頭に特徴的な房状の長い冠羽があって
風にたなびいたり逆立ったり ユーモラス
 






黒い頭部は、日光の加減で時に濃い紫色にも見えます。


このオスは、特に冠羽がふさふさ 特に繁殖期に豊かになるのでしょうか?


冠羽が爆発状態


鬼太郎の妖怪アンテナみたい??




キンクロハジロ雄♂ 雌♀


メスは全身が茶褐色~黒褐色 短い冠羽があります。



キンクロハジロ(金黒羽白)Tufted duck 全長40~47㎝
カモ目カモ科ハジロ属


◆キンクロハジロ e-bird
https://ebird.org/species/tufduc/



今日も最後まで見て下さってありがとうございました。
ミコアイサシリーズもぼちぼち続けていきますので
よろしくおつきあい願います。
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ミコアイサが近くに泳いできたよ!

2024年02月28日 | カモ 2023年秋~

渡り旅の途上のミコアイサ(巫女秋沙)

オスたちは空腹らしく ひんぱんに潜水を繰り返していました
カワウたちが漁をする岸の近くに魚が多いと悟ったようです
渡りの途中では、こうして留鳥たちの行動を手本にするのでしょう




長旅に備えて体に脂肪を蓄えているらしくふっくら体型に
顔はしもぶくれ気味に。 つきたてのお餅を連想させます。











このオスは冠羽の前方が茶色っぽくなっていました。
汚れなのか?幼羽のなごりなのでしょうか?








ミコアイサ(巫女秋沙) Smew 全長約43cm
カモ目カモ科アイサ属

◆ミコアイサ e-bird
https://ebird.org/species/smew/


今日も最後まで見て下さってありがとうございました。
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ミコアイサ 接近遭遇!

2024年02月27日 | カモ 2023年秋~

思いがけずミコアイサ(巫女秋沙)に出逢いました
越冬期には確認できなかった近場の池に数羽の小群が
北帰行の途中で羽休めに立ち寄ったものと思われます

もっとよく見える位置へ移動している途中
ふと水面を見ると一羽のオスが水中から浮上してきました








この直後、ミコアイサは再び潜水
しばらく潜っていた後 再浮上 泳いで遠ざかったいきました。










ミコアイサ(巫女秋沙) Smew 全長約43cm
カモ目カモ科アイサ属

◆ミコアイサ e-bird
https://ebird.org/species/smew/



曇天で水面は鈍色ですが至近距離からたくさん撮影することができました。
何度かに分けて投稿しますのでよろしくおつきあいください。
いつも当ブログを閲覧して下さってありがとうございます。
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木の実を食べるツグミ・シロハラ

2024年02月26日 | ツグミの仲間

ツグミ(鶇)がムクノキの実を食べていました。見上げるほどの高木です
ひょいひょいと黒い実をついばみ 次々と丸飲みにしていきます
今季はツグミの仲間が少ないシーズンでしたが
2月も半ばを過ぎるてようやく見られる数が増えてきました








ツグミ(鶇)Dusky thrush 全長約24㎝ 
スズメ目ツグミ科ツグミ属

◆e-bird  ツグミ
https://ebird.org/species/dusthr2/


同じくシロハラ(白腹)も今季は少なく、初めて写真を撮ることができました。


草の間から、小さな丸い種のようなものを見つけ出して食べていました。





シロハラ(白腹) Pale Thrush  全長約24㎝ 
スズメ目ヒタキ科ツグミ属


◆e-bird シロハラ
https://ebird.org/species/palthr1?siteLanguage=ja



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シメ 樹上でモグモグ

2024年02月25日 | アトリの仲間 2023年~

曇り空のもと林内を散策していると パラパラと音を立て何かが地上に落ちてきます
「雨が降り出したのだろか?」と思いながら見上げると 樹冠のあたりに鳥影が

コロッと丸い体に太くて丈夫なクチバシ シメ(鴲)です
十羽ほどの群が次々とラクウショウの硬い実を割ってムシャムシャと食べています










ラクウショウの実は硬い殻に被われていますが、シメは丈夫なクチバシで楽々と割って中身を食べています
目先の黒いのが雄♂ 色が淡いのが雌♀ いずれも食いしん坊で食欲もりもりのシメたちでした。
















一瞬だけ太陽の光が差してシメの羽色がきれいに写りました。




シメ(鴲) Hawfinch  全長約18㎝
スズメ目アトリ科シメ属


◆シメ e-bird
https://ebird.org/species/hawfin?siteLanguage=ja



今日も最後まで見て下さってありがとうございました。
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早春の花々

2024年02月25日 | 花や昆虫 2023~

昨日は久しぶりに雲間に青空が見えたので撮影に出かけました
寒い一日でしたが 草木は春を感じて花を咲かせていました

まずはアカバナマンサク
紅く色づいた枯れ葉のような なんとも個性的な花ですね





マンサク





ネコヤナギ


明け方まで続いた雨でしっとり湿っていました。




ミツマタ


黄色い手毬のような集合花 むかしは「さきくさ」と呼んでいたそうです。




ラッパスイセン


うつむいて咲く 恥ずかしがり屋さん




紫色の葉ボタン ひときわ鮮やかでした。





アセビも咲き始めています



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今宵はスノームーン

2024年02月24日 | つきあかり

今夜は満月。2024年中で「地球から最も遠い位置の満月」
地球から観測したときに最も小さく見える満月なのだとか

いま戸外に出て東の空を見上げるとけぶるような朧月夜です
中空に浮かぶ満月は こころもち小さくかわいらしく見えました




今年の梅の開花は例年より早く 既に盛りを過ぎている木もあります。
このところの雨続きで撮影に出られないので過去に撮った梅とメジロを載せますね。





メジロは花蜜や木の実など甘いものが大好物の小鳥です。
身軽なメジロは花から花へ飛び交い、アクロバティックな姿勢で蜜をなめて回ります。








指折り数えてみたら あなたが他界して半年が過ぎようとしています。
あなたと出会ったことで 私の世の中を見る目が大きく変わりました。

あなたともっといろいろな事を語り合いたかった、折につけそう思います。


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婚姻色のアオサギ

2024年02月23日 | アオサギ

繁殖期を迎えアオサギ(青鷺)たちが婚姻色に変わっています。
目先の色は青く クチバシは紅色になり、目も充血して赤くなります。

アオサギの婚姻色はつがいを形成する時期がもっとも鮮やか
子育てをはじめる頃にはだんだんと普段の色に戻っていきます




冒頭の写真から三枚は アオサギA 通称・ふさふさ


参考:1月中旬に撮影した アオサギA 
 見比べるとクチバシは黄色 目先は白っぽい色
 首の周囲の羽毛が冬毛の淡い葡萄色  ↑ 上の三枚では白っぽく変わっています




別個体 アオサギB 仮称・すみっこ
 足の赤が目立ちます




目元の藤色とクチバシの紅色も鮮やか







別個体のアオサギ
 目元の藤色の濃さが際立って黒っぽく見えます。
 普段は黄色い眼が血走って赤く見えます。






コロニーの大木を見上げるとペア相手を決めて営巣を始めたアオサギの姿も
目元やクチバシの色はあせて 通常の色に戻りつつあります。

巣の真下はいつフン爆弾が落ちてくるかもしれず 早々に立ち去りました。


アオサギ(青鷺、蒼鷺)Grey heron 全長約95㎝
ペリカン目サギ科アオサギ属

◆アオサギ e-Bird
https://ebird.org/species/graher1?siteLanguage=ja



婚姻色のアオサギを探すなら、今でしょ!
とは思うのですが、連日の雨続きで探鳥に出るのもままならず・・・

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ズグロカモメ 蟹を食う

2024年02月22日 | カモメの仲間

大河の河口付近にズグロカモメ(頭黒鴎)が越冬しています

この地に滞在する最大のお目当ては大好物のカニ 
このズグロカモメはかなり大きなカニを獲りました
大きな甲羅にハサミ さすがに食べるのに苦労している様子です








ぽとん と地面にカニを落としました。


あれれ?大きすぎて食べられないのかしら?
そう思った矢先、ガバッと口に入れてアッという間に飲み下しました。
喉のあたりがカニでふくらんでいます。



何ごともなかったようにすました顔
ハサミも足ももぎ取らず丸飲みにしてしまうのですね。


食後、河に入って顔を洗っていました。



ズグロカモメ(頭黒鴎) Chinese black-headed gull 全長約32㎝
チドリ目カモメ科カモメ属

◆ズグロカモメ e-Bird  
https://ebird.org/species/saugul2?siteLanguage=ja


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ヒレンジャク選集

2024年02月21日 | レンジャク

今回は過去の撮影分からヒレンジャク(緋連雀)
キレンジャクによく似ていますが、尾の先端が黄色ではなく赤(緋色)です

英名=Japanese Waxwing の通り日本を含む極東の限られた地域にのみ分布
世界的に見るとヒレンジャクの方が数が少なく珍しい存在とのことです






前回のキレンジャクをふくむヒレンジャクの群
熟したクロガネモチの実を食べつくすまでこの地に滞在しました










木の実を食べつくした後 水中から羽化した羽虫を捕食し始めました。
タンパク質を補給して渡りや繁殖のエネルギーにするのでしょう。







ヒレンジャク(緋連雀) Japanese Waxwing 全長約18㎝
スズメ目レンジャク科レンジャク属

◆ヒレンジャク e-bird
https://ebird.org/species/japwax1/


※ 今回掲載の写真は数年前に撮影したものです。
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キレンジャク選集

2024年02月20日 | レンジャク

風になびく冠羽 黒い目元のライン カラフルな羽色 
レンジャク類はエキゾチックで魅力的な冬鳥です

今年はレンジャクの渡来数も多いようですがいまだ出会えず
昨日、走行中の車の助手席からそれらしき鳥影を見たのですが
残念ながら戻って確認することができず 

過去の撮影分から お気に入りのキレンジャク(黄連雀)




熟れたクロガネモチの実を食べるレンジャクたち




ヒヨドリとツーショット



ふくらみはじめたコブシの芽とキレンジャク




レンジャクは食欲旺盛 たわわに実ったクロガネモチの実もほんの数日で食べつくされました。




熟しきった渋柿の実を食べに飛来するキレンジャク



桜の樹に止まるキレンジャク ツボミはまだ固





キレンジャク(黄連雀) Bohemian Waxwing 全長約19.5cm
スズメ目レンジャク科レンジャク属


◆キレンジャク e-bird
https://ebird.org/species/bohwax/


※ 今回掲載の写真は数年前に撮影したものです。
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タヒバリ エンゼルポーズ

2024年02月19日 | ビンズイ・タヒバリ

採食の合い間に タヒバリ(田雲雀)が翼のストレッチ 
「エンゼルポーズ」と呼ばれる愛らしい体勢も見られました
人間に例えると肩甲骨を寄せるような動きでしょうか
こうしていつでも すぐ飛び立てるよう準備をしています















タヒバリ(田雲雀)Water Pipit  全長約16㎝
スズメ目セキレイ科タヒバリ属

◆e-Bird タヒバリ
https://ebird.org/species/amepip?siteLanguage=ja



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ツリスガラを知っていますか?

2024年02月18日 | ツリスガラ

ツリスガラは(吊巣雀)主に西日本の葦原で越冬する11㎝ほどの小さな冬鳥です
繁殖地はユーラシア大陸の中緯度地域 この小さな体で海を渡る旅をするとは!

黒い過眼線が個性的でかわいらしく絵本の挿絵に登場するタヌキを連想させます

先日、4年ぶりに待望のツリスガラに逢うことができて写真撮影も叶いました




頭部が銀灰色で過眼線の黒いのは雄♂








ツリスガラの雌♀ 全体的に淡い色で過眼線が茶色です。





ツリスガラ(吊巣雀)European Penduline Tit  全長約11㎝
スズメ目ツリスガラ科ツリスガラ属


◆ツリスガラ e-bird
https://ebird.org/species/chptit1/



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ジョウビタキ 木を伐られても

2024年02月17日 | ジョウビタキ

ヒッヒッヒッ ジョウビタキ(尉鶲) の鳴き声が風にのって聞こえてきました
声を頼りに探すと 切り倒された木の枝にメスのジョウビタキが止まっています

切断された幹や枝の間を飛び回って 虫を探していたのでしょう
びゅうびゅうと吹きすさぶ北風にかき消されそうなヒッヒッヒッ
変わり果てた姿になった木を惜しんでいるかのように見えました













ジョウビタキ(尉鶲、常鶲) Daurian redstart 全長15cm
スズメ目ヒタキ科ジョウビタキ属

◆ジョウビタキ e-bird
https://ebird.org/species/daured1/


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ハクセキレイも水辺に

2024年02月17日 | セキレイの仲間

春になって水中から羽虫が羽化する時季になるとハクセキレイ(白鶺鴒)たちも水辺にやってきます
コンビニやスーパーの駐車場をテケテケと走り回るより ここの方が食べものがたくさん得られそう









耕した畑にもハクセキレイたちが集まります









ハクセキレイ(白鶺鴒)White Wagtail 全長約21㎝
スズメ目セキレイ科セキレイ属


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