気楽にとり(鳥&撮り)歩き

近場で身近な野鳥たちを観察しながら撮影しています。

コサメビタキ 秋の花々

2021年09月30日 | いろいろな鳥 撮りあわせ

薄曇りの日を選んで久しぶりに探鳥に出かけてみました。
今シーズン初のコサメビタキ うれしい出会いです。
ヒタキ類が三羽ほど 林の中を飛び交って虫を捕食していました。
餌場を巡ってジジジジ・・・!ジジジジ・・・!と鳴いてけん制しあっています。
地元のヒヨドリの癇に障ったのか ヒーヨ!ヒーヨ!と追い立てられてしまいました。




公園のシジュウカラはあまり人を恐れません


ツーピ・ツーピ ツーピと鳴いて梢を移動していきました。




メジロたち

曇り空の逆光なのでプラス補正してようやく顔が見えました。


二羽のチョウゲンボウ若鳥  
農業地帯の神社の杜をかすめて飛び交っていました。

今年生まれのきょうだいのように感じられました。
親鳥から独立後 二羽で支えあって暮らしているのかもしれません。


立ち寄った公園で観られた花たち

シュウメイギク (秋明菊)

咲き始めたばかり ほとんどがつぼみでした。


ケイトウ (鶏頭)

ビロードのような質感で艶やか ひときわ目を惹きました。


ナンバンギセル(南蛮煙管)

『万葉集』にも登場する一年草 寄生植物で日本では主にススキに寄生するそうです。
▼みんなの趣味の園芸
https://www.shuminoengei.jp/m-pc/a-page_p_detail/target_plant_code-564




シロバナサクラタデ(白花桜蓼)

池のほとりにひっそり咲いていました。


タマスダレ(玉簾)

きっぱりと白く 一輪だけ咲いていました。


ヤブラン(藪蘭)

やさしい薄紫色の小花が連なって


センニチコウ(千日紅)

長期間色あせないことから千日紅の名が。
丸くて白い花の中に 白化した小さな花蜘蛛・・・


クロガネモチ(黒鉄黐 )

冬になって真っ赤に色づいたら レンジャクたちが食べにやってくるでしょうか
この冬も渡って来てくれると嬉しい冬鳥です。


最後まで見ていただきありがとうございました。

コメント (16)
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ビックリ!仰天!ペリカンの大あくび?

2021年09月29日 | 鳥のトリビア

淡路島のイングランドの丘に遊びに行った時のこと
飼育舎の中のペリカンを撮影していると 突然 大きなくちばしをカパッと開けました。
うわぁ~大きなあくび? 裂けそうに開かれたクチバシ!大迫力です。
ペリカンの下クチバシには大きなのど袋がついています。
じっくり観察するチャンス!ところが、予想外の姿に大変身!










まるで体内からエイリアンが正体を現したような??
撮影を続けながらも 驚きの連続でした。
のど袋が裏返って のどの奥や舌まで見えている状態?
のど袋は まるで蛇腹のように柔軟に伸びたり縮めたり出来るようですね?



大あくび? もしくは のどのストレッチを終えてスッキリ? 
何事もなかったように 涼しい顔のペリカンさんでした。



ペリカンの大きなのど袋は獲物の魚をすくいとる網のような役目をします。
のど袋には14リットル (大パックの牛乳14本) もの水が入ります。


水といっしょに豪快に魚を捕らえ、水だけを排出して魚を丸飲みして食べるそうです。
このペリカンは 池で飼われている大きくて立派な鯉をのど袋にとらえてしまいました。



神戸花鳥園と呼ばれていたころ、この池に大きな鯉を何匹も飼っていました。
「神戸どうぶつ王国」としてリニューアルされてから鯉は屋外の池に移されたのですが
初期にはまだ池に残っていて ペリカンの狩りの標的になっていました。
この写真の鯉は無事に解放されたのですが、不運にも食べられてしまった鯉もいたかもしれませんね…



モモイロペリカンは鳥には珍しく集団で狩りをするそうです。
魚の群を見つけると、大きなくちばしを揺らして魚を追い立て輪になって囲い込み
だんだんと輪をせばめて魚を中心に集めたところで全員がクチバシですくいとるそうです。

この写真は群の連携で狩り、ではなく、一匹の魚をめぐる争奪戦でした。



背後から褐色の翼のペリカンに食いつかれて クチバシが二重になって見えます。
仲間割れの大騒動のおかげで、この鯉は無事にのど袋から脱出できました。




翼に褐色の羽が目立つペリカンは幼鳥や若鳥です。
この子たちもいまではすっかり白い羽に変わり立派な大人に成長しました。
※ 今回の魚争奪戦は2014年10月に撮影しました。



モモイロペリカン(Great White Pelican) 全長約160cm 体重10kg
ペリカン目 ペリカン科 ペリカン属

大きなオスだと全長170cm以上体重は15kgになるものもいるそうです。

▼日本平動物園  モモイロペリカンの詳しい解説が閲覧できます。
https://www.nhdzoo.jp/animals/naka.php?animal_uid=168


アメリカ合衆国ルイジアナ州の愛称は Pelican State(ペリカンの州) 
ルイジアナ州 の旗と紋章にペリカンがデザインされています。


ルイジアナが「ペリカンの州」と呼ばれるようになったのは、
初代のルイジアナ総督のウィリアム・クレイボーン( William C.C. Claiborne)が、
周辺に生息するペリカンの親鳥が、飢えた自分の子のために自らの肉を裂いて
餌として与えているのを見て感動しシンボルとして採用したことによる、そうです。
州の鳥として愛されているのはカッショクペリカンとのことです。


アメリカンバスケットボールリーグ(NBA)のチーム ニューオーリンズ・ペリカンズも
ペリカンをチームの紋章やマスコットに採用しています。



参考:ルイジアナ州(Louisiana: LA)
    アメリカ大陸30000km -アメリカ・カナダ・メキシコの地理とドライブ旅行情報
http://www.tt.em-net.ne.jp/~taihaku/geography/state/louisiana.html


最後まで見ていただきありがとうございました。

コメント (6)
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ペリカンってやつは

2021年09月28日 | 動物園や花鳥園
ペリカンという鳥が苦手でした。

野生のペリカンがあの大きなクチバシで他の鳥のヒナや卵を丸飲みする姿をテレビで観た時、
拒否反応にも似た強烈な先入観が出来上がってしまいました。

しかし神戸どうぶつ王国でペリカンを観たり撮ったりしているうちに
ようやく この鳥のことが分かってきたように思います。






「モモイロ」と名前がついていますが、繁殖期以外の体色はほぼ白色。
英語ではホワイトペリカン(白いペリカン)です。
たた「白桃」の色と似ているような気もしますね?




神戸どうぶつ王国の人気アトラクション「ペリカンフライト」




池をステージに、目の前をペリカンたちが一斉に飛ぶ「ペリカンフライト」は大迫力!





仲間どうしの絆の深さを感じるこんな場面も




穏やかな顔つきで羽のお手入れ









孵化後間もないペリカンの赤ちゃんには羽が生えておらず 赤黒い色をしています。
やがて黒褐色のヒナ羽におおわれ、成長するにしたがって羽が白っぽく変わっていきます。

3~4年かけて立派な大人のペリカンへと成長していきます。 
東武動物公園のHPによると、ペリカンは長生きで、記録では54年も生きたものもいるそうです。

↓ 下のリンク先で黒いヒナの動画が見られます。

◆ペリカンのヒナ:生後一か月(多摩動物公園)Pelican Chicks
https://www.youtube.com/watch?v=wWHIkLLxr_4


モモイロペリカン(Great White Pelican) 全長約160cm 体重約10kg
ペリカン目 ペリカン科 ペリカン属

大きなオスだと全長170cm以上体重は15kgにもなるそうですよ。


最後まで見ていただきありがとうございました。
次回は、ペリカンの象徴でもあるあの大きな「のど袋」に関する特集です。
コメント (6)
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秋桜

2021年09月27日 | 花や昆虫 2020~

コスモスは秋の風物詩のひとつ 
あちこちで風に揺れるピンク色や白の花が見られます。

意外なことに南米原産 日本には明治時代に持ち込まれた外来種だそうです。
「秋桜」という漢字表記も広まって 日本の秋の風景にすっかりなじんでいます。 















ヒメアカタテハ
●昆虫エクスプローラー
https://www.insects.jp/kon-tyohimeaka.htm


ヤマトシジミ
●昆虫エクスプローラー
https://www.insects.jp/kon-tyoyamato.htm


◆コスモス(秋桜)の花言葉|種類、特徴、色別の花言葉
https://lovegreen.net/languageofflower/p21568/

◆秋桜 山口百恵 
https://www.youtube.com/watch?v=_GrhwErRkMg


最後まで見ていただきありがとうございました。

コメント (4)
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ホオジロ!緊急事態!!

2021年09月26日 | 強く記憶に残る鳥たち

一羽のホオジロが大慌てで私の目の前に飛び出してきました。
ひどく怯えながら しきりに上空を見上げて警戒しています。

ほどなく木々をかすめるように一羽のトビが低空飛行で頭上を飛びはじめました。
なんどか梢に足を突っ込んで木の葉を散らしては 何かを狙っています。




緊張しきったホオジロは私のそばを離れようとしません。
先ほどまで近くにオスのジョウビタキも一羽いたはずです。どこへ行ったのか?と探してみると
黙々と花壇の手入れをしている作業員さんのそばの植え込みの中に身を隠していました。
前回のノビタキ同様、この時のホオジロとジョウビタキも 
人間を盾代わり、用心棒代わりにしていたのでしょう。
率直に言えば「無事に生き延びるため利用できるものは何でも利用する」鳥たちのたくましさです。

一般的に トビは死んだ魚や小動物が主食で生きた獲物を襲うことはないと言われているようですが
この時のホオジロたちの逃げまどい怯える様子からすると 小鳥を狙うことも少なくないのでは?と思えます。
私も一度だけ、トビが飛びながら小鳥の羽をむしっている所を目撃したことがあります。



小鳥たちは難を逃れ トビは何も得られず飛び去りました。
目の前のホオジロにもだいぶ落ち着きが戻ってきました。



頭上を見上げると 晴れ渡る冬の青空に数羽のトビが円を描くように舞い飛んでいました。
2015年12月初旬 淡路島の公園での出来事でした。


●知って防ごう トビとのトラブル
https://wrv-kanagawa.net/activity/event/tobi

有名観光地である淡路島でも同様にトビのトラブルが発生しています。
淡路サービスエリアには注意喚起の看板があちこちに設けらています。



観光客の食べ物目当てに集まるトビたち
島に暮らす小鳥たちもあおりを受けているのかもしれません。


ホオジロも私の好きな野鳥のひとつ
メスのホオジロにも奥ゆかしい魅力があります。




改めて見比べると ↑メスと ↓オスの顔の色にはずいぶんと違いがありますね。



ホオジロのオスとメスが仲良く寄り添うような写真を撮りたいのですが
なかなか並んでくれるチャンスがありません。この写真もかなり遠くからやっと撮りました。


ホオジロ(頬白)Meadow Bunting 全長約17㎝
スズメ目ホオジロ科ホオジロ属



ホオジロの仲間の鳥で特に印象深いのがシラガホオジロとの出会いでした。
2017年1月の撮影 
この時は望遠端250mmまでのレンズしかもっていなかったので遠く小さい写真のみです。



図鑑やインターネットで調べお尋ねした結果、メスのシラガホオジロと判明しました。



シラガホオジロ(白髪頬白) Pine Bunting 全長約17cm
スズメ目ホオジロ科ホオジロ属

ホオジロの仲間では最大種のひとつ。
数少ない旅鳥または冬鳥として北海道、本州、九州で記録されている。
和名の通り、オスの夏羽では頭頂の白さがまるで白髪のように目立つそうです。
一度でいいからオスのシラガホオジロの白髪頭を拝んでみたいものです。

最後まで見ていただきありがとうございました。
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ノビタキ 振り返えればそこに

2021年09月25日 | 強く記憶に残る鳥たち

真っ直ぐな田んぼ沿いの農道を ぶらぶら歩いていた午後のことでした。

行く手の電柱の上に チョウゲンボウが一羽 悠然と止まっていました。
やがて ふわりと飛び立ち ゆったりと風に乗るようにこちらへ飛んできます。
私の横を通り過ぎ 道沿いに立ち並ぶ遠くの電柱に降り立ちました。
飛距離は200mくらいだったでしょうか。
私は180度ほど体を巡らせ チョウゲンボウの飛翔を見届けました。

ふと振り返ると すぐ横の桜の幼木に一羽のノビタキが止まっていました。



さきほどまではいなかったはずなのに 道沿いの草むらから飛んで出てきたのでしょうか。
上空を飛ぶチョウゲンボウが怖くてたまらず 人間の側に避難してきたのかもしれません。
「人間の盾」「用心棒」 と言ったところでしょうか。小鳥に頼られて悪い気はしません。
チョウゲンボウを振り返って見ると 遠くの電柱を起点にして何度かホバリングし獲物を探しています。



ノビタキは枝に張り付いたまま首をきょときょと巡らせています。
顔に黒味が残っているのでオスのようです。
高原で繁殖を終えて 秋の渡りに備えて移動している途中だったのでしょう。



飛び去る様子はないのでテレコンをONにしたり露出を変えたり
同じような写真ばかり撮ってもなぁ と思い始めた頃 ノビタキは不意に枝から飛び立ちました。

遠くの電柱を振り返ると チョウゲンボウもどこかへ姿を消していました。
黄色いセイタカアワダチソウが風に揺れていました。
2019年10月末日の出来事でした。



行く手の電柱に止まっていたチョウゲンボウ

同じ日に同じエリアで撮影したノビタキのメス

停めた車の窓から撮影 
この後 草地沿いの路肩に駐車して歩いて探鳥  ノビタキとチョウゲンボウに会いました。


車を止めた横の草地にモズ


昨日の朝 窓の外からモズの高鳴きが聞こえてきました。
遠くかすかにギチギチギチギチ・・・この秋 初のモズの声でした。


ノビタキ(野鶲)Siberian Stonechat 全長約13cm
スズメ目ヒタキ科ノビタキ属

チョウゲンボウ(長元坊)Common Kestrel 全長33~38cm 翼開長69~76cm
ハヤブサ目ハヤブサ科ハヤブサ属

モズ(百舌鳥)Bull-headed shrike 全長約20㎝
スズメ目モズ科モズ属


最後まで見ていただきありがとうございました。

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ツツドリ幼鳥・ムシクイ

2021年09月23日 | 強く記憶に残る鳥たち

2019年10月初旬 近郊の山で出会ったツツドリの幼鳥と思われるトケン類です。
食欲旺盛で 次々と大きな毛虫やイモムシを捕食していました。

フィールドには私一人だけ ツツドリも警戒心が薄く近くの枝にゆったり止まってくれました。
余裕があったので カメラ内蔵のテレコンをONにして撮り比べてみました。 
↑ 一枚目は望遠端400mm×1.4 
  
                                      ↓ 400mm


 

↑ 400mm


↑ 400mm×1.4



胸・腹部の横斑、下尾筒の色味や細かな横斑などから 当時はツツドリと判断したのですが、
いま改めて見返すと自信が揺らいできます・・・ 昨年も今年もまだトケン類を見ていません。
やはり図鑑やネットだけでなく 実際にフィールドでじかに野鳥を観察して経験値を積まないと
識別眼は養われないものだなぁ~、とつくづく思います。


でっかいアオムシ捕まえた♩

ツツドリ(筒鳥)Himalayan Cuckoo 全長約33㎝
カッコウ目カッコウ科カッコウ属

◆バードリサーチさえずりナビ ツツドリ
https://db3.bird-research.jp/saezuri/birdsong/detail/43


カッコウと同じく他の鳥の巣に「托卵」する夏鳥  ♪ポポ ポポ ポポ♪ ・・・
と単調な鳴き声が筒を叩く音に聞こえることから名がついたという説があります。
カッコウの仲間のホトトギスの漢字表記「杜鵑」を音読みして「トケン」 
ホトトギスの仲間の鳥=カッコウ科の鳥たちは「トケン類」と呼ばれます。

センダイムシクイやメボソムシクイなどムシクイ類の巣に托卵することが多いそうです。 
13cmほどの小さなムシクイたちが全長30㎝を超えるツツドリの雛を育て上げるとは 
にわかには信じがたい話です。 



同じ日に同じ山で観られたムシクイ =エゾムシクイ


ムシクイ類の識別も難しく 苦手分野のひとつ。
トケン類と同じく観察例をひとつでも増やして識別眼を養いたいです。


センダイムシクイの特徴である頭央線がありません。
メボソムシクイなのか、エゾムシクイなのか??? こちらも自信がないので保留です。

※ 森の下のヒデびたきさん からコメント欄にて
「メボソムシクイはもう少し緑色が強いので、茶色っぽい色合いからするとエゾムシクイでは?」
  と教えていただきました。 ↑ 上の三枚の写真はエゾムシクイといたします。

チョリチョリ チョリチョリ チョリチョリとは鳴いていなかった、と当時のノートに記入
私自身も、もしかしたらエゾムシクイかもしれない?と思った記憶があります。
(メボソムシクイのさえずりの特徴= チョリチョリ チョリチョリ・・・) 
今回、ベテランのヒデびたきさんにご助言いただき、自信が持てました。
森の下のヒデびたきさん、ありがとうございました。今後とも宜しくお願い致します。



最後まで見ていただきありがとうございました。
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彼岸のハゴロモ

2021年09月22日 | 花や昆虫 2020~

黄色いヤブツルアズキの花を撮っていると 小さな茶色い虫に気がつきました。
蛾の仲間のような形ですが 実はカメムシ目 ハゴロモ(羽衣)の一種のようです。

カメムシの仲間ですが、臭い匂いを出すことはないそうです。
二枚の大きな翅が目立ちますが 跳ぶように移動するとのこと。
はじめに見つけた一匹が 突然 視界から消えた謎が解けました。



葉の下方に茶色いシャクトリムシ(尺取り虫)の仲間も


顔をよく見るとセミに似ているような・・・? 植物の汁を吸うそうです。


二匹が重なっていました。雌雄のカップルでしょうか?

※昆虫エクスプローラーの管理人さんよりSNSを通じて
「ヒメベッコウハゴロモ」と教えていただきました。
ご親切にありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします。
貴重な昆虫情報満載のHPをリンクしていつも活用させていただいています。


昆虫エクスプローラー
https://www.insects.jp/konbunhanhagoromo.htm

●ヒメベッコウハゴロモ
本州、四国、九州、南西諸島に分布
広く分布するも個体数の少ないハゴロモの仲間 
(ネットに掲載された写真の撮影地を見ていくと西日本に多いようです)
ベッコウハゴロモに比べて一回り小さいのでヒメの名が。
イネ科の植物の汁を吸うそうです。
(交尾中のメスオスを見つけたのもススキの葉の上でした)

   ※参考:広島大学デジタル自然博物館 広島県のヒメベッコウハゴロモの解説ページ

虫撮りデジカメ日記
http://kisar.sakura.ne.jp/insects/820himebekouhagoromo.html

幼虫時代にはロウ状物質を分泌する種類が多く、なんとも不思議でユーモラスな外見だとか。
いつか探し出して じっくり観察して写真におさめてみたいです。 ↓ 下のリンク先参照

ハゴロモの仲間まとめ 羽衣図鑑
https://insect.design/curation/hagoromononakamamatome



ヤブツルアズキ (藪蔓小豆)




三河の植物図鑑
https://mikawanoyasou.org/data/yabuturuazuki.htm

参考:ノアズキ(野小豆)  2018年9月撮影

黄色いバラのつぼみのようにクルッと巻いた不思議な形の小花。



カメムシの仲間

午後から出かけたのでホシアサガオの花はどれも閉じていました。



ハグロトンボ (羽黒蜻蛉)

側溝にたまった落ち葉の上で ゆっくりと翅を閉じたり開いたり
翅に光沢がなく地味な色をしていたのでメスだろうか?と近づいたら飛び去ってしまいました。

昆虫エクスプローラー
https://www.insects.jp/kon-tonbohaguro.htm

イヌホオズキ (犬酸漿・犬鬼灯)


Familiar Flowers 2  イヌホオズキ類3種の見分け方
https://sc-familiarflowers2.hatenablog.com/entry/%3C%E6%AF%94%E8%BC%83%3E_%E3%82%A4%E3%83%8C%E3%83%9B%E3%82%AA%E3%82%BA%E3%82%AD%28Solanum_nigrum%29_%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E3%82%A4%E3%83%8C%E3%83%9B%E3%82%AA%E3%82%BA%E3%82%AD%28S__ptych



ヒガンバナ(彼岸花)


本来の目的はヒガンバナ 今年は開花が早くすでに白っぽく変わった花が多かったです。
まだ巨大マッチ棒のようなつぼみもチラホラ見られました。



今年の秋のお彼岸は9月20日(月・祝)~9月26日(日)
「秋分の日」を中日として前後3日間、合計7日間が「お彼岸」の期間とされています。
明日、9月23日(木)は秋分の日の祝日。天気予報では秋晴れの一日になりそうです。
またのんびり近場を回ってみようかなぁ。

最後まで見ていただきありがとうございました。


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近くのお山もいいもんだ

2021年09月21日 | 花や昆虫 2020~

サルスベリは漢字で「百日紅」 その名のとおり初夏から秋までの長く花を咲かせます。
花期は7月から10月とされているので もうあと一ヶ月くらいは楽しませてくれるでしょうか。
白や赤もありますが 私はやわらかな雰囲気のピンク色の花に惹かれます。
紫のサルスベリもあるそうですが 私はまだ見たことありません。





クロウリハムシ


7mmほどの小さな甲虫です。
↓ かじり取った葉っぱの切れはしが落下する瞬間が写っていました。



「カラスウリ類の葉を好んで食べる」とのこと
地上をはうように伸びるツル・葉の形から「何の植物だろう?」と眺めていました。
思いがけず小さな虫に「カラスウリ」だと教えてもらったような気がしています。


昆虫エクスプローラー
https://www.insects.jp/kon-hamusikurouri.htm


ポントクタデ (凡篤蓼)


ハナタデ(花蓼)に似ていますが、花序の先が下向きに伸びていたのでポントクタデと判断。



↓ 細長い葉 特に葉先が鋭く尖り気味に見えました。



三河の植物観察
https://mikawanoyasou.org/data/bontokutade.htm



アオキ

常緑樹のアオキ 日陰でもつやつや色の良い葉が目を惹きました。美しい斑入り

みんなの趣味の園芸
https://www.shuminoengei.jp/m-pc/a-page_p_detail/target_plant_code-881


ミズヒキ



センニンソウ(仙人草)

十字形の花びらに見える白色の萼片が4枚

三河の植物観察
https://mikawanoyasou.org/50on/wamei-data.htm


キツネノマゴ



オオシロカラカサタケ


遠くから見て 白いボールが転がっているのかと思いました。
愛らしい見た目ですが 毒キノコ かなり強い毒性があるそうです。



キノコ図鑑
https://kinoco-zukan.net/ohshirokarakasatake.php


これまで植物園や六甲山系に出かけて撮影していたような植物が 
思いがけず郊外の小さな山に自生していることに気がつきました。
これを機会に 身近なところで植物や昆虫たちを探してみたいと思います。
「近くのお山もいいもんだ ♪ 」


最後まで見ていただきありがとうございました。

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サメビタキ エゾビタキ

2021年09月20日 | 強く記憶に残る鳥たち

今回の主役は サメビタキ(鮫鶲)Dark-sided flycatcher

ヒタキ科の鳥たちの採餌の特徴はズバリ「フライングキャッチ」!
英名の「~~~Flycatcher」はその採餌の方法に由来しています。
木の枝先から飛んでいる昆虫類を見つけて、飛び立ち、あっという間に捕食する様子は、神技のようです。
枝になっている木の実をホバリングキャッチしながら器用にクチバシでもぎとって食べることもあります。

虫探しに都合の良いお気に入りの枝に何度も繰り返し止まるので、シャッターチャンスも生まれやすいです。




4枚とも同じ個体ですが光の加減でかなり体色が違って見えます。 2019年10月に撮影
どの写真でも視線は私にむけられず、虫探しに集中していることがわかります。





サメビタキ(鮫鶲)Dark-sided flycatcher 全長約14cm
スズメ目ヒタキ科サメビタキ属

◆バードリサーチ さえずりナビ サメビタキ
https://db3.bird-research.jp/saezuri/birdsong/detail/106


夏鳥として日本に渡ってくるコサメビタキとサメビタキ、姿かたちも鳴き声もよく似ていて識別に迷います。
コサメビタキは低山で繁殖、私が探鳥に行く山でも営巣が確認されています。
私も巣立ち後の幼鳥やあどけなさの残る若鳥を六甲山系で見た経験があります。
今回の写真のサメビタキの方がずっと標高の高い森林で繁殖するそうです。


昨年2020年の秋はエゾビタキとの多くの出会いに恵まれました。
コロナ禍で思うように探鳥に出られない中、とてもありがたいことでした。
数々の貴重な場面をじっくり観察できた上に お気に入りの写真を何枚も撮れました。
その中から 未投稿の二枚を




エゾビタキ(蝦夷鶲)Grey-streaked Flycatcher  全長約15㎝
スズメ目ヒタキ科サメビタキ属

コサメビタキ、サメビタキは日本で繁殖する「夏鳥」ですが、エゾビタキは春と秋に通過する「旅鳥」です。
エゾ(蝦夷)と聞くと北海道を連想しますが もっと北のカムチャッカや千島などで繁殖するそうです

◆バードリサーチ さえずりナビ エゾビタキ
https://db3.bird-research.jp/saezuri/birdsong/detail/108



先日の記事からコサメビタキも一枚


コサメビタキ(小鮫鶲)Brown flycatcher 全長約13cm
スズメ目ヒタキ科サメビタキ属

◆バードリサーチ さえずりナビ
https://db3.bird-research.jp/saezuri/birdsong/detail/107



三種ともよく似ていて、識別に迷うこともたびたびです。
いつもお世話になっている大阪南港野鳥園記事はこちら!↓

◆コサメビタキ・エゾビタキ・サメビタキの識別~大阪南港野鳥園
http://www.osaka-nankou-bird-sanctuary.com/o.n.b.s_web/topcontents2015/samebitaki_group/samehitaki_group.html



最後まで見ていただきありがとうございました。
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「鳥獣戯画」に描かれた鳥は?

2021年09月19日 | 鳥のトリビア

日本でもっとも有名な絵巻といえば「鳥獣戯画」ではないでしょうか。

いかにも楽しそうに体をくねらせ 踊り駆け回るカエルやウサギの毛筆画
図工や社会の教科書にも載っていて、退屈な授業中にこっそり眺めていました。

まるで人間のように谷川で水遊びをしたり相撲や弓矢、追いかけっこに興じるウサギやカエル
約11メートルもの長さの絵巻に生き生きと描かれていて、今にも動き出しそうです。

「鳥獣」と題されていますが、鳥の絵を見た記憶がありません。

そこで、どんな生き物が絵巻に描かれているのか調べてみました。
甲巻に描かれた動物は11種 そのうち鳥は2種類のみ。それぞれ一羽ずつでした。
ウサギ サル カエル キツネ ネコ ネズミ イタチ シカ イノシシ キジ ミミズク 
 (シカ イノシシ ミミズクは擬人化されていません)


カエルの仏に向かってサルが読経しています。そのカエル仏の後ろの木立に1羽のミミズクが止まっています。
葉っぱを被って田楽らしき踊りに興じる二匹のカエルを見物する動物たち。その中に着物を羽織ったキジの姿が。


↓ 下記のリンク先で 「鳥獣戯画」を観ることができます。 キジとミミズクは映っているでしょうか??

国宝へようこそ 4K 鳥獣戯画 荒木飛呂彦が読み解く! 謎の国宝 「鳥獣戯画」
https://www.youtube.com/watch?v=rEwufwtqPlw


今回の記事のきっかけとなったのはNHKの特番でした。
「謎の国宝 鳥獣戯画 “楽しい”はどこまで続く?」
絵巻から飛び出した一匹のカエルと一緒に現代を旅しながら「鳥獣戯画」の謎解きに挑む構成です。
国宝「鳥獣戯画」の全貌を8Kカメラで撮影することを特別に許されたBS放送の番組です。
好評を博しNHK総合でも放送されました。 再放送の予定に気づいたら随時お知らせいたします。


栂尾山(とがのおさん) 高山寺 所蔵
https://kosanji.com/chojujinbutsugiga/


正式名称は「鳥獣人物戯画」
 甲・乙・丙・丁の4巻があり、それぞれに動物や人間たちの躍動感あふれる個性豊かな姿が描かれています。
 今回紹介した甲巻はもっとも有名でなじみが深いです。 絵巻の大きさは 縦30.4cm 全長1148.4cm
 授業で作者は鳥羽僧正と教わったおぼえがありますが、確証はなく今もはっきりしたことがわかってはいないそうです。


最後まで見ていただきありがとうございました。


コメント (4)
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コサメビタキ 木漏れ日の中で

2021年09月18日 | 強く記憶に残る鳥たち

繁殖を終えた夏鳥たちが 秋の渡りに備えて平地の公園に姿を見せる時季になりました。
旅立ってしまう前に ひと目だけでも会いたいと心がはやりますが 
変わりやすい天候の影響なのか体調が安定しないので慎重に・・・

写真のコサメビタキとの出会いは 2019年10月初旬でした。
公園の芝生広場を囲む林の一角で虫を探して飛び回っていました。
思いがけず私の近くの木の枝に止まって小首をかしげるポーズ
黒くて丸い大きな目をクリクリさせて虫を探しているところです。









ズームレンズの望遠端400mmで撮影ですが「こんなに近くていいのかしら?」と戸惑うほどでした。
私一人カメラを構えている所へ鳥の方から近寄ってきたので やましいところはないのですが
いま改めて見返しても コサメビタキのしぐさも表情もごく自然に写っています。
この写真のおかげで、無理して慌てて撮影に出かけなくてもいいかなぁと思えます。


コサメビタキ(小鮫鶲)Brown flycatcher 全長約13cm
スズメ目ヒタキ科サメビタキ属


スズメより小さなコサメビタキですが 鳴き声を頼りに探せます。
鳴き声のバリエーションが豊富でキビタキの鳴き声なども真似るそうです。

◆バードリサーチ さえずりナビ
https://db3.bird-research.jp/saezuri/birdsong/detail/107


最後まで見ていただきありがとうございました。
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「新発見!言葉でつながる小鳥たち」NHKワイルドライフ

2021年09月17日 | 野鳥雑記帳

ワイルドライフ「新発見!言葉でつながる小鳥たち」
9月20日(月) 午前8:00~9:00 60分  NHKBSプレミアム 


「ダーウィンが来た!」で5月に放送され大好評だった「鳥語講座」60分の拡大版です。

京都大学の鈴木俊貴博士が長野県軽井沢の森で行うユニークな研究に4年間密着取材。
気鋭の若手研究者・鈴木博士ご自身も思わず驚き興奮した大発見も収録されています。

シジュウカラをはじめとするカラ類と呼ばれる小鳥たちの行動を丹念に観察。
秋冬には混群となって共生する彼らの鳴き声にはそれぞれ単語や文章があり、
種を超えて「会話」していることまで最新の研究で分かってきたそうです。






私は9月13日夜の初回放送を録画しましたが、「言葉」を巧みに使う小鳥たちに驚きの連続でした。
言語能力に限らず小鳥たちのコミュニケーション能力や応用力の高さに舌を巻く思いで視聴しました。
この番組は永久保存、ディスクに焼いて我が家の殿堂入り決定!です。



特に印象に残った場面を紹介すると・・・
だましだまされ ご馳走をめぐるカラ類たちの知恵比べ?
ヘビがシジュウカラの巣を急襲!ヒナたちの運命は…? 
カラ類のヒナたちのバイリンガル教育?  
・・・などなどほかにも見どころが盛りだくさん。
   



◆ワイルドライフ「新発見!言葉でつながる小鳥たち」
https://nhk.jp/p/wildlife/ts/XQ57MQ59KW/episode/te/ZZ3R65KZJW/


鈴木俊貴 すずきとしたか(動物言語学)   @toshitaka_szk
京都大学白眉センター 特定助教 / シジュウカラとその仲間を対象に小鳥の言葉を研究中
「世界的にも学術的にも貴重な映像がてんこ盛りだと思います。」鈴木先生Twitterより


ワイルドライフ「新発見!言葉でつながる小鳥たち」
9月20日(月) 午前8:00~9:00 60分  NHKBSプレミアム 


最後まで見ていただきありがとうございました。
台風14号は九州北部に上陸へして西日本横断と予想されています。
みなさまもどうぞ暴風雨や水害にお気をつけてお越しください。


コメント (12)
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コジュケイと巡り合い

2021年09月16日 | 強く記憶に残る鳥たち

前回のオオソリハシシギとの遭遇から遡ること一ヶ月 2018年4月に出会ったコジュケイです。
現在愛用しているカメラに買い替えて間もない頃で ズームレンズの望遠端も250mmから400mmへ
前年にメジロを撮った満開の桜並木へ意気揚々と出かけました。

ところが一時間以上待っても メジロどころかヒヨドリやスズメさえも一羽も姿を見せません。
穴場でゆっくり撮影を期待していたのに、やはりCMさんの集まる所でないとダメなのか・・・?
うつむきかげんにとぼとぼ歩く帰り道 丘の中腹の草地に何かが丸くなっているのが目に入りました。


なんと!コジュケイでした。


チョットコイチョットコイという鳴き声はおなじみですが、姿を見たことはありませんでした。
予想もしなかった鳥が目の前にあらわれて 心臓はバクバク はやる気持ちを抑え撮影の機会をうかがいました。

その時の様子は当時も投稿しています。お時間のある方はご一読いただければ幸いです。
◆コジュケイと並んだ日
https://blog.goo.ne.jp/romeo135bb/e/3c3b6450aa2a5f03291df97dcfdb8779



今回は未投稿画像の中から掲載です。







2018年4月撮影

コジュケイ(小綬鶏) Chinese bamboo partridge 隊長約27㎝
キジ目キジ科 コジュケイ属


原産地は中国南部 大正時代に飼い鳥として日本に移入。
1915年に東京で飼育されていた2つがいが逸走したのが最初。1919年に東京と神奈川で放鳥され個体数が増加。
関東大震災の時にも飼い鳥が多く逸出。昭和初期から狩猟鳥として全国各地で盛んに放たれた、そうです。



◆鳥類図鑑 コジュケイ 高尾599ミュージアム
  ※チョットコイチョットコイ 鳴き声も聴くことができます。
http://www.takao599museum.jp/treasures/birds/%E3%82%AD%E3%82%B8%E7%A7%91/1008/?lang=ja

◆侵入生物データベース コジュケイ
https://www.nies.go.jp/biodiversity/invasive/DB/detail/20020.html


最後まで見ていただきありがとうございました。

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オオソリハシシギ 飛行距離最長記録更新

2021年09月14日 | 強く記憶に残る鳥たち

今回登場するのはオオソリハシシギ

鳥の飛行距離としては世界最長記録を更新している 驚異的な身体能力を持つシギです。

北米アラスカからニュージーランドまで1万2000km以上を11日間かけてノンストップで飛行したと判明したそうです。

ニューズウィーク日本版の記事から一部抜粋すると
『ニュージーランド北島のオークランドで2019年に個体識別用タグを装着された
 オオソリハシシギ20羽のうちオスの「4BBRW」が2020年9月16日にアラスカ南西部を出発し、
 アリューシャン列島を南下した後、太平洋上空、高度数千メートルを飛行し、
 11日後にオークランド近くの湾に到着した。』 そうです。
        この記事へのリンク先は最後に載せてありますのでぜひご一読を!

今回の写真は2018年5月上旬 春の渡りの際 地域の海岸に飛来した一羽のオオソリハシシギです。
港のはずれに腰を下ろしてお弁当を広げてのんびり食べていると
目の前の入り江に飛んできて 採食する姿をぞんぶんに見せてくれました。










上の5枚はいずれもノートリミング
画像サイズが異なるのはカメラの設定を変えたためです。
腰を据えて撮影できたので そんな余裕も持てる理想的な状況でした。

以下の4枚はトリミングしています。







キアシシギと一緒に採食




同じ日に同じ浜で観られたチュウシャクシギ
チュウシャクシギは警戒心が強く、近くから撮れる機会がないシギでしたが、
この時の二羽は近くまで寄ってきてくれてノートリミングでこの大きさで撮れました。



最初に登場したオオソリハシシギより数日前に同じ浜で2羽のオオソリハシシギを撮影
この2羽のうち一羽だけが居残ったのか、新たに別の一羽が飛来したのかは不明です。



日本では迷鳥とも言われるコシジロオオソリハシシギでは?との噂もありましたが
私自身は確証が持てないまま今に至ります。


オオソリハシシギ(大反嘴鴫) Bar-tailed Godwit 全長約39cm
チドリ目 シギ科 オグロシギ属

チュウシャクシギ(中杓鴫) Whimbrel 全長約42㎝
チドリ目シギ科 ダイシャクシギ属 


キアシシギ(黄足鴫) Grey-tailed Tattler 全長約25㎝
チドリ目シギ科 キアシシギ属


秋の渡りのシギたちの情報が各地から届いています。
天気予報では今日は晴れて気温も下がるとのことで探鳥に出かける予定でしたが、
残念ながら台風の影響で雨の一日に変わってしまいました。
大型の台風とのことで、被害が出ないか気がかりです。


◆アラスカからNZまで、11日間不休で1万2000キロ、渡り鳥の最長飛行記録更新  ニューズウィーク日本版
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2020/10/nz111200.php


◆浜辺のチュウシャクシギ
https://blog.goo.ne.jp/romeo135bb/e/44cf40249de533b323ff812f4162a479


最後まで見ていただきありがとうございました。

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